あらすじ
戦慄の多重人格ミステリー、完結!一連の事件の犯人の音声が録音されているICレコーダーを手に入れた武原だが、何者かに殺されてしまう。消えた手がかり……しかし、後日、工藤宛に死んだ武原から、ICレコーダーのデータの隠し場所が記されたメールが届く。「レコーダーの音声データは、お前一人で聞くんだ…!!」武原の言葉の意味することとは!?音声データを聴いた工藤が耳にした、恐るべき真犯人の声とは!?最後の最後まで、読み手の予想を裏切り続ける極上のエンターテイメント作品!衝撃のラストは読み逃し厳禁!!!!
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Posted by ブクログ
むちゃくちゃ面白い。多重人格ミステリの可能性の一端として誰もが思い浮かべるアイデアではあるが、それをここまで精緻に編み上げられる人はそうはいまい。オチもすばらしい。漫画に起こした武富健治の気迫も凄まじい。良かったです!
Posted by ブクログ
深田恭子と北川景子出演の映画も話題になった今邑彩原作小説のコミカライズの完結巻!
実力のある方が作画するコミカライズはやはり一味もふた味も違うなぁ、という感想。「鈴木先生」のときは、その膨大なネームのインパクトに隠れがちだった(?)武富健治の「画力」の部分を、まざまざと見せつける作品となりました。「武富健治、絵で魅せる!」
同時期に連載された武富作品「惨殺半島赤目村」との比較という観点から言うと、「赤目村」は閉じた田舎での事件をモチーフにしていますが、こちらの「ルームメイト」は、都会ならではのルームシェアを事件の発端として選んでいるところも対比的で面白いです。また「赤目村」は全編、村の中で起こった出来事なのに対し、「ルームメイト」は事件の手掛かりを追って各地を飛び回るため、背景や展開の違いを存分に堪能できます。さらに、幼少期に受けた心の傷が、大人になり環境も変わり癒えたかにみえたが、実はそんな簡単に消えることはない……という、動機部分でも繋がりを感じました。
3巻完結なので一気読み推奨です。衝撃のエンディングを見逃すなっ!!!
Posted by ブクログ
いや~ラスト怖いよ~。現実的な展開ではないけど、作品としてはとっても楽しめる内容でした。絵がおどろおどろしいので、原作の雰囲気とよくマッチしていたと思う。
流石の迫力
流石、絵の迫力が凄い。
やめられなくて、一気に読んだ。
ミステリに慣れている人には、もう少しビックリしたかったというか、
伏線が素直すぎると思った。