平岩弓枝のレビュー一覧
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展開にひねりがあるのが素敵な本だねぇ…
18年前に起きたある船の沈没と喪失事件。
そこにはとんでもない悪事が見え隠れしていました。
いったい誰がこんなとんでもねぇことを
しでかしたというのだね。
一応、お鯉がさらわれるという大ごとがあります。
ただし、この誘拐、故あって
起きたことだったのです。...続きを読むPosted by ブクログ -
例幣使に何やら不穏な空気が立ち込めているようだぞ…
そりゃあそうです。
そういう名目なのですがどうやら
この朝廷の一大行事(?)を無に帰してやろうと
画策している不届きものがいるようです。
今回も新八郎は回り道を食らったり
ある訳ありの人たちの助太刀をしつつ
旅を進めていきます。
そんな中ある...続きを読むPosted by ブクログ -
新八郎、モテ無双をやらかす。
(性別関係なしに)
どれだけモテのパワーはなってるんだろう…
不正を暴いたがために
関係者のとんでもない恨みを買った
新八郎と不正を暴こうとして亡くなった男の
未亡人とその子供。
危険に見舞われている彼女を
なんとか信濃に逃がそうとしたのですが
何回も困難に見舞われ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回のシリーズは密命を帯びて
旅に出るシリーズです。
ある大名の姫君を守るという密命ですが
肝心の姫が見当たらないのです。
もしかしたらと思った姫はどうも
違うようなので…ハテ?
誰が姫君なのかを推理しつつ旅は進んでいきます。
まあなんとなくはわかるんじゃないかしら。Posted by ブクログ -
白萩屋敷の月。人気投票一位も頷ける、切なく哀しい恋愛話。
うんと年の離れた男性に嫁いだ訳も切ない。
かわせみのお吉が見た幽霊も、印象に残る。
安心して読めるシリーズ。Posted by ブクログ -
タイトルの作品が秀逸。「兄上様」の魅力が満載である。それが「兄上様」の視点で書かれていないところが、平岩弓枝先生の文章力の見事で、神業とおもいしらされる。Posted by ブクログ
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大好きなシリーズ。冬の月の、結城紬の織り手の彼女が再度決断して幸せを掴み取って欲しいと思った。
世間体は責任を取ってくれない。自分で決めなきゃならないという東吾の言葉が心に残った。Posted by ブクログ -
表向きの顔とそれ以外の顔は違うもの。
そこで実質搾取行為をしたものには
鉄槌が下ることとなりました…
この作品は拾い子をえげつなく扱った
表面だけはいい男のお話。
だけれども一つその地を離れれば
醜聞しか出ないというな!!
実はそれはある関係の人が
復讐代わりに行った搾取だったのです。
まあその...続きを読むPosted by ブクログ -
結構極悪人が多かったりします。
ただし一人に関しては復讐ものなのよね。
ある有名なやつがその犯行に関わった人間の
母親を慰みものにしたからね…
何気に鬼勘の娘のお初がえらい活躍をします。
だてにすごい人の娘じゃないわけで。
(まあおイタが過ぎちゃったけどさ!!)
最後の作品はいわゆるトンデモねぇ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の文章は丁寧だな…
やっぱり、なんでこんなすごい人が亡くなったんだろうと
残念に思います。
うちの身内が好きな作家さんでした。
今回は船幽霊なんて言うとんでもないものが
現れるというとんでもない怪文書から
始まっています。
どうやらそこには阿波のものが絡んでいる
模様なのですが…
真相はも...続きを読むPosted by ブクログ -
懐かしいシリーズを再読開始。
まだ恋人同士の東吾とるいが初々しい。
江戸の街で、こんな悲喜交々があったのかなあと想像するのも楽しい。事件簿なので物悲しさもありつつ、かわせみシリーズでしばらく楽しませてもらえるのが嬉しい。Posted by ブクログ -
神戸の異国情緒とお茶の歴史が絡んだミステリー。
高見沢安奈の二人の娘の年齢を把握してないと読み誤る。星子と長田けいは友達なんだ、と思いながら読んでいたので、途中で混乱した(笑)。しかし公子が悪役だったとは。いずれにせよ楽しんであっという間に読めた小説でした。Posted by ブクログ -
時代が移っていってるなとつくづく思う
東吾のかわせみの主人っぷりがいよいよ増してきたなと惚れ惚れしてきたら『秘曲』からの『菜の花月夜』でまた腹立たしいったら...本当に平岩先生の伏線回収すごい...
るいの機嫌の取り方がわかってるのもまた憎らしいPosted by ブクログ -
今までのシリーズは読んでいないので、この本だけ単独で読みました。
活気ある旅宿の雰囲気は感じました。
私には少し難しかったですが、実写だったらおもしろそうな気がします。Posted by ブクログ -
やっと忠三郎捕まった!ずっと気になってた。でも元の話わすれつつあるからもう一回読み直そう。
みんなご縁がまとまってよかった。
幸せになってほしい。
でも「雪の夜ばなし」やら「麻布の秋」やらでまた東吾に心掻き回されて悔しい。るいのことだけを幸せにしてよ。Posted by ブクログ -
岸和田の姫が可愛らしくてほっこりした。
源太郎誕生は熱くなった。源三郎とお千絵さんのカップルにはほんとに参る。いじらしくて推せる。長助が追い出されたところ思わず笑っちゃった。畝家は幸せになってほしいな。Posted by ブクログ