森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本棚から再読。
孤島の研究所で起きた密室殺人。パソコンに残されていた「すべてがFになる」という謎のメッセージ。天才工学博士の死に居合わせた教授・犀川創平と大学生・西之園萌絵が事件を解き明かす。
スタイリッシュ。
元々原作の小説を読んでから漫画化されたこの作品を読んだので、漫画というよりイメージイラストが散りばめられている印象を受けた。良い意味で。
殺人の動機について考えを追いかけてみるけど何かもう果てしない。
あと、トリックは漫画だとわかりやすく説明されているけど、それだけにポカーン度が上がる気がする。専門的過ぎて理解できない。頭の良い人が考えることはわからん!
未知の才の前に為す術はない -
Posted by ブクログ
「Tool」をテーマに雑誌に寄せたエッセイをまとめたもの。スカイクロラで描いた世界観は本当に美しく、純粋で、本書はその元となったオリジンを感じる作品だ。理系なんだろうなあ。エンジニアリングにあこがれた少年期と、それを具現化するツールとしてのモノを通じた作品。万力からヤスリ、ロゼッタストーンに至るまで、ツールとコンテンツについて考察されている。「パソコンは作らないの?」と聞かれて、「パソコンで何を作るの?」聞いていただきたいという文章は、ツールを愛し、更にコンテンツに対して夢をはせる筆者の感性が伝わってくる。
文明の進化によって、環境が破壊汚染されていくのではなく、テクノロジーが環境を守って -
Posted by ブクログ
森氏の、S&Mシリーズ以外の長編を
初めて読んだ。
「長編」というか、元々が連載作品で、
いくつかのストーリーが集まってるのだが...
何と言うか、全編「おふざけ」(^ ^;
一応の設定としては、
「壮大なスケールでチンケなイタズラをする」
悪の組織「ZOKU」と、それを阻止する
「TAI」との戦い...がメインなのだろうが...
登場人物が誰一人まともでないし、
「ZOKU」の代表と「TAI」のヘッドは
幼なじみで仲良しだったり...(^ ^;
「悪の組織」とか言っても、やってることは
「他人の畑のサツマイモを掘り出して
勝手に芋版を彫ってまた埋め戻しておく」
など、本当に