平岩弓枝のレビュー一覧

  • 女の家庭

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人から勧められた日本の女性作家さんの中に平岩弓枝さんがいたので、一冊読んでみようとおもってこれを読んでみた。

    どひゃー。
    って、なんども声が出ちゃうぐらいの男性主体の時代の「出来たお嫁さん」のお話。
    昭和51年の作品だから、わたしの親よりも上の世代の「結婚生活」が描かれてる。

    夫はエリート。
    家族にもちゃんと思いやりがあって、夫婦円満。
    ひとり娘はちゃんと躾けてるから、性格もあたまも優れてて、小学校から私立通い。

    結婚してからずっとフランス暮らしで、主人公(お嫁さんの立場の人)は英語もフランス語も堪能。
    社交的で内助の功力もすごくて、夫を立てながら、有益な人脈をじぶんで築いて持ってて。

    0
    2016年01月18日
  • 御宿かわせみ6 狐の嫁入り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前まではイヤだなぁと思っていたるいの東吾への媚び、いえ、媚びというのとは違うのかもしれませんが、そのるいの女心に共感出来なかったのですが、本作では気にならなくなりました。シリーズものだから慣れたのかもしれません。
    『梅一輪』『狐の嫁入り』が良かったです。東吾がもてもてで、るいが焼きもちをやく、という図式も型になってきましたね。『子はかすがい』で東吾の兄嫁に赤ちゃんが…、という話は結局、勘違いということで良いのかしら^^;

    0
    2015年08月03日
  • ちっちゃなかみさん 新装版

    Posted by ブクログ

    小学生の頃。当時お母さんが読んでいて、読みやすいから読んでみたら?と勧められて読んだ本。読みやすくて、内容も面白くて、あったかい気持ちになれたのを覚えている。

    0
    2015年07月07日
  • ちっちゃなかみさん 新装版

    Posted by ブクログ

    某塾が実施した小学生模試(5年生国語)に使われていたのをチラッと見て、その前後が気になり購入。
    実際に読んでみると、問題に使われていた部分からは想像できなかった”前後”のストーリーがあり、「なるほど〜そういうことだったのか」と。話の最後も想像とは違っていて(←いい意味で)一気にこの話が好きになった。
    普段はこういう類の小説はほとんど読まないのだが、これは読んでよかった。すっきり。時代を感じさせる軽快な言葉とストーリー展開が大好きになった。

    0
    2015年03月20日
  • 御宿かわせみ4 山茶花(さざんか)は見た

    Posted by ブクログ

    シリーズも4冊目ともなると、お馴染みの主要キャストの活躍ぶりも板についてきて、東吾とるい、東吾と源三郎、そして嘉助らの阿吽の呼吸の展開がなかなか頼もしい限りです。相変わらずこのシリーズの本を読むと、テレビシリーズの配役のまんまの姿と声でイメージしてしまいますね。(笑)
    本書には短編8編が収録されていますが、どれも謎の提示とストーリー展開のスピード感が絶妙で、そこに本シリーズならではの人情話が加わって、このシリーズの魅力が絶好調な一冊に仕上がっていると思います。
    ミステリーのプロットとして面白かったのは、盗賊を目撃した女中の証言の意外な展開の表題作『山茶花は見た』、同じく殺害犯の逃げるところを目

    0
    2015年03月04日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

    Posted by ブクログ

    登場する人が、良い人と悪い人とに完全に分かれているので読んでいて楽。
    主人公が代替わりしているはずなのに、以前のかわせみと同じような気分にさせられる。安心するけどね。

    0
    2015年01月22日
  • 新・御宿かわせみ

    Posted by ブクログ

    放映されていたテレビドラマ原作を読みたいと
    思っているうちに江戸から明治に変わっていて。。。
    シリ-ズ1から読むのは諦めた

    0
    2014年09月02日
  • 御宿かわせみ3 水郷から来た女

    Posted by ブクログ

    シリーズも3作目になると、こなれてきて読み易くなりますね^^ この巻の話はどれも面白かったです。表題作の「水郷から来た女」が一番好きです。 

    0
    2014年03月09日
  • 結婚の四季

    Posted by ブクログ

    さすが、平岩先生の安定感ww。
    安心して読めるわーって感じ。
    出てくる困ったチャンたちにイライラしつつも
    最後は大団円。
    よかったよかった。

    0
    2014年01月12日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

    Posted by ブクログ

    10月12日~16日

    るいの娘・千春に待望のお婿さんが!

    麻太郎の親友・凜太郎から恋心を打ち明けられた千春。凜太郎が亡兄の未亡人から再縁を求められる騒動の中、二人の気持ちはひとつに。

    0
    2013年10月16日
  • 御宿かわせみ

    Posted by ブクログ

    書き手が女性だからか、全体が柔らかい優しい気がします。
    るいと東吾についての書き方もそうだし、事件も女の哀切さが際立つような印象です。
    藤沢周平さんや池波正太郎さんの「鬼平」とは、また違った味がでていて、これはこれでいいなぁと思います。
    『卯の花匂う』『江戸は雪』は特に良かったです。
     るいと東吾の関係もこれからどうなるのか楽しみだし、また‘かわせみ’にどんな客が来るのか興味津津です。

    0
    2013年09月21日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

    Posted by ブクログ

    麻太郎君が立派に成長して、とても頼もしく感じます。かわせみの人たちが、いつも東吾と重ね合わせるのが、ちょっと可哀相な感じさえしますが、これからの活躍が期待されます。

    0
    2013年09月12日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

    Posted by ブクログ

    この本に関しては
    親戚の安否を気遣うようなもの。

    しばらく会わなかったけどお元気で何より。
    子供だと思っていたらもう結婚ですか!
    なんて・・・・

    それにしてももう東吾の事はあきらめなければならないのね。
    るいと東吾の切ない恋の頃がなつかしい。

    0
    2013年05月12日
  • 御宿かわせみ

    Posted by ブクログ

    ライト時代劇人情ものシリーズ。淡々としたシンプルな文体が読みやすい。「卯の花匂う」では王道と思いつつほろりと来ます。
    時代劇ものは読んでいて背筋が伸びるのがいいですね。
    そして作中に現れる料理が食欲をそそりすぎる。思わずシリーズムックの東京下町散歩を買ってしまったくらい。
    青菜の胡麻あえに、蜆の味噌汁、焼きたてのあつあつ薩摩あげに大根おろしをまぶす…うう、書いているだけでお腹が減る。

    0
    2013年05月11日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

    Posted by ブクログ

    麻太郎にだんだん実父である東吾の面影が色濃く出てきているなあと思った巻でした。
    このまま終わってしまいそうな雰囲気でした。かわせみはいつまでも大川端にあり、人情であふれていてほしい。

    0
    2013年03月23日
  • 御宿かわせみ34 浮かれ黄蝶

    Posted by ブクログ

    全34巻完読。江戸情緒が鮮明に描かれ、るいや東吾、源三郎、嘉助、お吉、長助など登場人物も魅力的で、新刊が出るのを心待ちにしていたシリーズ。「岸和田の姫」「源三郎祝言」「長助の女房」など今でも読み返したくなる名作も多い。総評で★4。

    0
    2015年01月06日
  • 千姫様

    Posted by ブクログ

    まずもって日本語の表現の美しさが素晴らしい。殊更に難解な言い回しをするのではなく、簡易な言葉を整然と並べてる感がある。物事は見る者の立位置により印象は大きく変わるが、本書では正悪どちらに傾くでなく、人間千姫を丁寧に現している。丁寧ではあるが、ストーリーは大胆であり、多くを語りすぎない点が、想像の余地を残し、読後にも感慨を残す。簡潔な良作。

    0
    2013年02月15日
  • 新・御宿かわせみ3 花世の立春

    Posted by ブクログ

    急展開すぎません?というのが正直な感想。
    源太郎くんと花ちゃんの行く末、
    うれしいけど、あっさりしすぎだわぁ。
    幼い頃からの二人を知っているだけに、
    もっと盛り上がってほしかったです。

    千春大好き麻太郎兄さんはどうなるんだろう。

    0
    2013年02月08日
  • 新・御宿かわせみ

    Posted by ブクログ

    参ったなあ。
    薄々話を聞いていましたが、まさかこんなにもキャストが変わっているとは。
    兎にも角にも、源さん…ご冥福をお祈りします。

    0
    2013年02月03日
  • 御宿かわせみ34 浮かれ黄蝶

    Posted by ブクログ

    ついに全巻読破ー✨
    この爽快感は何なんでしょう。

    一話一話の事件も興味深かったけど、 やはり家族が増えてく様子が良かった。
    一番記憶に残っているのは、やっぱり源さんの結婚式!
    本当に心温まったもの。

    ただラストは、締めという感じじゃなかったので、ビックリ。
    新にどう続いていくのかしら。

    0
    2013年01月31日