能町みね子のレビュー一覧

  • 皆様、関係者の皆様

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    政治化や著名人の発言のみならず、芸能人の手書きFAXの筆跡まで…。鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえる。『週刊文春』の連載「言葉尻とらえ隊」を選抜・改稿して文庫化。

    何故苦笑い。

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    2022年08月28日
  • 私以外みんな不潔

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    まったく、ここはなんて不潔で下劣な世界なんだろうか。私は今まで、文字がたくさん書けたり、絵がうまく描けることで、正当に評価されてきた。ところがそれらはここでは何とも思われず、どうやらかけっこだのなわとびだの、私が一つもおもしろいとは思えないものが得意な、くだらない人ばかりがほめそやされている。(P.98)
    どんな大人も、ときどき見せる本性というのか、ふだん私に対して必要以上にニカニカして子供として接してくるくせに、その緊張感がふっとぬけたときにあっさりと垣間見えてしまう皮がむけきった大人の部分があるけれど……(P.101)

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    2022年08月19日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    2022/07/26
    面白かった。
    湯山さんの話を読んで自分のぼーっとしてる時間の使い方を何とかしなきゃ、、と奮い立たつ気分になったし小島慶子さんの誰もしていないレースを自分だけがしているという話に身に覚えがありすぎて、うっ…となった。

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    2022年07月26日
  • うっかり鉄道

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    古い駅舎、不思議な喫茶店、味わいのある街。
    能町さんの「好き」ポイントが同じなので
    とっても楽しく拝読。

    特に、
    「肥薩線」「土佐電気鉄道」は
    もう何度読んでもニヤニヤしてしまう。

    肥薩線の、そこを行く!?
    という冒険、感動。
    土佐は、行ったことあるのに、
    あぁ、これ見逃した、また行きたい!
    という悔しさと切なさと。

    とにかく能町さんの乗って歩く
    時間を贅沢に過ごす旅記録は最高!!

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    2022年05月27日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    最北端エリアに住む人間からすると、そんなに良いのかしら?という気持ちと、私自身元々道北在住なのにさらに北へ移住しているので、わかる気持ちと半々。
    能町さんの文章は、冷静なのに温かく、ふざけ過ぎず読みやすく大好きです。

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    2022年05月05日
  • ときめかない日記

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    "ときめかない"けど、変化はあるのよな(!)
    コンプレックスが意外だったけど、結局そういうところなのかもねぇと。
    平熱の恋愛って!表現良いね。

    それと古賀さんの、とりあえず黒龍2合おちょこ2つで、あとだし巻き卵ね。の注文は最高だよと思った。

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    2022年05月05日
  • 結婚の奴

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    これを1,500円+税で読んでいいのかしら。
    と思うほどに己をえぐって書かれた本だな、という感想。

    結婚生活(仮)を始めるまでのアレコレを書かれているのですが、
    それを選ぶに至った理由は生き方やコンプレックスなどずっと深い部分が関係していて、きっとこれを書かずにはいられなかったのだろうなと思う。

    私はこの2人の結婚生活(仮)を確か高橋さんのライトな書き口で知ったのでこんなバックグラウンドだったとは知りませんでした。

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    2022年04月30日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    雨宮まみさんと、こじらせ界の名だたるメンバーとの対談集。
    雨宮さんが亡くなってしまった今読むと、とても哀しいものもあり……。
    もっと生きて、若い子たちに勇気を与えてほしかった。

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    2022年04月10日
  • 結婚の奴

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    1ページからとんでもない滑り出しで「これは一体どう着地するんだろう…」とドキドキしながら読み進めましたが、感情の起伏が激しいこと激しいこと。
    ジェットコースターに乗ってるような気分で、ハイテンションなところから一気に沈んでしまうような重たい章もあり、ある意味で体力削られる一冊でした。

    『人は極力恋愛を楽しむべきである、と刷り込まれている』という一文はかなり共感した。
    「ウニが食べられないなんて人生の半分損してる!」理論と同じという解説はすごく腑に落ちました。
    「早く恋人つくりなよ!」「どうして結婚しないの?」とか、こんなこと言ってくる奴らに「うるせーバカ!」と言ってやりたくなりますね。

    能町さんの擬似結婚体験はかなり特殊だと思いますが、そんな能町さんから見た世間一般の『結婚』というものこそ、俯瞰してみると実はけっこう異質のものだったりする。
    「フツー」って何なんだ?と思わされる一冊でした。 

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    2022年04月10日
  • 皆様、関係者の皆様

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    ネタバレ

    能町さんの文春連載書籍化、なんと4冊目!
    文字数が増えてから、刊行が早いな。
    そして、最後のコラムが去年の9月末で、けっこう前だった。

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    2022年03月11日
  • 言葉尻とらえ隊

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    ネットや雑誌、CMにさらっと流れる一言に対して、著者がその言葉尻を、風刺とユーモアを添えて一言で評価する本。
    ネットの炎上に対して、かなり興味のある様子など、全く世間に対して媚を売ってなくて、発言も誰かの受け売りとかではなく、一個人の、しかもちゃんと考えた上での意見を述べられてて、かなり面白く興味深かった。

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    2021年12月05日
  • うっかり鉄道

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    鉄道好きにも、こんな楽しみかたがあるとは!と感心する。価値観や興味が広くて時代だなぁと思う。私は全都道府県に行ったことあるとプチ自慢してるけど、各々に掘り下げて見ているのかと自問自答したくなった。
    まー、趣味だから○○せねばみたいな気持ちは不要で、好きな気持ちのままに突き詰めて楽しんだらいいんだと改めて実感。

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    2021年11月13日
  • うっかり鉄道

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    LGBTQのTトランスジェンダー性同一障害で
    性転換手術した能町みね子さん著。
    2009年~10年くらいに北海道ホーロー看板駅名標
    やら江ノ電線路沿い危ない民家を見に行くなど
    ちょっと変わった脱力系鉄ちゃん旅行記9編
    昨年豪雨被害で不通になってる肥薩線も
    コロナ禍落ち着いたら鉄道旅に行きたくなりました

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    2021年10月22日
  • うっかり鉄道

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    ネタバレ

    どの段階から鉄道マニアなのかよくわからないが、鉄道をゆるっと好きな人間に優しいエッセイ。能町さんが描いた絵を見ていると、鉄道周辺の世界に興味が湧く。寂れた高架下。年を重ねたレトロな駅舎。切符にまつわる思い出。穴場のようなカフェ。鉄道は色んな切り口を持っている。それにしても江ノ島電鉄すごい……。玄関開けたら線路、スタンド・バイ・ミーな日常風景、個人用踏切? 好奇心が疼く景色ばかりであった。

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    2021年08月07日
  • お話はよく伺っております

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    盗み聞き本 気になっちゃう街の人たちの話。わかる。しかも作者の憶測もユーモア溢れて面白い。
    2012年に刊行されていた本なので、2021年現在東京に住む私が読むと、時代による会話も楽しめる。少しギャップあり。

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    2025年12月16日
  • うっかり鉄道

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    あー、電車(汽車)でぶらぶらしたい思いが沸々と。

    コロナが収束したら、まずは土電に乗りたい。
    私も鉄ちゃんではないけれど、やっぱりのんびり鈍行・普通電車はなんだか好き。

    うっかり鉄道、第2弾、3弾と続けて欲しい。

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    2020年12月31日
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます

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    旅と言うより、故郷への逃避。
    その向かうべき先は、楽園の如きリゾート地にお客様として迎えてくれる南国。ではなく、何もない北こそ相応しい。北海道、青森、新潟、長野、宮城、そしてグリーンランド。観光とは少し違うココロの癒し方。北の出身である身としては、シンパシーを感じ得ない。

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    2020年11月28日
  • 結婚の奴

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    ネタバレ

    ウェブ連載時のタイトルが『結婚の追求と私的追求』なので、やや客観的すぎるし頑なさがあるなあという印象。

    えーやん人生はもっとニュートラルで、なんてシミズなど思いますが、もちろんの能町さんのマイノリティーとしての人生観の影響も多分にあると思われ、こうあるべき!いやその考え方は押しつけなのだから!という狭間でガッチガチになってるところをサムソンさんがふんわり寄り添…わないけど横にただいてる感じが良いバランスと思いました。

    一方雨宮まみさんへの想いが書き綴られる『グリーンホール』『ニューオータニ』の章は彼女の客観的にもはやできないくらいの底なしの愛情が感じられ、そこに涙を禁じ得なかった。

    特に深夜のマックにたどり着くまでの描写『墨汁をどっぷり含ませた大筆で顔面に何度も塗りたくるかのように信じ、また信じ、信じながら一歩一歩進み』、こうは書けない。しかしまさにこうとしか言いようがない状況なのが目に浮かぶ凄味。

    能町さんが雨宮さんとした約束、幸せになってダメになろう、は正しく美しい表現ですね。

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    2020年09月27日
  • そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか

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    相変わらずおもしろい。
    なんとなくモヤモヤする出来事をうまく説明する言葉のセンスが爽快。皮肉もバッチリきいています。
    文庫化にあたってなのか、各コラムごとに後日談のようなものが書いてあったりするのですが、これがちょっと予言者のようだったりもする。
    今なら、山口達也のとことか、ゆるキャラのとことか、伊藤詩織さんのところとかに現状を付け加えたいものです。

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    2020年09月24日
  • 結婚の奴

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    恋愛と結婚がお互いや、世間の常識から切り離されて書かれていて、とても考えさせられた。恋愛感情が分からないという部分の寝る前に考えることについては、自分が忘れていたことを言語化していて驚いた。

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    2020年08月24日