平岩弓枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
時代小説でも読みやすい短編集。
こどもの手を 「紅葉」 という表現が大好きです。
時代関係なく、ひとのあったかさに触れるのはジーンときます。
~木が大きく枝葉をひろげて下の者をかばおうとすると、
下の者はお日さまに当れなくて伸びようとしても伸びられない。
程よく育ったら一人一人、根分けして一本立ちになっていく。
お前は少々根分けするのが遅かったんだ。~
(邪魔っけ)
~世の中に星の数ほど親子ってものがいる。
だが、真実、親子と呼べるようなものは、どれほどいるものか。
子が親を慕い、親が子の支えになって生きて行く親子なら、
血が続いていようといまいと、俺はそれが本物の親子だと思っている。~
(親なし子なし)
なんとなく男性作家さんを読むことが多く、感情の起伏にそこまでつき合わされないので安定して読めますが
この方は、女性なのに男性的なカンジで好きです。
ただやはりこの彼女も女性なので、 結婚・出産 など人生の転機のたびに仕事(言葉)に影響が現れる気がします。
小説の世界だけではなく、今まで接触した女性は特に一緒に仕事をしたときなど、その人生の転機が後に大きく影響しているのを感じました。
女性作家さんの読み方の楽しみに気づけたようなかんじです