今邑彩のレビュー一覧

  • ルームメイト

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    正直、犯人の目星は途中から容易につきます。ただ、理由のところはなるほどなぁという感じ。最後のモノローグは特段蛇足感はありませんでした。

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    2025年07月22日
  • ルームメイト

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    ネタバレ

    実家の本棚にあったものを読んでみた。

    自分が疑っていたこととは全然違う真相で、またしても自分の推理力の無さに残念な気持ちになった。

    スマホや携帯電話が普及していない時代ならではの描写も多くて(連絡を取る時は家の電話にかける、相手が家に居ない時は連絡がつかないなど)かえって新鮮な気持ちにもなる。

    最初から読み返してみたら伏線にも気がつくのかな。
    ‘’穴ぼこに落ちる‘’にそんな意味があったなんて。

    春海のキャラクターに好感が持てて読みやすかったし、驚きもあって楽しめた。

    多重人格について、演技だとか、嘘だとか、色々言われることがあるのは知っているけど、やっぱり本当にそういう人はいるんだと

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    2025年04月06日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙

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    2025年02月02日
  • つきまとわれて

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    登場人物がちょっとずつ重なっているけど個々の話としては独立している短編集。
    ほとんど後味悪い話なのですが淡々とした文章で何故かスッキリ読めてしまう(笑
    「おまえが犯人だ」「つきまとわれて」「六月の花嫁」「吾子の肖像」がイイ感じに後味悪くて好きですね。

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    2025年01月10日
  • 少女Aの殺人

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    読みやすかった。
    30年程前の推理のサンペンスでした。
    あーサスペンスドラマこんな感じだったな‥
    と読み終えて思った事です。
    少し懐かしい気がした。

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    2024年11月25日
  • 少女Aの殺人

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    毎晩のようにベッドに侵入してくる義父。耐えられなくなった少女Aは殺害。該当者3人のうち、誰が少女Aなのか。

    だんだんと犯人に近づいていくテンポがよく、限定された登場人物のおかげで、話に遅れることなくついていくことができた。ただの犯人探しではないミステリーが面白かった。、

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    2024年08月27日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    ホラーも、文章なら耐えられるようになった気がします。面白かった。
    ショートショートの広場で初読だったらしくて読みたかった「よけいなものが」を再び読めて嬉しいです。
    「依って件のごとし」が哀しくてよかった。さすが志麻子…「再生」は弱い富◯か…好き。
    澤村伊智さんのお話も初読だったので、この姉妹は比嘉姉妹だったのだと他のレビューを読んで知りました。

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    2024年08月11日
  • 少女Aの殺人

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    深夜ラジオのDJあてに届いた1通の手紙。
    少女Aなる人物が自殺または養父を殺すかもしれないという内容だった。
    調べた結果、候補となる少女が3人。
    しかし、そのうち1人の養父が本当に殺されてしまう。
    誰が少女Aなのか。
    次々と疑わしい人間が登場し、読者を困惑させる。
    読めば読むほど全員怪しく見える。

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    2024年07月21日
  • 少女Aの殺人

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    ミステリーかと思ったらサスペンスになった。かなり昔の作品らしく、ワープロなどよくわからない機器が出てきた。FAXもほぼ死後だし、今だとまた変わってくるかも。

    ミステリー編は謎を解いていくようで面白かった。サスペンス編はほぼ答え出てるからそこまでワクワクしなかった。サスペンス編はもっと短くてよかったかも。

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    2024年05月12日
  • 卍の殺人

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    ネタバレ

     卍の形をした異形の館で起こる連続殺人事件。そこに主人公と恋人が巻き込まれていく中で、館の構造を利用した誤認トリックとその伏線には驚いたが、ストーリーの展開や探偵の描写が淡白で盛り上がりに欠けたと思ってしまった。

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    2024年03月31日
  • 少女Aの殺人

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    防犯カメラも少なく、個人情報もダダ漏れの時代だからか、今より犯行が雑な印象。
    少女Aが誰か、という点は面白く読めた。

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    2024年03月16日
  • 少女Aの殺人

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    ネタバレ

    読みやすかった。

    時代背景に、ん?と思って発行年度を確認。
    名前が出てこないということは…、現在か過去か濁しているなと考えて、この三人じゃないかもと。
    先が読めてしまった。答え合わせをする感じ。

    高校生の時に、憧れた彼女のような生活、仕事。
    見上げていたものが自分の中に。
    結婚が、決まって数日で嫌になる。彼が持っている自分が手に入れられなかったものを持っていること、それもいつか見下ろす立場になる…。

    欲が強い。彼女は安心したかった。

    周りから真面目だと思われていた義父。
    リスナー思いのDJ。
    娘と父親の行動、嘘。

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    2024年02月08日
  • ルームメイト

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    今邑さんの長編を初めて読みました♪
    どんでん返しつづきのラストです。後書きが途中に挟まるのが斬新な作品。読み終わった時には「えーっ!」と無意識にニヤけながら(予測できなかったというか、そんなのあり?とちょっとギャグ的?な意味で)声が出てました笑

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    2024年01月30日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。第二弾の「恐怖」の方を先に読んでたけどこれが第一弾。
    綾辻行人「再生」鈴木光司「夢の島クルーズ」は既読でした。「再生」すごく久々に読んだけどやっぱり最高だな…。初読のなかでお気に入りは今邑彩「鳥の巣」山荘で出会った女性と主人公の会話が進むほどに不穏さが増していき、じわじわとした恐怖に締め付けられた。岩井志麻子「依って件の如し」は陰湿な村社会の厭な話という感じでラストのおぞましさたるや…きょうてぇきょうてぇ。

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    2024年01月20日
  • ルームメイト

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     これと明け若を小林くんに買ってもらいました。ルームメイトも映画化されているそうですがこれと映画の内容は大きく異なっているそうです。 ルームメイトって二人以上居なければ成立しませんよね。ではもう一人は誰でしょうか? '229/11 '2311/19

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    2023年12月30日
  • 時鐘館の殺人

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    ネタバレ

    1日1話ずつ読むつもりでしたがつい一気読み。
    特に「隣の殺人」の後味の悪い終わり方が今邑彩さんらしくて好き!「ルームメイト」の簡易版のような感じで面白かった

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    2023年11月13日
  • 金雀枝荘の殺人

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    古い洋館や、地元の有力者の一族、密室での連続殺人といった、王道ミステリーの要素が沢山出てて、面白かった。こういう世界観が好きです。
    その分、ミステリー好きなら展開が読めるところもあったかな。

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    2023年11月03日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    カバーイラストは濱口真央。

    ■綾辻行人 「再生」 (『亀裂』、『眼球綺譚』)
    中高生の頃に既読。再読。
    思った以上に・・・・の「・・」で笑ってしまった。

    ■鈴木光司 「夢の島クルーズ」 (『仄暗い水の底から』)
    中高生の頃に既読。再読。
    当時はすごい大人の話だと思っていたが、マルチ勧誘というしょぼさとヨットという対比が、実に大人っぽい。
    またヨット好きの作者らしい描写(専門用語)もきりっとしている。

    ■井上雅彦 「よけいなものが」 (『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)★
    面白いアイデア。
    よく会話文が連続するときに陥りがちな混乱を逆手にとって。巧み。

    ■福澤徹三 「五月の陥穽」 (『怪談

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    2023年10月24日
  • 金雀枝荘の殺人

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    大量殺人が起きた館から人がもう死なない系の本?と思ったが…。最後の方はちょっと切なくなるかもしれない。面白い作品でした

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    2023年08月12日