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Posted by ブクログ
私たちは、街に出ると、否応なく様々な人と出会います。
彼らの殆どは、他人です。大抵の場合、一言も交わすことなく何事もなく去っていきます。
電車で、バスで、喫茶店で、私たちは膨大な数の他人と出会いそして無味乾燥な別れを繰り返しています。
そんな中、電車に乗る男の子がお母さんに
「ねーお母さん、なんで人っているの?」
などという数多の先人たちが生涯をかけて挑んできた原始的で哲学的な超難問を市井のお母様に公衆の面前で吹っ掛けるなどというスペシャライズなイベントが目の前で起こったら、アナタどうしますか?
そりゃもちろん、聞くでしょう。手元にはスマホ、何事もなかったかのようにシュッシュ指をフリックさせてる。でも心中楽しくて仕方ない!
この本は、街中に溢れているそんな他愛もない会話を勝手にリポートし(勿論実名は伏せて。というかわからんわかるはずもなく)、挙句勝手に妄想ストーリーを仕立て上げて満足するという、とてもSoup.というゆるふわ女性ファッション誌に載っていたコラムとは思えぬ世俗的なエッセイ集である。
これを読んで僕は「たおやか」という単語を覚えました。
Posted by ブクログ
喫茶店で、電車の中で、街で、
近所にいる人たちの会話を「盗み聞き」して
作者お得意の妄想と愚痴を付加しつつ
お笑いエッセイ作品として仕上げている逸品。
電車内などで、普通よりちょっと大きな声で
興味ある内容を話してる人がいると、
つい聞くともなしに聞いてしまうというのは
誰しも経験があるのではなかろうか。
私も、昨日の飲み屋のカウンターで、
派手目の女子6人組が大騒ぎしているのを
かなりのイキオイでインプットしてしまった(^ ^
どうやら近所のガールズバーの仲間らしく
「シフトがど〜の」「昼の仕事がど〜の」
「26じゃもう『熟女パブ』行かなきゃね〜
お触りとかは全然オッケーだから〜ぎゃはは」
なんてな話がしっかりと耳の底に残っている(^ ^;
その時、私の隣には24歳の絶世の美女(実話)が
にこやかに座っていたというのに、である(^ ^;
ナンダカ ソンシタ キブンダ(^ ^;
同じ行為を元にユーミンは大ヒット曲を作り、
能町女史は等身大の戯れ言を繰り出し
狭い世界で小さく共感を得る(^ ^
素晴らしい才能である(^ ^
また、こんなしょーもない(失礼)エッセイを
連載していたオシャレ女性誌「Soup.」の英断に
心からの拍手を贈りたいものである(^ ^
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