あらすじ
正月の閻魔堂の縁日で、浅草寺はたいへんな人出だ。その境内で、娘が晴着を切られ、怪我をした。その数日後、一緒に閻魔まいりに行った堀留小町といわれる器量良しの娘が殺される。表題作ほか、東吾の親友で、八丁堀同心の堅物・畝源三郎がめでたく祝言を迎えるまでの騒動を描いた人気作品「源三郎祝言」、その女房お千絵もさっそく活躍する「橋づくし」、るいと東吾が蛍狩りに遠出する「蛍沢の怨霊」を含め全8篇。登場人物も増え、ますます好調のシリーズ第10弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『源三郎の祝言』が特に良かった
通之進の鮮やかなお裁きならぬとりなしが爽やかで、読んでいてとても気持ちが和む良いお話です
源さん末長くお幸せに…
Posted by ブクログ
この巻では、源さんにお嫁さんがきて幸せいっぱい、読んでいるこちらまで頬が緩みました。
反して話の方は『蜘蛛の糸』のように無常感漂うものが多かったような印象でした。
Posted by ブクログ
「源三郎祝言」
良かったー。
やっぱり源さんには幸せになってほしいからね。
どんな嫁さんがくるのかと思っていましたが、
千絵さんなら申し分なし!
さっそくラブラブぶりも発揮してくれてますしね。
Posted by ブクログ
御宿かわせみシリーズ。8話で、問題は「源三郎祝言」。脇役ながら、真面目同心の源三郎がどういう恋愛をして、どんな相手と結ばれるか興味があった。せめて、出逢い、恋愛、困難を乗り越えて祝言と3話以上は絡むと思ったのに、一話であっさりと(^^;・・まぁ、ほのぼのとしていい感じだから良しとしよう(笑)
だんだん、時代捕物、推理物というより江戸市井物になり、目新しくはないが、読み流して雰囲気に浸れる。
Posted by ブクログ
<目次>
略
<内容>
女の情念の話が多い。東吾とるいはよりまったり…。でも「星の降る夜」ではモノが飛ぶが、その結論はなし。そういえば畝源三郎は結婚したよ。
Posted by ブクログ
この巻、東吾の幼馴染の同心・源さんが祝言を挙げちゃいます。なぜ〜。今まで女っけのかけらもなかったくせに〜。唐突すぎるっつの。でも源さんの祝言はかなり面白い話だった。結婚した後の源さんも「ちゃんとかわいがってます」などとサラリとのろけるのがまたかわいらしい。
Posted by ブクログ
「御宿かわせみ」シリーズ第10巻。この巻辺りから、1話完結ながら、過去の人物が再登場したり、おなじみの登場人物の人間関係が進展していく楽しみも加わる。