平岩弓枝のレビュー一覧

  • 千姫様

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    徳川2代将軍秀忠の娘にして、幼くして豊臣家に嫁ぎ、豊臣秀吉の息子秀頼の妻になった千姫の、波乱万丈一代記。大阪夏の陣で大阪城が落城し、豊臣家は滅亡するが、ひとり生き延び、徳川家に出戻ってからの話である。最近読んでいた戦国ものの歴史小説が、全て男性小説家であったため、女性小説家の歴史小説が新鮮。色恋沙汰あり、女の嫉妬ドロドロあり・・で、純粋な天下取り小説じゃないところはまどろっこしく感じたけど、でもやはり人情劇には人情劇の面白さがあるので、楽しく読めた。女性が主人公の歴史小説も面白い!

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    2017年03月27日
  • 御宿かわせみ16 八丁堀の湯屋

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    東吾とるいは幸せそうで何より(笑)。
    事件は大なり小なり起きていますが、表題作『八丁堀の湯屋』が哀れでした。

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    2017年02月10日
  • 御宿かわせみ14 神かくし

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    哀しい女性の話が多かったような気がします。その中で、いよいよ東吾とるいの祝言の話がでました。このまますんなりといくのかなぁ。かわせみが無くなったら淋しい…。
     宗太郎夫妻に女児が誕生し、周りも賑やかになりますね。宗太郎がいいお父さんです。彼は旦那さまとしても父親としても理想ですね

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    2016年11月13日
  • 御宿かわせみ13 鬼の面

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    ネタバレ

    東吾に想いを寄せていた七重と宗太郎が祝言。るいの気持ちは複雑ですが、るいが身を引くことも出来ず、東吾の気持ちも変わらないのであれば、どこかで思い切ることも必要なので、良かったのではないかと思います。宗太郎の方が私は好きです。だって、東吾はまたふらふらと・・・。 るいを泣かせたくないと思いながら、何故そう流されてしまうのだろう(苦笑)。

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    2016年09月13日
  • 御宿かわせみ29 初春弁才船

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    こういう内容だったのか…と,シリーズを読んでいる人は,すぐその世界に浸れるけど,説明が少なくて戸惑う
    ~「宮戸川の夕景」神林東吾の病がちな同僚・武石敬太郎の名を騙った新手の盗みは,妹・澄江が勤めていた「誰か袖」での手口と同じだ。細川家奥女中を名乗ったのは誰か。「初春弁才船」遭難した新酒番船の船頭の息子に海軍繰練所での海図の読み方を教えると,土佐で発見された父の船に乗って,唯一元旦に間に合った。「辰巳屋おしゅん」春をひさぐ深川の水茶屋の女の弟が,客の息子に川に突き落とされて死んだが,加害者の親は金で解決し受け入れざるを得ない。しかし妹が同じ相手に殺されると,女は包丁で息子と客を刺し殺した。殺された二人共が自分の子であったので,敵討ちということで島流しで済んだ。「丑の刻参り」飯倉の小間物問屋のけなげな夢が姑を呪ったといじめられ亭主と家を出た。姑は嫁を呪い殺そうとした境内で何者かから後頭部への一撃を受けて死んだ。「桃の花咲く寺」権田原の禅寺で,僧と寺男が惨殺され,500両以上が盗まれた。前日にある藩を浪人し,旗本に新規召し抱えられた用人が壇下に加えて欲しいと云ったのだが,急にその母が亡くなったという連絡を受け,弔い籠が乗り付けられたのを目撃したのは裏に住む女だけだった。「メキシコ銀貨」源太郎と麻太郎が高橋で船を見ていると,大男が風呂敷包みを奪われるのを目撃し追い掛けて東吾と挟み撃ちで小判70両と洋銀一枚を取り戻したが,奪われた大男は姿を消し,飯倉で縊死しているのが見つかる。「猫一匹」薪炭問屋遠州屋の飼い猫が両国で評判の見せ物・孔雀に出を出して突き殺され,嫁が猫を救おうとして囲いの中に手を入れて大怪我をした。孔雀は処分され,香具師は大損。世評も香具師に同情する。演習屋から百両を預かったがなくした坊主が消え,遠州屋の主が吉原で遊んだ翌朝,衣紋坂で刺し殺された。東吾の推理は…後々正解であることが明らかに~ドラマになったんだよね。平岩弓枝の代表作って?

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    2016年05月08日
  • 御宿かわせみ9 一両二分の女

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    このシリーズに慣れてきたのか、東吾とるいの甘々しい場面も気にならなくなりました^^  早く二人夫婦になってしまえばいいのにと思いますが、東吾の兄夫婦に子どもが出来ないと無理なのでしょうね。
     この巻は表題作『一両二分の女』をはじめ、『昔むかしの』『藍染川』など、物哀しい終わり方をする話が多かったです。

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    2016年03月18日
  • ベトナムの桜

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    恥ずかしながら、平岩弓枝さんの作品は、
    「御宿かわせみ」シリーズぐらいしか知りませんでした。
    しかも、まだ未読!
    そんな私ですが、タイトルに魅かれて読んでみることにしました。

    時は17世紀。
    まだ鎖国前の日本は、御朱印船に乗って、
    南の国へ貿易に行くことができました。
    瀬戸内海の高取島の名家の次男、高取次介は
    一攫千金を夢見て御朱印船に乗り込みました。
    次介の兄大介は
    両親の借金の後始末に追われ、
    次介を追うように、異国へと向かいました。
    大介と次介が再会したのは、
    ホイアンと呼ばれる所の日本人町でした。
    その後、大介だけが帰国し、
    日本人の海外渡航・帰国を禁じる鎖国令が発布されてしまい、
    次介の帰国は絶望的となりました。
    弟の身を案じる大介の元へ、
    唐人に変装した次介の友人が、
    次介の望郷の想いを届けにきました。

    ラストでこのホイアンがベトナムだとはっきり分かりました。
    御朱印船と日本人町。そして鎖国と、
    その当時の日本人の海外進出がうまく描かれていました。
    瀬戸内海の水軍村上海賊の姫との絡みもありました。
    『村上海賊の娘』を読んでいたこともあり、
    そういえば、同じ時代だったのかと、今更ながら納得。

    この時代鎖国によって、
    二度と祖国の土を踏めなくなった人々もいっぱいたのですね。
    そして、その人達が故郷を思い、懐かしむのは・・・
    桜の花、だったのです。

    美しい兄弟愛と桜とがラストで見事に結びつきました。
    平岩さんの時代小説、おもしろかったです。
    今度は、「御宿かわせみ」を読んでみたくなりました。

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    2017年11月09日
  • ちっちゃなかみさん 新装版

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    時代物短編集。面白くないわけではないが、なんだかスッキリしない終わり方の物が多い。可哀想というか、救われない人がいるというか。しかも、後半に行くにしたがって重くなっていくようで、段々読書スピードが落ちてしまった。
    うまくいかない夫婦、男女の話が多いのは、この作家の特色なのか。

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    2016年01月06日
  • 御宿かわせみ7 酸漿(ほおずき)は殺しの口笛

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    ネタバレ

    このシリーズも安定してきたな、という印象です。東吾とるいの仲の良さも、それを周囲が温かく見守っているさまも、事件の発端も、いい意味で目に浮かび想像できる、そんな風になってきたように感じます。この巻では、これからの東吾と源三郎に何やら暗雲が…というような表現があり、今後が気になります。
     印象に残ったのは『冬の月』。女が自由に生きるのは難しいなぁと思います。老いては子に従え、という言葉が浮かびました。切ないなぁ。

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    2015年11月08日
  • ベトナムの桜

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    兄弟愛をひしと感じました。つらつらーと読めてしまったので、それなりに面白かったです。わりとあっさりしているというか、突き詰めない形で話が進んでいくような印象です。展開に分かり難いところがあったけれど、それは想像力で補うことにしました(苦笑)

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    2015年09月25日
  • ベトナムの桜

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    互いを思いあう兄弟の物語です。
    まじめに一生懸命努力すれば、報われるということなのだけれど、一瞬歩み寄った二人の人生は遠く離れていってしまい…

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    2015年08月27日
  • 御宿かわせみ5 幽霊殺し

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    ネタバレ

    源さんにやっと春がくるのかしら、と思いきや残念な結果に…。でも、いつか源さんには幸せになって欲しいなぁ。“かわせみシリーズ”読んでいきたいと思うのですが、どうも東吾が絡んだことで、やきもちをやくるいさんが好きになれない。 凛とした芯の強い女性が好みの私としては、あまり男性に依存する女性は、ちょっと…。 まぁ、私の好みはどうでもいいのですが、るいさんにもっとしっかりして欲しいなぁと思いながら読み終えました。

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    2015年04月06日
  • 御宿かわせみ28 佐助の牡丹

    い

    購入済み

    お

    お

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    2014年12月25日
  • 新・御宿かわせみ4 蘭陵王の恋

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    久し振りの御宿かわせみシリーズ。短編7編だが、メインは千春に相手が現れた事。作者も麻太郎が何とかなるまでシリーズを続けるつもりなんだろうな。ただ、やはり幕末の東吾メインの方が面白かった。明治初期も悪くはないが、子供達の時代になって人物描写、心理描写、それぞれの絡み関係が淡白になったような・・事件、内容にしても似た感じでやや落ちる。連載の限界かも・・

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    2014年09月01日
  • 御宿かわせみ

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    面白いといえば面白いけれど、半七を読んだあとなので、どうしても比較してしまい自然評価が低くなってしまった。

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    2014年09月20日
  • 御宿かわせみ4 山茶花(さざんか)は見た

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    シリーズも4作目になるとこなれてきて読むのが楽です。るいと東吾も相変わらず公認で仲良しで(笑)。
    『人は見かけに』は、少しほっとできて良かったです。

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    2014年06月07日
  • 新・御宿かわせみ2 華族夫人の忘れもの

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    ネタバレ

    シリーズ追いかけ再読。新・御宿かわせみ2巻、表題作『華族夫人の忘れもの』かわせみに逗留する華族夫人・蝶子は思いのほか気さくな人柄だが、かわせみの客に誘われ築地居留地で賭事に興じて千春を心配させる。果たしてその正体は?江戸篇最終巻で麻太郎に絡んだ新内流しの娘・お蝶が華族夫人となり再登場!かわせみの困った客をきりきり舞いさせちょぴり恩返し。『西洋宿館の亡霊』麻太郎出生があっさり描かれ肩透かし。ここまで読んで明治の流れで今までの「御宿かわせみ」人情豊かな情景雰囲気がバッサリなくなって残念。

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    2014年04月02日
  • 五人女捕物くらべ(下)

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    うーん、おなつが出てくるといきなりファンタジーに突入するなあ。。
    まあまあ読みやすく、面白いんだけど読んだ後何も残っていない自分に気がつくww。
    時間つぶしに読むのに適しているかな。

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    2013年12月14日
  • 御宿かわせみ2 江戸の子守唄

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    するすると読めてしまうけれど、残るものは少ないような…^^;
    るいと東吾の二人は一緒になれないなりにも、気持ち的には安定している関係だと思います。その二人の会話とか関係性は女性作家さんならではのものがあるのかなぁと感じます。
    この巻は印象に残る話があまりないように思えました。残念。

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    2013年10月24日
  • 千姫様

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    徳川秀忠の娘で、幼い頃に豊臣秀頼へ嫁いだ千姫の生きる様を、大阪夏の陣から描く作品。
    とても読みやすく、さらさらと読み進んでしまった。
    千姫が愛らしくまっすぐで、非常に魅力的に描かれている。
    史実とフィクションを自然に織り交ぜ、秀頼生存説をうまく展開していると思う。
    ちょっと甘めの女性向けな時代小説といった感じです。

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    2013年09月13日