谷崎潤一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
明くる日の晩は素晴らしい大雨であった。
はい、18おネエでございますよ
潤一郎さんです
幼なじみに潤一郎って名前のやつがいるんですね
もちろん谷崎潤一郎からとったんですがね
幼心に(・д・)チッて思ってました
我が子にに潤一郎って名付ける親…なんかいけ好かない
もういいとこの子じゃん!
実際いいとこの子だったし!
あ、でも結果本人も親もいい感じの人たちでした
遊びに行くと普通にクッキーと紅茶が出てきました
間違えました紅茶じゃなくてお紅茶です
まぁそれはそれとして谷崎潤一郎です
ワタクシもあれですよ
さすがに18おネエともなるとだいぶ慣れてきました
このまだるっこしい感じ
いや、わかっ -
Posted by ブクログ
2篇ともカタカナが多く読みにくかった。
が、「鍵」は日記の中の文章という設定なため、かえって独特の雰囲気を形成させるためその方がいいかも、と思えた。
自分の妻を家族、不倫相手を巻き込んで堕落させていく。
プロットは強引で突飛だが、文章が穏やかで品があるため、え?もうそんな展開になったの!?と読み手が置いてけぼりになってしまう。
妻に内緒で書いた日記を、実は読ませるように仕向ける主人公と、
その意図を知りながら自分も日記を書いており同じように読んでもらうおうと画策している妻との応酬が面白かった。
谷崎は女性の描写が卓越してるなぁ。
エロティックで淫らだ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ•『異端者の悲しみ』
谷崎の稀有な自伝作品。
偉大なる芸術の才を持つ有為な人間であると自らを認めつつも、困窮を極める家庭環境に底知れぬ劣等感を抱いていた谷崎の苦しみが伺える。あるべき自分に達することのできない恐怖とそれによる底なしの体たらくに捕らわれる時期が自らにもあったので、谷崎の徹底的な自己暴露には幾許か同情の余地を残しつつも、「堕落の元凶を全面的に他者に委ねるのは如何なものか」と馬鹿真面目に考えてしまう面白みのない自分もいる。(自分の卑さを一番理解し、最も深く絶望しているのは本人だとわかっているのに、谷崎に寄り添いきれない事がなんとも悔しい)
「自殺=精神的脆弱性であり悪である」という -
Posted by ブクログ
もっともっともっーーーと妖しさを出して欲しかったなー
谷崎潤一郎の文章に夜汽車さんの絵がだいぶ負けてる印象がしちゃったんよね
いや、すんばらしかったのよ
スンバらしく素敵な絵だったんよ
あれ?なんかわいの要求が厳しくなってる?
でもほんと『乙女の本棚』シリーズ
良いわよ!文豪たちの入口にこれほどよい本棚はないわよ
なんでもっとみんな読まないのかしら(乙女というよりおネエ)
これちょっと谷崎作品読んでみたくなるもんな〜
他にどんな世界観あるのよってなるもの
ああああ!(どした急に)
わかった!夜汽車さんの絵によって谷崎潤一郎の毒がだいぶ中和されてるんだわ!
うん、やっぱここ入口に谷崎潤一 -
Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズから、谷崎潤一郎さんとしきみさんのコラボ作品「魔術師」です。しきみさんのイラストは本当にいいです。今作は可愛い感じですね。
ストーリーはある恋人たちの話…。ある公園の一角に小屋を出している魔術師の妖艶な魅力により、どんなに愛し合う恋人達でも、その仲を引き裂かれてしまう噂を聞いた2人…。こんなに愛し合っているのだから、魔術師のされるがままにはならない…と、彼女は言いだしそれを確かめてみようと一緒に魔術師の小屋を訪れる…。二人の愛の行く末は??
今回はネタばれしません(^-^;)。前に読んだ「秘密」でもそうだったけれど、彼女はどこまでも健気で愛を信じているのに…なんで彼 -
Posted by ブクログ
ネタバレ乙女の本棚シリーズから、谷崎潤一郎さんとマツオヒロミさんのコラボ作品「秘密」です。なんともノスタルジックな印象の表紙ですよね!作中のイラストもステキでした。
主人公は日常を生活する上で得られる刺激に物足りなさを感じていた「私」…ある日ステキな着物を見つけたことがきっかけとなり、夜な夜な女装して町に出かけることを覚え新鮮な刺激を得ていた。ある夜のこと、偶然以前お互いの身元を明かさず交際していた女性と再会する…。そして再び彼女とお互いの身元を詮索することない、秘密の関係を持つことになった…。ただ、「私」は彼女の秘密を暴きたくなってしまい…彼女との関係は終わりと告げる…。
彼女のほうが秘密
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