今邑彩のレビュー一覧

  • 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    他人の部屋を覗いていて知ったことって別の誰かには話せないわな。それが重要なことであっても。
    そのことを利用されていたとしたら……。

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    2020年04月16日
  • 盗まれて

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    ひとひらの殺意★★★
    盗まれて★★★
    情けは人の……★★★
    ゴースト・ライター★★
    ポチが鳴く★★★
    白いカーネーション★★
    茉莉花★★
    時効★★

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    2020年02月29日
  • ルームメイト

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    少々無理のある設定 物語の展開に仕掛けやひねりをいかに入れるか、そこに創作の重点が置かれているように感じた。

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    2025年12月18日
  • つきまとわれて

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    短時間で一気に本を読みたい時に選ぶ作家さん。
    今回もグワーっと一気読み。

    短編集なのだけれど、ある章で登場した人物が他の章の主人公などとして話が進行する趣向が凝らされた1冊。

    今まで読んだ今邑作品の中で1番好きかも知れない!

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    2019年05月05日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    私が鏡の中の私に殺される。
    ミステリーと怪奇ミックスで、きちんと推理して謎は解けるものの、どこか不思議を残して終わる。途中まだの盛り上がりにグイグイ引き込まれるが、最後はもう少し衝撃が欲しい。

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    2019年03月31日
  • 繭の密室 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    刑事・貴島柊志シリーズ 第4弾。

    プロローグ
    第一章 不可解な転落死
    第二章 二人の友人
    第三章 過去へ
    第四章 第二の殺人
    第五章 ピザパイの謎
    第六章 崩れたアリバイ
    第七章 生還
    第八章 赤い手帳
    第九章 転落の真相
    エピローグ

    アルバイトの帰宅途中に誘拐された女子大生・日比野ゆかり。
    同時期に男子大学生が何者かに襲われ、7階から転落死する事件が発生。
    しかも現場は密室状態。

    男子大学生転落死事件を担当した貴島は、交友関係から6年前の中学生自殺事件にたどり着く。

    誘拐事件と転落死事件が重なり合う時、悲しい真相が明らかになる。


    解説にありました

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    2018年11月15日
  • 金雀枝荘の殺人

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    ネタバレ

    館もの、クローズドサークルミステリ
    ドイツ風の古い洋館
    異国から嫁いだ若き女性
    グリム童話の見立て
    繰り返される惨劇
    仕立ては王道の展開がてんこ盛りとはいえ、本格の論理主体構成ではなく、ふわっとおとぎ話風
    著者によるとリドルストーリーを目指して練り直したネバーエンディングストーリーだとか

    設定はまだ携帯電話の普及前…携帯あったらあっさり解決しそうな感はある

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    2018年09月04日
  • 時鐘館の殺人

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    短編の中に長編2作…
    の作者の言葉に、短編連作で繋げて長編が浮かび上がると期待に胸高鳴らせ読んだけれど、とんだ勘違い。表題作「時鐘館」のことでした。設定や持って行き方に引き込まれるが、やっぱりねな終わり方。意外性は乏しい。

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    2018年08月08日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    ネタバレ

    新人作家が仕事場で刺殺体で発見された。犯人のものと思われる足跡は姿見に向かって消えている。作家の遺稿には、かつて自分が殺めた従姉妹が鏡の中で生きて自分を恨んでるという未完の物語が語られる。果たして作家の死の真相は。的な話。

    刑事モノは自然に捜査にかかれるという点で無理がなくていい。私、刑事モノが意外に好きらしい。
    トリックは、分かってしまえば今となっては既視感のあるものだったけど、読んでる時は全く思い当たらずに楽しめた。

    終盤の大どんでん返しは、かなりビックリ。それこそ180度ひっくり返る見事なモノだった。
    でも、ずっと実母か疑ってきた娘と、実母でないことがバレてるんじゃないかと娘を疑って

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    2018年06月04日
  • 金雀枝荘の殺人

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    いかにも本格っぽい設定で期待値は高かったが、予想外に地味な展開に肩透かしを食らう。トリックにも真犯人にも意外性はなく、個人的には館モノとしてかなり物足りない仕上がりだ。
    終盤の「事件再び」はあまり必要ないような取ってつけたような展開で、事件の動機も何か弱い…。

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    2018年04月18日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    ネタバレ

    ☆3.5くらい。
    この仄暗いような雰囲気は作者独特の世界だなー。ホラー作品も書いてるようなのでそのせいかな。

    双子のようにそっくり、とか、やっぱこう来るよね。結構面白かった。どうやらシリーズ化してるみたいなので他のも読んでみたい。

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    2018年03月08日
  • 鋏の記憶

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    肩を張らずに読める、4作からなる連続短編。
    今邑作品はどれもサクサク読めて割と好きなのですが、私はあともう一声欲しい!といつも思ってしまう。
    表題作の『鋏の記憶』よりも『弁当箱は知っている』が私は好きでした。
    ラスト切なすぎるけれど。

    サイコメトリーって何だか面倒そうだなぁ。
    触ったもの全ての記憶が読めちゃうのかしら。
    だとしたら物凄くしんどそう。

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    2017年09月30日
  • 盗まれて

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    ひとひらの殺意
    盗まれて
    情けは人の……
    ゴースト・ライター
    ポチが鳴く
    白いカーネーション
    茉莉花
    時効

    少し古いからか、その当時の流行りなのか、急展開ミステリー。読む側が推理するってよりは、思いもしない展開に強引に持って行かれる感じ。
    若かったら面白く読めたかもしれない。今は、無理無理〜笑って感じ

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    2017年08月20日
  • 盗まれて

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    ネタバレ

    不思議というか、奇妙というか。独特の雰囲気の短編集。すべて最後にどんでん返しが。1話1話が短く、ちょうどいい。

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    2017年07月08日
  • 金雀枝荘の殺人

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    クリスマスに起こった金雀枝荘の密室連続殺人。その真相を明らかにしようと従兄弟たちが春にもう一度金雀枝荘に集結。そこで新たな連続殺人が....。

    面白く読めた。
    立派なお屋敷での密室連続殺人。
    でも、やっぱり、一昔前の小説って感じ。

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    2017年06月04日
  • 少女Aの殺人

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    2017年28冊目。
    あたしにしては珍しく途中で気づいてしまったので、あとはあーやっぱりなーとさらっと読んでしまった。
    気づいてしまってからはラストまでがちょっと長いかなと感じたが、全体的に読みやすくていいかな。2サス向きの作品というところにも共感できるw

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    2017年06月02日
  • 人影花

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    好んで読んでいた作家・今邑彩。なのに数年前に急逝。しかも自宅でひとりで病死していたために、死亡時期もおおよそでしか判明していないのは衝撃的でした。そんな最期を遂げた作家の本だから、なんとなく辛くて怖くて、しばらく読まずにおいてしまった1冊です。

    雑誌やアンソロジーに掲載されていながら、今邑彩個人の短編集には未収録だった短編を集めたもの。彼女が書くジャンルといえば、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス。そのどれかひとつには絞れない作品も数多い。本書は9編をジャンル分けして各ジャンルごとに収録というわけではなく、わざとジャンルを混ぜた構成にしたそうです。収録タイトルは、『私に似た人』、『

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    2017年05月10日
  • 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    可愛がっているセキセイインコの異変から始まる物語。
    異常に怯えるインコに不審を抱く飼い主。
    けれど、部屋の中には自分しかいない。
    何にインコは怯えているのか。
    途中で明らかになるエピソードが伏線だろうとは気付いた。
    けれど、真犯人はかなり最後になるまで予想が出来なかった。
    復讐とか憎しみで殺人を犯すのは納得しやすいけれど、壊れてしまった心が起こす犯罪は理解しがたい。
    不思議な絵画も絡めて、どうにも怖さが先にたってしまう物語だった。

    シリーズ第1弾はもっとオカルト色の強い物語らしい。
    読んでみたいような気もするけれど、どうやら昼間に読むのはやめたほうがよさそうだ。

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    2017年04月02日
  • 少女Aの殺人

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    深夜放送の人気DJのもとに一通の手紙が届く。
    いったい誰がその手紙を書いたのか?
    手紙に書かれている内容は本当のことなのか?
    養父を二人暮らし・・・この条件にあう生徒は三名。
    女生徒たちが通う高校の教師をしている脇坂は、同級生だったDJから相談を受ける。
    設定や構成もしっかりとしておりとても読みやすい。
    犯人の推測はついてしまうけれど、その先も丁寧に心理描写がされているので飽きずに読み進むことができた。
    浅はかすぎる動機も、犯人の生い立ちを知ってしまえば哀れに思えてくるから不思議だ。
    自分の人生に責任を持てという人もいるだろうが、絶対に変えることの出来ない過去を忘れなければ生きていけない人もき

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    2017年03月29日
  • 蛇神

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    長野の奥地に、天照大神~物部氏という、日本の神話から創生に関わった子孫が隠れ住んでおり、その隠れ里で行われる奇祭に、村から離れ住んでいた、日女(ひるめ)の「血」を受け継いだ親と子が関わっていく。

    ホラーというよりは、日本書紀を下敷きにした現代版ダークファンタジーで、第一部(親)と第二部(娘)で20年の隔たりが有る。「八日目の蝉」パターン?文章は非常に丁寧で、この直前に安部公房を読んでいたのもあって、読みやすいことこの上なし。

    第二部も、第一部の未解決条項をきちんと消化していて、基本的に破綻もなく安心して読める。

    ただし2点。一つは登場人物がこれっぽっちも人間味がなく、魅力がないため、ほと

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    2016年10月27日