今邑彩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ深田恭子と北川景子出演の映画も話題になった今邑彩原作小説のコミカライズの完結巻!
実力のある方が作画するコミカライズはやはり一味もふた味も違うなぁ、という感想。「鈴木先生」のときは、その膨大なネームのインパクトに隠れがちだった(?)武富健治の「画力」の部分を、まざまざと見せつける作品となりました。「武富健治、絵で魅せる!」
同時期に連載された武富作品「惨殺半島赤目村」との比較という観点から言うと、「赤目村」は閉じた田舎での事件をモチーフにしていますが、こちらの「ルームメイト」は、都会ならではのルームシェアを事件の発端として選んでいるところも対比的で面白いです。また「赤目村」は全編、村の中 -
Posted by ブクログ
【怪奇と本格派を合わせて見た】みたいな…今邑彩のオハコですね。
怖いけど計算された怖さ。まとまった美しい様式的な怖さ。
さー!パキパキ物語をうめてっちゃうよ!というような、職人靈を感じてしまう。
つまり、安心の信頼ホラー。
中身に触れると、外国で手に入れた不気味な絵があり、それが飾られたマンションの部屋の住人が転落死する。それは連続女学生殺人事件の先触れだったというもの。
主人公は貴島刑事(今回彼が母親似であること、父は本当は彼女こそ連れ出したかったのだという回想あり。でも自分に似ているからかーちゃんを美人ってどういう)で彼の視点からと、[目撃者]である純子の側から事件は展開して行く。
この純