平岩弓枝のレビュー一覧
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さすがベテラン小説家。楽しく読めます。
面白いと思ったのは、豊臣の残党がアジアの国々で商人として生きていこうとするところ。
この小説では、秀頼生存説を取っていて、秀頼もまた南の国で生きていく。
いつの時代でも、異国での生活は、新たな自分、新たな生きる道を与えてくれるもの。Posted by ブクログ -
ここんとこあまりに落ち着きすぎていた「御宿かわせみ」シリーズだったけれど、ここにきて東吾の隠し子が!!真偽のほどは不明だけれど、るいは泣いちゃうよ〜。でも東吾も子どもほしいんだろうしねえ。隠し子騒動の話、表題にもなってる「秘曲」はなかなか面白かった。Posted by ブクログ
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うーん、目が離せなくなってきた!ここに来て新たな展開が!続々と次の巻を読みたくなる。七重は幸せそうで、赤ちゃんできちゃうし、東吾は出仕の話がでてきて、次の年の六月以降に祝言だと明確になって、縦糸がどんどんつむがれていく。もちろん「横糸」の捕物帖もなかなかなもの。さあ、次の巻ではやっと祝言だ。Posted by ブクログ
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例によって、御宿「かわせみ」の女主人・るいと、与力の家の次男坊・東吾のお江戸人情捕物帖。この巻、結構進展!東吾のことを好きな兄嫁の妹・七重がついに結婚したり(相手は内緒。結構ビビる)、東吾とるいの結婚を与力の兄が認める発言したり。なかなか面白かった。Posted by ブクログ
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東吾さんの方が、読んでる量多いからか、やっぱ好きだなぁ。
ますます内容が洗練されてきている感がある。
シリーズでそろえたいものだわっ。
NHKの御宿かわせみ、見てみたーい。Posted by ブクログ -
「虹のおもかげ」「笹舟流し」このふたつで麻太郎が東吾のこどもじゃないかって東吾が悩むんだよね。そして「立春大吉」で東吾とるいのあいだに千春が生まれる。人物が増えますますおもしろくなりそうPosted by ブクログ
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公衆電話からの電話や、当たり前のように取れなくなる連絡などなど、息子が読んだら『なんで!?』て言うだろうなと思うような舞台。でも昔と今を知る私にはすんなり読めた。異人館の風景やセイロン亭の佇まいを読んでると行ってみたくなる。でも内容は結構重い理由のあるミステリーでそのギャップが面白かった。Posted by ブクログ
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「平岩弓枝」の長篇時代小説『新装版 はやぶさ新八御用帳 (1) 大奥の恋人』を読みました。
『「御宿かわせみ」ミステリ傑作選』、『新装版 御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人』、『御宿かわせみ (28) 佐助の牡丹』に続き、「平岩弓枝」の作品です。
-----story------------...続きを読むPosted by ブクログ -
「平岩弓枝」の連作時代小説『新装版 御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人』を読みました。
『「御宿かわせみ」ミステリ傑作選』に続き、「平岩弓枝」の作品です。
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二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。...続きを読むPosted by ブクログ -
かわせみシリーズ再読。
安心して読めて、ちょっとドキドキして、ホッとできる時代ものミステリー。
るいをいつまでも待たせないで、と思ってしまう。Posted by ブクログ -
「日暮里の殺人」の世話好きじいさんが招いてしまった不幸と「名月や」で独り者になった男たちが助け合って生きてくことになりそうな予感が良かった
「紅葉散る」はどうしても胸がざわざわしちゃって何も知らないるいのことを想うとやっぱりしんどいPosted by ブクログ -
偉い人におすすめの本を聞いたらこの本を教えてくれたので。
難しいことばがたくさん登場するけれど、なぜか読みやすくてスルスル読めてしまう感じすごいなって思いました。
少し前の時代の日本にも、色んなかたちの愛が存在するんだなあと感じられるお話たちでした。Posted by ブクログ -
源三郎の恋、切ない。
最終話のさらわれた子どもを利用した押し込み強盗の話も心に残る。
まだ夫婦になる前のるいと東吾の関係も応援したくなる。シリーズをひとつひとつ読んでいく楽しみがあるのは嬉しい。Posted by ブクログ