【概要】イチャラブカップル東吾とるいの前に現れる様々な人間模様。多くは哀しい。
【内容】初春の客(ハンフウキと千代菊)/花冷え(深川芸者の千代次)/卯の花匂う(敵討ちの旅をしているカップルと神社によくお参りしてる老カップル)/秋の蛍(盗賊団兼業海賊)/倉の中(質屋のヤな気分になる倉)/師走の客(一目惚れした男を探しに来た夢遊病気味の美女、すが)/江戸は雪(かわせみの客の五十両が盗まれた)/玉屋の紅(佐原の造り醤油屋の若旦那の清吉とその女房のたよ)
【感想】再読だけど全く忘れてた…。ドラマは真野響子さんのを観てました。高島礼子さんのも一度だけ。
■かわせみについての簡単な単語集
【畝源三郎】東吾の友人。定廻り同心。
【嘉助】老番頭で元捕方。
【香苗】通之進の妻。父は以前目付をしていた麻生源右衛門。
【神林東吾:かみばやしとうご】るいの恋人。《赤ん坊の時から惚れてたんだ。》p.12。剣の腕は立つ。兄は与力。
【吉】女中頭。
【源三郎】→畝源三郎
【東吾】→神林東吾
【通之進:みちのしん】東吾の兄で南町奉行所与力。
【深川芸者】気風の良さが売り。男の名を付けることが多い。
【奉行所】当時は北南それぞれ与力25騎、同心120人が定員。内与力とは奉行直属の家来を与力として使っていたもので奉行が辞めたら一緒に辞める。
【方月館】東吾が月10日は代稽古に行く狸穴にある道場。主は松浦方斎。
【るい】〈御宿かわせみ〉のオーナー女将。鬼同心と呼ばれた父の庄司源右衛門の死後家督相続をせず旅籠を始めた。使用人は皆庄司家時代からの者。父の死は金座銀座の不正を追っていたからと言う。物語開始時22歳で1年前に1歳年下で幼馴染の東吾と男女の関係になった。が、東吾は子のない兄の跡を継がねばならないと主張しいずれ身を引くつもりのようだ。困ってる人に同情しがち。