ちっちゃなかみさん 新装版
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ちっちゃなかみさん 新装版

小説・文芸
759円 (税込)
379円 (税込) 10月22日まで

1pt

向島で三代続く料理屋・笹屋の一人娘、お京もこの正月で20歳になった。しっかり者の看板娘として店をきりもりし、今や親が手を出すすきもない。舞い込む縁談を断り、親の反対を押し切って選んだ相手はかつぎ豆腐売りの信吉だったが、あっさり断られてしまう…。しっかり者の女たち、それゆえに悲しくもおかしい。平岩作品の醍醐味、豊かな江戸人情を描いた珠玉と呼ぶにふさわしい10編を収録。

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ちっちゃなかみさん 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人情物の短編集。
    日本の時代物は海外から見れば、とても良質なファンタジーなのではなかろうか。
    面白かった。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    老舗の料亭の娘、お京は、数ある縁談を断り、出入りの豆腐屋の信吉を見初める。しかし、信吉はその気持を受け入れず、頑なに拒むのであった。ある日、こっそり信吉の店を覗きに行ったところ、小さな子供たちが信吉の家の家事を行っているではないか…。

    色々あるものの、大方が縁談の上手くいく行かないといったたぐいの短編集である。おしゃれげだからと気軽に時代物のライトノベルを書いている作家と違い、文章に安定感があるので読みやすい。

    何本有ったっけな。結構細かくて、さらには時代物特有のオチがふんわりとなって引きで締める、みたいな、現代物を読み慣れた我々にとっては、インパクトを受けにくい作品があるが、いくつかはかなり衝撃的な内容であろう。

    日本昔話のような『かみなり』もそういう作品の一本で、個人的にとても好きな作品である。

    この作家の魅力の一つが、わかりやすいが無理のない言葉の選び方であろう。ブンガク然とした、時代考証的なカチカチの文でも、あのへんとかあのへんのように「剣呑な」なんて言葉を乱打するような文でもない。さらっと「このコンビは」なんて言う言葉を入れてきたりする自然さかつ、なんでもかんでも「ちゃんすであると」なんて言うわざとらしさもない。最近そんなんばっかり読んでたな。

    長編を読んでみないとなと思うが、時代物苦手なんですよね。

    0
    2021年05月10日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃。当時お母さんが読んでいて、読みやすいから読んでみたら?と勧められて読んだ本。読みやすくて、内容も面白くて、あったかい気持ちになれたのを覚えている。

    0
    2015年07月07日

    Posted by ブクログ

    某塾が実施した小学生模試(5年生国語)に使われていたのをチラッと見て、その前後が気になり購入。
    実際に読んでみると、問題に使われていた部分からは想像できなかった”前後”のストーリーがあり、「なるほど〜そういうことだったのか」と。話の最後も想像とは違っていて(←いい意味で)一気にこの話が好きになった。
    普段はこういう類の小説はほとんど読まないのだが、これは読んでよかった。すっきり。時代を感じさせる軽快な言葉とストーリー展開が大好きになった。

    0
    2015年03月20日

    Posted by ブクログ

    読みやすい短編集でした。
    時代物が好きになりそうな一冊。
    ただ自宅での読書をおススメします。
    一話目から涙腺にきます。
    うっかり出かけのお共にしましたら電車内でハンカチ片手に…
    そして仕舞ってもまた出さなくてはならなくなるのですよ。
    気になってしまうので読み出したら止まらないし困りました。
    結婚とか家族とか深く考えさせられる一冊です。

    0
    2012年12月17日

    Posted by ブクログ

    江戸の市井の人々を
    優しいまなざしで描いた人情たっぷりの短編集。
    いつの時代も庶民は必死に生きていたんだなぁ

    0
    2011年12月10日

    Posted by ブクログ

    一話目のちっちゃなかみさんで早速ホロリ。
    短編小説は基本的に読むのが楽なので好きですが、感情移入が難しいこととかもあってなかなか・・・
    でもこれはおススメしたい一冊です。

    0
    2011年11月23日

    Posted by ブクログ

    時代小説でも読みやすい短編集。

    こどもの手を 「紅葉」 という表現が大好きです。


    時代関係なく、ひとのあったかさに触れるのはジーンときます。


    ~木が大きく枝葉をひろげて下の者をかばおうとすると、
    下の者はお日さまに当れなくて伸びようとしても伸びられない。
    程よく育ったら一人一人、根分けして一本立ちになっていく。
    お前は少々根分けするのが遅かったんだ。~
    (邪魔っけ)

    ~世の中に星の数ほど親子ってものがいる。
    だが、真実、親子と呼べるようなものは、どれほどいるものか。
    子が親を慕い、親が子の支えになって生きて行く親子なら、
    血が続いていようといまいと、俺はそれが本物の親子だと思っている。~
    (親なし子なし)


    なんとなく男性作家さんを読むことが多く、感情の起伏にそこまでつき合わされないので安定して読めますが
    この方は、女性なのに男性的なカンジで好きです。

    ただやはりこの彼女も女性なので、 結婚・出産 など人生の転機のたびに仕事(言葉)に影響が現れる気がします。

    小説の世界だけではなく、今まで接触した女性は特に一緒に仕事をしたときなど、その人生の転機が後に大きく影響しているのを感じました。

    女性作家さんの読み方の楽しみに気づけたようなかんじです

    0
    2011年06月06日

    Posted by ブクログ

    昭和36年から46年の作品です。
    もう40年前後前の作品ですが、時代小説だと何年経って読んでも色あせない感じです。

    殆どの作品の最後はハッピーエンドで終っています。
    その後を読みたくなる作品ばかりです。
    何作かはちょっとすねた??感じの終り方。
    あとがきに平岩弓枝さんを男性と思ったとありましたが、確かに男性が書いたような感じもしました。

    タイトルの「ちっちゃなかみさん」は妖精の(??)ちっちゃなおじさんを思い出してしまいました(笑)
    内容は妖精ではありません(笑)

    0
    2010年01月16日

    Posted by ブクログ

    偉い人におすすめの本を聞いたらこの本を教えてくれたので。
    難しいことばがたくさん登場するけれど、なぜか読みやすくてスルスル読めてしまう感じすごいなって思いました。
    少し前の時代の日本にも、色んなかたちの愛が存在するんだなあと感じられるお話たちでした。

    0
    2023年07月10日

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