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Posted by ブクログ
観光ではないと思う。逃北して、その地域の住民になりきりながら旅をしている。
→私も一人旅する時はやってみたい
東京の自分と北の自分を乖離させているようだ。疲れた時に第二の自分がいる北へ逃げて、そこで気持ちを入れ替えているんだと思った。
最後の章で「本来は自分は封建的な人間」と言っていたが、普段生きる中で自分の中の(封建的な)軸がブレたとき、その軸を矯正するために北に行っているのではないか。
能町さんは自分の故郷が北海道なのか茨城なのか定まらない、自信を持って故郷と言える場所が欲しいと言っていたが、だんだん親戚のルーツを辿るようになったのは、北が自分の故郷である証拠をみつけたかったからなのでは。
もう1人の自分がいるところって一体どこだろう。多分自分にもこういうのは必要。
考えさせられる。
Posted by ブクログ
能町みね子さんのエッセイ。
北国(定義は著者参照)のとがったところとか、少しさみしいかんじのところとか、旅をしているところが魅力的。
北国へ惹かれる気持ち、わかる。
なにか、こう、惹きつけるものがある。
しかし、何より、観光を目的とした旅ではなく、「そこの住民として」行動するという、能町さんの感覚に頷く。
「ヴァーチャル地元民生活」。
グリーンランド、訪れたい。
「でも、私はそういうところよりも、『ここで暮らしてたら行くであろうところ』が好きなのです。」
「街をうろうろ散歩したり、ただ喫茶店などえダラダラしたり、したい。」
こういう旅、素敵。
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