【感想・ネタバレ】金雀枝荘の殺人のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2014年06月01日

過去の事件の謎にひかれるかのように集まった
学生たち。
一族にふりかかった事件の謎とは?
そこにやってきた招かれざる客とkれば疑わざるを
えないでしょ(笑)

最後まで読んだら、ついつい冒頭に戻ってしまうのもいい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年12月01日

少しずつ真相に近づいて、それでも犯人を名指しするわけでもなく
嵐の館の中で疑心暗鬼に囚われ、突如動き出した狂気にパニックに陥る。
その怒涛の展開とドンデンガエシにやられましたぁ~。
ホラーチックで、幻想的で、緊張で縛るところと
緩め具合が絶妙で、殺人の動機と執念が凄まじく
そして哀れでした。
最後に...続きを読むもう一度、冒頭の「序章という名の終章」を読むと
泣けます。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年09月18日

完全に封印され密室となった館で起こった一族六人殺し。

しかも、死体はそれぞれが殺し合う形で発見された。

なぜ六人は殺し合ったのか?
真犯人は別にいるのか?

事件から一年後、真相を探るべく館にやってきた兄弟たち。

そして、また悲劇の幕が開いた…。

久しぶりの今邑彩。

やっぱこの人の作品好...続きを読むき。

綾辻行人、有栖川有栖、辻村深月推薦の一冊。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2015年10月20日

館モノ。外は台風。限られた人数での密室。ミステリーの要素がふんだんに詰め込んであってたまらない。家系図や、屋敷の見取り図からもう、この世界観に引きずりこまれる。惨劇が繰り返された洋式の古びた館。そこに必然性があって集まってきた者。招かざる客人。誰が?一体何のためにこんな事を?あの惨劇の意味は?グリム...続きを読む童話を練り込んだ意味は?と頭をフル回転させて読み進める。最終章に近づくにつれ、解き明かされる真実。最後に、ふと出だしの「序章という名の最終章」を読む。全てはここに集約されていたのか!見事だった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2014年09月17日

まず雰囲気が良い。
本格好きなら垂涎ものだろう。

そしてなによりも密室のなかで起きたみたて殺人の構図が素晴らしい。
みたて殺人の真意がわかったとき密室の謎も解かれる。
惚れ惚れしちゃうわ私。

亡くなってしまったのがとても惜しい。
中央公論社に感謝しながらこれからもこの作家さんを読み続けて行こうと...続きを読む思う。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年08月16日

大好物の館物です。ドイツ風の洋館でドイツからから来た花嫁のひ孫と管理人の6人が殺された。遺体は互いに殺し合ったのように見える一方でグリム童話『狼と7匹の小山羊』に見立てられていた。一年後、事件に疑問を抱いた従兄弟たちが再び館に集結し、悲劇の幕が再び上がる。四人の従兄弟以外の登場人物が二人だけ、その一...続きを読む方が第一の被害者になり、疑いは必然的に残る一人の闖入者に向けられるが、勿論、ミステリ的にそんな安易な展開は許されない。
70年近く前の無理心中事件も含めて過去の事件を語り推理する前半部は展開も早く一気に引き込まれた。
カインとアベルに見立てたラストはちょっと、いや、かなり恣意的に過ぎる気もしますが、面白く読めました。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月13日

リアルタイムの連続殺人が描かれない館物ってなかなか珍しいな。ま、過去に遡れば恐ろしく量産してますが←←

というわけで?、なーんか気になるんだけど、なーんか手に取らない今邑先生です(謎)。多分、この方の作品を読むのは2冊目だったかしら。

と思ってたら今年亡くなってたのですね…ご冥福をお祈り申し上げ...続きを読むます。
亡くなった後も、作家が生み出した作品は書店に並び続けて、日本のどこかで亡くなったことを知らない誰かの手に取られて行くんだなあ。って考えると、作家の仕事ってやっぱり尊くて素晴らしいなあ。とシンミリ思うのでした。

……綾辻先生、有栖川先生、森博嗣先生、その他大勢の先生方ー!!長生きしてくださーーい!!(T_T)←何か以前にも全く同じこと書いたような…

閑話休題(=゚ω゚)

館そのものが密室と化し、狼と7匹の子ヤギの見立てがあり、美しい肖像画の女性が館で起こる一連の悲劇を見つめているーーと、この手のコテコテ雰囲気に淫するのが大好きな人には自信を持ってオススメしたい作品です。
この手の作品って結局は先達の二番煎じ三番煎じに過ぎないと分かっているのに、どうしてこんなにワクワクするんだろうなあ。

ほのぼのした序章がエピローグを兼ねていたので、昨今流行りのイヤミスはあまり好きじゃない私は安心しながら読めたのですが、途中で「いや、この先入観こそミスディレクションでは?!」と疑心暗鬼になりました( ^ω^ )もちろん、怪しすぎる某人物が、お約束通り怪しくなってきたあの辺りからです…←

どうせなら現在には1人も犠牲者を出さずに話を締めても、館ものとしては珍しい作品としてより強く印象に残ったかもしれないなあ。

読んでから大分日を開けてしまったので、いつにも増してあっさい内容…(°_°)



過去に忌まわしい事件の起きた館にやってきた若者達。彼等は「互いに殺し合った」ようにしか見えない状況下で死んでいた兄弟達の汚名を濯ごうと事件を検証するが、悲劇の火蓋は再び切って落とされた!

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2013年10月29日

奇想天外な話ではなかったけど、久しぶりに登場人物が多い話を読んで、何回も家系図に戻ってしまった。
まあまあ楽しめた。
話の作りが面白かった。
こういうの好き。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月12日

金雀枝荘の花が満開に咲くころ、一年に一度、かれらがこの館を訪ねる、またあの季節が巡ってきた…。
完璧に封印された館で発見された不条理極まる六人の死。
過去にも多くの命を奪った「呪われた館」で繰り広げられる新たなる惨劇、そして戦慄の真相とは。

古い洋館。連続殺人。密室。見立て。
本格ミステリの見本市...続きを読むのような趣向です。
これ以上ないほど豪華な道具立てで、それを聞いただけでミステリファンならば身震いしてしまうでしょう。
ただ、逆に言えば、これはいかにも古臭い。
ミステリファンなら身震いよりも先に、食傷気味だと感じてしまうかもしれませんね。
本格ミステリに憧れているだけの下手な書き手が、これでもかとばかりに思いつくアイテムを全部ぶち込んで、破綻しまくった物語を書く……なんていうのには僕も、過去、いくつも遭遇しています。
(しかもたいていそういう作品のタイトルは「○○館の殺人」とか「○○荘殺人事件」とか、そんな感じ)

しかし、この作品に関して言えばその心配は無用。
無駄に派手にしているだけではなく、グリム童話「七匹のこやぎ」の見立てもきっちり合理的な理由があります。

密室のトリックはやや地味かな。
でも奇抜なだけの仕掛けよりも納得できていいと思います。
やたらめったら驚かそうとするだけがミステリの魅力ではないですよね。
なるほど、と思わせてくれる説得力が大事だと思います。
趣向は派手。
でも全体的には浮ついておらず、しっかりと地に足が着いたミステリという感じがします。

途中から「どう考えてもこいつは怪しい」という人物が登場し、主人公も読者もその人物に注目せざるを得ません。
しかもソイツがまた妙に怪しげな行動を取ったりして。
主人公たち危機一髪といったところで、見事などんでん返しがあります。
今邑作品の「そして誰もいなくなる」や「七人の中にいる」にも共通した雰囲気のどんでん返しですね。

序章に登場する親子は「登場人物一覧」にも載っていません(両親のほうは名前も出てこないし)
彼らはいったい何者?と思いながら読み進めると「序章という名の終章」と名付けられたエピローグの意味がわかり、彼らが誰なのかもわかります。
こういうちょっとした趣向も楽しいと思います。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年02月08日

一年前の事件と現在の事件があるため登場人物が多いうえ、名前にクセがあるので、読み慣れるまでが辛かった。
中盤から終盤にかけての怒涛の展開は読みごたえがあるが、予想の範囲を超えない程度。
館ものという印象はあまりない。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月04日

館もの、クローズドサークルミステリ
ドイツ風の古い洋館
異国から嫁いだ若き女性
グリム童話の見立て
繰り返される惨劇
仕立ては王道の展開がてんこ盛りとはいえ、本格の論理主体構成ではなく、ふわっとおとぎ話風
著者によるとリドルストーリーを目指して練り直したネバーエンディングストーリーだとか

設定はま...続きを読むだ携帯電話の普及前…携帯あったらあっさり解決しそうな感はある

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年04月18日

いかにも本格っぽい設定で期待値は高かったが、予想外に地味な展開に肩透かしを食らう。トリックにも真犯人にも意外性はなく、個人的には館モノとしてかなり物足りない仕上がりだ。
終盤の「事件再び」はあまり必要ないような取ってつけたような展開で、事件の動機も何か弱い…。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年06月04日

クリスマスに起こった金雀枝荘の密室連続殺人。その真相を明らかにしようと従兄弟たちが春にもう一度金雀枝荘に集結。そこで新たな連続殺人が....。

面白く読めた。
立派なお屋敷での密室連続殺人。
でも、やっぱり、一昔前の小説って感じ。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2015年05月18日

ホラーテイストの強いミステリ。

見立て殺人の派手さに期待し過ぎると裏切られるかも。
トリック自体は単純なものなので、雰囲気を楽しめる人向き。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月30日

密室状態の古い館での連続殺人。それも過去2回にわたって。そして今回・・・。ということで掴みは面白いので読んでみた。なるほど緻密なプロットで多彩な人物を配して物語が展開するが、肝心の人物造形に全く魅力が無い。探偵役のライターなんてあまりに強引に登場しすぎ。人物も多いが、これも結局は童謡を見立てにしたと...続きを読むいうより、同様に合わせて強引に作ったキャストみたいなもの。人物が薄いので却って謎もあいまいになった。動機も方法も弱い。密室トリックもう~ん、どうなんだろう?
被害者がカギをかけてたというのが2回も続くと…。
雰囲気は良いし、これは古い作品なので新しい作品を読んでみたい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2014年05月05日

七匹の子ヤギとドイツ風の名前を使いたい、だたそれだけだったのかな…。読みやすくはあったので、結末まで読み通せました。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2014年04月07日

本格ミステリって聞くと、うわって思っちゃう私ですが、とってもシンプルで読みやすかった。変なミスリードもなく、パズルを解くように読める。ああ、なるほど。って感じ。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月21日

講談社版も所持しているのですが、中公版でも揃えているので購入。
中公版の装丁が好きなんですよね。
突然の訃報に大いに心を痛めた記憶もまだ新しいのですが、今作の著者略歴を見て改めて寂しさを感じずにはいられません。
あとがきにもありますが、読んだら思わず最初に戻ってしまう面白い構成の作品です。
正にネバ...続きを読むーエンディングストーリーですね。
見取り図、家系図、過去の殺人、闖入者と所謂王道ミステリ。
時間軸が行きつ戻りつしながら真相が紐解かれていく。
読む度に思うのですが、あの霊能力少女笠井さんが何となく不憫。何となく。

このレビューは参考になりましたか?