【感想・ネタバレ】金雀枝荘の殺人のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年06月01日

過去の事件の謎にひかれるかのように集まった
学生たち。
一族にふりかかった事件の謎とは?
そこにやってきた招かれざる客とkれば疑わざるを
えないでしょ(笑)

最後まで読んだら、ついつい冒頭に戻ってしまうのもいい。

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Posted by ブクログ 2023年11月30日

今邑彩作品は初めてでしたが、とても面白かった。館、密室、推理合戦と胸踊る要素が詰め込まれた上に"序章が終章"の意味が明らかになった時の感動!既に作者は鬼籍に入られていますが、他の作品も読みたくなりました。

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Posted by ブクログ 2023年07月01日

限定された人数設定、密室トリック、裏技なしの王道ストーリーがよかったです。
最近は特殊なミステリーが多くて、なんだか腑に落ちなかったので、この素直さに好感を持ちました。
序章が終章のキャッチコピー通り、最後まで読んで序章を読み直すと、間違いなく終章になっていて気持ちよかったです。

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Posted by ブクログ 2023年06月21日

読みやすくて面白い本。4は高めにつけすぎ、3.5ぐらいかな。
島根には田部家という山林王がいるので、田宮弥三郎という登場人物と被せてしまった。もちろん田部家当主がドイツ人と結婚した過去はありませんが。

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Posted by ブクログ 2023年05月04日

いわくつきの館、密室、見立て殺人、家系図など、大長編にもなりそうな道具立てを用いながら、読みやすくコンパクトにまとめられているところに好感が持てました。

随所に散りばめられたホラーの要素も効いていて、恐怖感と幻想感の演出も巧みだと思います。

工夫が見られる構成も印象的で、代表作の一つに挙げる方が...続きを読む多いのも納得の一冊です。

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Posted by ブクログ 2022年10月17日

今まで数多の推理小説を読んできたが、明確な根拠をもって犯人を当てたことがなかった。しかし、今回は初めてそれを成し遂げることができた。俺、おめでとう!(笑)

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Posted by ブクログ 2022年12月01日

読み終わった後、また最初から読み直して、延々とループが続けられる話。最後まで、犯人はどっちかな、と迷いました。事件としては、かなり凄惨なはずなんだけど、そんなに重たく感じないのは書き方なのか。。

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Posted by ブクログ 2022年02月02日

このクローズドサークル感!
家の見取り図とか、登場人物一覧とか、童話になぞらえた連続殺人とか、凄く好みの雰囲気。

今邑彩さんと作品は『そして誰も〜』もだけどわくわくする設定を書かれる。

ただ展開はこざっぱりとしてて、オチもやや尻すぼみな感じだった。
霊感少女の存在価値があまり感じられ無い…存在感...続きを読むもほぼない…
類とか全然セリフなくて、もう少しひとりひとりキャラを立たせてほしかった。

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Posted by ブクログ 2021年07月17日

舞台となる館、登場人物の背景など私は好みだったしすごく読み進められる系だった。
根拠が弱かったり納得いかないところも結構あるけど、全体的にはまとまってて面白い。

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Posted by ブクログ 2021年04月26日

とにかく読み易いし、私にとっては、絶妙なミステリ具合とストーリーで好印象。

今のところ、見立て殺人の中では一番かな

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Posted by ブクログ 2016年12月01日

少しずつ真相に近づいて、それでも犯人を名指しするわけでもなく
嵐の館の中で疑心暗鬼に囚われ、突如動き出した狂気にパニックに陥る。
その怒涛の展開とドンデンガエシにやられましたぁ~。
ホラーチックで、幻想的で、緊張で縛るところと
緩め具合が絶妙で、殺人の動機と執念が凄まじく
そして哀れでした。
最後に...続きを読むもう一度、冒頭の「序章という名の終章」を読むと
泣けます。

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Posted by ブクログ 2016年09月18日

完全に封印され密室となった館で起こった一族六人殺し。

しかも、死体はそれぞれが殺し合う形で発見された。

なぜ六人は殺し合ったのか?
真犯人は別にいるのか?

事件から一年後、真相を探るべく館にやってきた兄弟たち。

そして、また悲劇の幕が開いた…。

久しぶりの今邑彩。

やっぱこの人の作品好...続きを読むき。

綾辻行人、有栖川有栖、辻村深月推薦の一冊。

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Posted by ブクログ 2015年10月20日

館モノ。外は台風。限られた人数での密室。ミステリーの要素がふんだんに詰め込んであってたまらない。家系図や、屋敷の見取り図からもう、この世界観に引きずりこまれる。惨劇が繰り返された洋式の古びた館。そこに必然性があって集まってきた者。招かざる客人。誰が?一体何のためにこんな事を?あの惨劇の意味は?グリム...続きを読む童話を練り込んだ意味は?と頭をフル回転させて読み進める。最終章に近づくにつれ、解き明かされる真実。最後に、ふと出だしの「序章という名の最終章」を読む。全てはここに集約されていたのか!見事だった。

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Posted by ブクログ 2014年09月17日

まず雰囲気が良い。
本格好きなら垂涎ものだろう。

そしてなによりも密室のなかで起きたみたて殺人の構図が素晴らしい。
みたて殺人の真意がわかったとき密室の謎も解かれる。
惚れ惚れしちゃうわ私。

亡くなってしまったのがとても惜しい。
中央公論社に感謝しながらこれからもこの作家さんを読み続けて行こうと...続きを読む思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月13日

リアルタイムの連続殺人が描かれない館物ってなかなか珍しいな。ま、過去に遡れば恐ろしく量産してますが←←

というわけで?、なーんか気になるんだけど、なーんか手に取らない今邑先生です(謎)。多分、この方の作品を読むのは2冊目だったかしら。

と思ってたら今年亡くなってたのですね…ご冥福をお祈り申し上げ...続きを読むます。
亡くなった後も、作家が生み出した作品は書店に並び続けて、日本のどこかで亡くなったことを知らない誰かの手に取られて行くんだなあ。って考えると、作家の仕事ってやっぱり尊くて素晴らしいなあ。とシンミリ思うのでした。

……綾辻先生、有栖川先生、森博嗣先生、その他大勢の先生方ー!!長生きしてくださーーい!!(T_T)←何か以前にも全く同じこと書いたような…

閑話休題(=゚ω゚)

館そのものが密室と化し、狼と7匹の子ヤギの見立てがあり、美しい肖像画の女性が館で起こる一連の悲劇を見つめているーーと、この手のコテコテ雰囲気に淫するのが大好きな人には自信を持ってオススメしたい作品です。
この手の作品って結局は先達の二番煎じ三番煎じに過ぎないと分かっているのに、どうしてこんなにワクワクするんだろうなあ。

ほのぼのした序章がエピローグを兼ねていたので、昨今流行りのイヤミスはあまり好きじゃない私は安心しながら読めたのですが、途中で「いや、この先入観こそミスディレクションでは?!」と疑心暗鬼になりました( ^ω^ )もちろん、怪しすぎる某人物が、お約束通り怪しくなってきたあの辺りからです…←

どうせなら現在には1人も犠牲者を出さずに話を締めても、館ものとしては珍しい作品としてより強く印象に残ったかもしれないなあ。

読んでから大分日を開けてしまったので、いつにも増してあっさい内容…(°_°)



過去に忌まわしい事件の起きた館にやってきた若者達。彼等は「互いに殺し合った」ようにしか見えない状況下で死んでいた兄弟達の汚名を濯ごうと事件を検証するが、悲劇の火蓋は再び切って落とされた!

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Posted by ブクログ 2013年10月29日

奇想天外な話ではなかったけど、久しぶりに登場人物が多い話を読んで、何回も家系図に戻ってしまった。
まあまあ楽しめた。
話の作りが面白かった。
こういうの好き。

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Posted by ブクログ 2023年11月03日

古い洋館や、地元の有力者の一族、密室での連続殺人といった、王道ミステリーの要素が沢山出てて、面白かった。こういう世界観が好きです。
その分、ミステリー好きなら展開が読めるところもあったかな。

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Posted by ブクログ 2023年08月12日

大量殺人が起きた館から人がもう死なない系の本?と思ったが…。最後の方はちょっと切なくなるかもしれない。面白い作品でした

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Posted by ブクログ 2023年07月10日

王道のミステリーに近い。
最後まで読むと、最初の序章に戻りたくなる。
血とはなんと恐ろしいものか。動機の面の弱さはビビる。

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Posted by ブクログ 2023年03月22日

一年前に古びた洋館で起きた殺人事件。完全な密室で起きたその事件は迷宮いりとなっていた。殺された6人の従兄弟達の死の謎を解こうと残された3人が館に集まる。しかしその夜またしても恐ろしい事件が起きる。果たして誰がなぜ事件を起こしているのか。
古めかしい洋館、代々続く一族の血、童話になぞらえた殺人、そして...続きを読む完全な密室での連続殺人。
本格好きには嬉しいミステリー。

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Posted by ブクログ 2023年03月03日

今邑彩。かつて殺人事件かあった屋敷に親戚たちが集まり、もう一度事件を振り返る。 
ミステリとホラー、サスペンスが融合した贅沢かつくりだがページ数が短く、全体的駆け足な展開に感じた。

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Posted by ブクログ 2022年03月05日

ミステリ&ホラー小説。
ロジックあり密室あり呪いあり見立て殺人ありと盛り沢山の内容で、興味深く読みました。

犯人は必ずいるのに誰も怪しく見えない。私はまぐれで犯人当てた。

初今邑彩作品。読みやすくて良かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月04日

館もの、クローズドサークルミステリ
ドイツ風の古い洋館
異国から嫁いだ若き女性
グリム童話の見立て
繰り返される惨劇
仕立ては王道の展開がてんこ盛りとはいえ、本格の論理主体構成ではなく、ふわっとおとぎ話風
著者によるとリドルストーリーを目指して練り直したネバーエンディングストーリーだとか

設定はま...続きを読むだ携帯電話の普及前…携帯あったらあっさり解決しそうな感はある

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Posted by ブクログ 2018年04月18日

いかにも本格っぽい設定で期待値は高かったが、予想外に地味な展開に肩透かしを食らう。トリックにも真犯人にも意外性はなく、個人的には館モノとしてかなり物足りない仕上がりだ。
終盤の「事件再び」はあまり必要ないような取ってつけたような展開で、事件の動機も何か弱い…。

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Posted by ブクログ 2017年06月04日

クリスマスに起こった金雀枝荘の密室連続殺人。その真相を明らかにしようと従兄弟たちが春にもう一度金雀枝荘に集結。そこで新たな連続殺人が....。

面白く読めた。
立派なお屋敷での密室連続殺人。
でも、やっぱり、一昔前の小説って感じ。

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Posted by ブクログ 2015年05月18日

ホラーテイストの強いミステリ。

見立て殺人の派手さに期待し過ぎると裏切られるかも。
トリック自体は単純なものなので、雰囲気を楽しめる人向き。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月30日

密室状態の古い館での連続殺人。それも過去2回にわたって。そして今回・・・。ということで掴みは面白いので読んでみた。なるほど緻密なプロットで多彩な人物を配して物語が展開するが、肝心の人物造形に全く魅力が無い。探偵役のライターなんてあまりに強引に登場しすぎ。人物も多いが、これも結局は童謡を見立てにしたと...続きを読むいうより、同様に合わせて強引に作ったキャストみたいなもの。人物が薄いので却って謎もあいまいになった。動機も方法も弱い。密室トリックもう~ん、どうなんだろう?
被害者がカギをかけてたというのが2回も続くと…。
雰囲気は良いし、これは古い作品なので新しい作品を読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2014年05月05日

七匹の子ヤギとドイツ風の名前を使いたい、だたそれだけだったのかな…。読みやすくはあったので、結末まで読み通せました。

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Posted by ブクログ 2014年04月07日

本格ミステリって聞くと、うわって思っちゃう私ですが、とってもシンプルで読みやすかった。変なミスリードもなく、パズルを解くように読める。ああ、なるほど。って感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月21日

講談社版も所持しているのですが、中公版でも揃えているので購入。
中公版の装丁が好きなんですよね。
突然の訃報に大いに心を痛めた記憶もまだ新しいのですが、今作の著者略歴を見て改めて寂しさを感じずにはいられません。
あとがきにもありますが、読んだら思わず最初に戻ってしまう面白い構成の作品です。
正にネバ...続きを読むーエンディングストーリーですね。
見取り図、家系図、過去の殺人、闖入者と所謂王道ミステリ。
時間軸が行きつ戻りつしながら真相が紐解かれていく。
読む度に思うのですが、あの霊能力少女笠井さんが何となく不憫。何となく。

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