能町みね子のレビュー一覧

  • 文字通り激震が走りました

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    サクッと読めて、クスッと笑えたり、考えさせられたり。
    能町さんの他の本も読んでみようと思った。
    やたら相撲の話が多いなと思ったら、あとがきに経緯が書いてあって納得した。

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    2022年11月12日
  • 結婚の奴

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    共感しすぎて倒れそうになった。
    高校生で読んでたら影響受けまくってこのような人生にしようとするだろう。

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    2022年11月08日
  • ときめかない日記

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    能町さん、ここまで女心を描くんだ。
    男は、特に若く血気盛んな男は恋愛もSEXも欲望のはけ口としているところがありがちだと感じるけれど、女性にとってそれらはひとりの女になる為の通過儀礼でもあるのだろうか。

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    2022年10月27日
  • ほじくりストリートビューザ・フューチャー

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    地図で気になるあの道この場所。未来にのこしたい、愛しき変な風景。能町みね子が、グーグルマップや地図で気になって実際に行った場所をイラストや写真とともに紹介し観察記を書き綴る。月刊『散歩の達人』掲載に加筆・修正。

    よく見つけてくるもんだ。

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    2022年10月03日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    逃げたい!という一心で手に取りました。

    仕事から逃げたいわけですが、
    世の中はなかなか旅行に行かせてくれません。

    北に逃げることが好きな筆者の
    いろんな北の旅を紹介してくれる本でした。

    私も「北」が好きになるかはまだわかりませんが、
    自分はどこに逃げたいのか?
    というのはしっかり考えてみたいと思いました。

    とにかく旅行に行きたくなる本です。

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    2022年09月07日
  • 私以外みんな不潔

    購入済み

    怒涛の幼少期の感覚

    自分の幼少期の記憶で強く残っているものはなんだったか思い出すきっかけをくれる作品。
    幼少期の記憶というのは大人になって繰り返し思い出すたびにちょっとずつ改ざんされたりしていくものだと思う。
    この小説では5歳の男の子のお話だけれども、改めて
    ああ、自分の幼少期にもこんな感覚になった、と思い起こさせてくれるところがある。
    解説にもあったが、身体の感覚を伴ってが書かれている文章なので、
    比較的(もう確認しようがないので)改ざんされていない、無垢に近い思い出がよみがえるのかなと思った。
    自分も幼少期、こんな風に感じたことがあったな、と思いだせる、
    まだ人生経験が浅いのでわからなかったけれ

    #深い

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    2022年09月06日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    北に住むものとして、北に逃げて来たい なんて言われたら嬉しいなと思いました

    雪のミルフィーユや、とんがり などの面白表現、北で出会った人々と日常 とても面白かったし、私も北は好きなので是非また逃北してほしい!違う逃北のエッセイ書いてください!楽しみにしてます!

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    2022年08月31日
  • 皆様、関係者の皆様

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    政治化や著名人の発言のみならず、芸能人の手書きFAXの筆跡まで…。鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえる。『週刊文春』の連載「言葉尻とらえ隊」を選抜・改稿して文庫化。

    何故苦笑い。

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    2022年08月28日
  • 私以外みんな不潔

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    まったく、ここはなんて不潔で下劣な世界なんだろうか。私は今まで、文字がたくさん書けたり、絵がうまく描けることで、正当に評価されてきた。ところがそれらはここでは何とも思われず、どうやらかけっこだのなわとびだの、私が一つもおもしろいとは思えないものが得意な、くだらない人ばかりがほめそやされている。(P.98)
    どんな大人も、ときどき見せる本性というのか、ふだん私に対して必要以上にニカニカして子供として接してくるくせに、その緊張感がふっとぬけたときにあっさりと垣間見えてしまう皮がむけきった大人の部分があるけれど……(P.101)

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    2022年08月19日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    2022/07/26
    面白かった。
    湯山さんの話を読んで自分のぼーっとしてる時間の使い方を何とかしなきゃ、、と奮い立たつ気分になったし小島慶子さんの誰もしていないレースを自分だけがしているという話に身に覚えがありすぎて、うっ…となった。

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    2022年07月26日
  • うっかり鉄道

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    古い駅舎、不思議な喫茶店、味わいのある街。
    能町さんの「好き」ポイントが同じなので
    とっても楽しく拝読。

    特に、
    「肥薩線」「土佐電気鉄道」は
    もう何度読んでもニヤニヤしてしまう。

    肥薩線の、そこを行く!?
    という冒険、感動。
    土佐は、行ったことあるのに、
    あぁ、これ見逃した、また行きたい!
    という悔しさと切なさと。

    とにかく能町さんの乗って歩く
    時間を贅沢に過ごす旅記録は最高!!

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    2022年05月27日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    最北端エリアに住む人間からすると、そんなに良いのかしら?という気持ちと、私自身元々道北在住なのにさらに北へ移住しているので、わかる気持ちと半々。
    能町さんの文章は、冷静なのに温かく、ふざけ過ぎず読みやすく大好きです。

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    2022年05月05日
  • ときめかない日記

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    "ときめかない"けど、変化はあるのよな(!)
    コンプレックスが意外だったけど、結局そういうところなのかもねぇと。
    平熱の恋愛って!表現良いね。

    それと古賀さんの、とりあえず黒龍2合おちょこ2つで、あとだし巻き卵ね。の注文は最高だよと思った。

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    2022年05月05日
  • 結婚の奴

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    これを1,500円+税で読んでいいのかしら。
    と思うほどに己をえぐって書かれた本だな、という感想。

    結婚生活(仮)を始めるまでのアレコレを書かれているのですが、
    それを選ぶに至った理由は生き方やコンプレックスなどずっと深い部分が関係していて、きっとこれを書かずにはいられなかったのだろうなと思う。

    私はこの2人の結婚生活(仮)を確か高橋さんのライトな書き口で知ったのでこんなバックグラウンドだったとは知りませんでした。

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    2022年04月30日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    雨宮まみさんと、こじらせ界の名だたるメンバーとの対談集。
    雨宮さんが亡くなってしまった今読むと、とても哀しいものもあり……。
    もっと生きて、若い子たちに勇気を与えてほしかった。

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    2022年04月10日
  • 結婚の奴

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    1ページからとんでもない滑り出しで「これは一体どう着地するんだろう…」とドキドキしながら読み進めましたが、感情の起伏が激しいこと激しいこと。
    ジェットコースターに乗ってるような気分で、ハイテンションなところから一気に沈んでしまうような重たい章もあり、ある意味で体力削られる一冊でした。

    『人は極力恋愛を楽しむべきである、と刷り込まれている』という一文はかなり共感した。
    「ウニが食べられないなんて人生の半分損してる!」理論と同じという解説はすごく腑に落ちました。
    「早く恋人つくりなよ!」「どうして結婚しないの?」とか、こんなこと言ってくる奴らに「うるせーバカ!」と言ってやりたくなりますね。

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    2022年04月10日
  • 皆様、関係者の皆様

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    ネタバレ

    能町さんの文春連載書籍化、なんと4冊目!
    文字数が増えてから、刊行が早いな。
    そして、最後のコラムが去年の9月末で、けっこう前だった。

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    2022年03月11日
  • うっかり鉄道

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    鉄道好きにも、こんな楽しみかたがあるとは!と感心する。価値観や興味が広くて時代だなぁと思う。私は全都道府県に行ったことあるとプチ自慢してるけど、各々に掘り下げて見ているのかと自問自答したくなった。
    まー、趣味だから○○せねばみたいな気持ちは不要で、好きな気持ちのままに突き詰めて楽しんだらいいんだと改めて実感。

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    2021年11月13日
  • うっかり鉄道

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    LGBTQのTトランスジェンダー性同一障害で
    性転換手術した能町みね子さん著。
    2009年~10年くらいに北海道ホーロー看板駅名標
    やら江ノ電線路沿い危ない民家を見に行くなど
    ちょっと変わった脱力系鉄ちゃん旅行記9編
    昨年豪雨被害で不通になってる肥薩線も
    コロナ禍落ち着いたら鉄道旅に行きたくなりました

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    2021年10月22日
  • うっかり鉄道

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    ネタバレ

    どの段階から鉄道マニアなのかよくわからないが、鉄道をゆるっと好きな人間に優しいエッセイ。能町さんが描いた絵を見ていると、鉄道周辺の世界に興味が湧く。寂れた高架下。年を重ねたレトロな駅舎。切符にまつわる思い出。穴場のようなカフェ。鉄道は色んな切り口を持っている。それにしても江ノ島電鉄すごい……。玄関開けたら線路、スタンド・バイ・ミーな日常風景、個人用踏切? 好奇心が疼く景色ばかりであった。

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    2021年08月07日