平岩弓枝のレビュー一覧
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花世が可愛らしいと思えないのは、私が子供を嫌いだからだろうか。
東吾が花世ベッタリなのも「なんだかなぁ」って気がするし。
宗太郎からしても、おもしろくないのではと思ってしまうので
ひねくれているのだろうなぁ。
ただ、るい贔屓なだけかもだけど。
”残月”が一番泣けた。
娘のために人殺しになって、償...続きを読むPosted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ8編。源三郎が所帯を持って、嫁さんが活躍するかと思ったら、「源三郎子守歌」のみ。今回シリーズでは「犬の話」でシロが加わった程度。ほのぼのは相変わらずでいいけど、ややマンネリかな~Posted by ブクログ
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春色大川端」「酸漿は殺しの口笛」「玉菊燈籠の女」「能役者、清太郎」「冬の月」「雪の朝」収録。
相変わらず・・という印象。ただ、るいと東吾の惚気、かわせみや周辺の雰囲気は馴染んで快い。その他の、事件に関わる連中の個性が翳んでギャップとなっている。今後も絡みそうな悪役も出てきたが、極悪非道で気障というス...続きを読むPosted by ブクログ -
「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「狐の嫁入り」「子はかすがい」収録。事件はあっても、内容が落ち着きすぎて刺激がなくなってきた。個人的に源三郎が好きで、もう少し活躍させて欲しいし、東吾は年増にもてすぎ(笑)まぁ、細く長くのシリーズ短編だからなぁ〜
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時代小説は大好きなのであっという間に読み終わる。
池波正太郎の剣客商売にちょっと似た感じ。
かき口なんかも。
それが時代小説の味なのかも。
巨大な民族が約260年の間内乱も外国との戦争もなく生きた、
ある意味奇蹟のような時代。
文化も人と人との関係もそういう背景のなかで、
でもその...続きを読むPosted by ブクログ -
わたしはやはりこの本のタイトルになっている、
ちっちゃなかみさんが好きです。
終わり方も素敵でした。
25歳になれば嫁き遅れの時代…。
うぅ〜ん、時代の流れを感じます。Posted by ブクログ -
源太郎と麻太郎が仲良しで一昔前の東吾と畝の旦那みたいな感じなのがほほえましい。子どもたちはどんどん大きくなっていくんだけれど、印象的に東吾はまだ若い気がするんだよなあ。跡取りはもう生まれないのだろうか。Posted by ブクログ
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【7作収録】
・お吉の姪の紹介でかわせみに女中としてやってきたお晴。ふと知り合った飴屋の老婆が地蔵前で小さな子供達を容赦なく打擲する様を目にし、話を聞いた東吾は心に何らかのひっかかりを感じる
・塗物屋の若旦那が田舎育ちの弟に店を譲る考えで話し合いをし、弟が必死に説得するが、その決意は固い。一方、世間...続きを読むPosted by ブクログ -
【8作収録】
・夜鷹そば屋が殺された。金目当てとも思えず、恨みを買う人柄でもない。娘の婚礼前で物入りだったとの情報と、殺される前に旧知の者と出会ったようだとの証言があがる
・かわせみの女中・お石の姉が旦那との大喧嘩の末に姿を消した。その後、旦那も行方知らずとなり、心配したお石らが故郷の母を訪ねると、...続きを読むPosted by ブクログ -
【7作収録】
・極度の空腹の姉弟と知り合った麻太郎と源太郎。姉弟が母親のもとに入り浸っている男から折檻を受けている様子を目にし、心配していた中、弟のほうが折檻の末に死亡する
・かわせみに滞在した大店の手代。捨て子で苦労した末に見合い話まで上がるが、その昔、娘を騙して自殺にまで追い込んだ男に違いないと...続きを読むPosted by ブクログ -
【8作収録】
・植木市で花よりも鉢を熱心に見ていた男を見かけた東吾。後日、男は病死し、相続する妻子がないことで家財道具は全て売りに出されるが、実は外に息子がいることが判明する
・それぞれに薬屋を営みながらも仲の悪い腹違いの兄弟。兄を分家にし、本家を継いだ弟は何かというと兄の店に突っかかる。しかし、子...続きを読むPosted by ブクログ -
【8作収録】
・知り合いの女隠居を訪れたるい。養女と養子それぞれに縁談が決まり、さぞ一安心だろうと思っていた矢先、実の兄妹である二人が神社で逢引しているところを長助が見かける
・手先が器用で色々な雑事を頼まれる小間物屋。かわせみの近所に越してきた女隠居が、小間物屋から偽者の西行法師の短冊を高値で買わ...続きを読むPosted by ブクログ -
【8作収録】
・中年夫婦によるスリ被害が多発する中、かわせみにどこか怪しい中年夫婦が滞在する。常連からの紹介状は筆跡が異なる上、大きな荷を持って帰ってきたり小判を数えたりと不審な行動が多い。果たして・・・
・舟の上で長い梯子にのぼり、片足立ちをする鳶の見世物。その瞬間、女の悲鳴が上がり、均衡を崩した...続きを読むPosted by ブクログ -
牡丹市が開かれて、一位になったものは「俺が出した鉢だ」と訴える佐助の話とか。まったり進む感じ。東吾の息子麻太郎と娘の千春の行く末が気になる東吾だったりする。Posted by ブクログ
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異人さんが出てきたりして、幕末の異国情緒満点な一冊。でも読むのにすごーく時間かかった。時間的に言えば「おくりびと」とかよりも前に着手したので、どんな短編があったかすでに前のほうは覚えていないくらい(汗)。でもそれなりに面白かった…と、思う←めっちゃあいまい(汗)。Posted by ブクログ
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いやはや、正吉がもう15歳とは知らなかった。こんなに時間がたっていたとは。時々子どもたちの年が出てきて、年月の流れを感じさせてくれる。しかし、それにしても、東吾とるいの子どもはもうできないのかなあ。あの幼かった正吉が15にもなってるってことは、姉さん女房のるいは30くらいにはなってるだろうに。江戸時...続きを読むPosted by ブクログ
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以前池波正太郎を取り上げたときも、読むというよりは(テレビで)見る作品という印象が強いと書いたが、この平岩弓枝も同様である。
かなり多作な作家ではあるが、活字で読むよりはテレビドラマで接することの方がずっと多い。
もちろん「平岩弓枝ドラマシリーズ」など、原作のドラマ化作品も数多いが、やはり脚本家平岩...続きを読むPosted by ブクログ -
ほのぼのと過ぎていった20巻。いやーよく読んだなあしかし。でも、やっぱすごいのは、たいして状況の変化もないのにここまで引っ張ってる平岩さん。今回は口の悪い孫娘とおばあちゃんのお話がちょっとかわいそうだったなあ。そうそう。前巻くらいから気づいたんだけども、これって幕末なんだねえ。ちなみにこの時代の御台...続きを読むPosted by ブクログ