酒寄進一のレビュー一覧

  • 黒のクイーン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「夏を殺す少女」の作者の作品。
    上記に比べるとテンポなど悪い印象。
    推理についてもちょっとご都合主義な感じが。
    一番残念だったのはタイトル。
    原作はどうかわからないが、このタイトルでなんとなく展開がわかってしまった。
    3部作とのことで次作の邦訳に期待。

    0
    2019年12月12日
  • 深い疵

    nao

    購入済み

    うーん、面白かった…のか
    ナチス政権下の出来事には興味があり色々読んだので、これも読んでみたのですが、別のサイトで買って読んでいたのをすっかり忘れて、買って読んで、後半←解決間近になって
    あれっ、これって読んだ覚えがある…!と思い出す、というのを3回もやってしまいました
    読んだ本は忘れない方なのですが、こんなに印象が薄い本は初めてです
    どなたかも書いておられましたが、最後の解決が無理矢理すぎて(何であんなに酷いことをこの一家にしなきゃいけないのかサッパリ)納得いかないですよね
    ちょっと火サスぽいし
    でもこれ面白いと批評サイトにあるので、またウッカリ買わないように気をつけないと…

    0
    2019年09月27日
  • 禁忌

    Posted by ブクログ

    弁護士と刑事の法廷のやりとりが面白かった。理解できていない箇所も多々あって、シーラッハのコリー二事件も読んでみた方がいいのかもしれない。

    0
    2019年09月27日
  • 夏を殺す少女

    Posted by ブクログ

    沢山賞を受賞してるすごい人のよう。2つの都市にて同時進行に話が始まる。ドイツにて事件を追う刑事。ウィーンで働く美人女弁護士は、違う事件に共通点を見つけてしまい、有給を取り、その事件を個人的に調べる。沢山人が出てきて、ちょっとドイツ語圏の人名が覚えにくく、必死についていく。次第に真相が見えてきて、主人公同士が絡み合う。非常に手慣れた書き手のうまい文章と構成。話題にしやすいかもしれない。そうだな、そういう、いわゆる正統派ミステリーって、わかってるだろう、個人的には全然惹かれないんだ。

    0
    2019年09月25日
  • 犯罪

    Posted by ブクログ

    私達は生涯は、薄氷の上で踊っているのです。 宣誓はとうの昔に信頼されていなかったからだ 圧力容器が弾け飛んだ 罰則が私達を威嚇する ポコルは仲間がポルノ映画で彼女を便器代わりにするのを見てから ガロテで首をしめられ命を落とした 尻から折れた箒の柄が突き立っていた 俺はオリーヴの木どザジキが大嫌いなんだよ タツノオトシゴ海馬は馬と竜の合いの子で 記銘障害と想起障害を併発していることを本人に説明した ルミナール 華麗なるギャツビー 「さあ、櫂を漕いで流れに逆らおう。だけどそれでもじわじわ押し流される。過去の方へと」 だが盗んだ教科書で、解答不能と思える難問に出合うと、脳味噌がぶんぶん唸るのを感じた

    0
    2019年08月08日
  • 死体は笑みを招く

    Posted by ブクログ

    今回はあまり面白くなかったというか、これまでのシリース中で最下位(俺の中では)ですね。恋愛が絡むと一気に面白くなく成るのはなぜだろう。特に女性作家の場合。

    0
    2019年06月27日
  • 新訳 メトロポリス

    Posted by ブクログ

    機械化された社会でトップに君臨するフレーデルセン親子だが、息子のフレーダーが偶然見かけた女性マリアと恋に落ちる。その後何が起こったかよくわからないが都市が崩壊し、フレーダーは父親のヨーの宿命の相手、ロートヴァングと対決する。見事勝ったフレーダーとマリアは結ばれ、ヨーも人間らしい心を取り戻す。

    この小説はナチス台頭少し前のドイツで書かれた作品で、これが書かれた頃はまだ『ロボット』と言う言葉が無かったとのこと。これ以前のSF小説がどんなものか知らないが、
    「頭脳と手の仲介者は心でなくてはいけません」
    この言葉は現在あるほとんどの近未来SFのテーマになってると思う。

    0
    2019年05月12日
  • 弁護士アイゼンベルク

    Posted by ブクログ

    凄腕の女性弁護士にホームレス少女からの弁護依頼。殺人の被疑者は元恋人の物理学者。コソボから逃げてきた母子から、一族の復讐のため夫の居場所を聞き出そうとする刑事と異母弟。問い合わせてきたミュンヘンの女子学生。

    如何にして、何故敏腕になったかが垣間見える、がっつりミステリー。

    0
    2019年04月14日
  • デーミアン

    Posted by ブクログ

    特にひねりがあるわけでもなく少年が大人になる成長物語。
    家族(ことなかれ主義)からの影響は少なく、中高一貫校での出会う人物との生活から人生を学んでゆく。
    タイトルのデーミアンは若くして自分の考えを持っていて、数回の出逢いから少年に強く印象を与えることとなる。

    ↑書いてて、ふつーだなあ。こう、もっとこの本による「特別な」ことを書くんだ。

    酒寄さんは以前から信頼してるというか、手に取った本に「まちがいない」という印象がある。
    しかし今回はよくわからなかった。
    とても読みやすい。。

    どうもピンと来なくて。本って①面白いけど惹き付けられない②その逆があって今回は①だった。この本に限らず子供の成長

    0
    2019年03月29日
  • 夏を殺す少女

    Posted by ブクログ

    児童虐待、その後の解離性障害を素材に使うミステリ。一気に読めるがとても苦しい読後感が残る。児童虐待があまりに日常に近くなった今に物語として読めるものではない。

    0
    2019年02月24日
  • 静寂 ある殺人者の記録

    Posted by ブクログ

    やっぱ学校に行くのは重要だな。好きでなくても仲間って必要だ。耳がとても良い少年が地下で1人で成長。近所の車椅子の老人が教えに来るが、温室のような環境で育ってしまった。人間関係で行き詰まりを見せると、すぐに生命を終わらす。しかも善意と思って。悩まない。考えない。本来子供が学校で教えらたり、衝突したり、その度に色々苦悶することを彼はできなかった。やはり両親がダメだったと思う。おかんも子供産んだだけじゃダメで、育てないと。非常に読みやすく映画や曲のような感じがしたが、やはり作者は作曲家でミュージシャンだった。

    0
    2019年02月16日
  • 黒のクイーン

    Posted by ブクログ

    舞台のプラハが魅力的であるがそこに登場する人物はチェコ人というよりドイツ人のように思える。でもこの作者をもう少し読みたいとは思わせてくれる。

    0
    2019年02月10日
  • 禁忌

    Posted by ブクログ

    フェルディナント・フォン・シーラッハ『禁忌』創元推理文庫。

    『コリーニ事件』に続く200ページ強の中編作品。『犯罪』『罪悪』のイメージが強いせいか『コリーニ事件』同様、読んでいて心に響くものが無く、無機的な単調さに物足りなさを感じた。もしかして、シーラッハの良さは短編にこそ生きるのではなかろうか。

    主人公は文字に色を感じる共感覚を持つ写真家のゼバスティアンである。前半ではゼバスティアンの幼少期から写真家として成功を納めるまでが単調に描かれる。その後、ゼバスティアンが若い女性の誘拐と殺人の容疑で逮捕され、捜査官に強要され殺害を自供してしまう……そして、結末……

    0
    2019年01月19日
  • 静寂 ある殺人者の記録

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまったけれど余韻は今だ続き、
    ドイツの片田舎、主人公カールが佇む丘・沼・森が目の前に広がる。
    カールにとって静寂は魂の救済であり解放であり、
    殺すという行いに何も躊躇はなく、
    宗教の中にも慈愛と暴力の2面があることに疑問を持ちつつも、
    安寧は静寂の中にあると。
    自らの魂の救済は生まれくる赤子によって持たされる。
    何にであれ、殺人者の思いに同調することはできないが、
    この物語は愛に溢れていると感じる。
    誰しもが望むであろう愛に溢れている。

    0
    2018年11月28日
  • デーミアン

    Posted by ブクログ

    このシリーズはいいねえ。古典がこんな読みやすいなんて。結局最後がよくわからん感じであったが、まあ「古典」というだけでありがたいのである。

    0
    2018年07月29日
  • 深い疵

    Posted by ブクログ

    登場人物が多くしかも名前が難しく覚えられない。文章も読みにくく途中何度も放り出しそうになった。が、最後1/4は引き込まれて一気に読み!総合的には面白かった。前作までのエピソードも沢山散りばめられてる様なので、これから読む方には、シリーズの1作目から順に読むことをお薦めします。

    0
    2018年07月27日
  • 弁護士アイゼンベルク

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『償いは、今』とストーリーでカブっているが、本作品の方が骨太。テレビドラマの原作という印象は同じだが、作者は長年テレビドラマの脚本を手掛けてきただけあって、映像的で疾走感のある仕上がりとなっている。

    主人公が囚われの身で絶体絶命のシーンから始まり、視点が変わり時間も前後して複数の事件が並行していくというストーリー。一体どのように交錯するのかの興味で引っ張り、弁護士の人生と法廷劇をうまく絡めている。

    二転三転の展開と衝撃的な結末もあって面白いが、もうひとつ物語にコクがない。終盤は強引にバタバタしすぎであまり好きじゃない。でもってこのヒロインも好きになれなかった。意味深なラストだった

    0
    2018年07月15日
  • 夏を殺す少女

    Posted by ブクログ

    オーストリアの作家が主にドイツを舞台にして描いたミステリで、児童虐待という重い主題を扱いながらもスピーディーな展開で読ませる秀作。謎解きの要素は薄く、サスペンスを主軸とした捜査小説で、飾らない文章は実直な著者の人格を表しているようだ。
    主人公は、やさぐれてはいるが経験豊かな中年男と、才気煥発だがまだまだ未熟な女性という二人。定石の設定ではあるが、中盤辺りまで別々に物語が進行するため、余分なやりとりが発生せず、くどさがないのが良い。真相が明らかとなる要所で二人の追跡行が交差するさまも自然だ。

    オーストリア在住で経験の浅い弁護士ヴェリーンは、元小児科医や市会議員らが連続して不可解な状況下で事故死

    0
    2018年06月25日
  • 穢れた風

    Posted by ブクログ

    風力発電施設建設会社で夜警の死体が発見された。ビルには何者かが侵入した形跡が。奇妙なことに、社長室のデスクにハムスターの死骸が残されていた。これは何を意味しているのか? 風力発電の利権をめぐって次々に容疑者が浮かびあがり、さらに殺人が…。再生可能エネルギーにかかわる国家的犯罪なのか。巨大な陰謀に呑み込まれる刑事たち。ドイツのナンバーワン警察小説!

    シリーズ第五作。グダグダなオリヴァーに唖然。

    0
    2018年05月22日
  • 死体は笑みを招く

    Posted by ブクログ

    動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。殺人捜査課の刑事オリヴァーとピアたちの捜査で、被害者は高校教師で環境保護活動家だと判明。彼は動物園付近の環境破壊や動物園の動物虐待を批判し、さまざまな人間に憎まれていた。捜査が進めば進むほど、被害者を殺す動機を持つ者が浮上してくる。謎また謎の展開と、緻密極まる伏線。リーダビリティに溢れた傑作警察小説!

    シリーズ第二作。翻訳としては四作目。警察側が私生活も含めて翻弄されすぎ。

    0
    2018年05月20日