谷崎潤一郎のレビュー一覧

  • 谷崎潤一郎マゾヒズム小説集

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    なんつーかドMだよね。
    かわいい表紙に騙され谷崎を買ってしまったが、いやいやMじゃないですか。って題にもマゾヒズムと書かれているので文句を言う筋合いはないのだが。

    一話目が一番おもしろいかな。
    少年たちが何も知らない状態から本能的なものを嗅ぎわけ、そして背徳の喜びへと・・・といった運びがすばらしい。
    あれ?なんだか気持ち、いい?・・・そんな感じ。

    そのほかの話はなんだか言い訳くさい感じがして好きになれんかった。
    魔術師の話が特に微妙かなぁ。
    終盤・結末は好きなのだが、そこに至るまでがマゾヒズムに浸る言い訳がましい。

    気のせいか?

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    2019年01月16日
  • 吉野葛・盲目物語

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    作者が必死に練りこんで書いたというよりも、長年温めてきた題材をたまたまこの時にふと思いついて作品にしてみたのでは、と思えるような、心にじんわりと刻み込まれるような2つの中編。『盲目物語』は織田信長の妹であり淀君と徳川秀忠御代所の母であるお市の方の半生を描いた作品です。

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    2010年11月28日
  • 吉野葛・盲目物語

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    あらすじは、お市の方に長年仕えた盲目の男の独白。浅井家に奉公し、お市の近くに仕え、やがて浅井が滅亡し、お市が柴田勝家に再縁して、その柴田も滅び、豊臣も滅び……といった歴史が男の視点から語られる。私の脳内では長政が完全に無双のサラサラ金髪でトンガリのアレなのでニヤニヤしながら楽しめた。

    「吉野葛」での時間遡行や追想が伝説や創作の域を出なかったのに対し、「盲目」は、作者(谷崎)が資料で知ったことが、作中では男の体験として語られる。「蘆刈」のようにある女性を貴びながら物語るのだけれど夢幻の彼方には行かず、男は現世にとどまり続ける。
    というよりは取り残される。

    男にとってはお市に仕えることが何より

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    2010年07月10日
  • 鍵・瘋癲老人日記

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    谷崎さんは細雪、痴人の愛、春琴抄あたりが好きなのですがこれは微妙。
    『鍵』は最初この夫婦二人がまわりくどいバカップルで娘と木村に呆れられている話かと思ったら、どんどん雲行きがあやしくなっていきます。
    結論は4人とも馬鹿だった。ってか、黒幕は誰? という話。

    寝とられ系の話が苦手な私にはきつかった。
    奥さんは、谷崎さん好みのあるいは妄想の結晶した女性なのかもしれないけれど、まったく共感できない。エロスってそういうこととじゃないだろ、とどん引きです。
    最初の方の、旦那への愛憎入り混じる描写が良かっただけになんだかなあ。ただの男好きじゃん、としか思えなかった。
    ラストもよくわからない。結局なにがし

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    2010年03月01日
  • 少将滋幹の母

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    いろいろなテーマが盛り込まれていると思いますが、残念ながらわたしには平中による恋の駆け引きが一番印象に残っています。

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    2009年11月14日
  • 夢の浮橋

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    登場人物みんな、自分のエゴを捨てているようでゴリ押ししているような。

    義母のお乳吸ったりに悪い意味で鳥肌立ちそうでした。
    男性にはもれなくマザコンの気があると言われてはいますが、女性は自分の息子が己に寄せるそれ以外については厳しい意見を持っているので私もそれに当てはまったのでしょう。私の欠片ほどの母性も拒否反応。

    風景描写から女性の描写に写った途端、文章が活き活きしてくるのにはびっくりした。
    さすがやね!

    08.12.29

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    2009年10月04日
  • 少将滋幹の母

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    一つ一つのシーンが美しい絵画のように脳裡に浮かび上がる。個人的には主人公が夜中に父親の後をつけるエピソードが好きです。

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    2009年10月04日
  • 吉野葛・盲目物語

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    盲目物語を読んでみたくて借りた。4歳のときに両目の視力を失った語り手が、信長の妹で、浅井長政の妻お市の方の悲劇的生涯を中心に、戦国時代を生きた人間を書き出している。この文章はひらがなが多いが、それは語り手の教養の低さをあらわしているのかなと思う。だけど、ひらがなが多くて若干読みにくい。

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    2009年10月04日
  • 決定版 谷崎潤一郎全集

    000

    購入済み

    文章読本が不在

    流石のラインアップだが、全集と呼ぶにはちと弱い。
    三島由紀夫や丸谷才一がお手本にしたのが川端さんや谷崎先生のそれであることは
    間違いがないのだが、何故かない。
    頑張って追記することをお願いしたい。
    お好みで。

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    2025年01月12日
  • 春琴抄

    購入済み

    究極の愛いい!!

    究極の相手もいい!!サディズム マゾヒズム!!気高すぎる盲目のお嬢様とその奉公人の少年!ずっと仕えて 愛し合ったのに それを愛と認めなくて 何て切ない 主人と下僕の究極の愛だ!!

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    2023年11月30日
  • 卍まんじ 1

    ネタバレ 購入済み

    綿貫はいんぽふのう

    という設定が無視されてます
    画はきれい
    こんなにいやらしいはなしだったのね

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    2022年09月30日
  • 痴人の愛【電子限定かきおろし漫画付】<デジタル版>

    購入済み

    ひたすら憤りを感じる作品

    時代遅れも甚だしい内容。

    谷崎潤一郎がその昔評価された有名な小説家だとしても、「浮気は男の甲斐」なんて言葉がまかり通っていた時代の小説を基にして、「心が動かなくちゃ浮気にならないでしょう」なんて戯言を受けに言わせて、どんなに真実の愛の何たるかを語っているように見せかけたとしても、実際にやってることは愛されていることを逆手にとって攻めに諦めと我慢を強要していることに他ならない。
    自分の非を認めずに、自分の可哀そうな過去を持ち出してきてまで浮気を正当化するズルいやり口が気に入らない。

    早い話、愛という名の下に受けが性に奔放な生活を押し通し、攻めがそれを「受け入れた」形の話。恩を仇で返

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    2021年05月10日
  • 痴人の愛【電子限定かきおろし漫画付】<デジタル版>

    購入済み

    どっちもどっち

    受けはただのビッチ。攻めは、ただの変態。
    絵はキレイだったけど中身スカスカ。

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    2021年02月12日