今邑彩のレビュー一覧

  • 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    ネタバレ

    コレ、シリーズモノの2作目なのね!
    i(アイ) 鏡に消えた殺人者 ってのが1作目?
    読まずに読んじゃったけど全然平気だった。

    今までの今邑さんはミステリーっていうより
    サスペンスが強かった気がしてたんだけど
    今回はミステリーだった。
    エピローグに含みがあって、
    これは好き嫌いあるだろうけど
    あたしは好き。
    エピローグを広げていったらホラーになりそう。
    けど、それはないだろうなぁ・・・。
    あったらいいのに。

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    2011年12月03日
  • 卍の殺人

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    久し振りの今邑作品。
    ちょっとダークな雰囲気漂うストーリーが多いですが、やっぱり面白いです。

    タイトルから話の展開が予想出来てしまいましたが、もちろん予想外だった部分も多くて しっかり楽しめました。

    今邑さんの本を読むと、人は表の顔だけじゃないって、しみじみ感じてしまいます。(笑)

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    2011年11月13日
  • つきまとわれて

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    前のストーリーの脇役が次の話で主観になる
    一風変わった連作短編集。

    連作とはいえそれぞれのストーリーは独立している。
    …が、最後にあ〜そこに繋がるのね、的な。

    一つ一つがいい具合に巧くできていて
    短い中で大きな事件がある訳じゃないんだけど
    どんでん返しがしっかりあって面白い。

    短編はあまり得意ではないが連作はいいな〜。
    谷川史子の漫画とか思い出す。

    個人的には
    「吾子の肖像」と表題作の「つきまとわれて」が好きかな。

    「吾子の肖像」は絵画に遺した或る画家の密かな想い。
    「つきまとわれて」は或るストーカーの忘れられない想い。

    短編で★5は久しぶりかも。

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    2011年05月21日
  • 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    自殺と見えた密室からの女性の墜落死。向かいのマンションに住む少女は、犯行時刻の部屋に男を目撃していた。少女に迫る、犯人の魔の手…また、同時刻に別の場所で起こった殴殺事件も同一人物の犯行とみられ――。衝撃の密室トリックに貴島刑事が挑む!(紹介文参照)
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    怖かったの一言。そして結末が「この犯人ではありえないだろ」と思っていたまさにその人だったので本当に吃驚した。確かに最後のエピローグは要らない気もしたが…(笑)

    ヒッチコックの裏窓を見ていただけあって固定概念が先立ち、推理する目(まぁもともとそんなものないけど)を曇らせられたなぁとただ

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    2011年03月14日
  • 蛇神

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    日登美と日美香の二部構成。
    途中、蛇神の説明部が少し読みにくかったものの面白く読み進める事ができたと思います。三部作との事なので、続きも読みたいと思います。

    0
    2010年10月23日
  • 少女Aの殺人

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    「あいつが毎晩のようにわたしのベットにやってくるんです。そして本当は妻としなければいけない事を、わたしにしようとするのです。あいつが―わたしの養父が。」

    深夜放送のラジオ番組「ミッドナイト・ジャパン」の木曜日。
    その日のお手紙の紹介コーナーでは、養父と二人暮らししている「F女学院の少女A」の絶望の少女の声の手紙だった。
    DJの新谷可南は、F女学院と思われる芙蓉女学院の教師の同級生の脇坂一郎に連絡して「少女A」に該当する生徒を調べてもらう。
    その家庭環境に当てはまる生徒は、三人。
    芙蓉女学院の教師と小さな開業医と警察を父親に持つ三人だった。
    数日後、その一人の養父の教師が自宅で刺殺

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    2009年10月07日
  • 「死霊」殺人事件

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    東京の駅で拾った客を乗せ世田谷の家で降ろしたが、財布が無いのに気付き「金を取ってくる」と家に入ったがそのまま出て来ない。
    痺れを切らして家に入るとそこには、お客ともう1人の男性の死体が・・。
    すぐに通報して、警察が捜査を開始。1階の和室には、床下の土が掘られた後が、泥を追って2階に上がると泥だらけの女性の死体が・・・。
    玄関以外の鍵が全て閉まっていて密室状態。さて、真相はいかに・・。

    本庁に勤める貴島刑事が探偵役の物語です。
    今邑さんのミステリーは、とにかく凄いです。ホラーも面白いですがそれ以上にミステリーの方が面白い。読んでる人を引き込む力があります。
    本格ミステリーが好きな人

    0
    2009年10月07日
  • 翼ある蛇

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    『蛇神』の続編。

    東京で、不可解な事件が起きていた。
    それは信州のどこかで行われている祭と関係すると言われているが、

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    2009年10月04日
  • 蛇神

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    信州のどこかで行われているという祭。
    それは現代において、禁忌と呼べるものだった。
    過去と現代が入り交じり、その祭が今まさに行われる。

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    2009年10月04日
  • 鋏の記憶

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    ものに残った残留思念を読み取ることができたら?
    もし、それが残酷な話だったら?
    あなたはどうしますか?

    0
    2009年10月04日
  • 少女Aの殺人

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    冒頭から「少女Aは誰なのか」という疑問に引っ張られサクサク読めた。真相は早めに勘付いてしまうけれど、心理描写と余韻が圧倒的。ただ暗さが少し苦手だった。

    0
    2025年12月09日
  • 卍の殺人

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    デビュー作。 なんと言うか、ミステリー読み始めたいという人にオススメしたくなる、様々なトリックと人間模様。

    読みやすい!

    『トリックの玉手箱やぁ〜』古
    という感じ。
    『ザ・ミステリー』謎
    という感じ。

    どっちなんだいっ!

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    2025年11月03日
  • 金雀枝荘の殺人

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    ちょっとオカルトちっくというか超能力的なところがあるが、ネバーエンディングストーリーを楽しませていただいた

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    2025年10月25日
  • 人影花

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    流石よね(謎に上から目線)

    短い物語でもしっかりどんでん返してくる。

    どんでん返してくるって日本語間違えてる気がする。

    最短数ページで、嫌〜な終わらせ方してくるし。

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    2025年10月20日
  • 少女Aの殺人

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    『そして誰も居なくなる』で展開に感動しつつ、こちら。

    やられました〜 映像に出来ないパターンの本の良さ全開な展開。

    見落としたら最後まで謎のままな部分もいくつかあり、読み返すと、、、宇宙!

    早速、別な作品を買いに行ってきます!

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    2025年10月18日
  • 少女Aの殺人

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    タイトルに惹かれて。本格ミステリと、最近流行りのエンタメミステリのいいとこ取りのような印象。読みやすくてどんどん引き込まれていくけどストーリーの骨組みがしっかりしてて読み応えもあり。他の作品も読んでみたいなと思った。

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    2025年09月12日
  • ブラディ・ローズ

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    屋敷の誰が犯人だ?のいつものスタンスで読み進めると見事に裏切られた。ぎりぎり長編の短さのなかによい捻りをしっかり加えてある良作。

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    2025年05月18日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    8篇のホラーアンソロジー。
    どの作品もすんなりとその世界に連れて行ってくれてとても楽しめた。
    「よけいなものが」(井上雅彦)では、短い会話文の中に違和感をするっと埋め込んできていて凄かった。気づいたときには役割がひとつズレて堂々巡り。抜け出せるきっかけが見つからない。
    「依って件の如し」(岩井志麻子)はバラバラに思えた話がひとつに繋がってゾッとさせられ、読後に余韻を残す話だった。
    「ゾフィーの手袋」(小池真理子)は主人公が何ひとつ悪くないのでひたすら気の毒だったのだが、あっさりした文章が好みだった。

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    2025年05月16日
  • ルームメイト

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    勢いで読み切れるような面白さがあった。
    ミステリーものはあまり読まないが、感想は、あまり登場人物に深みを感じなかった点が残念。なにかと多重人格に全てを帰結しすぎなのではないかと思ったが、二重ではなく四重人格にしたからこそ複雑なストーリーにできたという面もあるため、一概に指摘できない。
    最後まで誰が犯人なのかわからない点は面白かった。

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    2025年03月21日
  • 少女Aの殺人

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    主たる人物なのに中盤なんの描写もないので、伏線であることはすぐに気付くが、飽きることなく最後まで読める
    もう一歩悪女的要素があっても楽しいかもしれないが、そうじゃないからこその葛藤が垣間見えるのもよき

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    2025年03月11日