安部龍太郎のレビュー一覧

  • 平城京

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    平城京を作るとは、どれだけ大変な事なんだろうと読み進めていくと
    ミステリ感てんこ盛りの結末です。
    当時の天皇派閥の争いが、ずっと続いてるのですね。

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    2022年02月08日
  • 血の日本史

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    各編を5日で調べて2日で書いていたとは、驚愕。

    護良親王や磐井を引き立ててるのは、奥八女出身のマインドが見えて良い。

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    2021年11月23日
  • 対決!日本史2 幕末から維新篇

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    正論。明治維新の功罪ははっきりさせなければならない。本当に、今の諸問題がそこから始まっているような気がする。ただ勝海舟は、過大評価のような気がする。

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    2021年11月18日
  • 冬を待つ城(新潮文庫)

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    史実の九戸政実の乱を中心に神話と推理要素もある内容で読み応えがありました。日本史における東北の不遇さを理解させることで、政実が豊臣と戦う理由に共感が得られやすくなっています。後半からは読みやすく感じました。そして石田三成は主人公との関係具合によって小説での描かれ方が全く異なると改めて思いました。笑

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    2021年11月03日
  • レオン氏郷

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    蒲生氏郷、才能豊かであり、あの織田信長にしてその才能を認め、信長の次女の婿として、信長の身近に仕えたほどである。
    豊臣秀吉についても、氏郷の妹、後の三条殿を秀吉の側室として差し出し、秀吉の側近の中でも、確固たる地位を確立した。
    キリシタン大名でもあり海外との交流、また治世においてもよく統治しており、非常に魅力的な人物。

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    2021年10月07日
  • 冬を待つ城(新潮文庫)

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    安部龍太郎さんの作品を読んだのは初めてでしたが、楽しめました。
    東北の古い歴史とも繋がる壮大で武士の熱さ溢れるいい作品でした。
    九戸政実の乱を描いているので南部、津軽、秋田、松前、大崎、葛西、伊達、蒲生などの大名に興味のある方や九戸政実、実親の生き様にも興味があればおすすめ出来ます。
    1人1人が生き生きと描かれている良作だと感じました。
    次は「等伯」か「神々に告ぐ」を読んでみようと思う。

    2021/8 文庫本

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    2021年08月28日
  • 家康(三) 長篠の戦い

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    第3巻は武田勝頼との戦い「長篠の戦い」が中心となる。信長目線で描かれることの多い長篠の戦いが家康目線で描かれていて面白い。

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    2021年06月19日
  • 家康(二) 三方ヶ原の戦い

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    第2巻では戦国の巨人・武田信玄との戦い「三方ヶ原の戦い」を中心に話が進む。
    戦場での直接的な戦いだけでなく、外交や調略など血を流さない戦いもよく描かれていて興味深い。

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    2021年06月19日
  • 家康(一) 信長との同盟

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    徳川家康を主人公にした歴史小説。
    第1巻では桶狭間の戦いを皮切りに信長と繋がった家康の活躍と苦悩が描かれている。
    歴史小説初心者でも読みやすい。

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    2021年06月19日
  • 宗麟の海

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    名前はよく聞くが実際にどのような生涯を送ったのかよく知らなかった大友宗麟。
    若くして家中の争いで父を失い、生まれつきの病気を抱えた体で毛利家と熾烈な戦いを繰り広げ、キリスト教に惹かれ入信して生涯を終えるまで。面白かった。

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    2021年06月17日
  • 信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺

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    ネタバレ

    歴史に疎い私ですが、知的好奇心がそそられる分野です。

    日本史の通説もよくわかっていないながらも、本書を通じて、歴史の研究が進む中で新しい史実が見つかっていく面白さを感じます。

    本書で扱う本能寺の変は、従来は、鬱屈がたまった光秀がたまたま起こしたと言われていましたが、実は、絶妙なタイミングを計り、この日しかなかったとまで本書では述べています。

    日本の戦国時代と世界の大航海時代、日本史と世界史をリンクさせて理解する必要性も、本書で強く感じました。学校教育でも、日本を世界の一部として歴史を学ぶようなカリキュラムにすると理解が進むのにな、と感じます。

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    2021年05月20日
  • 信長燃ゆ(下)

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    ネタバレ

    本能寺の変が『黒幕陰謀説』に則って描かれている。

    信長はイスパニア・ポルトガルなど外国の脅威からこの国を守り、彼の国に比す国力を持ってアメリカに進出しようと天下統一を急ぐ。
    そのためにはこの国の因習・政治勢力を一掃させるため、朝廷・天皇を凌駕する権力を持とうと正親町天皇を譲位させ、誠仁親王に践祚。征夷大将軍の任命を受け、武の頂点に立った上、自らの嗣子、誠仁親王の五の宮を次の天皇につけるよう圧力をかけ、即位と同時に自ら太上天皇となり、公の頂点に立とうとする。

    これに対し、前の関白近衛前久がもう一人の主人公。信長の野望を打ち砕くため、様々な陰謀を図り、明智光秀をして信長を打倒する。

    読めば読

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    2021年03月27日
  • 士道太平記 義貞の旗

    購入済み

    私には新しい義貞

    義貞の生き様を安部先生が生き生きと描かれており、時代背景のなかで義貞の存在感が今までになく輝き出した。
    ただ、太平記では犬死とされている義貞の死を先生なりの解釈で読んでみたかった。いづれにしても、私の義貞に対するこれまでの評価とはまったく異る姿は大変興味深く読めた。

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    2021年03月03日
  • 家康(六) 小牧・長久手の戦い

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    第6巻は、引き続き本能寺の変の真相について、当時の日記とか家譜を傍証しつつ、詳述される(興味のある読者はぜひ)。
    安部版家康6巻を通じての特徴は、母親於大の方との愛憎半ばの関係と、相思相愛ともいえるお市の方への恋慕という、家康の人間的側面が縦糸として、描かれていることだ。
    何人もの側室がいても、幼馴染で信長の妹だったお市は、家康にとって特別な存在で、正室に迎える約束もあり、信長も認めていたとか。ここら辺は、小説上の創作であろうが・・・
    柴田勝家の正室となっていたお市の方が、秀吉によって討ち死にされたことにより、家康は秀吉との戦いを決意することになる。
    さらに、織田家を立てようとする家康に対し、

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    2021年03月02日
  • 家康(五) 本能寺の変

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    第5巻は、家康の側から見た本能寺の変。
    著者は、当時の日記などの文献を拠り所に、本能寺の変の黒幕を近衛前久と足利義昭と記す。
    この二人は従兄弟にあたり、それぞれ朝廷と幕府の再建に尽力してきた間柄だという。
    変の原因のひとつに、信長の天皇譲位の強要があると。前久は、将軍宣下を口実に信長を京におびき出し、光秀に討たせ、義昭を都に呼び戻して幕府再興するという計画があったそうだ。
    しかし、秀吉のすばやい備中高松城からの大返しにより、計画が狂う。
    秀吉にそれが可能だったのは、黒田官兵衛らクリスタン勢力により、本能寺の変が起こることを事前に知っていたからと。
    それにしても、様々な場面で記録されている家康の

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    2021年03月02日
  • 家康(六) 小牧・長久手の戦い

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    第6巻は本能寺の変ののち信長に代わり天下を狙う秀吉を家康が敵視し、小牧長久手の戦いで秀吉に勝利するまでが描かれている。
    安倍龍太郎の家康はこれまでの伝記とは異なり、ポルトガル・スペインの情勢を念頭に世界の中でいかに日本を外国の脅威から守り、厭離穢土極楽浄土の家康の初心を貫き通すかに主眼を置いている所が特筆に値する。
    「家康」は第六巻にて一旦完結となっているが、早く続きが執筆され刊行されることを望む。

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    2021年03月02日
  • 家康(五) 本能寺の変

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    ネタバレ

    5巻は本能寺の変を最新研究を元に描いている。
    信長は正親町天皇を誠仁親王に譲位させ征夷大将軍に就き武家のトップに君臨し、併せて嗣子五の宮を皇太子につかせ太上天皇となることで宮廷をも牛耳ることを画策。これに反対する前関白近衛前久が暗躍し、信長包囲網を築かんとする将軍足利義昭、イエズス会の情報網、光秀が懇意にしていた四国の長宗我部を信長が方針転換して侵攻を始めたこと、などなどが背景にあって光秀が前久に取り込まれ、信長を京都に誘き出した上で信長を討ったという筋書きで物語が進行する。
    秀吉が事前に信長暗殺を知っていて中国大返しの準備を着々と進めると言うのは新説としては定着しているのだろうか。太閤記と比

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    2021年03月02日
  • 家康(四) 甲州征伐

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    第4巻は、長篠の戦に勝利した家康が、宿敵武田を滅ぼすまで。
    ここでは、「この世を浄土に近づけるために生きてみよ」と諭した登誉上人の教えを守ろうとする家康が描かれる。
    「この世を浄土に近づけるとは、家臣、領民が幸せに暮らせる国、戦いに怯えることなく安穏に暮らせる国を築くことだ」と考えるまでの高みに至った家康。
    彼は浄土を信じているのに対し、信長はそうした心はない。
    その信長が湯殿で家康に語る場面がある。
    土地の私有と人の自由が、戦乱を拡大させてきたと、信長。戦いのない世を作るには、かつて大和朝廷がものした制度=律令制を取り入れ、すべての土地と領民は国のものとする=公地公民制にする必要があり、これ

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    2021年02月22日
  • 家康(三) 長篠の戦い

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    この時代、各勢力間の調略などの外交戦は凄まじいばかり。
    家康に信長、武田、上杉、今川さらに足利義昭と、目まぐるしいほどの離合集散が繰り広げられる。
    徳川と今川の「両川自滅の策」を巡らした信玄の裏を掻いた家康への恨みが、三方ヶ原の戦いの原因になったらしい。
    この当時、鉛は貴重で高価だったから、戦いの後、鉄砲で討ち取られた遺体から、鉛玉を取り出したとの記述がある。
    人や馬の遺体を切り裂き、真珠でも取り出すかのように回収したとか。
    そんな時代の現実ゆえ、家康は「厭離穢土、欣求浄土」の旗を掲げていたのだろう。

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    2021年02月17日
  • 家康(二) 三方ヶ原の戦い

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    第2巻は、家康の大敗北で有名な三方ヶ原の戦いに至るまで。
    三河一国を手に入れた家康に、信玄の脅威が迫る。
    信玄との緊張関係が続く中、「わしはとても信玄どのには勝てぬ。信長どののような才もない。大恩ある今川どのを、亡ぼしたくないのじゃ」と、若き家康は思い悩む。
    ここには、後年評される「狸おやじ」などの面影は、寸分もない。
    しかし、三方ヶ原の敗戦により、「その犠牲の大きさが、家康にこれまで足りなかった何かをさずけてくれたのだった」と、第3巻に続く。

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    2021年02月13日