佐藤賢一のレビュー一覧

  • ハンニバル戦争

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    こんな天才軍略家がかつていた

    世界史を学ばなかった私にとっては名前しか知らない人物。ハンニバル・レクターの方を先に知ったぐらい(笑)。天才的軍略を発揮するカルタゴの将軍ハンニバル。それに対抗するローマの若き司令官スキピオ。相手の虚を突き、裏をかき、布陣を駆使して知略軍略の限りを尽くした戦いはまさに名勝負。終始スキピオ視点で語られるため、ハンニバルの人物像や思考もすべてスキピオの憶測に過ぎず、結局ハンニバルの実像はよく分からないままだが、かえってそれが不気味さと恐怖心を増幅させる絶妙な効果をもたらしている。

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    2019年11月17日
  • ブルボン朝 フランス王朝史3

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    著者のペースに随分慣れてきて、フランス史特有のややこしい人間関係も少しはわかるようになった。
    加えてもう一つ印象的だったのは、フランス革命が否定的に描かれていたことである。一昔前では考えられないことだ。

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    2019年09月16日
  • ヴァロワ朝 フランス王朝史2

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    直木賞作家が綴るフランス史。英仏百年戦争からユグノー戦争に至るおよそ260年の歴史です。日本で言えば鎌倉末期から秀吉の時代までですね。カペー朝で封建社会が確立したフランスですが、ヨーロッパ唯一の超大国として、規模が大きくなりすぎうまく機能しなくなります。財政上の問題もあり中央集権国家を目指します。しかし王権が弱く身内からも離反が相継ぎます。中央集権に不可欠な王や国家のカリスマは次のブルボン朝を待たねばなりません。諸侯の集まりでしかないフランスが、国としての自覚を持とうとする姿はダイナミック!

    王朝が交替するということ
    幸運王フィリップ六世(一三二八年~一三五〇年)
    良王ジャン二世(一三五〇年~一三六四年)
    賢王シャルル五世(一三六四年~一三八〇年)
    狂王シャルル六世(一三八〇年~一四二二年)
    勝利王シャルル七世(一四二二年~一四六一年)
    ルイ十一世(一四六一年~一四八三年)
    シャルル八世(一四八三年~一四九八年)
    ルイ十二世(一四九八年~一五一五年)
    フランソワ一世(一五一五年~一五四七年)
    アンリ二世(一五四七年~一五五九年)
    フランソワ二世(一五五九年~一五六〇年)
    シャルル九世(一五六〇年~一五七四年)
    アンリ三世(一五七四年~一五八九年)
    国家改造の物語

    著者:佐藤賢一(1968-、鶴岡市、小説家)

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    2019年11月16日
  • カペー朝 フランス王朝史1

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    「今から逆算すると、フランスはカペー朝から始まった」と言えるのだろうが、

    よくぞこの「自称 王」から始まって国家になれたものだなあと。
    ただし、カペー朝は「創業」だけでその役割を終える。
    ここから先に行くには、もはや「ファミリービジネス」では続かないのだ。(いや、相対的にはファミリービジネスの域を超えていたからこそ、ここまでこれたのだが、ここから先の段階に進むには、更なる組織化が必要不可欠)

    東フランク王国が、神聖ローマ帝国となり、ドイツ統一は遅れた。
    中央フランク王国は、教皇庁の強い影響なのか、やはりイタリア統一は遅れた。
    西フランク王国が、混乱の中からいち早く統一国家への道を歩んだのはとても興味深い。
    その秘密の一端に触れることが出来たが、続きはヴァロア朝へ

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    2019年07月28日
  • ハンニバル戦争

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    500頁超の大作であるが、1章ずつが寝床で読むにはちょうどいい分量で、毎晩楽しみに読んだ。
    カルタゴのハンニバルが、どれほど大きな脅威をローマ帝国に与えていたかということも、よくわかった。

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    2019年07月23日
  • 剣闘士スパルタクス

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    人それぞれ好みはありますが、私はこの本は好きです。
    古代ローマ帝国の属国となった国の解放奴隷たちの一部が剣闘士となり、生粋のローマ人のために命をかけて、闘技場でまさに命を賭けて戦う……
    剣闘士としての栄誉は与えられても、境遇は一切変わらず、スパルタクスが仲間と共に脱走し、それが大規模な解放奴隷の反乱に繋がっても、当たり前だとすら思います。
    支配する側とされる側…そこには決して埋められない溝があり、ローマの体制と自身の生き方に疑問を持ったスパルタクスがイタリア中を移動しながらもローマからの脱却を目指した…それに意義があると思ってます。

    物語後半になるにつれ、各属州出身の方々の思惑もあり、思うような戦争が出来ずに敗北をしたわけではありますが、スパルタクスの生き様に爽快感すら覚えます。

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    2019年03月29日
  • カエサルを撃て

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    カエサルとガリアとくれば、『ガリア戦記』(ユリウス・カエサル著)が有名ではありますが、それはしょせん、勝者の立場から書かれた作品。
    多くの歴史が証明しているのは、”歴史は勝者によって書き換えられる”ということです。

    本書の巻末にもありますが、文学の想像力によって歴史の裏側に追いやられたことを想像し、そして何かを読み解くことはとても大事なことです。この本に出会えて、ガリアのことを少しでも知ることが出来たのが最大の収穫でもあります。

    一番のポイントは、若くて魅力的なガリア王ウェルキンゲトリクスと、中年になりローマでの保身を大事にするユリウス・カエサルの対比です。
    些細なことにとらわれずに、この対照的な二人の心のうち、目指すものを中心に読んでいくと、「ああ、そういうこともあるだろう…」と妙に納得するかもしれません。

    ただの「男」としての勝負になったとき、天はどちらに微笑むのか…まさに時の運としか言いようがありません。

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    2019年03月29日
  • 英仏百年戦争

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    ドーバー海峡を挟んで隣国であるフランスとイギリスが、最近まで剣呑の仲であることは承知していましたが、歴史をたどっていけばその謎も解けるというものです。

    この戦争を機に現在のイギリスとフランスの地盤が出来たといっても過言ではないでしょう。
    フランス王家から分かれたイングランド。
    フランス王家といえども、国内の諸侯の力が強すぎ、かつ、その諸侯たちも自分たちの思惑でフランス側についたりイングランド側についたり…
    このような内戦ともいえる状況を乗り越えてこそ国家としての自覚が誕生するものなのですね。
    注目すべきはイングランドの黒太子エドワードの戦術と、風のように訪れてフランス王の窮地を奪回し、風のようにこの世を去っていったジャンヌ・ダルクです。

    その一方で、両国が戦争に明け暮れた結果、戦争が済んだら傭兵を解雇した結果、一番の被害を被ったのは紛れもなく、普通に平凡な暮らしをしていた一般市民たちです。
    フランス国内で「ジャックリーの乱」が勃発し、農民たちが暴徒化するのも至極当然といえます。

    「ジャックリーの乱」を肯定する訳ではありませんが、この戦争中にイングランドをフランスが得たもの、失ったもの…それぞれの意味を考えることは、現代社会においても決して他人事ではなく、しっかりと考えていかなければいけないところです。

    余談ではありますが、一時は「魔女」として火あぶりの刑に処せられたジャンヌ・ダルクの名声を復活させ、愛国心溢れる女性戦士として再注目させ、自身の宣伝活用に大いに利用したのはナポレオンです。

    個人的には、気持ちが荒んでいるときに何度でも再読し、自分を深く顧みることのできる一冊です。

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    2019年03月29日
  • 王妃の離婚

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    原告:フランス王ルイ12世ことルイ・ド・ヴァロワ
    被告:ジャンヌ・ド・フランス
    申し立て内容:婚姻の無効

    ナント地方の弁護士であり、かつてはカルチエ・ラタンの伝説の男であるフランソワ。
    離婚裁判を傍聴にいき、ある事情から王妃の弁護を引き受けることになります。
    絶望的とも思える瀬戸際から、現場の手練れの弁護士の凄腕をもって、傍聴人を釘づけにし、時には王妃に対して侮蔑的とも思える弁護(これも作戦の一部)を繰り返し、一気に形成逆転。

    「婚姻の無効」とは…と考えてしまう一方で、背後にあるフランス王の思惑、ローマ教皇の思惑をも感じとり、そして最終的には王妃の意にそった形での決着を迎えます。

    法廷を舞台にした物語ではありますが、フランソワや王妃ジャンヌの苦しみや悲しみ、そして喜び

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    2019年03月29日
  • 傭兵ピエール 下

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    乱世である。フランス王国は戦火に苛まれていた。アングル(イングランド)王の侵略が始まって、もう百年がたとうとしている。この戦争は昨今「百年戦争」と呼ばれていた。
    (上巻本文15ページより)

    時は革命から遡ること360年前の百年戦争の最中。
    傭兵部隊「アンジューの一角獣」のシェフ(料理人ではなく頭目のこと)であるピエールは、ある夜、「自分はフランスを救うために、神に遣わされた」と主張する一人の少女と出会います。
    彼女こそ、のちのフランス救世主ラ・ピュセル(乙女)ことジャンヌ・ダルクでした。
    この運命ともいえる出会いを皮切りとして、戦乱の世を共に戦い、一度は別れ、再び劇的なめぐりあいを果たす、冒険に満ちた二人の数奇な人生が描かれています。

    傭兵は、いわば「戦争屋」ですが、戦さのない平時には当然ながら失業状態であり、生きるために略奪暴行殺人誘拐人身売買などなど、悪事の限りを尽くすならず者集団でもあったようです。
    先に述べた二人の出会いも、実はピエールの部隊が、旅路にあるジャンヌと従者一行を襲い、ピエールが彼女を今にも犯そうとしたことがきっかけ。
    これだけ書くと、「主人公に感情移入どころか、単なる極悪人やんけ」と思われそうですが、そこは「小説フランス革命」で、一癖も二癖もある数多の人物を活き活きと書ききった佐藤さん。
    読み進めるうちに、ジャンヌ同様、ピエールという男に否応なく魅きつけられていきます。
    また、史実という厳然たる枠組みの中に、大胆な大ボラを挟み込んだアッと驚くストーリー。
    一瞬唖然とするものの「えっ、それでどうなるの、どうなるの!?」と驚愕の中、先が気になって、特に下巻は途中でやめることができませんでした。
    さて、次の佐藤作品は何を読もうかな。

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    2019年02月03日
  • カペー朝 フランス王朝史1

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    弱さが幸いする、ということもあって、そこが人間の世の中の面白さになっている。

    己の無力さを知っていたユーグ・カペ―だからこそ、細く長く続く先に、希望を繋げることが出来たんですね。

    987~1328年のカペー朝。
    ルイ一世はフランスの王ですらなかった。

    西欧はローマ帝国とカトリックの歴史が外せないから、素人すると幅が広すぎて大変だけど、フランスだけに目を向けた一冊としては、読み易くて楽しかった。

    フランスの成り立ちすらこんなに多様な進み方。
    やっぱり。
    今は歴史の流れって、今でも一時であって、まだまだ国然り、制度然り、思想然り、変わっていくんでしょうね。

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    2018年12月01日
  • テンプル騎士団

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     長く疑問であったのが、何故テンプル騎士団はフィリップ4世に潰されたのか?わざわざフランスという大国が潰す必要があるものなのか?だった。
     その疑問もこの本で納得した。理由は、テンプル騎士団=中世の銀行という構図。中世において金貸しと言えば、シェイクスピアでお馴染みのユダヤ人。金貸し・金融業はキリスト教では禁じられ、キリスト教徒は大っぴらに関わっていないと思い込んでいた。まさか、騎士団が金融業もしているとは思いもよらず。しかもこの金融業は一種の常備軍・軍事力も備えていたとなれば、フィリップ4世ならずとも潰したくなるのも理解できる。

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    2018年11月23日
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)

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    100年戦争の英雄と言えばジャンヌダルクぐらいしか思い浮かばないけど、フランス史にこんな痛快な英雄がいたことを全く知らなかった。
    ベルトランの無邪気な振る舞いは正に子供のようで、エマニエルやシャルルをはじめそれに振り回されつつも盛り立てる人々が親のようであり、その互いに思い遣る関係に温かい気持ちになる。
    現代社会でも無邪気な子供を優しく見守ることのできない未熟な大人がいるように、中にはベルトランの出世に嫉妬する貴族や実弟もいる。そんな人たちには相応の末路が用意されているあたりも痛快だった。
    ただベルトランの過去、実の母親に愛されることがなかった過去はあまりに辛く哀しい。
    連戦連勝でフランス王家の信頼を得て大元帥の地位まで昇った英雄。嫉妬も愛情のひとつとカウントすればフランス史上最も多くの人々に愛されたと人物だと言える。でも母親の笑顔はベルトランに向けられることはなかった。こんな哀しいことなんてあるだろうか?同じ男の子として生まれたものとしてベルトランの哀しみは痛いほど解る。
    男の子は誰よりも母親に喜んで欲しくて、認めて欲しくて頑張るし無茶もする。大元帥の地位まで昇るほどにガムシャラに頑張ったのに母親の笑顔を得ることなく終わったベルトランの不幸はあまりにも残酷だと思う。それほど男の子にとって、いや全ての子供にとって母親の存在は大きいものだと思う。
    親の愛情を受けられないってことは最も大きな不幸だと思う。それはベルトランほどの成功を手にしたと思われる大人物であっても。

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    2018年11月11日
  • 双頭の鷲(下)(新潮文庫)

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    100年戦争の英雄と言えばジャンヌダルクぐらいしか思い浮かばないけど、フランス史にこんな痛快な英雄がいたことを全く知らなかった。
    ベルトランの無邪気な振る舞いは正に子供のようで、エマニエルやシャルルをはじめそれに振り回されつつも盛り立てる人々が親のようであり、その互いに思い遣る関係に温かい気持ちになる。
    現代社会でも無邪気な子供を優しく見守ることのできない未熟な大人がいるように、中にはベルトランの出世に嫉妬する貴族や実弟もいる。そんな人たちには相応の末路が用意されているあたりも痛快だった。
    ただベルトランの過去、実の母親に愛されることがなかった過去はあまりに辛く哀しい。
    連戦連勝でフランス王家の信頼を得て大元帥の地位まで昇った英雄。嫉妬も愛情のひとつとカウントすればフランス史上最も多くの人々に愛されたと人物だと言える。でも母親の笑顔はベルトランに向けられることはなかった。こんな哀しいことなんてあるだろうか?同じ男の子として生まれたものとしてベルトランの哀しみは痛いほど解る。
    男の子は誰よりも母親に喜んで欲しくて、認めて欲しくて頑張るし無茶もする。大元帥の地位まで昇るほどにガムシャラに頑張ったのに母親の笑顔を得ることなく終わったベルトランの不幸はあまりにも残酷だと思う。それほど男の子にとって、いや全ての子供にとって母親の存在は大きいものだと思う。
    親の愛情を受けられないってことは最も大きな不幸だと思う。それはベルトランほどの成功を手にしたと思われる大人物であっても。

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    2018年11月11日
  • 二人のガスコン (中)

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    小さい頃から知っているつもりの三銃士物語のダルタニャン。時代背景や政治、宗教を理解して読むのは意外にも初めてのでした。
    映画の三銃士的な痛快さを期待していたから読み始めは堅い気がした。しかしその堅さがあるから後々の痛快さが楽しめた。
    西洋史は宗教絡みが多く無宗教な日本人の私には共感できないと思っていたが、なんのことはない同んなじ人間だったと思えた。

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    2018年11月11日
  • 二人のガスコン (下)

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    小さい頃から知っているつもりの三銃士物語のダルタニャン。時代背景や政治、宗教を理解して読むのは意外にも初めてのでした。
    映画の三銃士的な痛快さを期待していたから読み始めは堅い気がした。しかしその堅さがあるから後々の痛快さが楽しめた。
    西洋史は宗教絡みが多く無宗教な日本人の私には共感できないと思っていたが、なんのことはない同んなじ人間だったと思えた。

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    2018年11月11日
  • 二人のガスコン (上)

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    小さい頃から知っているつもりの三銃士物語のダルタニャン。時代背景や政治、宗教を理解して読むのは意外にも初めてのでした。
    映画の三銃士的な痛快さを期待していたから読み始めは堅い気がした。しかしその堅さがあるから後々の痛快さが楽しめた。
    西洋史は宗教絡みが多く無宗教な日本人の私には共感できないと思っていたが、なんのことはない同んなじ人間だったと思えた。

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    2018年11月11日
  • 粛清の嵐 小説フランス革命15

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    ネタバレ

    マラ暗殺を契機に流れは反ジロンド派に。マラの後継者を自認し、増長するエベール派にロベスピエール以下公安委員会も引きずられ、ついにはロラン夫人も断頭台へ。そしてサン・ジェストは派遣議員として前線に行く中、ダントン・ロベスピエール・デムーランによるエベール派への反撃が始まる(その間も血は流れ続ける

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    2018年10月14日
  • 徳の政治 小説フランス革命16

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    ネタバレ

    狂言廻したるエベールが退場。断頭台の露と消える。理屈をこねるよりも直感が正しい事ってのもあるよなあと。そしてダントンが直接止めに掛かるがロベスピエールはもはや…

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    2018年10月14日
  • ジロンド派の興亡 小説フランス革命 10

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    ジロンド派の興亡というか、マノン・ロランの栄光と挫折って感じか。一人分の権利よりも、利用できる物は利用して権力を!ってのは素直で良いなw
    そして、ルイ16世の深謀遠慮と、ロベスピエールの開眼!

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    2018年10月14日