今邑彩のレビュー一覧

  • 人影花

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    人影花の最後の数文字に驚いた。

    印象に残ったのは
    私に似た人
    人影花
    鳥の巣
    いつまで

    はじめての作家さんだったけど読みやすさが気に入った。あとがきに書かれてある短編集も読んでみたい。

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    2020年11月30日
  • 少女Aの殺人

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    ネタバレ

    途中で結末に気付いてしまったのが残念。
    しかし面白かったので良いスピードで読めた。

    ちょっと切ない。でも、この先もずっと自分が犯した罪を背負って生きていくよりは1度精算出来て良かったのかな。

    諏訪の勘の良さや賢さを際立たせる為にか、相方刑事の浜野がちょっとアホすぎる感じがした。
    脇坂が未だに可南の事が好きで、彼女の行動に一喜一憂したり嫉妬したりしているのが子供っぽくて好きになれなかった。でも、彼だけは彼女をずっと待っているんじゃないかと思った。

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    2020年12月14日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    今邑彩さんの小説を読むのは確か3冊目なのですが、全体に漂う薄気味悪さを表現するのが本当に上手い作家さんだと思う。
    ゾッとする。

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    2020年06月15日
  • 時鐘館の殺人

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    生ける屍の殺人★★★
    黒白の反転★★★★
    隣の殺人★★★
    あの子はだあれ★★★
    恋人よ★★★
    時鐘館の殺人★★★★

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    2020年03月15日
  • 赤いべべ着せよ…

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    ネタバレ

    おすすめホラーミステリーでよく紹介されてたので読んでみた。
    面白かったけど、意外性のない犯人で残念。
    もう少し不気味でホラー要素があればよかったのに。

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    2020年01月09日
  • つきまとわれて

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    おまえが犯人だ★★★★
    帰り花★★★★
    つきまとわれて★★★★
    六月の花嫁★★★★
    吾子の肖像★★★★
    お告げ★★★
    逢ふを待つ間に★★
    生霊★★★

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    2019年09月21日
  • 人影花

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    私に似た人★★★★
    神の目★★★★
    疵★★★★
    人影花★★★★
    ペシミスト★
    もういいかい……★★
    鳥の巣★★★★
    返して下さい★★★★
    いつまで★★★

    冒頭の不可思議、中盤のサスペンス、結末のひねり、と。
    どの作品も面白く、文章も読み易かったです。

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    2019年09月17日
  • 「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    刑事・貴島柊志シリーズ 第2弾。

    ヒッチコックの「裏窓」をモチーフにした怪奇と本格推理の融合作品。

    ドアチェーンのかかったマンションの部屋から、化粧品会社のデザイナー・北川翠が転落死した事故は、向かいのマンションから北川の部屋を覗いていた足の不自由な少女・坪田純子の「男の影を見た」との証言により、密室殺人へと変貌する。

    また北川の部屋に掛けられた窓の絵画の持ち主は非業の死を遂げていた。

    同時刻に女子大生の殺人事件が起き、同一犯の可能性が浮上する。

    純子にせまる犯人の影。

    一見、無関係と思われた2つの殺人事件がかみ合うとき密室の謎が解けていく。

    犯人の驚くべき動機と真

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    2018年11月15日
  • 鋏の記憶

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    超能力を交えたミステリー連作短編集。全4作。
    ●三時十分の死…ペンダントに残された記憶とアリバイ
    ●鋏の記憶…この鋏、小さい子を刺したことがあるわ
    ●弁当箱は知っている…美人妻の愛妻弁当
    ●猫の恩返し…お手伝いさんに恋をしちゃいました

    物の記憶を読み取る力・サイコメトリーの能力を持つ女子高生・紫。
    幼いころに両親を亡くし祖母と暮らしていたが祖母も亡くなり、一回り年上の親戚の進介と同居することに。
    刑事である進介と共に事件を紐解いていく。

    超能力系のお話は大好きです。
    宮部みゆきの「龍は眠る」「クロスファイア」筒井康隆の「家族百景」「七瀬ふたたび」とか何回も読んだなぁ。
    でも今回はそこまで超

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    2018年05月25日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    ネタバレ

    *作家・砂村悦子が殺された密室状態の部屋には、鏡の前で途絶える足跡の血痕が。遺された原稿には、「鏡」にまつわる作家自身の恐怖が自伝的小説として書かれていた。鏡のなかから見つめているのは、死んだはずの「アイ」―!?貴島刑事が鏡に消えた殺人者に挑む、傑作本格ミステリ*

    まさしく「怪奇と本格推理の融合」が一番の魅力で、お見事としか言いようのない絶妙さ。ベースに本格推理での丁寧な筋書きがありつつ、何とも言えない間合いで差し込まれるホラー部分が秀逸。この作品からシリーズに繋がるらしいので、是非続きが読んでみたい。一粒で二度美味しい作品。

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    2018年03月22日
  • 赤いベベ着せよ…

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    読みやすかったです!
    最後の最後はちょっと意外でびっくりしたけど、もうちょっとその辺を詳細に書いて欲しかったかなぁ…。

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    2018年03月19日
  • ルームメイト 下

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    意外な展開にダマされた。
    賛否両論あるようだけど、個人的にはかなり面白かった。
    映画版も見てみようかな?

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    2017年08月16日
  • i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志

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    ネタバレ

    最後はちょっとホラーの要素も交えつつ、ありったけのどんでん返しを詰め込んだ作品。
    貴島柊志シリーズらしいが、彼である必要はなかったかな。。。加賀恭一郎だったら、「鏡へ向かう足跡」の違和感でトリックを見破ってそうな気が・・・(汗)。

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    2017年08月13日
  • つきまとわれて

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    私の好きなタイプの短編集。
    人間のえぐみが出てます。

    「おまえが犯人だ」も、最初に考えていたこととは違う方向に帰結しているのがおもしろく、殺人の目的なんて、本当は犯す本人でさえ、曖昧なものかもしれない。
    正義をふりかざす一方で、自己満足があるのではないかと・・・。今回の話に関しては、どちらも確実にあるパターンでしたが。

    次の「帰り花」も、犯人の目的が本当はなんなのか。誰が犯人なのか、結果から追うパターンもいいなと思う。

    総合的に、また読み返したくなるタイプの短編集でした。

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    2017年01月09日
  • 金雀枝荘の殺人

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    少しずつ真相に近づいて、それでも犯人を名指しするわけでもなく
    嵐の館の中で疑心暗鬼に囚われ、突如動き出した狂気にパニックに陥る。
    その怒涛の展開とドンデンガエシにやられましたぁ~。
    ホラーチックで、幻想的で、緊張で縛るところと
    緩め具合が絶妙で、殺人の動機と執念が凄まじく
    そして哀れでした。
    最後にもう一度、冒頭の「序章という名の終章」を読むと
    泣けます。

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    2016年12月01日
  • 金雀枝荘の殺人

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    完全に封印され密室となった館で起こった一族六人殺し。

    しかも、死体はそれぞれが殺し合う形で発見された。

    なぜ六人は殺し合ったのか?
    真犯人は別にいるのか?

    事件から一年後、真相を探るべく館にやってきた兄弟たち。

    そして、また悲劇の幕が開いた…。

    久しぶりの今邑彩。

    やっぱこの人の作品好き。

    綾辻行人、有栖川有栖、辻村深月推薦の一冊。

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    2016年09月18日
  • 人影花

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    ネタバレ

    *見知らぬ女性からの留守電、真実を告げる椿の花、不穏に響く野鳥の声…ささいなことから平和な日常が暗転し、足元に死の陥穽が開く。没後なお読者を惹きつけてやまない今邑ミステリの精華がここに*
    今邑作品はもう読めないと思っていたので、本当に貴重でありがたい一冊。いつになく丁寧に読み込み、改めて著者の素晴らしさを堪能した。

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    2016年03月01日
  • 金雀枝荘の殺人

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    館モノ。外は台風。限られた人数での密室。ミステリーの要素がふんだんに詰め込んであってたまらない。家系図や、屋敷の見取り図からもう、この世界観に引きずりこまれる。惨劇が繰り返された洋式の古びた館。そこに必然性があって集まってきた者。招かざる客人。誰が?一体何のためにこんな事を?あの惨劇の意味は?グリム童話を練り込んだ意味は?と頭をフル回転させて読み進める。最終章に近づくにつれ、解き明かされる真実。最後に、ふと出だしの「序章という名の最終章」を読む。全てはここに集約されていたのか!見事だった。

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    2015年10月20日
  • 赤いべべ着せよ…

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    こわいのにどんどん読み進めてしまうホラー?というかミステリーなのかな。
    わたし自身、小さい頃本当にこわかった、ことろにまつわる幼女殺人事件。ゾッとする不気味さが、夏にぴったり。
    主人公と娘さんがぶじで、そこに救われたし、最後に、高村先生の母のシーンがあり、ちゃんとなぞを回収しているところが良かったかな。

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    2015年08月13日
  • 人影花

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    ネタバレ

    滅多に読まない短編集。ミステリーだったり、ちょっと怖かったり、昔の「世にも奇妙な物語」のような感じです。
    短編にも関わらず、構成、展開、よく出来てると思います。でも怖がりの私は、普段なら読まないかもです。

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    2015年04月12日