平岩弓枝のレビュー一覧
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平岩さんがこの作品を畳もうとしているように感じられる。
また、作中、麻太郎の発言と東吾のそれが重なるという描写が
幾度もあるが、
ふたりの物の言い方が違う(麻太郎の方がもの柔らかい)ので、違和感が。
何にせよ、麻太郎の相手が見つかったら終わりなのかな?Posted by ブクログ -
あれよあれよと急展開のうちに結婚。あんまり夫婦という実感がなさそうな二人ですね。
「新・かわせみ」もこれで3巻目。源さんが死に、東吾の安否もわからないという設定がなかなか受け入れられず、まだ新世代にも馴染めないけど、ゆるゆると今後も読んでいくつもりです。Posted by ブクログ -
美里の心動き、感情の高ぶりがよくわかる。
女性はこんないも想いを変えられるものなのか?
男性の弱さ、女性の弱さ、そして自分ではわからない、したたかさが表現されている。
誰かを想い続けるとはこの事である。Posted by ブクログ -
まあ、もう、これはね。面白かったとかそういう段階じゃないからな。かわせみファンとしてはもう、孫を見守る心境で読んでるからね。千春も結婚かあ。なんかまあ、麻太郎と結ばれても困るけれども、清野、突然登場したなあ。こういう、1冊のご縁できゅうに結婚相手として登場されるとなんか、源太郎と花世に比べて物足りな...続きを読むPosted by ブクログ
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NHKのドラマが大好きだったので、読んでみる事に。
新の方は、るいと東吾の子ども達世代の話です。
江戸幕府が倒れて、明治なったばかりの世相・・・民草の暮らしが描かれていて、興味深いですわ。
推理捕り物の趣もあるし、面白い~Posted by ブクログ -
「みをつくし料理帖」シリーズが好きならこれも好きだよ、と勧められたので読んでみる。
うん。あっちが少女漫画なら、こっちは劇画でした。結構たんたんと凄味のある話が続くなぁと。みをつくし料理帖シリーズと同じ方向性を期待せず、同心ミステリと思えば面白い。Posted by ブクログ -
全体の流れは、以前のかわせみのように登場人物が定まり、役割分担が分かってきて、落ち着いて読めるようになった。ただ、花世さんの性格が読めなくて、感情の移ろいがわかりにくいので、ちょっと戸惑う感じがある。Posted by ブクログ
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「御宿かわせみ」シリーズで有名な平岩弓枝さん。
26才から執筆したという初期の作品が七篇収録されている。
読んでみて驚くのがとても小説を書き始めた頃の作品とは思えない。
表題作より「狂歌師」「鬼盗夜ばなし」「出島阿蘭陀屋敷」が良い。
正直昔の作品の方が好き。Posted by ブクログ -
相変わらず、むちゃな花世。正直言って、女性には嫌われるタイプかも。
でも、結婚はうれしいです。新シリーズは暗めなので、明るい話がほしいですね。Posted by ブクログ -
新シリーズになり、若い世代が主人公になって、本当は元気はつらつで明るい話が展開するはずが、ほかの方が書かれているように、ばったばったと刀で解決もできず、重い話が続く。以前のシリーズの主人公・脇役が不遇な死を遂げたことが、どうしても影響しているのだろう。
今回の主題である花世の結婚も、何も家事ができず...続きを読むPosted by ブクログ -
人情あふれ、江戸情緒がふんだんに詰まった御宿かわせみシリーズ21作目。美しい日本語に加えて、歯切れのいい終わり方で、毎度このシリーズを読むといい気分転換になる。
川並鳶の初乗りや、日本橋で行われていた兜市など江戸文化なども登場して、興味深い。Posted by ブクログ