今邑彩のレビュー一覧

  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    貴島柊志シリーズ1作目。
    冒頭の作中作から心をぐっと掴まれてしまった。
    シンプルでいてミステリアスな雰囲気を纏いながら事件→解決へと向かうのですが、この作中作が終始活きていて惑わされてしまう。
    鏡のトリックも見事で、最後にはあのどんでん返し。
    今邑さんのこの独特の後味の悪さと鮮やかなどんでん返しは癖になります。
    ミステリファンとして欲を言うなら、あの人物と貴島のミステリ談義が読みたかったかな。
    貴島は何か背負っているものがありそうですが、今後のシリーズ内で明らかにされていくことを期待して、続きを読みたいと思います。

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    2013年02月14日
  • 金雀枝荘の殺人

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    ネタバレ

    館もののミステリーはお腹いっぱいの気があったが、これはかなりの良作だった!かなり奇怪な事件なうえ事件は数度起こり、しかも登場人物が三代にわたる家系からなるという多さだったが、トリックといい話の展開といい、理解し易く読み応えも抜群。エンディングでのエリザベートの霊云々の話は少し安易な気がしたが、冒頭の「序章という名の終章」を読み返すと気持ちよく落ち着く。

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    2012年12月27日
  • ブラディ・ローズ

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    あらすじ書きに惹かれて、電車の中で読む用に購入しました。
    今邑さんの作品なので、そこまでハズレでもないだろうとおもったら、これはなかなかの当たり作でした。

    館モノは、この閉塞感が感じられるタッチの文章がいいです。

    ネタバレは勿体ないのでしませんが、私はかなり後半まで誰が犯人だろうと背筋をゾクゾクさせながら読んでいました。

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    2012年12月05日
  • ブラディ・ローズ

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    とても素晴らしかったです。けれど、ルームメイト等と同じように、きっとああなってしまうんだろうなーという雰囲気のエピローグが個人的には残念。勿論その部分を含めて面白いのですが、私としては不幸を予期させる終わりは今一つ好きになれません。が、そんな不安要素までも引き込まれて毎回読んでしまいます。
    薔薇の説明は多少長かったです。というより、色の説明以外にももっと数を絞って沢山のエピソードの方がよかったのかもしれません。美しさを讃える文章がやや単調かと。

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    2012年12月04日
  • つきまとわれて

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    連作短編集。すごく読みやすかった。それぞれの話、登場人物が繋がっていて面白い。軽めのミステリー…かな。

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    2012年09月10日
  • ブラディ・ローズ

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    ネタバレ

    美しい薔薇園を持つ屋敷の主人のもとに嫁いだ花梨。彼の二番目の妻は謎の墜落死を遂げたばかりだった。やがて、花梨のもとに悪意を剥き出しにした脅迫状が届くようになる。

    プロローグからどんどん引き込まれていきました。薔薇は綺麗だけどトゲがある。美しくて妖しくて。
    そんな薔薇に囲まれて何年も過ごすと、心がその妖しさにどんどん魅了されていってしまうのか。
    傑作長編サスペンス。ラストの犯人の心理描写が絶妙です。

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    2012年09月06日
  • 時鐘館の殺人

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    今邑さんの短編集!!
    長編よりも短編の方が今邑さんは私好みなので即購入&読破。
    私の勝手なランキングを付けてみました。

    6位「あの子はだあれ」
    ・・・世にも奇妙でドラマ化したら無性に感動しそうだな、と思った作品。少し怖くて、ちょっぴり切ない大人の短編。

    5位「隣の殺人」
    ・・・オチが途中で読めたので5位。ただオチが分かったとしてもその文章の中の不自然さから勝手に一人でふるえちゃうところは、さすが今邑さんだよね。

    4位「恋人よ」
    ・・・今は携帯電話が普及しているけどその前までは家の電話でみんな連絡を取り合っていたんだなーとしみじみ。もし家に一人で帰ってきて留守電のランプがいつも点いていたら

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    2012年08月01日
  • 金雀枝荘の殺人

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    うーむ、これぞ本格!って感じですな。
    犯人はかなり早い段階から分かってしまったが、そのバックボーンまでは読めなかった!なんか、金田一少年にありがちな話だが、面白かった。

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    2012年07月24日
  • 赤いべべ着せよ…

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    怖いー!
    正直、途中で犯人は分かるんだけど、人間のえぐさが恐ろしすぎる。
    普通、この手の話は、美貌の主人公って愛され守られるはずなんだけど、心理的にここまで虐げられるのも珍しい。
    周りから、疫病神扱いされ、子供とも分かり合えない。それどころか、グリムの原典版白雪姫の母のごとく、自分の足手まといでいつか、美貌を奪い取る娘を疎ましく思い出す。
    相変わらず、リアル嫌な女を描くのがうまい。
    惜しむらくは、もう一人のキーパーソンである高畑と千鶴子の交流をつっこんでかいてないので、余韻が少ないかな。

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    2012年07月23日
  • 繭の密室

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    なんか今邑作品には珍しく?
    ある意味スッキリ
    メッセージがこめられてるような
    そんな作品だった気がする

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    2012年05月03日
  • 「裏窓」殺人事件~tの密室~

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    今邑さんの作品は
    普通のミステリーに
    なんかこう暗い灰色の世界が
    付いてきている感じで
    なのにスラスラって読めて
    だけどぞくってしながら終わる

    明快な答えが出ているはずなんだけど
    でもそれがスッキリしなくって
    でも嫌な後を引く感じじゃない。

    感じ

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    2012年05月03日
  • ブラディ・ローズ

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    前からファンだった今村さん。本屋にいったら文庫本の最新刊のコーナーで見つけて即購入してしまった。
    最近は彼女の短編集ばかり読んでいたけど、やっぱり長編もいい。現実ばなれしたロマンチックな舞台設定が最高!!女の情念の渦巻くゴシックホラーという感じで、個人的にとても好きな作品だった。

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    2012年04月03日
  • 「死霊」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    死体が人を殺した??
    謎の投げかけが素敵。

    今邑彩の本にしては、読み終えるのに、久しぶりに時間がかかった。

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    2019年08月25日
  • 赤いベベ着せよ…

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    我が子を殺された母親が鬼となり、子どもを食らう。
    腹を裂かれた子どもは赤い服を着ているようだ。

    そんな鬼女伝説のある村で子どもが殺された。

    一緒に遊んでいた子どもたちが大きくなり、親になったとき、その子どもたちが殺されていく。

    犯人は昔殺された子の親なのか…

    鬼女にとりつかれた母親は誰なのか…


    最初の犯人、ギリギリ最後まで気づけなかった。
    ホラーとしてじゃなく、もっとミステリーとして読めばよかったかな。

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    2012年02月09日
  • 盗まれて

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    この人の作品を読むと、いつもぞわーっとする。
    穏やかに語る内容がとてもおぞましいから。
    でも、そのおぞましさも、過去のものとして冷静に、憎しみとか恨みとか怒りとか、すべて超越したような語りだから、なんだか不思議。
    彼女の使うトリック?には多分お気に入りなんじゃないかと思われるパターンがあって、違う本を読んでも、それを見つけてしまうととても嬉しくなる。

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    2012年02月06日
  • つきまとわれて

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    全部が関わってる人になってておもしろかったぁ★読みやすかった★落ちが分かるのもあったけど、それはそれで★

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    2012年02月03日
  • 盗まれて

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    電話と手紙が絡んだミステリィ短編集。
    心温まる物語だったり、残酷な物語だったり、短めな作品が多数掲載されている。

    推理は基本的に「想像」が多くをしめるのだが、その「想像」が真実なのか? 妄想なのか? 結果によって作品に対する見方が大きく変わってくる、人によって感想が異なる作品集に仕上がっているのが面白い。

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    2012年01月28日
  • 「死霊」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    貴島柊志シリーズ3作目。
    死体がゾンビのように生き返って二人の人間を殺してしまったのか?貴島が今回も変わった相棒を携え、事件を解き明かす。ホラー風味の事件を、破綻なく現実のミステリーとして成立させているのが見事。複雑なアリバイトリック、偶然の掛け違えにより更に複雑化されてしまった事件の真相を漸く解き解したと思ったら、また更なる展開が待っていた、というストーリー展開も面白い。ホラー風味もちょっぴりだが最後まで残されていたのも良かった。

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    2012年01月17日
  • 卍の殺人

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    前回「ルームメイト」がおもしろかったんでつい買った。

    今回も手の凝った、それでいて「ありそうでなさそう」なちょっと強引かというほどの世界観でのミステリーを楽しめた。最もミステリーってそーゆーモンなんでしょうね。

    まぁ注文をつけるとすれば、家系図と屋敷の図は切り離せるようにしたらもっともっと読みやすく、楽しめたんじゃないか、と。付録にするとか。でもそれは文庫に対しての冒涜ですかね。

    とにかく読み応えはありました。

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    2012年01月23日
  • 卍の殺人

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    今邑さんの本はいつも途中で犯人がわかるんだけど
    べつにイヤじゃないしね。
    最後まで読むとスッキリするし。

    今回は間取り図が出てきたので
    綾辻行人さんの館シリーズを思い出した。

    読まなきゃ!館シリーズw

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    2011年11月14日