今邑彩のレビュー一覧
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綾辻行人の再生が読みたくて買いました。
再生/綾辻行人
ジワジワくる怖さ、ずっと続く薄気味悪さが良い。
そして綾辻ホラー全開な感じが良い。
夢の島クルーズ/鈴木光司
グロさ強めでした。
ついでに人間の怖さもあって良かった。
よけいなものが/井上雅彦
めちゃくちゃ短いがシンプルだからこその怖さがある。
五月の陥穽/福澤徹三
日常の一つ壁の向こうにある恐怖。
手の届く範囲にある恐怖を気にしていない生きてる人間が1番怖いですね。
鳥の巣/今邑彩
最後にひっくり返るし怖いし、このタイプのホラー好きです。
依って件の如し/岩井志麻子
古い言葉や言い回しで不気味さがさらに増していると思うが、それがまた良い。
ゾフィーの手袋/小池真理子
シンプルに怖い。
こういったシンプルなホラーが結局1番怖い。
学校は死の匂い/澤村伊智
ホラーといえば学校を連想する事が多いですよね。
あんなに多くの人が居るのにどうして学校ってどこか怖いんでしょうね…
何よりも怖いのはこの本は中古で買ったのですが……開くたびに線香の匂いがするんですよねぇ………
(単純に前の所有者の保管状況が悪くて臭いが付いてしまっただけだと思いますが…) -
Posted by ブクログ
読者への挑戦、アンソロジー第二弾
好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念
今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある
中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作
・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな
・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
という予想を覆され★ふたつ
・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
双子のなぞなぞは知っていたが...
選者は特にオススメらしいのだがちょっと合わなかったかな
・泡坂妻夫「ダイヤル7」★★★
同じ創元推理文庫に収録されているのに持ってくるかね...
そちらは積読状態のためスルーしようかと思いつつ読んでしまったが、これが大当たり
たぶんこの先にこれ以上の作品は無いと確信するほど
絶妙なタイトル、見事にやられました
・岡嶋二人「聖バレンタインデーの殺人」★⭐︎⭐︎
掌編。こちらも仁木悦子の作品に似たスタイル
・中西智明「ひとりじゃ死ねない」★★⭐︎
読むのは3回目、いや4回目かな
忘れられない真相、初読なら★★★だけど
・今邑彩「時鐘(とけい)館の殺人」★★★
大好きな作家
このプロローグ、好きだわ
やられました×2回
文庫版はだいぶ修正されているらしいという情報を与えてくれた選者に感謝。未修正版が気になるので探してみよう
(内容を忘れてしまっていたが、死体発見で思い出した。コレはたぶん読んでいるんだよなあ)
7作品総合での評価は★★★⭐︎⭐︎
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Posted by ブクログ
ネタバレネットでおすすめされていた一冊。過去に忌まわしき一族の殺し合いが行われた豪邸で、再び殺人事件が起こる、というお話。グリム童話や明治時代に嫁いできたドイツ人の幼妻、遺産相続などなかなかにワクワクさせてくれるテーマだったものの、どれも扱い方があっさりめでそこまで惹き込まれる展開ではなくてちょっと残念だった。いとこたちが9人もいたせいかキャラがただでさえ多く、しかもその血筋と関係ないキャラクターたちも出てくるので覚えきれないし、雑に殺されるために出てきたとしか思えない人もいるのが引っかかってしまった。伏線は一応あったけど、そこまで凄い!って感じのどんでん返しもなかった。とにかく全部あっさりしてる話だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ実家の本棚にあったものを読んでみた。
自分が疑っていたこととは全然違う真相で、またしても自分の推理力の無さに残念な気持ちになった。
スマホや携帯電話が普及していない時代ならではの描写も多くて(連絡を取る時は家の電話にかける、相手が家に居ない時は連絡がつかないなど)かえって新鮮な気持ちにもなる。
最初から読み返してみたら伏線にも気がつくのかな。
‘’穴ぼこに落ちる‘’にそんな意味があったなんて。
春海のキャラクターに好感が持てて読みやすかったし、驚きもあって楽しめた。
多重人格について、演技だとか、嘘だとか、色々言われることがあるのは知っているけど、やっぱり本当にそういう人はいるんだと思う。(医学的にどうとかはあまり詳しくないけれど)
でも実際に司法の場で多重人格者の殺人を裁く場合、いくら別人格の犯行だったとしても、それで無罪になんかしてしまったら遺族がいたたまれなさすぎる。
難しいなと思いつつ、わたしはやっぱり、ちゃんと裁かれるべきだと思ってしまうなあ。
だから2人のケンスケの選んだ春海を守る選択については、物語の上では理解もできるけど、現実的によくよく考えると、それは裁かれたとは言えないよねと思う。
あとがきが挟まってのモノローグ4は少し興ざめだったかも。ない方が好きだし、あとがきはやっぱり1番最後に来て欲しい。 -
Posted by ブクログ
角川ホラー文庫が1993年創刊されて
その30年の遺産とのこと
90年代から現在までの最強セレクション短編8編
選ばれたただけあって半分は既読作品でした
「再生」 綾辻行人 1993年
さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
再生するのはそっちね
「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
リングの一連読ませていただきました
この作品も映画化されているらしい
はっきりと出てこないけど
そんなことありそうな生々しさ
仄暗い水の底からの一編
「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
ショートショート
私なら老化かもしれない
「五月の陥穽」 福澤徹三
これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
ホラーではない怖さですね
ビルとビルの隙間は均一ではありません
落ちてはいけません
「鳥の巣」 今邑彩 1994年
多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力
「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
“ぼっけえ”で読みましたね
これはよござんす
怖いし恐いし悲しいし
「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
“異形のものたち”で読みました
森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念
「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
“などらぎ”に収録
これはホラーだけどきちんと推理小説になっています
解説は 朝宮運河さんでした
私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー