平岩弓枝のレビュー一覧

  • 千姫様

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    千姫関連2冊目。
    これは読みやすく、最初の夫が生きのびて別の国にいるかも設定や、ラブラブな現在の夫との関係、侍女、史実とは違うだろう要素も現代に受け入れやすく書いてあって面白かった。
    昔の人は政略結婚なんて当たり前で、でもその中にもやっぱり恋愛感情があったり、嫉妬があったり、子(男子)を授かるために側室をもったり、女性の生き方として今ほど自由じゃない中にも幸せもちゃんとあってよかったな。

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    2022年06月07日
  • 御宿かわせみ12 夜鴉(よがらす)おきん

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    岸和田の姫が可愛らしくてほっこりした。
    源太郎誕生は熱くなった。源三郎とお千絵さんのカップルにはほんとに参る。いじらしくて推せる。長助が追い出されたところ思わず笑っちゃった。畝家は幸せになってほしいな。

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    2022年05月29日
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(七) 寒椿の寺

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    新八がめっきり町奉行同心と馴染んできたな~と。お鯉さんと今後どうにもならないようだが、お鯉さんにはそれなりに幸せになって欲しいし、あまり新八を甘やかさない方がよいかと。

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    2022年05月18日
  • 火の航跡

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    ボリュームのあるミステリーでしたが、飽きることなく最後まで楽しめました。
    義母に薦められた本でした。

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    2022年05月15日
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(六) 春月の雛

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    相変わらずいろんな方へ飛び回っては事件を解決していく忙しさ…
    お奉行には優しく厳しく見守られながら過ごす日々はちょっと羨ましいです。

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    2022年04月15日
  • 花ホテル

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    「聞き流す」ならぬ、「読み流す」感じの読書は短時間の暇つぶしやちょっとしたストレス解消につながるので、私にとってはないと困る存在。で、こういう傾向の作品が続くと、ある日突然と言った感じで「ちゃんとした日本語」が恋しくなる時が来る。
    そういう時の作家さんの一人、平岩弓枝さんの作品を久しぶりに読んだ。ずいぶん前に購入したと思っていたが、今話題の「ドライブ・マイ・カー」が公開される前だったのか、2021年8月の文春文庫のチラシが挟まれていた。

    大事件ではないけど日常に起きる事件や事故、人間関係のトラブルなどが、とても素敵なホテルを舞台にして繰り広げられる。

    最後はとうとう殺人事件に発展したが、1

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    2022年04月10日
  • 肝っ玉かあさん

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    成人した子ども2人を持つ五三子は蕎麦屋を切り盛りしている。五三子を取り巻く人間模様を描いた物語。

    古き良き大家族、ご近所付き合いは20代の私には新鮮だった。
    家族に振り回されることを疎ましがらずに上手くまとめようとするところが、昔は当たり前だったのかな。でも、粘り強く細やかなコミュニケーションが必要だろうなぁ、面倒くさくないのかなぁと思った。

    最後に考えが変わる一言があった。
    人は人に支えられて生きている、とあった。
    支えてくれているはずの他者を疎んだり面倒くさがるのは失礼だし傲慢だなぁと思った。

    現代は便利だと言われる(私は昔と比較できないから本当に便利になったか分からない)けれど、支

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    2022年04月05日
  • 御宿かわせみ

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    母親の嫁入り道具として実家にあった、古い本を読んだ。人情あり、ミステリーあり、ロマンスあり、のストーリー。時代小説だが、古い感じはあまりせず、楽しく読めた。短編の組み合わせのような本なので、読みやすかった。
    東吾とるいの関係が気になるところ。これから、全巻読破目指します!

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    2022年03月27日
  • 花ホテル

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    時は1980年頃の南フランスの小さな町。
    地中海に面する岬に建つ小さなホテル、
    オーナーは未亡人の日本人。
    そこで繰り広げられる人間模様。
    行ったことはないけれど、
    一昔前の南フランスの情景が浮かんできて、
    憧れるし滞在したくなる。
    そしてそこで起こる事件が、
    人間関係に富んでいて凄く面白ろかった。

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    2022年03月12日
  • 御宿かわせみ8 白萩屋敷の月

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    ネタバレ

    読み終わってから心臓がドキドキ通り越してばくばくしてた
    表題作の「白萩屋敷の月」
    いつだったかの東吾が事件の詮索の為に吉原の女か誰かを抱いたことあったけど、あの時もしんどかったけどこっちも応える
    別に私が東吾好きなわけじゃないのになんでこんな嫉妬ともまた違う悲しいような気持ちになるのかな、るいのこと考えるとすごいしんどいってなる

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    2022年03月03日
  • はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読み応えがありました!
    根岸備前守様のふんわりした命によって
    御一行を間違えてしまったり
    最後まで誰が姫様なのか分からなかったです。

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    2022年02月22日
  • 御宿かわせみ3 水郷から来た女

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    40年前に書かれた作品とは思えない
    捕物ももちろん面白いけど東吾とるいの関係に不覚にもきゅんきゅん(?)しながら毎話楽しく読んでる
    江戸の季節を感じれるのも好きなポイント

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    2021年12月25日
  • 御宿かわせみ (1)

    購入済み

    東吾のイメージ

    ずっと小説を読んできたのでこれまで抱いてきた東吾のイメージとはちょっと違うようです。この1巻の中のエピソードで旅籠屋ばかり狙う盗賊が出てくるんだけど旅籠はそんなに現金を持っているのかなあと違和感を抱いた。あの人数なら札差とか大店に押し入るんではないかな。

    #カッコいい

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    2021年11月22日
  • ちっちゃなかみさん 新装版

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    老舗の料亭の娘、お京は、数ある縁談を断り、出入りの豆腐屋の信吉を見初める。しかし、信吉はその気持を受け入れず、頑なに拒むのであった。ある日、こっそり信吉の店を覗きに行ったところ、小さな子供たちが信吉の家の家事を行っているではないか…。

    色々あるものの、大方が縁談の上手くいく行かないといったたぐいの短編集である。おしゃれげだからと気軽に時代物のライトノベルを書いている作家と違い、文章に安定感があるので読みやすい。

    何本有ったっけな。結構細かくて、さらには時代物特有のオチがふんわりとなって引きで締める、みたいな、現代物を読み慣れた我々にとっては、インパクトを受けにくい作品があるが、いくつかはか

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    2021年05月10日
  • 嘘かまことか

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    初出 2019〜20年「オール讀物」の一代記のようなエッセイ18編。

    私が時代小説好きになるきっかけとなった『御宿かわせみ』シリーズのことが出てこないのは残念だが、代々木八幡宮の神主の娘として育ち、第三作が直木賞というちょっと考えられないデビューをし、長谷川伸の同門であった小説家と結婚して、夫が神主を継いでくれて、神社での話が多いのが珍しくも面白かった。
    朝ドラの「旅路」を見ていた昭和天皇から、登場人物にかつての学友がいて聞きたいことがあると呼ばれたという話にはびっくり。そして代々木練兵場での観兵式で、自分の立ち位置の目印にしていた代々木八幡の松について「健在かね」と問われたのだという。

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    2021年04月16日
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人

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    権力者にいいようにされてしまった夫婦の哀しいお話でした。
    息子くんはこのままどうなるのかしら?
    新八郎の恋もどうなるのか?
    せつないです。

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    2021年04月14日
  • 女の家庭

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    ネタバレ

    初版が昭和だけあって時代を感じる場面が多々あった。一軒家だからと鍵をかけて留守にするのが不用心だとか携帯がない時代ですれ違う場面だとか。それでも永子さんの奥ゆかしく品があり嫁としては完璧な女性には感心してしまう。こんな嫁がきてくれたら万々歳だ。こんな姑、小姑がいる夫にはいくら夫に問題なくとも現代ならすぐに離婚する原因となるはずだ。こんな姑にはなるまい、娘にはこんなところに嫁にやりたくないと思う。佐竹さんとお似合いで2人がうまくいけばいいのにと思ったけれど、永子さんの性格からそう簡単に成就はしないだろうとも思った。それにしても木村家の女ともは最悪だ。前半は読んでいてもイライラした。永子さんが新婚

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    2020年12月03日
  • 千姫様

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    徳川家康の孫にして、二代将軍秀忠の子、千姫。
    数奇な運命を辿った姫。
    女性の目線で細やかに描かれた人生。
    恋を知り、花開いていく千姫の心の中まで、透かして見るようだ。
    千姫の喜びが手に取るように分かる。

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    2020年05月09日
  • 新・御宿かわせみ7 青い服の女

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    明治は激動ですね。
    麻太郎さんのモテっぷりがすごいです。
    そんなお年頃ですしね…
    今後の展開も楽しみです。

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    2020年04月13日
  • 女の家庭

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    嫁、姑、小姑バトル。

    姑、小姑の性格が悪すぎるんだけど、主人公に分がありすぎて、そこがまた面白く読める。

    自分にこんな姑いたら絶対無理。この人だからやっていけてると思う。

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    2019年11月15日