平岩弓枝のレビュー一覧
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平岩弓枝さんのお母さんはとても元気な方でしたが、88歳の時、ぶつけても転んでもいないのに右大腿骨の骨折を。最初の病院で、先生から「このまま痛いのを我慢して治しても寝たきり、手術しても寝たきり」と。次の病院では、「大丈夫、手術すれば歩けるようになる」と。結果、手術・リハビリで回復! ラッキーでしたね...続きを読むPosted by ブクログ
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連続短編集。
日常はたくさん、ですが、どの時代にも
甘やかされた娘はいるものだな、と。
こうならないよう諫めておかねばならないのに
どうしてこうも自分のいいようになる、と
思えるのか、非常に謎です。Posted by ブクログ -
ずっと昔に読んだシリーズを再読。
懐かしい親戚に会えたようなほのかな喜びと安心感。
平岩弓枝さんの紡ぐ江戸の市井の人々の暮らしが体感できて、心地よい。
切なさの残るストーリーもありつつ、生きる尊さを実感。Posted by ブクログ -
自分勝手な悪い武士達がよく出てきて、哀しい話も増えてきました。
新八の周りはいい人ばかりで、こんなことはなかなかないかもだけど、やはり類共なんでしょうね。Posted by ブクログ -
8話短編。
日常のこまごました話は色々あるのだな、と。
一番問題あり、なのは、当然(?)表題でしたが。
目の前でしていないのなら、それはそれで
チャラになりそうな気もしますが。
そこはきちんと決めていた、という事でしょうか?
後ろから2番目の話は、結局犬は
飼い主がいないまま、なのでしょうか…。Posted by ブクログ -
8話分シリーズ短編集。
江戸っ子は見栄っ張りだな、が
しみじみ分かる2話目。
不運というより、自分で逃がしているのでは、と
最後まで読むと思わせる4話目。
自業自得な8話目は、人間だらけていては
仕方ない、という教訓ももらえます。Posted by ブクログ -
「ちっちゃなかみさん」は胸がしめつけられるような切ないお話なのですが、
いくつかのお話はとても嫌な人間が出て来ます。
自分の浅ましさ身勝手さにに苦悩して必死に向き合おうとしたり
自分がどんな嫌な人間か理解出来ず、自分が陰口を言われているのを耳にして自分のどこがどう悪いのか知ってしまってさえそれを恥...続きを読むPosted by ブクログ -
これまでとちょっと手法変えてきた
捕り逃がしたり、捕物よりストーリーメインだったり
「冬の月」が悲しい話だけどこういう話のが好きだな
るいの心が強くなってるのと何度目かの正月の描写に二人の過ごした時間の長さを想うPosted by ブクログ -
明治の元武士たちや新興の資産家たちが起こすいろいろな事件、巻き込まれた麻太郎と一条結子はいずれ一緒になるのだろうが?かわせみのお春と正吉は?このあとは5年近いのにまだ書かれていない!終わりかな?Posted by ブクログ
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坂崎出羽守のいわゆる千姫事件による悪いイメージを払拭した平岩弓枝ならではの千姫となっている。
豊臣の滅亡、本多忠刻、息子の死など波瀾万丈の人生であり、なかなかに読み応えある。Posted by ブクログ -
何度も読み返しているのだが、かわせみの人々が本当に好きなのだ。それぞれが粋で優しさとかっこよさがあり、思いやりもあって幸せになって欲しいなと見守りたくなる。Posted by ブクログ
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かわせみのるいと東吾、東吾の親友源三郎が、宿に泊まる人たちの謎を解いてゆく。謎解きは面白いけれど、るいは何事も東吾次第。昔の男性が女性に求める可愛らしさ愚かさの部分に時代を感じる。Posted by ブクログ
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もらった本。
江戸の人情話の短編集。文章が格調高い、で、読みやすい。
どうする??どうなる??と読み進めると全部読んじゃう。温かい目線。人間が根っこしっかり張って、生きてる!!!
結末、すっきり!ではなくて、うっすらと物悲しいのが多い。Posted by ブクログ -
有名なシリーズ。おそらく読むのは初めてだがミステリ傑作選という事でトライ。ミステリとしては期待外れだったが、そういう分類を別にすれば読んで損は無い面白さ。Posted by ブクログ