谷崎潤一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あらすじは、お市の方に長年仕えた盲目の男の独白。浅井家に奉公し、お市の近くに仕え、やがて浅井が滅亡し、お市が柴田勝家に再縁して、その柴田も滅び、豊臣も滅び……といった歴史が男の視点から語られる。私の脳内では長政が完全に無双のサラサラ金髪でトンガリのアレなのでニヤニヤしながら楽しめた。
「吉野葛」での時間遡行や追想が伝説や創作の域を出なかったのに対し、「盲目」は、作者(谷崎)が資料で知ったことが、作中では男の体験として語られる。「蘆刈」のようにある女性を貴びながら物語るのだけれど夢幻の彼方には行かず、男は現世にとどまり続ける。
というよりは取り残される。
男にとってはお市に仕えることが何より -
Posted by ブクログ
谷崎さんは細雪、痴人の愛、春琴抄あたりが好きなのですがこれは微妙。
『鍵』は最初この夫婦二人がまわりくどいバカップルで娘と木村に呆れられている話かと思ったら、どんどん雲行きがあやしくなっていきます。
結論は4人とも馬鹿だった。ってか、黒幕は誰? という話。
寝とられ系の話が苦手な私にはきつかった。
奥さんは、谷崎さん好みのあるいは妄想の結晶した女性なのかもしれないけれど、まったく共感できない。エロスってそういうこととじゃないだろ、とどん引きです。
最初の方の、旦那への愛憎入り混じる描写が良かっただけになんだかなあ。ただの男好きじゃん、としか思えなかった。
ラストもよくわからない。結局なにがし -
購入済み
文章読本が不在
流石のラインアップだが、全集と呼ぶにはちと弱い。
三島由紀夫や丸谷才一がお手本にしたのが川端さんや谷崎先生のそれであることは
間違いがないのだが、何故かない。
頑張って追記することをお願いしたい。
お好みで。 -
購入済み
究極の愛いい!!
究極の相手もいい!!サディズム マゾヒズム!!気高すぎる盲目のお嬢様とその奉公人の少年!ずっと仕えて 愛し合ったのに それを愛と認めなくて 何て切ない 主人と下僕の究極の愛だ!!
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購入済み
ひたすら憤りを感じる作品
時代遅れも甚だしい内容。
谷崎潤一郎がその昔評価された有名な小説家だとしても、「浮気は男の甲斐」なんて言葉がまかり通っていた時代の小説を基にして、「心が動かなくちゃ浮気にならないでしょう」なんて戯言を受けに言わせて、どんなに真実の愛の何たるかを語っているように見せかけたとしても、実際にやってることは愛されていることを逆手にとって攻めに諦めと我慢を強要していることに他ならない。
自分の非を認めずに、自分の可哀そうな過去を持ち出してきてまで浮気を正当化するズルいやり口が気に入らない。
早い話、愛という名の下に受けが性に奔放な生活を押し通し、攻めがそれを「受け入れた」形の話。恩を仇で返
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