佐藤賢一のレビュー一覧

  • カルチェ・ラタン

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    中世パリのカルチェ・ラタンを舞台に、夜警隊長と不良学生を探偵役に据えたミステリ仕立ての物語。 二人は次々と事件を解決していくが、バラバラに見えたそれらはやがてひとつの大きな宗教事件へとつながってゆく。 時々挟みこまれる神学論争も理解しやすく、中世の世界史がさっぱりな私にも理解できた。 人間味あふれる猥雑な登場人物たちがとても魅力的で、ページをめくる手を止めることができない。 現代とは遠く隔たった世界を描きながらも普遍的な若者の葛藤に迫っており、それがこの物語を読みやすく、心に響くものとさせている。 すごく面白かった!

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    2011年08月30日
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)

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    軍神ゲクラン現る!久々に衝撃をうけた作品。
    佐藤氏は天才じゃあ。
    戦争シーンは必読。人物描写もイイ!

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(下)(新潮文庫)

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    中世フランスの将軍、ベルトラン・デュ・ゲクランの半生(てか回想的に前半生も綴られるので一生か)と周囲の人物を描いた歴史小説の下巻。上巻の勢いのまま最終章まで英雄譚として突っ走るのかと思いきやさにあらず。上下巻の長編ですが、読んで損なしです。

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)

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    中世フランスの将軍、ベルトラン・デュ・ゲクランの半生(てか回想的に前半生も綴られるので一生か)と周囲の人物を描いた歴史小説の上巻。フランスの歴史には殆ど知識も興味も無かったのですが、登場人物一人ひとりが多面的に丁寧に描かれており、大変面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 傭兵ピエール 上

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    傭兵ピエールとジャンヌ・ダルクの物語。
    一応、架空歴史モノになるのだろうけど
    そんな色眼鏡はとっぱらって読んで欲しい!風景、歴史状況、息づく人々…主要人物意外も『生きて』いて読むのが止まらない物語。オススメ。余談だが宝塚で演じられたこともあるそうなw

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    2009年10月04日
  • 傭兵ピエール 上

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    3年ぶりくらいに再読。

    いや、おもろい!

    ありがちな設定だけど、ラストはわかるけど
    おもしろかった。

    ただ最後の章はちょっとはしょりすぎかな。
    あれだけはしょるなら最後の章自体はしょった
    方がよかったかも。

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    2009年10月04日
  • 二人のガスコン (上)

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    生まれ変わるなら男になって愛する人を剣でペンで守るのも悪くないと思った。まさに冒険活劇。そしてちょっぴり切ない。

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    2009年10月07日
  • 傭兵ピエール 下

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    ラ・ピュセルことジャンヌ・ダルク。利用され、捨てられ、果ては魔女とされる。そんな傷ついた彼女を、彼女によって変わることのできたピエールの大きな愛が包む。最後は涙。

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    2009年10月04日
  • 傭兵ピエール 上

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    なんといっても、書き出しは圧巻。その一行に引き込まれます。私生児という出自から引け目を感じ、「シェフ殺しのピエール」として生きてきたピエール。翳のある人物描写はやっぱりイイ!!

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(下)(新潮文庫)

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    ゲクランの妻の死、ゲクランの死、そしてシャルルの死。一時は絶頂に立ちながら運命の歯車が狂っていくさまが悲しい。
    当時の歴史について調べたくなること請け合いの一作。

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)

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    日本ではなじみの薄い百年戦争の英雄、デュ・ゲクラン大元帥と、賢王シャルルことシャルル五世。出遭うべくして出遭った二人が頂点に上り詰めるまで。

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    2009年10月04日
  • 二人のガスコン (上)

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    三銃士好きには是非おすすめしたい一作。互いに認め合いコンプレックスを抱きあうガスコン・コンビが、とてつもなくいとおしいです。

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    2009年10月04日
  • カエサルを撃て

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    ネタバレ

    政治的に力の衰えてきた中年男カエサル。
    属国である祖国を解放しようとする美貌の青年ウェルキンゲトリクス。

    2人の攻防が最終的にはどうなるかどうなるかとハラハラしながら読みました。

    目的を達成するため手段を選ばず人を思いやる余地のないウェルキンゲトリクスが、人としての感情に目覚めてから、そして過去の栄光にすがって政治的地位ばかり気にして生きているカエサルが、目の前の戦闘に目覚めた時から話はおもしろくなります。

    私的にはウェルキンゲトリクスよりカエサルが気に入ってしまって、

    「カエサルを撃たないで~」

    と思いながら読んでました。

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    2012年12月30日
  • 二人のガスコン (上)

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    これぞ活劇!
    元銃士・ダルタニャンと鼻の詩人シラノを主人公に、かつての宿敵、現在の上司である宰相マザランの密命を受ける形で物語は始まる。
    頑固とやせ我慢は男の証、24時間戦えますか?

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    2009年10月04日
  • 小説 ヒトラー I 戦後篇

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    ヒトラーの半生をつづった小説はないかと探してたら、ちょうどこの本が出たばかりだったので購入。

    2段で500ページ以上あるので、かなり長い。
    首相就任の攻防など読み応えがあった。
    戦前編も楽しみ。
    ただ、いかんせん登場人物が多いので簡単な一覧があればよかった。

    セリフにカギ括弧を使わないところが多いので少し読みにくいと思う部分があった。
    佐藤賢一の作品が初めてだが、この作家の特徴なのかな。
    気になったがまぁ、慣れてくる。

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    2026年10月07日
  • 釣り侍

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    久しぶりに佐藤賢一。同じ日本史系だと『女信長』で佐藤賢一女主人公ダメだなと感じ、『新徴組』は歴史を辿りすぎてキャラを出せない感があったが、これは良かった。
    大泉藩って佐藤賢一の出身だろうけどどこだっけと思ったら庄内か。藤沢周平と同じなのね。

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    2026年09月23日
  • 釣り侍

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    読み終わって無性に釣りに行きたくなった。
    きっと著者もアングラーなんだろうなぁと思う釣りシーンの描写でした。

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    2026年08月21日
  • 家康と七人の忍び

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    神君家康公、伊賀越え
    佐藤賢一氏の歴史小説
    佐藤さんの文体、味があって好き
    「しのび」の扱いも当時を反映してあるのだろうし、流石です!

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    2026年08月01日
  • チャンバラ

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    ネタバレ

    最近多くなった佐藤さんの日本の歴史物というか、モハメドアリを描いた「ファイト」の宮本武蔵版。宮本武蔵というと無敵の剣豪のイメージで豪胆な小説家と思ってしまうが、もちろん確かに強いけど意外と線は太くなくてふわふわ感で描かれる。佐藤さんの西洋の歴史小説は大好きで、日本物でもそれは変わらず、やはり人間味を深く味わえるところが素晴らしい。佐々木小次郎のツバメ返しは最強の技として描かれるが、その息子との決戦がどのようになったのか大変気になる。

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    2026年07月14日
  • 家康と七人の忍び

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    本能寺で信長が明智光秀に討ち取られたため、身の回り衆数騎だけで境に居た家康が、明智勢や甲賀忍者や地元豪族らが襲いかかる中、如何にして三河の領地に帰還するか。
    伊賀忍者による家康脱出劇とも言える、忍者の活躍がひかる活劇時代小説となっていた。
    あまりに超人的な忍者の働きに、小説ならではのワクワク感が満載で、それらの場面が浮かぶような活劇になっていた。

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    2026年06月22日