平岩弓枝のレビュー一覧
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哀しい女性の話が多かったような気がします。その中で、いよいよ東吾とるいの祝言の話がでました。このまますんなりといくのかなぁ。かわせみが無くなったら淋しい…。
宗太郎夫妻に女児が誕生し、周りも賑やかになりますね。宗太郎がいいお父さんです。彼は旦那さまとしても父親としても理想ですねPosted by ブクログ -
東吾に想いを寄せていた七重と宗太郎が祝言。るいの気持ちは複雑ですが、るいが身を引くことも出来ず、東吾の気持ちも変わらないのであれば、どこかで思い切ることも必要なので、良かったのではないかと思います。宗太郎の方が私は好きです。だって、東吾はまたふらふらと・・・。 るいを泣かせたくないと思いながら、何故...続きを読むPosted by ブクログ
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こういう内容だったのか…と,シリーズを読んでいる人は,すぐその世界に浸れるけど,説明が少なくて戸惑う
~「宮戸川の夕景」神林東吾の病がちな同僚・武石敬太郎の名を騙った新手の盗みは,妹・澄江が勤めていた「誰か袖」での手口と同じだ。細川家奥女中を名乗ったのは誰か。「初春弁才船」遭難した新酒番船の船頭の息...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズに慣れてきたのか、東吾とるいの甘々しい場面も気にならなくなりました^^ 早く二人夫婦になってしまえばいいのにと思いますが、東吾の兄夫婦に子どもが出来ないと無理なのでしょうね。
この巻は表題作『一両二分の女』をはじめ、『昔むかしの』『藍染川』など、物哀しい終わり方をする話が多かったです...続きを読むPosted by ブクログ -
時代物短編集。面白くないわけではないが、なんだかスッキリしない終わり方の物が多い。可哀想というか、救われない人がいるというか。しかも、後半に行くにしたがって重くなっていくようで、段々読書スピードが落ちてしまった。
うまくいかない夫婦、男女の話が多いのは、この作家の特色なのか。Posted by ブクログ -
このシリーズも安定してきたな、という印象です。東吾とるいの仲の良さも、それを周囲が温かく見守っているさまも、事件の発端も、いい意味で目に浮かび想像できる、そんな風になってきたように感じます。この巻では、これからの東吾と源三郎に何やら暗雲が…というような表現があり、今後が気になります。
印象に残った...続きを読むPosted by ブクログ -
兄弟愛をひしと感じました。つらつらーと読めてしまったので、それなりに面白かったです。わりとあっさりしているというか、突き詰めない形で話が進んでいくような印象です。展開に分かり難いところがあったけれど、それは想像力で補うことにしました(苦笑)Posted by ブクログ
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源さんにやっと春がくるのかしら、と思いきや残念な結果に…。でも、いつか源さんには幸せになって欲しいなぁ。“かわせみシリーズ”読んでいきたいと思うのですが、どうも東吾が絡んだことで、やきもちをやくるいさんが好きになれない。 凛とした芯の強い女性が好みの私としては、あまり男性に依存する女性は、ちょっと…...続きを読むPosted by ブクログ
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久し振りの御宿かわせみシリーズ。短編7編だが、メインは千春に相手が現れた事。作者も麻太郎が何とかなるまでシリーズを続けるつもりなんだろうな。ただ、やはり幕末の東吾メインの方が面白かった。明治初期も悪くはないが、子供達の時代になって人物描写、心理描写、それぞれの絡み関係が淡白になったような・・事件、内...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズも4作目になるとこなれてきて読むのが楽です。るいと東吾も相変わらず公認で仲良しで(笑)。
『人は見かけに』は、少しほっとできて良かったです。Posted by ブクログ -
シリーズ追いかけ再読。新・御宿かわせみ2巻、表題作『華族夫人の忘れもの』かわせみに逗留する華族夫人・蝶子は思いのほか気さくな人柄だが、かわせみの客に誘われ築地居留地で賭事に興じて千春を心配させる。果たしてその正体は?江戸篇最終巻で麻太郎に絡んだ新内流しの娘・お蝶が華族夫人となり再登場!かわせみの困っ...続きを読むPosted by ブクログ
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うーん、おなつが出てくるといきなりファンタジーに突入するなあ。。
まあまあ読みやすく、面白いんだけど読んだ後何も残っていない自分に気がつくww。
時間つぶしに読むのに適しているかな。Posted by ブクログ -
するすると読めてしまうけれど、残るものは少ないような…^^;
るいと東吾の二人は一緒になれないなりにも、気持ち的には安定している関係だと思います。その二人の会話とか関係性は女性作家さんならではのものがあるのかなぁと感じます。
この巻は印象に残る話があまりないように思えました。残念。Posted by ブクログ