平岩弓枝のレビュー一覧

  • 御宿かわせみ8 白萩屋敷の月

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    「御宿かわせみ」はどれも好きなのですが、この表題作の話がすきなのでこの巻にしました。東吾のお兄さんと、宗太郎先生が好きです。

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    2009年10月04日
  • 御宿かわせみ傑作選1 初春の客

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    ネタバレ

    宇江佐真理さんの髪結い伊三次シリーズを読み終え、ロスの私が手を付けたのがこちら

    長く楽しめるしね、と思いもあり
    今は施設にいる同居してた母の愛読書だったので、全巻あり手を出しやすかったのもある

    そして
    私のモットー「いつも心に文吉姐さんを!」からすると、ちょっと甘い
    いや、ストーリーも好きだし、文章も安くなく、格調高い感じがいい

    ただるいと東吾のいちゃいちゃがもぞもぞしてしまう…甘すぎるんだよね
    もちろん別物なので、同じものを求めるのは間違ってるが、伊三次と文吉のツンデレみたいな愛情表現、不破といなみ、松吉とおふさなど
    ちょっと生な表現はあっても、さっぱりしていたのが好ましかったので、まだ慣れず

    そして、今のところ東吾がちょっとスーパーヒーロー過ぎるかな

    でもこれから先が長い
    じっくり楽しみつつ(おるいの「東吾様、いやっ(と言って東吾に抱きしめられる)」みたいのにツッコミつつ)読み進めて参ります!

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    2026年09月10日
  • 御宿かわせみ23 源太郎の初恋

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    「虹のおもかげ」
    「笹船流し」
    「迷子の鶏」
    「月夜の雁」
    「狸穴坂の医者」
    「冬の海」
    「源太郎の初恋」
    「立春大吉」

    「立春大吉」では神林東吾とるいの間に待望の長子・女の子が誕生する。
    「迷子の鶏」は、そううまくいくのかという思うような発想から最後はうまくいっていて胸をなでおろす話だった。しかしながら、全体としてはやるせないちょっと怖い話だった。

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    2026年05月09日
  • 御宿かわせみ15 恋文心中

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    「雪女郎」
    「浅草天文台の怪」
    「恋文心中」
    「わかれ橋」
    「祝言」
    「お富士さんの蛇」
    「八朔の雪」
    「浮世小路の女」
    神林東吾とるいが晴れて夫婦となる話の「祝言」。ここで夫婦となったのかと感動。
    話としては、この「祝言」と「八朔の雪」と「浮世小路の女」が哀れを感じ、印象に残った。
    『可笑しくて可笑しくてたまらないように、下品に腰をゆすって笑いながら、女はすたすたと一之橋を渡って行った』には、様々な思いが去来した。
    「八朔の雪」と「浮世小路の女」は、女の哀れに感じいった。

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    2026年04月25日
  • 新・御宿かわせみ6 お伊勢まいり

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    かわせみ最初で最後の長編。
    そして、新御宿かわせみになってからずっとの事件が解決。

    正直言って、この巻で終わりにしたら良かったのでは?と思ってしまう。まだまだ書きたかったのでしょうか。

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    2026年03月30日
  • 魚の棲む城 田沼意次の大いなる夢

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    この分厚い文庫本を見た時、最後まで読み切れるか心配もあったが、内容は面白くどんどん惹き込まれていく。
    切れ者であった意次を支える幼馴染み達の存在。人徳があり、誰もが彼の魅力に取り憑かれてしまう。

    田沼意次と言えば、賄賂などの悪いイメージがあったが、この小説を読むと彼のイメージが一変する。
    この小説は男も女も惚れてしまう田沼意次に描かれている魅力的な作品だ。

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    2025年12月10日
  • 御宿かわせみ

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    御宿かわせみシリーズ第1作。
    元八丁堀の鬼同心と言われた男の娘るいと、吟味方与力を兄にもつ次男坊の神林東吾を中心として、江戸の下町情緒豊かに、人情捕物帳が展開する。

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    2025年10月19日
  • 花影の花 大石内蔵助の妻

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    残された者の回想
     大石、赤穂、浅野――いはゆる赤穂事件、忠臣蔵をつなぐものとしては、男の物語になることが多い。しかし、これは妻のりくから書いてゐる。

     りくと義弟の喜内、りくと姑のくま、りくとをばの戸世。をさない頃から家老に嫁ぐことになったりく――それが徳川の世の習慣であった――から、往時を思ひだしつつふりかへるあの頃は、切なくもあり、にぎにぎしくもあり、いつの世の人間模様も変らぬものだと感じる。

     平岩弓枝の筆は冗長を嫌って巧みだった。ちょっと人物相関が分りづらいが、とりわけ最後のしめくくりの月と星の比喩は圧巻であった。

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    2025年07月13日
  • 御宿かわせみ

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    子供の頃NHKでやっていたのを知ってはいたけど もちろん内容は知らない   
    戦前生まれの女性の作家が紡ぎだす言葉は ”還暦のおじさん” の心に沁みる  昔は良かった なんて言いたくないけど・・・ しょせん男なんて おだてりゃ木に登るし 褒めときゃご機嫌だし そのうちつけ上がって踏み外して  

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    2025年06月19日
  • 御宿かわせみ21 犬張子の謎

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    「独楽と羽子板」「柿の木の下」「犬張子の謎」「鯉魚の仇討」「十軒店人形市」「愛宕まいり」「蓮の花」「富貴蘭の殺人」

    全般的に人間の業や悲しさを感じた。「蓮の花」「富貴蘭の殺人」は一体どうしてと思わなくもない若干陰鬱さを感じる話。その中での「犬張子の謎」「十間店人形市」に関しては、悲しさも感じつつも、それならよかったと思える話に感じる。

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    2025年06月10日
  • 御宿かわせみ4 山茶花(さざんか)は見た

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    「山茶花は見た」「女難剣難」「江戸の怪猫」「鴉を買う女」「鬼女」「ぼてふり安」「人はみかけに」「夕涼み殺人事件」

    「ぼてふり安」女郎を落籍させるために娘を売る安吉。人非人といえば人非人。しかし、最後の妙な「江戸っ子」としての意地には分かるような分からないような、それでいて滑稽さもある。
    「人はみかけに」は爽快な捕り物劇だった。最後の展開は、とあるドラえもんの映画ストーリーを思い出した。

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    2025年06月10日
  • 御宿かわせみ3 水郷から来た女

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    「秋の七福神」「江戸の初春」「湯の宿」「桐の花散る」「水郷から来た女」「風鈴が切れた」「女がひとり」「夏の夜ばはし」「女主人殺人事件」

    神隠しかと思いきや次々と子どもが誘拐されて、殺されて、その事件の裏にあったある女性の悲しい人生。「水郷から来た女」には哀れさと憤りとそんな感情の混じる話だった。

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    2025年06月10日
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人

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    僕は、平岩弓枝さんは、小説家というより脚本家だろうと思っていた。しかし、この作品は、本格的な時代小説であり、サスペンスであり、恋愛小説である。何事も思い込みは禁物だと、改めて思った。

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    2025年05月25日
  • 御宿かわせみ9 一両二分の女

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    「むかし昔の」「黄菊白菊」「猫屋敷の怪」「藍染川」「美人の女中」「白藤検校の娘」「川越から来た女」「一両二分の女」
    この巻は全ての話が面白い。敢えて言うと、大河ドラマ「べらぼう」で検校の金貸しについて聞いていたので「白藤検校の娘」、そしてちょっと変わった妾の話である「一両二分の女」の二作が面白かった。

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    2025年05月13日
  • 御宿かわせみ11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人

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    「神霊師・於とね」「二十六夜待の殺人」「女同士」「牡丹屋敷の人々」「源三郎子守唄」「犬の話」「虫の音」「錦秋中山道」
    「二十六夜待の殺人」は、現代の刑事ドラマを見ているかのようだった。
    印象に残ったのは次の三つ。「女同士」のちょっとした心がけの行き違いから起きたトラブル。「牡丹屋敷の人々」は刀剣の盗みに関わるトラブル。「錦秋中山道」は漆にかぶれた商家の娘さんに関するトラブル。

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    2025年05月13日
  • 御宿かわせみ6 狐の嫁入り

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    「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「狐の嫁入り」「子はかすがい」
    ちょっとした行き違いで取り返しのつかないことが起きるのは誠にもって悲しいものだ。本作ではそのストーリーの組み立て方やちょっとしたトリックが面白い「狐の嫁入り」がとても気に入った。

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    2025年05月07日
  • 御宿かわせみ3 水郷から来た女

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    久しぶりに御宿かわせみを読んだ
    さまざまな事件を解決していく東吾と
    かわせみの女主人るい
    市井の事件は庶民の事情が絡んで
    わかりやすい

    二人の場面描写も直接的な言葉を使わず 私には好ましい
    イメージしやすく情緒がある

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    2025年05月04日
  • 御宿かわせみ32 十三歳の仲人

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    <目次>
    略

    <内容>
    お石が大工の棟梁の小源と夫婦になった。そこまでいくつかの話を織り交ぜながら「十三歳の仲人」で決着がついた。おもわずニヤニヤしながら、話を読ませてもらった。

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    2025年05月04日
  • 御宿かわせみ17 雨月

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    「尾花茶屋の娘」「雨月」「伊勢屋の子守」「白い影法師」「梅の咲く日」「矢大臣殺し」「春の鬼」「百舌鳥の琴」
    本作は全体的に後味が悪いというかやる瀬なさの残るものが多かった。標題の「雨月」に加え、「伊勢屋の子守」「矢大臣殺し」「百舌鳥の琴」が印象に残る。

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    2025年04月06日
  • 御宿かわせみ2 江戸の子守唄

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    「江戸の子守唄」
    「お役者松」
    「迷子石」
    「幼なじみ」
    「宵節句」
    「ほととぎす啼く」
    「七夕の客」
    「王子の滝」

    「七夕の客」年に1回泊まる男女の客。それを利用しようとする者。この話が一番印象に残った。

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    2025年03月23日