今邑彩のレビュー一覧

  • 時鐘館の殺人

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    今邑さんはお初。
    短篇ながらにちゃんと分かり易く
    色んなテイストのお話があり充分楽しめた。
    表題作は仕掛けがあってそれも良き。
    女性作家らしい感じで
    ホラー要素はありつつも、ライトに楽しめる作品。

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    2026年04月23日
  • 盗まれて

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    ネタバレ

    「ゴースト・ライター」は本当に千次さんの霊が出てきたと思っていたので、ラスト含めて面白かったです。
    「白いカーネーション」は後味が悪いけど個人的には好きなタイプのお話でした。

    「ポチが鳴く」は犬が可哀想な目に遭う描写があるので苦手ですが、今邑先生の作品は家の敷地に遺体を埋めるパターンが結構多いような……

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    2026年03月19日
  • ルームメイト

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    大学のために上京した春海は不動産屋で麗子と名乗る女性と出会い、ルームシェアを始める。ある時麗子が失踪、直前の様子に不信感を持った春海は、先輩と共に麗子の正体を探る。
    主人公の生い立ちから先輩との関係まで、無駄なものがなく、どんどん先が気になりイッキ読み

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    2026年03月19日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    綾辻行人の再生が読みたくて買いました。

    再生/綾辻行人
    ジワジワくる怖さ、ずっと続く薄気味悪さが良い。
    そして綾辻ホラー全開な感じが良い。

    夢の島クルーズ/鈴木光司
    グロさ強めでした。
    ついでに人間の怖さもあって良かった。

    よけいなものが/井上雅彦
    めちゃくちゃ短いがシンプルだからこその怖さがある。

    五月の陥穽/福澤徹三
    日常の一つ壁の向こうにある恐怖。
    手の届く範囲にある恐怖を気にしていない生きてる人間が1番怖いですね。

    鳥の巣/今邑彩
    最後にひっくり返るし怖いし、このタイプのホラー好きです。

    依って件の如し/岩井志麻子
    古い言葉や言い回しで不気味さがさらに増していると思うが、それがまた良い。

    ゾフィーの手袋/小池真理子
    シンプルに怖い。
    こういったシンプルなホラーが結局1番怖い。

    学校は死の匂い/澤村伊智
    ホラーといえば学校を連想する事が多いですよね。
    あんなに多くの人が居るのにどうして学校ってどこか怖いんでしょうね…

    何よりも怖いのはこの本は中古で買ったのですが……開くたびに線香の匂いがするんですよねぇ………
    (単純に前の所有者の保管状況が悪くて臭いが付いてしまっただけだと思いますが…)

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    2026年02月25日
  • i(アイ)~鏡に消えた殺人者~

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    ネタバレ

    鏡に足跡が向かっていった理由が明かされるとなるほどと思うもので面白かった。
    現実と反転する世界で、その首筋に手を掛けたのは誰か。

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    2026年02月12日
  • 少女Aの殺人

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    ・中盤までは先がどうなるか楽しみだったが、犯人が分かってからは尻すぼみになったのが残念。
    (棚)小説
    (評価)3

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    2026年02月09日
  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

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    犯人当て短編のアンソロジー第二弾。前作から時代が下り、70~80年代の作が採られている。携帯電話やスマホがあっては成立し難いトリック、設定が多く、現代の作家には苦労があるなと読んでいてしみじみ。犯人当てだけあって動機は二の次という感じだけれども、その分意外性に振られていてそれはそれで読み応えある。

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    2026年01月03日
  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

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    読者への挑戦、アンソロジー第二弾
    好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念

    今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある

    中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作

    ・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
    超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな

    ・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
    複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
    という予想を覆され★ふたつ

    ・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
    双子のなぞなぞは知っていたが...
    選者は特にオススメらしいのだがちょっと合わなかったかな

    ・泡坂妻夫「ダイヤル7」★★★
    同じ創元推理文庫に収録されているのに持ってくるかね...
    そちらは積読状態のためスルーしようかと思いつつ読んでしまったが、これが大当たり
    たぶんこの先にこれ以上の作品は無いと確信するほど
    絶妙なタイトル、見事にやられました

    ・岡嶋二人「聖バレンタインデーの殺人」★⭐︎⭐︎
    掌編。こちらも仁木悦子の作品に似たスタイル

    ・中西智明「ひとりじゃ死ねない」★★⭐︎
    読むのは3回目、いや4回目かな
    忘れられない真相、初読なら★★★だけど

    ・今邑彩「時鐘(とけい)館の殺人」★★★
    大好きな作家
    このプロローグ、好きだわ
    やられました×2回

    文庫版はだいぶ修正されているらしいという情報を与えてくれた選者に感謝。未修正版が気になるので探してみよう
    (内容を忘れてしまっていたが、死体発見で思い出した。コレはたぶん読んでいるんだよなあ)

    7作品総合での評価は★★★⭐︎⭐︎


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    2025年12月05日
  • 時鐘館の殺人

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    下宿屋・時鐘館に住む作家の消失事件、翌朝雪だるまの中から消失したはずの作家の遺体が発見され…
    表題作「時鐘館の殺人」をはじめ「生ける屍の殺人」などマニアならニヤッとするタイトルの作品を収録。
    「あの子はだあれ」がミステリではないのだが叙情的な展開で印象に残った!
    バラエティ豊かな短編集でした。

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    2025年12月02日
  • 金雀枝荘の殺人

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    ネタバレ

    ネットでおすすめされていた一冊。過去に忌まわしき一族の殺し合いが行われた豪邸で、再び殺人事件が起こる、というお話。グリム童話や明治時代に嫁いできたドイツ人の幼妻、遺産相続などなかなかにワクワクさせてくれるテーマだったものの、どれも扱い方があっさりめでそこまで惹き込まれる展開ではなくてちょっと残念だった。いとこたちが9人もいたせいかキャラがただでさえ多く、しかもその血筋と関係ないキャラクターたちも出てくるので覚えきれないし、雑に殺されるために出てきたとしか思えない人もいるのが引っかかってしまった。伏線は一応あったけど、そこまで凄い!って感じのどんでん返しもなかった。とにかく全部あっさりしてる話だった。

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    2025年11月21日
  • ルームメイト

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    もしや、この人が犯人か…?と思い、「やっぱりそうだー」と、推理が当たったと、思いきや、「え!違ってた…」。多重人格者を裁くことの難しいさを考えながら読むと、頭がぐるぐるしてきます。被害者にとっては、そんなことは関係ないと思うし、多重人格者にとっては、記憶がそもそもないのだから、えん罪に近いものになってしまうし…。どのように捉えてよいのか、非常に難しい。

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    2025年11月08日
  • 少女Aの殺人

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    ネタバレ

    先輩から借りたので1日で一気読み。
    分厚さのわりにスラスラ読めて、ライトな文章量。
    どんでん返しがあるか?と思ったけど、そういうわけでもなく、ただ、少女Aの正体がわかったときは、なるほどーってなった。

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    2025年09月14日
  • ルームメイト

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    ネタバレ

    こちらも創作の参考に読んだ。テンポ感のあるストーリーと文章が非常に読みやすい。最近では叙述トリックと題して読者を騙す手法が数多いが、こちらはその限りでない。登場人物の考え方など明確になっており、 読者側が推理に参加しやすい作品になっている。但し、クライマックスでの犯人が易々と自白するシーンは少し残念、多重人格設定のご都合を感じてしまう。また、登場人物が選んだ結末というのも、やや年季(比較的古い作品なので仕方の無いことではある)を感じた。モノローグ4は必読。

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    2025年08月04日
  • ルームメイト

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    正直、犯人の目星は途中から容易につきます。ただ、理由のところはなるほどなぁという感じ。最後のモノローグは特段蛇足感はありませんでした。

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    2025年07月22日
  • ルームメイト

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    ネタバレ

    実家の本棚にあったものを読んでみた。

    自分が疑っていたこととは全然違う真相で、またしても自分の推理力の無さに残念な気持ちになった。

    スマホや携帯電話が普及していない時代ならではの描写も多くて(連絡を取る時は家の電話にかける、相手が家に居ない時は連絡がつかないなど)かえって新鮮な気持ちにもなる。

    最初から読み返してみたら伏線にも気がつくのかな。
    ‘’穴ぼこに落ちる‘’にそんな意味があったなんて。

    春海のキャラクターに好感が持てて読みやすかったし、驚きもあって楽しめた。

    多重人格について、演技だとか、嘘だとか、色々言われることがあるのは知っているけど、やっぱり本当にそういう人はいるんだと思う。(医学的にどうとかはあまり詳しくないけれど)

    でも実際に司法の場で多重人格者の殺人を裁く場合、いくら別人格の犯行だったとしても、それで無罪になんかしてしまったら遺族がいたたまれなさすぎる。
    難しいなと思いつつ、わたしはやっぱり、ちゃんと裁かれるべきだと思ってしまうなあ。
    だから2人のケンスケの選んだ春海を守る選択については、物語の上では理解もできるけど、現実的によくよく考えると、それは裁かれたとは言えないよねと思う。



    あとがきが挟まってのモノローグ4は少し興ざめだったかも。ない方が好きだし、あとがきはやっぱり1番最後に来て欲しい。

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    2025年04月06日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
    ホラーではない怖さですね
    ビルとビルの隙間は均一ではありません
    落ちてはいけません

    「鳥の巣」 今邑彩 1994年
    多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力

    「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
    “ぼっけえ”で読みましたね
    これはよござんす
    怖いし恐いし悲しいし

    「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
    “異形のものたち”で読みました
    森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念

    「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
    第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
    “などらぎ”に収録
    これはホラーだけどきちんと推理小説になっています

    解説は 朝宮運河さんでした

    私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー

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    2025年02月02日
  • つきまとわれて

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    登場人物がちょっとずつ重なっているけど個々の話としては独立している短編集。
    ほとんど後味悪い話なのですが淡々とした文章で何故かスッキリ読めてしまう(笑
    「おまえが犯人だ」「つきまとわれて」「六月の花嫁」「吾子の肖像」がイイ感じに後味悪くて好きですね。

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    2025年01月10日
  • 少女Aの殺人

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    読みやすかった。
    30年程前の推理のサンペンスでした。
    あーサスペンスドラマこんな感じだったな‥
    と読み終えて思った事です。
    少し懐かしい気がした。

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    2024年11月25日
  • 少女Aの殺人

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    毎晩のようにベッドに侵入してくる義父。耐えられなくなった少女Aは殺害。該当者3人のうち、誰が少女Aなのか。

    だんだんと犯人に近づいていくテンポがよく、限定された登場人物のおかげで、話に遅れることなくついていくことができた。ただの犯人探しではないミステリーが面白かった。、

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    2024年08月27日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日