能町みね子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。
そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。
今年の総括というか、大きな出来事として、
6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。
別れたというか、
「別れませんか?」と切り出したのですが、
数か月返事をもらえぬまま今を迎えました。
なんで別れたくなったか。
とても好きな人に変わりはありません。
やさしい人です。
でも、ただ優しい人と、何もかも納得した上で人に優しくできる人は、違います。
多くは・・・恐らく多くの女子は後者を求めています。私もそうだと思います。
彼は、ただ優しい人な気がしてしまったからかもしれません。
それが何の問題があるのかと。
「あなたの言うことなら、僕は何でも賛成だ。」
「僕はあなたについて行くよ。」
この言葉を、「納得した上で吐ける人」は、貴重です。大切にしなきゃいけない。「ただ優しい人」は、自分の責任を回避するためにこの言葉を吐いている可能性が、多分にある気がします。
「あなたの言うことは、なんでも賛成だ。ただし、失敗したり何かあっても、それは僕の責任ではない。」
「僕はあなたについて行く。ただし、なにかあったらそれは君の責任だよ。」
わたしは、自分の彼氏だった人の投げかける言葉に、そんな意味を感じ取ってしまいました。
つらかったんです。
わたしは、「マッチョなオトコ」という理想を、彼に求めていたんでしょうか。
分からないんですよ。そうな気もするし、そうじゃない気もする。
自分に自信のない人間に、すべてそんな風にゆだねられても、つらいです。
たまには、「俺について来い。」じゃなくても、「一緒に考えようよ。」って、言ってほしかった、というのは、もとめすぎなのでしょうか。分かりません。そうなのかもしれません。
楽なのかもしれないけど、寂しい静かな孤独を、選んでしまう自分。
ふと、そういう人でも、結婚とかには向いている人なのかも?とか考えてみたりもしましたが、
私が何か投げかけなければ立ち往生してしまうような人とともに、これからの人生を歩んで行けと言われても、
私はたぶん彼を、すごく嫌いになってしまうだろうって、思った。
結婚したって、つらいじゃないかと。
私は逃げました。
逃げた先に新しい出会いがあるんでしょうか?
分かりません。
この選択が、私の一生を左右するであろうことは、多分間違いない。
孤独に逃げた私に待ち受けているもの。
今はそれに静かに対峙するためのエネルギーを、
培うだけです。 -
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Posted by ブクログ
インタビューというよりは、対談ですね。
こじらせているという実感があったけれど、これを読んで確信に変わり。
とはいえ、ここまででは。という猛者の話もあって、楽しめました。
若い女の特権みたいなものを使おうと思えば使えたかもしれないのに、意地を張ってというか、そんなものは私にはないとか邪道だとか正しくないとか、もう面倒くさいことを考えて、うまく暮らせていなかった、現在も暮らせていないなあと思う。っていうか、そろそろ若くもないしなあ。
女子であることに迎合できている人っていうのがどこにいるのかよくわからないけれど、なんか幸せそうに見えるというか、ラクしているように見えるというのが、そもそも幻想なんだろうなあ。でもどこかにいるような気はまだする。からこじらせているんでしょうねきっと。 -
Posted by ブクログ
喫茶店で、電車の中で、街で、
近所にいる人たちの会話を「盗み聞き」して
作者お得意の妄想と愚痴を付加しつつ
お笑いエッセイ作品として仕上げている逸品。
電車内などで、普通よりちょっと大きな声で
興味ある内容を話してる人がいると、
つい聞くともなしに聞いてしまうというのは
誰しも経験があるのではなかろうか。
私も、昨日の飲み屋のカウンターで、
派手目の女子6人組が大騒ぎしているのを
かなりのイキオイでインプットしてしまった(^ ^
どうやら近所のガールズバーの仲間らしく
「シフトがど〜の」「昼の仕事がど〜の」
「26じゃもう『熟女パブ』行かなきゃね〜
お触りとかは全然オッケーだから〜ぎゃはは」
なんてな話がしっかりと耳の底に残っている(^ ^;
その時、私の隣には24歳の絶世の美女(実話)が
にこやかに座っていたというのに、である(^ ^;
ナンダカ ソンシタ キブンダ(^ ^;
同じ行為を元にユーミンは大ヒット曲を作り、
能町女史は等身大の戯れ言を繰り出し
狭い世界で小さく共感を得る(^ ^
素晴らしい才能である(^ ^
また、こんなしょーもない(失礼)エッセイを
連載していたオシャレ女性誌「Soup.」の英断に
心からの拍手を贈りたいものである(^ ^