能町みね子のレビュー一覧

  • 四巨頭会談 男好きの男と女好きの女と女だった男と男だった女

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    見つけて即買い。
    能町さん、竹内さんの著書は持ってるので、これも絶対面白いと思った。そして面白い。ハズレませんねぇ。
    私はノーマルだけど、なんかこの人たちの方が楽しく生きてらっしゃるように思える。うらやましーい。

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    2011年01月16日
  • お家賃ですけど

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    いや〜...いい本だなぁ〜...と、
    手に取る度に思わずニヤついてしまう(^ ^;

    まず表紙がいい。写真も装丁もいい。
    帯もいいし、めくって出てくる
    写真や間取りのイラストもいい。
    おまけに(?)、中身も素晴らしい(^o^

    この本は、作者がかつて暮らしていた
    築40年オーバーのアパートでの生活を綴った
    エッセイ、ということになるのだが。

    作者の、この部屋に対する愛着が、
    この部屋で営む生活への愛おしさが
    溢れているのを感じられる。
    しかも、決して押しつけがましくなく。

    この人の書く文章は、とてもうつくしい。
    書き言葉でなく話し言葉が基本だが、
    言葉の選び方、ひらがなと漢字の使い分けなど
    とても「読むことが心地よい」日本語。

    絶対に「縦書きで読まねばならない」文だ。
    と、私は思う。

    古いアパートで、お風呂がなかったり、
    あちこちガタがきてすきま風が寒かったり、
    不動産屋的に考えれば快適とは言えない暮らし。
    しかもお家賃は毎月、階下に住む大家さんに手渡し。

    今どきの若い娘さんなら、端から選択肢に入るまい。

    そんな部屋での暮らしを愛しながら、事情により
    一年ちょっとで余所に引っ越してしまう筆者。
    が、後にオーエルとなって同じアパートに帰ってくる。

    オーエルをしながら、副業的に
    何人かの「師匠」の手伝いや邪魔(?)をする日々。
    街を歩いてお気に入りの店を見つけ、
    週に一度コインランドリーに通う。

    その同じ目線で、同じリズム同じ文体で、
    さらりと性転換した顛末についても語る作者。

    決して感情の振り幅が小さい人でもなかろうに、
    「人に言えない大きな秘密」を抱えていると
    他の大抵のことは許せてしまえるのだろうか。
    あくまで淡々と、かわいた文体で日々を綴る。

    が、その文体でつづられる日常の、
    なんと慈愛に満ちていることか。
    実は意外と大事件が起きているのに、
    作者の筆を通すと「愛すべき日々」に見える。

    他の人がこのアパートに暮らしても、
    きっとこんなに素敵な日々は送れまい。

    作者の言葉を借りると
    「このあいだお友達に『家のこと語るとき、
     のろけてるみたいだよね』といわれた。
     至言である。」

    一度一気に読み通してからも、
    つい何度も手に取ってしまう本である。
    最初から読まなくても、ぱっとページを開き
    数行文章を追うだけで、この本の中に流れる
    ゆったりとした時間にひたることができる。

    いや〜、本当にいい本だなぁ...(^ ^

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    2010年08月26日
  • くすぶれ!モテない系

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    ウェブ連載時代から好き。モテ系雑誌も読めない、ピンク/ゆるふわをかたくなに拒絶する、ベストセラーを素直に読めない…「自分が何者なのか」をやっと代弁してくれた本!くすぶってるけどいいんだよ。美大系女子は必読。

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    2010年04月04日
  • くすぶれ!モテない系

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    自分のことや!とか書いたら自意識過剰って思われそう…とか
    考えてしまう自意識過剰なところも当てはまる…のか?

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    2009年10月04日
  • 呻け!モテない系

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    いや〜、興味深かった。
    自分が当てはまることもあったりしかしそれに反発したい想いもあったり。
    何にせよ、自意識過剰なのだな。
    あたしゃメンクイなので、是非見た目モテ系中身モテない系男子に巡り会いたい。
    見た目モテ系でなくても、モテない系女子好きの奇特な男子に巡り会いたい。
    …知るか!

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    2010年08月22日
  • くすぶれ!モテない系

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    これ腐女子はけっこうあてはまるんじゃなかろうか…
    私のことを書いてるのかというくらいにドンピシャだった。

    面白いのでおすすめです。

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    2009年10月04日
  • くすぶれ!モテない系

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    突如現れた私のバイブル。
    いや、聖典っつーか、自分自身。。かな。。
    凄い当たる占いみたいな…
    というか、自分がここにいる…みたいな…
    でも、あたしはモテたい!

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    2009年10月04日
  • くすぶれ!モテない系

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    なんか納得してしまうところが多々あります。街中にでると結構いてますよね!人間観察が楽しくなる本やと思いました。

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    2009年10月04日
  • 正直申し上げて

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    能町みね子さん×大島育宙さんのトークイベントのYouTube動画(無料)をみて、興味が出て読んでみた。
    鋭角するどく楽しそうにお話するお二人のイベントいきたかったなぁ。観客のみなさんの雰囲気も興味がある。

    能町みね子さんの本はお久しぶりだったのだけど、普段自分がスルーしてしまっているようなことにキレキレにきれこむ様子に圧倒される。おもしろいなぁ。この本をきっかけに、文春が気になるようになってきた。週刊を追っていれば、もっとナウな時事問題についていけそうだものね。新しい楽しみが増えてうれしい。

    能町さんの相撲のお話も、青森暮らしもいろいろ気になっているのだけど、全然終えてなかったことを反省。もっともっと能町さんを追っていこうと心に誓う。

    20260714

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    2026年07月14日
  • あなたのフェミはどこから?

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    彼女をフェミニストにしたものはなにか。

    幼い頃に田舎の封建的な暮らしで経験した家父長制の抑圧であり、
    「よのなか」から女の子の身体に向けられる視線であり、
    それらによる個人的な傷つき体験の数々かもしれない。

    あるいは不自由極まりない、
    毎月の大量出血や痛みでままならない身体そのものかもしれない。

    あるいはプリキュアであり、侍女の物語であり、
    マッドマックス怒りのデス・ロードやアナと雪の女王であり、
    レディー・ガガや(G)I-DLEかもしれない。

    そしてもちろん、私かもしれない。

    『あなたのフェミはどこから?』 / 平凡社

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    あなたの"フェミ”はいつ、どこから始まりましたか?

    文筆家、写真家、彫刻家、翻訳家、編集者、
    ライター、演出家、イラストレーター、学者、
    ソーシャルワーカー、精神科医など19人が、

    個人的でありながらも共通する体験でもあり、
    連帯する基盤ともなるフェミニズムとの出会いを綴る。

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    些細なことも含めて、生きづらさを感じることは多々ある。
    その正体がちょっと分かった気がした。

    全てではないけど、私が女性だからという理由で生きづらさを感じていることもあるなあと再認識できた。

    自分の友達や子供がジェンダーを理由に生きづらさを感じないでほしいし、
    自分も「知らず知らずのうちに」「悪気なく」「良かれと思って」誰かを傷つけたくはないなと思えた。

    #あなたのフェミはどこから #フェミニズム #平凡社
    #読書記録 #読書感想文

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    2026年07月12日
  • 私の身体を生きる

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    こんなに赤裸々に描かれているのか、と思うのは、それもまた性を隠す大人の無意識に引っ張られているのだろうか。作家さんによって「身体」に対する感じ方がこんなにも違うのだなと興味深かった。

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    2026年06月08日
  • 私の身体を生きる

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    性というか性別(性自認や対象)というか、性欲というか性癖とか、性体験とか。

    「性」のことはご法度的で親子、恋人、親友でも避けたりするわけで、孤独な世界だと思ってきたけれど。それが女性作家が17人も語るわけで下品上等、生々しくて面白い。
    面白い、と言ってる事を下品と言う人もいると思いますが、多様性?とあえて言葉にすれば線引きしないでよ、と。

    面白いというのは具体的に変えれば興味深い、が適切か。いやらしい意味でなく、前述のようにご法度な他者の世界に興味があるわたしは、作家がこうもあけすけにエッセイとして実体験や思想を語ってくれてありがたく。
    本として残るので結構なカミングアウトもあったりするわけですが、それはどういう心境なのだろうか、とも思ったり。
    他にもこの手の本はあるのかな?と探したくなったほど。
    男性作家版も出して欲しい所存です。

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    2026年06月07日
  • 私の身体を生きる

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    いつも読んでる大好きな作家さんたちの身体にまつわるエッセイ。作家さんたちにも過去や苦しみや葛藤があると知ってしまった。

    「誰かから指弾される前に、違う、お前は違うと「私の中の世間」が言ってくる。」

    ☁️ 世の中には女性であることで苦しんでる人がいないわけないのに、言語化されてしまうと本当にいると見えてしまう、なんて、自分勝手さに嫌になりながら読み進めました。

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    2026年06月02日
  • かわいい中年

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    表紙のパンチが鬼かわすぎて、ジャケ買い!

    なんか自分より何十年か先を生きている人の文章を読むと、文章だけだと全然わたしと変わらないって言うか、めっちゃわかる!って思うこといっぱいあったのは気のせいかなぁ。
    「点は点のままでは、いつか宇宙の藻屑になる」っていう言葉は、大事にしたいなっておもった。
    どんな出来事も、線にして遥か彼方まで覚えていたい。

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    2026年05月18日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    さくさく読めた。旅の仕方は私とは正反対(私は一人旅でも事前に全て計画を練るタイプ)だけど、東北の風景が頭に浮かんできた。まだ行ったこともない北海道、宮城、そしてグリーンランド…行ってみたい。

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    2026年03月17日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    北国出身からすると遊びに来てくれるのが嬉しいよね。住んでる人は何もないって喋るんだばって、わざわざ遠くからきてけるんだもの。
    そういえば北海道の東側はまだ行ったことないなあ。そのうち行ってみようかな。
    最後まで楽しく読めた。こういう、旅を扱った作品も素敵だなあ。

    一つ気になったのは「停めてクサイ」はあまり聞かない言い方だなあ。「ケサイ」だったんじゃないかなあ
    〜してくれ + ください = 〜してけ + さい
    まあ訛なので聞こえたままに書くのはなかなか難しい。あるいはそのころはそういう言い回しがあったのかも?

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    2026年02月07日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動した。現代の子供向けの性教育本を読むと、自慰は人前でオープンにするものではないがご褒美のようなもの、とあり、本来いやらしく汚らわしいものというより村田さんのような表現が正しいのではないかと思った。

    また、能町さんの文章は珍しく彼女が普段あまり公で書かれない自身のトランスジェンダーであることの葛藤が書かれており、普段の彼女の冷笑系の口調ではなく、本当に心の叫びという感じで涙が出た。さすが言語化能力に長けている方だけあって、「ノーマル」な人間への想いなど、初めてトランスジェンダーの心の片鱗のようなものを少し理解できたような気がした。

    それにしても、西加奈子さん始め、ほとんどの作家さんが若い頃に性被害を経験しているというのが恐ろしすぎる。言葉にするお仕事の方たちだからこのようにオープンにして下さったが、被害を言葉にできない人間がどれほどいるか(小さいものも含めたらもしかしたらほとんどの方かもしれない)と思い知らされた。 

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    2025年10月20日