谷崎潤一郎のレビュー一覧
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77歳の老人文筆家・卯木督助による旧かなづかい(カタカナ)形式の日記。督助は相当な資産を持ち、地位もあるが、体のあちこちに痛みがあり、寝たり起きたりの日々を送っている。彼は、同居する息子の嫁でダンサー上がりの颯子に特別な思いを寄せていた。颯子の足に性的魅力を感じ、その足で踏まれたいという倒錯的な感情を抱いている。
颯子はそんな督助につけこみ、300万円のキャッツアイを買わせたり、督助の気持ちを弄んだりする。
老人のフェティシズムやマゾヒズムが主題となっているが、コミカルタッチで描かれており、陰鬱さや深刻さは全くない。
ただ、カタカナの文面は読みづらく、最後の10頁余りで、お抱えの看護婦や娘・五 -
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明くる日の晩は素晴らしい大雨であった。
はい、18おネエでございますよ
潤一郎さんです
幼なじみに潤一郎って名前のやつがいるんですね
もちろん谷崎潤一郎からとったんですがね
幼心に(・д・)チッて思ってました
我が子にに潤一郎って名付ける親…なんかいけ好かない
もういいとこの子じゃん!
実際いいとこの子だったし!
あ、でも結果本人も親もいい感じの人たちでした
遊びに行くと普通にクッキーと紅茶が出てきました
間違えました紅茶じゃなくてお紅茶です
まぁそれはそれとして谷崎潤一郎です
ワタクシもあれですよ
さすがに18おネエともなるとだいぶ慣れてきました
このまだるっこしい感じ
いや、わかっ -
Posted by ブクログ
2篇ともカタカナが多く読みにくかった。
が、「鍵」は日記の中の文章という設定なため、かえって独特の雰囲気を形成させるためその方がいいかも、と思えた。
自分の妻を家族、不倫相手を巻き込んで堕落させていく。
プロットは強引で突飛だが、文章が穏やかで品があるため、え?もうそんな展開になったの!?と読み手が置いてけぼりになってしまう。
妻に内緒で書いた日記を、実は読ませるように仕向ける主人公と、
その意図を知りながら自分も日記を書いており同じように読んでもらうおうと画策している妻との応酬が面白かった。
谷崎は女性の描写が卓越してるなぁ。
エロティックで淫らだ! -
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ネタバレ•『異端者の悲しみ』
谷崎の稀有な自伝作品。
偉大なる芸術の才を持つ有為な人間であると自らを認めつつも、困窮を極める家庭環境に底知れぬ劣等感を抱いていた谷崎の苦しみが伺える。あるべき自分に達することのできない恐怖とそれによる底なしの体たらくに捕らわれる時期が自らにもあったので、谷崎の徹底的な自己暴露には幾許か同情の余地を残しつつも、「堕落の元凶を全面的に他者に委ねるのは如何なものか」と馬鹿真面目に考えてしまう面白みのない自分もいる。(自分の卑さを一番理解し、最も深く絶望しているのは本人だとわかっているのに、谷崎に寄り添いきれない事がなんとも悔しい)
「自殺=精神的脆弱性であり悪である」という -
Posted by ブクログ
もっともっともっーーーと妖しさを出して欲しかったなー
谷崎潤一郎の文章に夜汽車さんの絵がだいぶ負けてる印象がしちゃったんよね
いや、すんばらしかったのよ
スンバらしく素敵な絵だったんよ
あれ?なんかわいの要求が厳しくなってる?
でもほんと『乙女の本棚』シリーズ
良いわよ!文豪たちの入口にこれほどよい本棚はないわよ
なんでもっとみんな読まないのかしら(乙女というよりおネエ)
これちょっと谷崎作品読んでみたくなるもんな〜
他にどんな世界観あるのよってなるもの
ああああ!(どした急に)
わかった!夜汽車さんの絵によって谷崎潤一郎の毒がだいぶ中和されてるんだわ!
うん、やっぱここ入口に谷崎潤一
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