平岩弓枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレメロディアスライブラリーで紹介されて読み始めた本。ようやく読み終わった。
私もどちらかというと昔のNHKドラマの印象が強い。小野寺明さんと真野響子さん。今となっては、自分よりずっと年下だし、その時のエピソードもほぼ覚えてないから、自分なりに読み進めていった。
あさのあつこさんの時代物は何冊か読んだけど、平岩弓枝さんのは初めて。
特にシリーズ一作目のせいか、最初少しまどろっこしいような感じもした。読んでいくうちに慣れてきて、その世界観がだんだん味わえるようになってきた。
あさのさんのは割と事件や何かに主軸が置かれているような気がしたけど、これは主人公の二人の情愛が重要なモチーフとなってる。小川洋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ちっちゃなかみさん」は胸がしめつけられるような切ないお話なのですが、
いくつかのお話はとても嫌な人間が出て来ます。
自分の浅ましさ身勝手さにに苦悩して必死に向き合おうとしたり
自分がどんな嫌な人間か理解出来ず、自分が陰口を言われているのを耳にして自分のどこがどう悪いのか知ってしまってさえそれを恥じて変えようとしない人の話も。
感動出来るお話だけをまとめた作品ではないので
読後感が微妙なのですが
人間の醜い部分を突きつけられるようで
若い頃良くない態度を取ってしまった事や
外に出さなくても内心思ってしまった良くない事などが思い出され、
そういうものが客観的に見るとこんなにも悲しいものだと -
Posted by ブクログ
ネタバレ「江戸の竜巻」は大名家の落とし子の双子の兄弟
「幽霊の仇討」は地方から許嫁と上京した武士の仇討
「狐斬り」は謡曲師の妻と弟子
「河童と夕顔」は漁師と釣り好きの侍
「狸の心中」は薄幸の佳人の恋
「又右衛門の女房」は地震に遭った刀剣屋の女房
「江戸の水仙」は島流しから帰ってきた父と子どもたち
「松平家の若殿」は5歳の若殿が生き別れた母と会う
町方で起きた事件の吟味をするのが町奉行の仕事なら、大名家で起こった事件から町方と大名家を跨った事件まで、さまざまな事件を扱う内与力のはやぶさ新八だが、又右衛門の女房だけが毛色がちがう。ここでは新八と妻の間のやりとりから、妻に優しい新八が浮かぶ。