今邑彩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「蛇神」シリーズの最後の一冊です。(初めの2作読んで無い・・)
少年少女の行方不明事件を特集したテレビ番組を見た喜屋武(きゃん)蛍子は、そこに映った一つの写真に目を止めた。行方が解らなくなった元恋人を探しに訪れた日の本村の神社で、立ち入り禁止の奥で見かけた少女に似ていたのだ。蛍子は、その少女をさがしてる両親に連絡を入れ・・。
日の本神社では、大祭がまじかに迫っていた。お印(蛇のような肌)が出た新庄武は、三人集の役柄を一人でやる事になった。日女の役は、神社の宮司・神(みわ)聖二の養子の神日美香がやることに。彼女もお印を持った人間だった。大祭が目前だったが、人々の思いが交錯する。そして大祭が始まった・・。武の取った行動は?日美香の思いとは?村人までしか知られていない隠された祭りとは?
神(みわ)家に伝わる家伝書の内容を紐解き謎が解明される。蛇神信仰を背景に書かれた完結編です。
でも、俺の中で謎がいっぱい残ってます。書ききれなかったのが真相なんでしょうか?俺としては、面白いので全部揃えてみますそうすれば謎が解明されるかな?さてはて? -
Posted by ブクログ
ネタバレ因果応報、この言葉がぴったり当てはまるほどのエピローグにスッキリすらした。
女性の強さやしたたかさ、ずる賢さなどが詰め込まれた感じで始めは鬱々とした始まりだが結局のところ踊らされていたのはどっちだったのか。安東家皆哀れに思われた。
メタい話にはなるが、クローズドサークルでもないのに殺人事件が起きても家を誰ひとり出ていかない展開はなかなかにスリリング。
私ならすぐにお暇するわ。
綾辻さんの館シリーズが好きだからこの手の仕掛けがある館物は大好物。
叙述トリックを使った同じ部屋に仕立てる仕掛けも面白かった。
最後ボタンやカーテン、玄関の置物などの小細工が画家によって後々伏線回収される展開はゾクゾクした。現場での謎解きと安楽椅子探偵としての謎解きもあるので面白さが二倍になって一冊なのに得した気分。
しかし女性が空間認識能力が劣っているというのは点は納得できない!なぜなら私は地図で迷いなく知らない土地を歩くことができる。そして一度通った道はしっかり覚えて地図なしで帰ってくることもできるからだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何とも言えない嫌〜な感じが漂う表紙。『つきまとわれて』というタイトルもストーカー殺人とか変質者の話を連想させるが、内容はホラーミステリーの短編集。全体的にどの話もダークな雰囲気。
それぞれの短編は微妙な連携を保っており、ある話の登場人物が他の作品に登場したりする。そのため、短編集でありながら、リレー式に話がつながっている。
中でもちょっと印象的だったのは、『逢ふを待つ間に』という話。
ある男が妻を亡くしたという。話を聞いてみるとそれは生身の人間ではなく、『マリッジゲーム』というパソコンゲーム上での妻のこと。
このゲームはロールプレイングでインストール後に3人のタイプの違う女性が現れ、一番気に入った女性を選び、結婚する。そして申告した条件で住まいを選び、生活を始める。彼女のデータには『病気度』『ストレス度』などが常に表示され、毎日の会話や食事を元に数値が変わってゆく。(ストレス度が8になると家出するらしい)
ネタバレはできないが、男のゲーム上の妻はあることで死んでしまい、男は妻にもう一度会いたいと悔やみ続けているのだ。『そんなバカな』と思うが、ゲームにハマっている若者なら、ありえる話かな…結婚願望の無い人も最近は多いみたいだしね。