今邑彩のレビュー一覧

  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

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    読者への挑戦、アンソロジー第二弾
    好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念

    今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある

    中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作

    ・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
    超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな

    ・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
    複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
    という予想を覆され★ふたつ

    ・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
    双子のなぞなぞは知ってい

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    2025年12月05日
  • 時鐘館の殺人

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    下宿屋・時鐘館に住む作家の消失事件、翌朝雪だるまの中から消失したはずの作家の遺体が発見され…
    表題作「時鐘館の殺人」をはじめ「生ける屍の殺人」などマニアならニヤッとするタイトルの作品を収録。
    「あの子はだあれ」がミステリではないのだが叙情的な展開で印象に残った!
    バラエティ豊かな短編集でした。

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    2025年12月02日
  • 金雀枝荘の殺人

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    ネタバレ

    ネットでおすすめされていた一冊。過去に忌まわしき一族の殺し合いが行われた豪邸で、再び殺人事件が起こる、というお話。グリム童話や明治時代に嫁いできたドイツ人の幼妻、遺産相続などなかなかにワクワクさせてくれるテーマだったものの、どれも扱い方があっさりめでそこまで惹き込まれる展開ではなくてちょっと残念だった。いとこたちが9人もいたせいかキャラがただでさえ多く、しかもその血筋と関係ないキャラクターたちも出てくるので覚えきれないし、雑に殺されるために出てきたとしか思えない人もいるのが引っかかってしまった。伏線は一応あったけど、そこまで凄い!って感じのどんでん返しもなかった。とにかく全部あっさりしてる話だ

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    2025年11月21日
  • ルームメイト

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    もしや、この人が犯人か…?と思い、「やっぱりそうだー」と、推理が当たったと、思いきや、「え!違ってた…」。多重人格者を裁くことの難しいさを考えながら読むと、頭がぐるぐるしてきます。被害者にとっては、そんなことは関係ないと思うし、多重人格者にとっては、記憶がそもそもないのだから、えん罪に近いものになってしまうし…。どのように捉えてよいのか、非常に難しい。

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    2025年11月08日
  • 少女Aの殺人

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    ネタバレ

    先輩から借りたので1日で一気読み。
    分厚さのわりにスラスラ読めて、ライトな文章量。
    どんでん返しがあるか?と思ったけど、そういうわけでもなく、ただ、少女Aの正体がわかったときは、なるほどーってなった。

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    2025年09月14日
  • ルームメイト

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    ネタバレ

    こちらも創作の参考に読んだ。テンポ感のあるストーリーと文章が非常に読みやすい。最近では叙述トリックと題して読者を騙す手法が数多いが、こちらはその限りでない。登場人物の考え方など明確になっており、 読者側が推理に参加しやすい作品になっている。但し、クライマックスでの犯人が易々と自白するシーンは少し残念、多重人格設定のご都合を感じてしまう。また、登場人物が選んだ結末というのも、やや年季(比較的古い作品なので仕方の無いことではある)を感じた。モノローグ4は必読。

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    2025年08月04日
  • ルームメイト

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    正直、犯人の目星は途中から容易につきます。ただ、理由のところはなるほどなぁという感じ。最後のモノローグは特段蛇足感はありませんでした。

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    2025年07月22日
  • ルームメイト

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    ネタバレ

    実家の本棚にあったものを読んでみた。

    自分が疑っていたこととは全然違う真相で、またしても自分の推理力の無さに残念な気持ちになった。

    スマホや携帯電話が普及していない時代ならではの描写も多くて(連絡を取る時は家の電話にかける、相手が家に居ない時は連絡がつかないなど)かえって新鮮な気持ちにもなる。

    最初から読み返してみたら伏線にも気がつくのかな。
    ‘’穴ぼこに落ちる‘’にそんな意味があったなんて。

    春海のキャラクターに好感が持てて読みやすかったし、驚きもあって楽しめた。

    多重人格について、演技だとか、嘘だとか、色々言われることがあるのは知っているけど、やっぱり本当にそういう人はいるんだと

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    2025年04月06日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙

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    2025年02月02日
  • つきまとわれて

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    登場人物がちょっとずつ重なっているけど個々の話としては独立している短編集。
    ほとんど後味悪い話なのですが淡々とした文章で何故かスッキリ読めてしまう(笑
    「おまえが犯人だ」「つきまとわれて」「六月の花嫁」「吾子の肖像」がイイ感じに後味悪くて好きですね。

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    2025年01月10日
  • 少女Aの殺人

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    読みやすかった。
    30年程前の推理のサンペンスでした。
    あーサスペンスドラマこんな感じだったな‥
    と読み終えて思った事です。
    少し懐かしい気がした。

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    2024年11月25日
  • 少女Aの殺人

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    毎晩のようにベッドに侵入してくる義父。耐えられなくなった少女Aは殺害。該当者3人のうち、誰が少女Aなのか。

    だんだんと犯人に近づいていくテンポがよく、限定された登場人物のおかげで、話に遅れることなくついていくことができた。ただの犯人探しではないミステリーが面白かった。、

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    2024年08月27日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    ホラーも、文章なら耐えられるようになった気がします。面白かった。
    ショートショートの広場で初読だったらしくて読みたかった「よけいなものが」を再び読めて嬉しいです。
    「依って件のごとし」が哀しくてよかった。さすが志麻子…「再生」は弱い富◯か…好き。
    澤村伊智さんのお話も初読だったので、この姉妹は比嘉姉妹だったのだと他のレビューを読んで知りました。

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    2024年08月11日
  • 少女Aの殺人

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    深夜ラジオのDJあてに届いた1通の手紙。
    少女Aなる人物が自殺または養父を殺すかもしれないという内容だった。
    調べた結果、候補となる少女が3人。
    しかし、そのうち1人の養父が本当に殺されてしまう。
    誰が少女Aなのか。
    次々と疑わしい人間が登場し、読者を困惑させる。
    読めば読むほど全員怪しく見える。

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    2024年07月21日
  • 少女Aの殺人

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    ミステリーかと思ったらサスペンスになった。かなり昔の作品らしく、ワープロなどよくわからない機器が出てきた。FAXもほぼ死後だし、今だとまた変わってくるかも。

    ミステリー編は謎を解いていくようで面白かった。サスペンス編はほぼ答え出てるからそこまでワクワクしなかった。サスペンス編はもっと短くてよかったかも。

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    2024年05月12日
  • 卍の殺人

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    ネタバレ

     卍の形をした異形の館で起こる連続殺人事件。そこに主人公と恋人が巻き込まれていく中で、館の構造を利用した誤認トリックとその伏線には驚いたが、ストーリーの展開や探偵の描写が淡白で盛り上がりに欠けたと思ってしまった。

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    2024年03月31日
  • 少女Aの殺人

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    防犯カメラも少なく、個人情報もダダ漏れの時代だからか、今より犯行が雑な印象。
    少女Aが誰か、という点は面白く読めた。

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    2024年03月16日
  • 少女Aの殺人

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    ネタバレ

    読みやすかった。

    時代背景に、ん?と思って発行年度を確認。
    名前が出てこないということは…、現在か過去か濁しているなと考えて、この三人じゃないかもと。
    先が読めてしまった。答え合わせをする感じ。

    高校生の時に、憧れた彼女のような生活、仕事。
    見上げていたものが自分の中に。
    結婚が、決まって数日で嫌になる。彼が持っている自分が手に入れられなかったものを持っていること、それもいつか見下ろす立場になる…。

    欲が強い。彼女は安心したかった。

    周りから真面目だと思われていた義父。
    リスナー思いのDJ。
    娘と父親の行動、嘘。

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    2024年02月08日
  • ルームメイト

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    今邑さんの長編を初めて読みました♪
    どんでん返しつづきのラストです。後書きが途中に挟まるのが斬新な作品。読み終わった時には「えーっ!」と無意識にニヤけながら(予測できなかったというか、そんなのあり?とちょっとギャグ的?な意味で)声が出てました笑

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    2024年01月30日