【感想・ネタバレ】だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年06月22日

女性が語る「女性性」がこんなにもおもしろいとは!「こじらせ女子」という語彙の発見が、おもしろい対談を生んだのは間違いない。

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Posted by ブクログ 2013年04月18日

凄い面白かった!特に小島慶子さんの章は何度もうなってしまった。「女はレースをしたがる」という解釈には、なるほど!とパーっと眼前が一瞬明るくなりました。
改めて、女とはそういう生き物なのだ、と再認識。これからもレースに参加する事なく、うまくこじらせ過ぎずに生きて行こうと思った一冊。おかざき真里さん、湯...続きを読む山玲子さんの章も必読です!

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Posted by ブクログ 2013年03月06日

昔は、恋愛したら結婚したらこじらせは治るものと信じてたけど、
……結婚しても、な お ら な い!
処方箋は、どこにあるの!??まじで!

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Posted by ブクログ 2012年12月04日

雨宮まみさんが大好きな作家のおかざき真理先生と対談だなんて読むしかない!!!
と思って買った本だったんですが、全員との対談がすごく面白くて・・・!大好きな本になりました!
本の内容的には仕事と恋愛のバランスのことや子育て結婚のことも書かれてて、きっと自分が年を重ねればこの問題にぶつかるんだろうなって...続きを読む思いました。30代になってふと自分何してるんだろうって思うことはあるんだろうな、など。
峰さんのヒエラルキー図は衝撃的でしたが、すんなりとあぁーこれあるわーと自分に入ってきました。

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Posted by ブクログ 2012年11月05日

サプリの人はあまり知らなかったんだけど、雨宮さんに能町さん峰さん、さらに小島慶子さん湯山玲子さんと人選がすばらしすぎるので買いました。
能町さん峰さんの項で共感し、小島さん湯山さんの項で至言を得まくる。
最近は女性の生き方の本をよく読んでるな。

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Posted by ブクログ 2013年12月31日

 わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。

 そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
 「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。

 今年の総括というか、大きな出来事として、
 6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。

 別れたというか、
 「別れませ...続きを読むんか?」と切り出したのですが、
 数か月返事をもらえぬまま今を迎えました。


 なんで別れたくなったか。
 とても好きな人に変わりはありません。
 やさしい人です。

 でも、ただ優しい人と、何もかも納得した上で人に優しくできる人は、違います。

 多くは・・・恐らく多くの女子は後者を求めています。私もそうだと思います。

 彼は、ただ優しい人な気がしてしまったからかもしれません。

 それが何の問題があるのかと。


 「あなたの言うことなら、僕は何でも賛成だ。」
 「僕はあなたについて行くよ。」

 この言葉を、「納得した上で吐ける人」は、貴重です。大切にしなきゃいけない。「ただ優しい人」は、自分の責任を回避するためにこの言葉を吐いている可能性が、多分にある気がします。

 「あなたの言うことは、なんでも賛成だ。ただし、失敗したり何かあっても、それは僕の責任ではない。」
 「僕はあなたについて行く。ただし、なにかあったらそれは君の責任だよ。」

 わたしは、自分の彼氏だった人の投げかける言葉に、そんな意味を感じ取ってしまいました。


 つらかったんです。

 わたしは、「マッチョなオトコ」という理想を、彼に求めていたんでしょうか。

 分からないんですよ。そうな気もするし、そうじゃない気もする。

 自分に自信のない人間に、すべてそんな風にゆだねられても、つらいです。

 たまには、「俺について来い。」じゃなくても、「一緒に考えようよ。」って、言ってほしかった、というのは、もとめすぎなのでしょうか。分かりません。そうなのかもしれません。

 楽なのかもしれないけど、寂しい静かな孤独を、選んでしまう自分。

 
 
 ふと、そういう人でも、結婚とかには向いている人なのかも?とか考えてみたりもしましたが、

 私が何か投げかけなければ立ち往生してしまうような人とともに、これからの人生を歩んで行けと言われても、


 私はたぶん彼を、すごく嫌いになってしまうだろうって、思った。

 結婚したって、つらいじゃないかと。


 私は逃げました。

 逃げた先に新しい出会いがあるんでしょうか?


 分かりません。

 この選択が、私の一生を左右するであろうことは、多分間違いない。

 孤独に逃げた私に待ち受けているもの。


 今はそれに静かに対峙するためのエネルギーを、

 培うだけです。

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Posted by ブクログ 2022年07月26日

2022/07/26
面白かった。
湯山さんの話を読んで自分のぼーっとしてる時間の使い方を何とかしなきゃ、、と奮い立たつ気分になったし小島慶子さんの誰もしていないレースを自分だけがしているという話に身に覚えがありすぎて、うっ…となった。

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Posted by ブクログ 2022年04月10日

雨宮まみさんと、こじらせ界の名だたるメンバーとの対談集。
雨宮さんが亡くなってしまった今読むと、とても哀しいものもあり……。
もっと生きて、若い子たちに勇気を与えてほしかった。

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Posted by ブクログ 2018年04月22日

2018.4.22

雨宮まみの「だって女子だもん」を読んでめちゃくちゃ学ぶことが多かった
全部メモしてしまった↓
能町みね子
・付き合ったとき彼女キャラになる(自分が思う女の子らしい言動をやってみること)のが気持ち悪すぎるから結局あんまり楽しくなくてその人と一緒にいるのがつらくなってきてっていう悪...続きを読む循環ある
・女の子ってこうなんだよな~みたいなこと言われて全然違うんだけど普通の女の子扱いされてる女扱いプレイ
・結局グッと来る人とどうにかなりたいのがモテである
・自分の中途半端さが嫌だし我が道を言ってる人への憧れという気持ちと一般的に受け入れられるモテる感じになりたい気持ちが同時にある
・本当はチャラみたいな可愛いけど媚びてない路線に行きたかったという気持ち、女らしさ(自分の女性性や恋愛に正直)がちゃんとあって自立してる(自己表現もしてる)幸せじゃないしつまんなくなるのがマジで最悪でも幸せでつまんなくなるならおもしろさ全然捨てる

小島慶子
・ムカつくもの、気に入らないものをなぜ気に入らないのかめちゃくちゃ丁寧に分析する必要がある、結局それは自分自身の問題だったりする
・その人のどんな属性を憎んだり好ましく思うか属性で相手を分析していうと結果としてその属性に対する自分の評価が見えて来る、欲望や正義感、信じるものが、わたしはこういうものを求めている、自分の普遍的な法則が見つかる
・女の仕掛けられるレースをいかにかわすかが大切

おかざきまり
・恋愛は仕事である=どう生きるかということ
・仕事も恋愛もできるだけ選択肢が多いほうがいい、選択肢 逃げ道、倒れずに済む
・女の子は全員こじらせるもんである、というか女は生き物としてこじらせやすい。なぜなら口唇期に初めて愛情を交換するのが男は異性だけど女は同性、そこから父親にうつらなければいけないけど今の時代父親が家にいないことが多い、異性との原体験がないまま父親に承認を受けないまま社会に放り出される、次に承認してくれるのは恋人なんだけどそこでひどい体験すると一生こじらせる 親に愛されない、承認されていない不安、恋人と別れる否承認,男がきれないけど誰と付き合っても長く続かない、ちゃんとした関係を築けない挫折感を持っている人なにじれてウロウロしている女に向けて世の中が用意するものが
恋愛である、恋愛は商品
・結婚する意味 子育てだと思ったからこそ、この人と子育てしたら面白そうだなと思って結婚した
・ただ男の人は原体験があるので掘れてないとだめらしい、マザコンでないと信用ならない、俺の中のママをクリティカルヒットすれば一本釣りできるぞ! ! !
・性欲につけいる恋愛はうまくいかないぞ!!!
・夫婦はふたりで変態になるしかない、同じくらいこっちを見つめてくれてて殴りあえる相手が恋愛の成功型

峯なゆか
・共通点を見つけた途端こっち側の人間なのか?って思っちゃうのめっちゃ童貞の発想
・難しさの順序でいうとセックス→恋愛→結婚 恋愛や結婚はそんな奇跡誰にでもできることじゃないと自我を保ってられたけど男がほとんどすべての女とやりたがるとされてるセックスの相手にすら選んでもらえないかもしれんという新たな基準が出てくると死ぬ
・もう勘違いブスでもいいと思ってどエロい格好で街を練り歩くようになった、すごい田舎の雪国でホットパンツと乳丸出しで寒さで足が真っ赤になる
・人が羨むのは自分よりちょっとだけ上の人である、非モテだった頃はセフレ層がこの世の頂点に見えた
・自信と余裕のある男や女はすごく魅力的で絶対モテる
・こじらせてテクニックモテに移行しようとしてる人ほど自分の釣り堀を嫌がる!!!今の自分じゃだめだもっと高みを目指さなきゃと思っているから今の自分をすきと言ってくれる釣り場がぬるく見える
・こじらせてる人って自分と同類の匂いがする人を嫌う

湯山玲子
・女はわたしという人間の本質ではない、性だとか本質ではなく利用して遊ぶコスプレ間隔でやればいい
・モテる女は喋らない、面白い必要がない
・本来はそのままの自分で輝いたほうがいい、しかし人がそれを認めてくれない時がある、自分らしく生き生きと生きてるんだけど女というファクターに頭を叩かれて認めてもらえない、そこでこじらせるかねじ伏せるかどっちか
・むしろそこそこ可愛かったスクールカースト上位者のがやばい。仕事や男ゲットの場では結局おもろい女が勝つ、30,40になると経験を積んだおもろい女たちが出てくる、学歴や顔や若さを武器にするな 特にモテて実力のある男はものすごい美人かどセクシーか話のわかる頭のいい女にしか興味ない
・わたしをちやほやしろって態度を見せるな!きもいから!
・とにかく勉強をしろ!本を読め!暇だから悩むんや!いかに自分が熱中できたりワクワクすることを集めたり体を動かしたりそれを強化していくライフスタイルが大切
・自分が何をしていると楽しいのか見極めてそれを自分で見つけなきゃだめ、ここで人並みな女の幸せとか外部の視線や尺度が入ると自分なりの回答が霧散する
・何をするにしても一般化しないことが大切、もっと厳密に自分が幸せと思った瞬間、たのしいことを総ざらいして考えてみたほうがいい
・いつも冒険を、ちょっと無理めなことをする、達成した時すごい快感を感じる!自分が何をするのかその決定権を他人にあずけるのもやめる、やってみてつまんなかったら人のせいにできるようにしとくのはやめる 冒険したり自分は違う人間って認められたいと思ったり、みんなと違う方向に行くことしか楽しみはない!
・いい男はその人自身が魅力的である女を選ぶし、そういう女に心を打たれる。だから、猛勉強でも仕事でもなんでも自分を充実させて名実ともにおもしろ女っていう部分を磨け! ! ! !
・恋愛をするのか結婚をするのかをできるだけはっきり決めたほうがいい、決めないのは自分で決めたことに将来に失望したくないから、という甘ったれ根性行動を起こさなければ絶対失敗しないしずっと夢みていられる。一番だめなのはずっと占いに通って家でテレビ見て週末はテキトーな女子会に行ってその繰り返しで40歳とかになること。リスクを背負って賢くなれ、悩んでる暇があったらどっかいけ外でろ!!!
・SNSで小さい承認欲求みたすのやめろ、
・教養をつけるには辛く厳しいこともしなければならない。。。、我慢して頑張る!!!面白くないものはなんでおもしろくないのかそれに対して悪口を言う用意をする、待ってたら誰かがなんか持ってきてくれることなんかない、自分でリサーチして掴んで全うする
・年齢とか体力のせいにするな
・知識と経験を、思い出話のストックを増やしておくと中高年になっても外見の魅力がなくなった時に人の心を掴むにはもう話術しかないから、ネタを作っとく!!!そのためにもお金は使って経験に血肉に変える!!:

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Posted by ブクログ 2017年03月28日

峰さんと能町さんとの対談が、雨宮さんと目線が同じくらいで面白かった。
他3名はどちらかというと先輩的な立場なので、ちょっと鼻につくところもあったり。
湯山玲子は初めて触れたけど、アラサーからすると興味深い。今後少し読んでみようと思う。

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Posted by ブクログ 2013年01月12日

ところどころ名言がたくさんあって、一気に読めてしまった。「Charaってあらためてすごく良いよね」っていうのが印象に残った。自分の少女性や女性性を否定するでもなく、けれど一般的な女性らしい服装とか表現にすり寄るわけでもなく。私も10代の頃から憧れだった/おかざき真里さんの「男の人ってもれなく母親が理...続きを読む想の女性像である」って話も印象に残りました。

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Posted by ブクログ 2012年12月26日

インタビューというよりは、対談ですね。
こじらせているという実感があったけれど、これを読んで確信に変わり。
とはいえ、ここまででは。という猛者の話もあって、楽しめました。
若い女の特権みたいなものを使おうと思えば使えたかもしれないのに、意地を張ってというか、そんなものは私にはないとか邪道だとか正しく...続きを読むないとか、もう面倒くさいことを考えて、うまく暮らせていなかった、現在も暮らせていないなあと思う。っていうか、そろそろ若くもないしなあ。
女子であることに迎合できている人っていうのがどこにいるのかよくわからないけれど、なんか幸せそうに見えるというか、ラクしているように見えるというのが、そもそも幻想なんだろうなあ。でもどこかにいるような気はまだする。からこじらせているんでしょうねきっと。

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Posted by ブクログ 2012年11月21日

こじらせ系は食傷気味かもと思いながら読み始めたものの、やっぱり面白い。
湯山玲子さんとの対談を含め、雨宮さんにアドバイスをする側の人が出てくるので、これまでとは少しスタンスが違って、こじらせ側でない人でも読みやすいような気がする。
女性はもちろん、男性でも、バランスをとるのが苦手な人ほど魅力的ですね...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年11月10日

うわぁ!ページをめくる度に悶えまくり!付箋だらけですよw 自意識もんだい、つらい… つらいが、この本には処世テクてんこ盛りですったら!
うむ。このテの内面が可視化されただけでも、よい時代になったと言えるのかも。口外することなく、くすぶりまくりでしたものね、オレのじんせいw

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Posted by ブクログ 2015年05月26日

「女子をこじらせて」という本で「こじらせ女子」という言葉を流行らせ、あらたな「こじらせ」の概念を提唱した著者雨宮まみによる有名人こじらせ女子たちとの対談集。著者も対談相手の写真もないので、自分の知っている範囲だけだが、雨宮まみ、峰なゆか、小島慶子はいずれも美人の部類の人たちなのに、尋常じゃないこじら...続きを読むせっぷり。もっと女子を謳歌してきた人たちだと思ってただけにちょっとびっくりである。

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Posted by ブクログ 2013年11月17日

なんでこんなに、つまらないくせに巨大な自意識に
何十年も振り回されているのであろう。
分からなくはないが程度問題。
身体やココロを歪めて壊してまでこだわる自分てなんだ。
でもこういう問題を赤裸々に語り、本として流通する程度に
女性は自由で社会は開けているんだなあなんて思う。
こじらせ女子だけで固まっ...続きを読むてFBやTwitterで日がな一日つつき合っているよりも
本読んだり映画見たりして楽しくないものも含めて自分の中の見識を広げて、
四の五の言わずになんでも経験するって、一番自分を変えられるやり方だ、
という湯山さんの話に共感。
カンケーないが「・・・!」って語尾をつける
女子は年齢不問でオタ臭漂って苦手だ。

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Posted by ブクログ 2012年12月03日

女子をこじらせているという意識がないまま大人になってしまったので、共感できる部分とできない部分があった。
湯山玲子が勉強しなさいと言ってたことは信じて、いろいろ吸収しながら年を重ねていきたいと思った。

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