今邑彩のレビュー一覧
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ネタバレ3+
本格+怪奇。
前作に比べ若干キャラが立ってきた貴島柊志シリーズ2作目。
あとがきで“エピローグは別に読まなくてもいいです、そういうのが楽しめる人のために残しました”とあるが、結局読まなきゃ楽しめるかどうかもわからないので困る。忘れてくださいと言われてもそう簡単に忘れられないし。しかもどう考えてもエピローグありきの本編の構成・バランスだし(エピローグがないとあれやこれやが投げっぱなしに)。
確か『ルームメイト』(映画化おめでとうございます)でもモノローグ○は読まなくてもいいみたいなことをあとがきで書いていたが、これはつまり、初出時にそういう風に(怪奇エンドっぽくというか、カーっぽく -
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『蛇神』、『翼ある蛇』でも書かれていた話が再びリピートされ
やたらと長い神話ネタコラムを読んだ後はちょっと話が進み
話がピークに差し掛かろうとすると本が終了するという
悪しき慣習がここでも繰り返されていました。。。。
最近のテレビでよく見る、人をイラッとさせるパターンである
話のボリュームが10ある話をやっていて
1〜3の話をした後にCMが入り、
CMの前にやっていた3からはじまって5まで進んだところでCM、
CM前の5から話が始まって、7で終わってまたCM、
CM前の7から始まって8まで進んだところでまたCM、
CM明けは1から8までの振り返りをやって9に入り
盛り上がった所で「はい今週は -
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再読。
訃報を知り思わず手に取りました。
今邑さんのデビュー作です。
タイトルにもある卍の形の屋敷を舞台にした館モノ。
物語の舞台は88年頃ということで、一昔前の昭和を感じさせます。
伏線も分かりやすく犯人は結構直ぐに分かってしまうのですが、卍形の屋敷の構造を活かしたトリックはなかなか面白いです。
文体の読みやすさや余白を残した終わり方はデビュー作からだったのかと改めて思います。
正直なところ本格ミステリとしては荒削りで詰めが甘い部分もあるにはあるのですが、後の今邑さんらしさの片鱗が伺え、ここがスタートで次第に昇華されていったのだと感慨にふけってしまいます。
ご冥福を心からお祈りします。 -
Posted by ブクログ
本屋に行くと今邑さんの本を探すことが日課になっているので、見つけた時は嬉しかったなー!!もちろん即購入です。
今回はタイトルが古めかしくて、昭和な雰囲気かな?とワクワク。
出だしがどこかのドラマを見ているようでにやりとしてしまった。設定は古くて(古いいい過ぎ?笑)私好み。
ただ、あんまりぞくぞくする感じが無かったのが残念。犯人も途中で予想がついたし。子供が殺されるというのも心情的に気持ち良い殺人では無いな、と思う。推理に集中出来ないよね:(
最後のエピローグが今邑さんの醍醐味ですが、今回も「な~る」という感
じ。最後の最後できちんと話にオチをつけてくれるところはさすがです。
早く新作書いて