佐藤賢一のレビュー一覧

  • 傭兵ピエール 上

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    3年ぶりくらいに再読。

    いや、おもろい!

    ありがちな設定だけど、ラストはわかるけど
    おもしろかった。

    ただ最後の章はちょっとはしょりすぎかな。
    あれだけはしょるなら最後の章自体はしょった
    方がよかったかも。

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    2009年10月04日
  • 二人のガスコン (上)

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    生まれ変わるなら男になって愛する人を剣でペンで守るのも悪くないと思った。まさに冒険活劇。そしてちょっぴり切ない。

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    2009年10月07日
  • 傭兵ピエール 下

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    ラ・ピュセルことジャンヌ・ダルク。利用され、捨てられ、果ては魔女とされる。そんな傷ついた彼女を、彼女によって変わることのできたピエールの大きな愛が包む。最後は涙。

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    2009年10月04日
  • 傭兵ピエール 上

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    なんといっても、書き出しは圧巻。その一行に引き込まれます。私生児という出自から引け目を感じ、「シェフ殺しのピエール」として生きてきたピエール。翳のある人物描写はやっぱりイイ!!

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(下)(新潮文庫)

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    ゲクランの妻の死、ゲクランの死、そしてシャルルの死。一時は絶頂に立ちながら運命の歯車が狂っていくさまが悲しい。
    当時の歴史について調べたくなること請け合いの一作。

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    2009年10月04日
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)

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    日本ではなじみの薄い百年戦争の英雄、デュ・ゲクラン大元帥と、賢王シャルルことシャルル五世。出遭うべくして出遭った二人が頂点に上り詰めるまで。

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    2009年10月04日
  • 二人のガスコン (上)

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    三銃士好きには是非おすすめしたい一作。互いに認め合いコンプレックスを抱きあうガスコン・コンビが、とてつもなくいとおしいです。

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    2009年10月04日
  • カエサルを撃て

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    ネタバレ

    政治的に力の衰えてきた中年男カエサル。
    属国である祖国を解放しようとする美貌の青年ウェルキンゲトリクス。

    2人の攻防が最終的にはどうなるかどうなるかとハラハラしながら読みました。

    目的を達成するため手段を選ばず人を思いやる余地のないウェルキンゲトリクスが、人としての感情に目覚めてから、そして過去の栄光にすがって政治的地位ばかり気にして生きているカエサルが、目の前の戦闘に目覚めた時から話はおもしろくなります。

    私的にはウェルキンゲトリクスよりカエサルが気に入ってしまって、

    「カエサルを撃たないで~」

    と思いながら読んでました。

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    2012年12月30日
  • 二人のガスコン (上)

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    これぞ活劇!
    元銃士・ダルタニャンと鼻の詩人シラノを主人公に、かつての宿敵、現在の上司である宰相マザランの密命を受ける形で物語は始まる。
    頑固とやせ我慢は男の証、24時間戦えますか?

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    2009年10月04日
  • 家康と七人の忍び

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    本能寺で信長が明智光秀に討ち取られたため、身の回り衆数騎だけで境に居た家康が、明智勢や甲賀忍者や地元豪族らが襲いかかる中、如何にして三河の領地に帰還するか。
    伊賀忍者による家康脱出劇とも言える、忍者の活躍がひかる活劇時代小説となっていた。
    あまりに超人的な忍者の働きに、小説ならではのワクワク感が満載で、それらの場面が浮かぶような活劇になっていた。

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    2026年06月22日
  • 家康と七人の忍び

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    大河ドラマ、どうする家康を観ていたので、情景が浮かんで話を理解しやすかった。忍び達のスペックが凄い。上忍、リーダー格、走り、泳ぎ、変化、男くノ一、城を落としちゃう出来過ぎ忍び、スペシャリスト揃い。戦国時代の凄腕スパイ達が主徳川家康の命を守るため力を尽くす。忍び達が頭もキレて腕がたつから、重臣達が役立たず達に感じる(笑)戦国時代に本当にこんな人達がいたのかな?200㌔走るって…
    ただ、地名や単語が難しくて調べながら読んだ。人名も1人にいくつか呼び名があって、「秋田城介」って誰だっけ?ってなった。

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    2026年06月12日
  • 歴史小説のウソ

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    著者の歴史小説は実はあまり好みではないのだけど、この本は面白く読めた。
    日ごろ気軽なエンタメとして消費しているのが申し訳なくなるくらい、歴史小説を書くのって大変なんだなと思わされた。実在の人物を主人公にする時は全ての二次資料を読むと当然のごとく書かれていて、考えてみれば当たり前かもしれないけどすごい。ところどころに挟まれる歴史蘊蓄も面白い。
    私は著者よりは少し歳下だが同じような時代に生きてきたせいか、「おわりに」に書かれた内容は正に我が意を得たりで深く共感したのだが、あんまり声高にはこんなことを言えない雰囲気がある。若い人たちが読んだらどう感じるのか聞いてみたい。

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    2026年06月04日
  • 釣り侍

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    肩の力が抜けている中間管理職なおじさん侍だけど、好きな釣りには真剣な主人公がなんだかとても身近な存在に感じられて(わたしもおじさんだ)、ほのぼの気分で読み切れた。奥方との会話は必殺仕事人の中村主水を思い出し(懐)、藩内のいざこざもなんとも長閑でよろしいし、おじさん侍が活躍するラストできっちりと盛り上げてくれるのも良い。タイトルと作家さんに惹かれただけで内容はそれほど期待してなかっただけに、これは思いがけず得をした感がある。クーラーの効いた部屋で土日にサクッと読むのがおすすめ。

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    2026年06月01日
  • 王妃の離婚

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    人名、土地、学校、役職の名前なのかが頭に入るまではなかなか読み進められなかったものの、燻ってた弁護士フランソワが矜持を取り戻し、戦っていく様が爽快だった。
    それにしても、王の情けなさといったら…

    解説で紹介されていて気になった本
    ・カサエルを撃て
    ・カルチェ・ラタン
    ・二人のガスコン

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    2026年05月12日
  • チャンバラ

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    定評のある作家が描く「チャンバラ」だけあって、これでもか、と繰り出される剣撃シーンは、息を止めて読むしかない。宮本武蔵の時代の兵法者は、こういった「勝負」に臨む際、どういうことを感じ、考えていたのかを、「五輪書」をテキストに子細に再現し、エンターテインメントとして昇華させたように思う。

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    2026年05月04日
  • 釣り侍

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    庄内弁(という言い方で合ってるのかな?)なので多少読みにくいところもあるが、いぶし銀のような内容・展開で良かった
    今までの作品とは少し違うような気がして、佐藤賢一の新境地だと感じた

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    2026年03月28日
  • よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

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    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の歴史についてざっと学べる一冊。

    最初は歴史の教科書を読んでいるのかと思ったが、宗教は歴史とは切り離せないものだったと分かる。
    一神教の人たちは驚くほどに戦争をしていると感じた。イスラエルの戦争や9.11の経緯などがより理解でき、世界の解像度が上がった感覚を得た。
    宗教に関する勉強をもう少ししてみたいと思った。

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    2026年03月25日
  • 歴史小説のウソ

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    歴史小説家は、人を描く、歴史学者は、サイエンスとして歴史を事実に基づいて分析する。
    誰もが、歴史家になってよい。歴史家は、今の時代をいい時代か悪い時代か、自分の価値観で判断する。
    歴史とは、対話だ。イデオロギーも、歴史なくして強くなることは、できない。という内容でした。
    著者の作品は、とても好きなので、小説を書く際のやり方が分かり面白かった。
    どんな時代でも人は、変わらないものがあると思って小説を書いているが、そうでなくなってきている。戦争がいつまでもある、結婚や子供をもつことを望まないという人たちが増えている。との著者のあとがき。それも大きな流れでいえば、それほどの変化じゃない気がした。面白

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    2026年02月17日
  • 歴史小説のウソ

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     最初は延々と歴史学者と歴史小説家の違い、歴史との向き合い方、事実と創造の区別など、あまり興味がないテーマだったので、とりあえず読み通すことが目的で読んできたが、『史観』の話題が出てきたところから俄然面白くなり、最後はズシリと重い言葉を投げかけられて、受け止めきれずにいる。
     司馬史観、皇国史観、唯物史観、いろいろな史観が提示されてきたが、歴史小説歴史書を好んで読むならば、自分なりの史観を持つべきであると。そして佐藤氏が30年余にわたり歴史を書き続けてきてたどり着いた真理とは「人間は戦争をしたがる、際限なく戦いたがる生き物なのだ」ということだ。力の強い者が総取りする弱肉強食の世界が人間の本質か

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    2026年01月28日
  • 王の綽名

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    有名な王様も、世界史では習わない王様も。王子、皇帝、女王も。一人あたりのページは短いのでさらっと読める。年代順に並んでいるので世界史(ヨーロッパ史)の流れを追いながら楽しく読めた。

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    2025年12月17日