【感想・ネタバレ】御宿かわせみ26 長助の女房のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2010年11月15日

老いの坂道
江戸の湯舟
千手観音の謎
長助の女房
嫁入り舟
人魚の宝珠
玉川の鵜飼
唐獅子の産着

0

Posted by ブクログ 2023年09月30日

タイトルの作品が秀逸。「兄上様」の魅力が満載である。それが「兄上様」の視点で書かれていないところが、平岩弓枝先生の文章力の見事で、神業とおもいしらされる。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

【8作収録】
・隠居したものの、町内を歩き回って金を受け取り、時には事件を解決しようとすらする元同心。現役の同心にとって面白くないばかりか、下手をすれば恐喝になるということで周囲は心配するが・・・
・舟に風呂を設置した湯舟の船頭が殺された。最後の客である男女が取調べを受けた後日、今度はその女のほうが...続きを読む別の船頭と殺されているのが発見された。二つの事件は同じ犯人によるものなのか
・神林家代々の千手観音を落としてしまった香苗。取れた腕の修理は職人の留守で叶わず、仕方なくそっくりな別の観音像を借りたところ、その背中から大麻が入った袋が発見された
・岡っ引としての功績に対してお上から褒賞を受けた長助。周囲が喜びに沸く中、女房のおえいは、昔江戸追放になったはずの男を近所で見かけ、嫌な予感に胸を騒がす
・宗太郎の患者の一人が闘病の末に亡くなった。息子は東吾の弟子で、東吾は弟子の母違いの妹の存在を知り心配する。しかし、よく分別を弁えて妹を遠ざけ、嫁入り先まで探してやるのだった
・子ができないために婚家を出された女が、復縁を頼みに婚家へ行ったきり行方不明になる。30年前からまるで年を取らない尼が信仰する人魚神に、子宝祈願に行ったのではないかと思われたが・・・
・源三郎の妻・千絵の付き合いで外出したるい。同行した夫婦の妻と偶然出会った夫婦の夫が恋仲になり、二人揃って夜に姿を消した。翌日、女のほうが遺体で見つかり・・・
・子さらいが数件発生した。金を払った家は皆無事に子供を取り返しているが、最初の1人だけが帰ってこない。調査をする東吾や源三郎は、やがて下手人は子供のようだと気がつく

0

Posted by ブクログ 2009年10月07日

今回、長助がお上に表彰されて祝いの飲み会で飲んだくれてる間に、長助の女房が活躍する表題作や、東吾の隠し子・麻太郎がますます東吾に似てきてドキリとする話、香苗のまだ続いている初々しい恋心など結構濃い話が多くて読み応え抜群。たいして状況は変わっていないのに、なかなかだったな、と思わせてくれた。

0

Posted by ブクログ 2017年11月16日

いや〜また出ました。気付いてなかったら家内が買ってきてくれました。もっとも彼女は「まだ続いてる」と言うだけでもう読もうともしませんが。
このシリーズも最初からすると随分変わった様な。捕り物的要素はぐっと減って(といっても事件はあるのですから、謎解きが減ったというべきでしょうか)もっぱら人情ものです...続きを読む
それと今回の作品では主人公東吾の兄の通之進・香苗夫婦が良いですね。特に香苗さんの可愛らしさはとても素敵でした。

0

「歴史・時代」ランキング