平岩弓枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ地元神戸なのと紅茶派やから思わず手に取ったミステリ。平岩作品読んだけどなかなか面白かった。
須磨寺も異人館も元町商店街周辺も地元圏内やから背景思い浮かんだの容易やったわ(笑)
今から30年以上前の時代背景の設定やから携帯とかなくて今時モーニングコールなんてないよな、多分
現代はアラーム設定できるしスマホで何でも調べられるし。
アッサムとかキャンディ茶葉あたりは定番やしキャンディ茶葉に関しては午後の紅茶ミルクティーに使われてるくらい身近。物語でもあったみたいに紅茶の原産地いうたらスリランカおおい。その次くらいはインドかな?
解説読んで狐っ葉事件みたいなことが昭和の初めの方にあったなんて初めて知ったわ。まあ、勉強嫌いやし歴史の授業もきいてないしw
偉そうにかいてるから味覚音痴やから茶葉の味比べなんて到底できひんくらい末期な舌やからww
昔の詐欺事件と絡んで身内同士で殺害、心中て…
お金持ってたら人間って変わるやなって改めて思った。
大事なのはお金だけじゃないこともあるやろって…
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Posted by ブクログ
ネタバレ紅茶好きとしてはホイホイすぎるタイトルだったので。
あくまで紅茶輸入業を営む一族に起きた殺人ミステリなので、紅茶の蘊蓄を楽しむ話ではないのですが。
狐っ葉事件など、時代を感じる話は興味深かったです。
今からするともう30年近く前の作品。
無論携帯電話は登場しないので、作中で本人に連絡を取るのも苦労するのには懐かしさを覚えたり。
出てくる言葉も書き方が昔風なので(何しろ作者様は昭和一桁生まれの大ベテラン)バブル崩壊後の時代設定ではありますが、昭和が舞台の作品を読んでいるような気になりました。
柔らかい文体なので、読みやすかったですが。
「あの時ああしていれば、事件の真相にいち早く気付けたのに……」的な書き方は、横溝先生を思わす部分もありました。
時代特有のものかなあ。
事件としては、紅茶輸入業のオーナーが殴り殺された事件を皮切りに、息子が命を狙われたり(ついでに主人公も命を狙われる)親族たちが心中したり行方不明になったり(ついでに主人公の相棒的存在も行方不明になる)と事件が連鎖していく。
それを紐解くには、オーナーが殺された現場である洋館にまつわる謎の解明、そして一族の歴史を辿る必要があった。
事件解決への進展どころか、謎は広がるばかり、前述の狐っ葉事件にまで話題は波及し、どう風呂敷をたたむのかと思っていたら……案外、殺人事件の真相としてはあっさりしてました。
もうひとひねりあるかと思ったら、特になかった。
殺人事件の真相よりは、狐っ葉事件がもたらした件(一族の謎)についての答え合わせの方が面白かったし、本編もそれで締めているので、殺人事件は結局二の次になってしまった感はあった。
それに巻き込まれて殺されてしまった某キャラが不憫だ……(殺された理由がまた可哀そうすぎて……とばっちりすぎる) -
Posted by ブクログ
ネタバレメロディアスライブラリーで紹介されて読み始めた本。ようやく読み終わった。
私もどちらかというと昔のNHKドラマの印象が強い。小野寺明さんと真野響子さん。今となっては、自分よりずっと年下だし、その時のエピソードもほぼ覚えてないから、自分なりに読み進めていった。
あさのあつこさんの時代物は何冊か読んだけど、平岩弓枝さんのは初めて。
特にシリーズ一作目のせいか、最初少しまどろっこしいような感じもした。読んでいくうちに慣れてきて、その世界観がだんだん味わえるようになってきた。
あさのさんのは割と事件や何かに主軸が置かれているような気がしたけど、これは主人公の二人の情愛が重要なモチーフとなってる。小川洋子さんが「しっぽり」という言葉を使ったのがよくわかる。シリーズは結構続いたみたいなので、楽しみながら読んでいくといいかもと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ちっちゃなかみさん」は胸がしめつけられるような切ないお話なのですが、
いくつかのお話はとても嫌な人間が出て来ます。
自分の浅ましさ身勝手さにに苦悩して必死に向き合おうとしたり
自分がどんな嫌な人間か理解出来ず、自分が陰口を言われているのを耳にして自分のどこがどう悪いのか知ってしまってさえそれを恥じて変えようとしない人の話も。
感動出来るお話だけをまとめた作品ではないので
読後感が微妙なのですが
人間の醜い部分を突きつけられるようで
若い頃良くない態度を取ってしまった事や
外に出さなくても内心思ってしまった良くない事などが思い出され、
そういうものが客観的に見るとこんなにも悲しいものだと思うと
日頃から自分の言動には注意しなければならないと改めて思った次第です。
良い本というのは
面白い本、感動する本だけではなく
その人の中に残って
それを助ける本だと思っています。
面白い本は心を弾ませてくれるし
感動する本は気持ちを浄化してくれるような気がします。
嫌な気分になる本でもそれを覚えておいて
自分を律するのに役立つならそれも良い本です。
この本は感動したり嫌な気分になったりで
色々お得感があるのではないでしょうか。