安部龍太郎のレビュー一覧

  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇

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     信長の政治思想は中央集権、公地公民、重商主義であり、秀吉はそれを踏襲したが朝鮮出征という暴走を行い、家康に至って地方分権と農本主義に落ちついたという歴史認識が興味分かかった。

     安部氏のいう歴史的な教養、①歴史についての情報量、②歴地と対峙した経験、③そこから生まれる発想力の三本柱の意味は、本書を読み進むにあたって歴史小説を書くだけではなく、現代社会を生きる上で、必要なものだと感じた。

     日本史なんだけど、現代の韓国や当時の朝鮮、その背後にある中国との関係や世界としてのスペイン、ポルトガルの存在など、従来の日本史的な知識で足りないところが縦横に語られていて感心した。そうだよなぁ。鉄砲によ

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    2021年10月23日
  • 等伯(下)

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    狩野派のこちらへ迫ってくる画風と、長谷川派の奥へ奥へ誘われる画風の対比。人生の対比。

    粘り強く自分には厳しいのに、夕姫と兄に弱い、めちゃめちゃ弱い。そこ、ダメ夫・ダメ親父に見える。息子の久蔵、出来すぎた息子!早くに亡くなってしまって…。業の深さ故に、自分に厳しく心も研鑽して松林図屏風に行き着いたこと。

    等伯の、松林図屏風はレプリカを見たことがあるだけだけれど、引き込まれるような、分け入っていけそうな、しんとした包容、空気を感じた。今度本物も見たい。涅槃図などもググりながら読んだ。

    清子さんの「すみません、業が深くて」に深い愛情と信頼を感じる。

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    2021年11月21日
  • 平城京

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    歴史もの。今これを書きながら気付いたが、数十年に及ぶストーリーを読むより、短めの期間の話を読む方が好きかもしれん。

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    2021年10月18日
  • 宗麟の海

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    これはGoogleマップか地図を片手に読むのが良いです。
    九州の地理に全然詳しくないので、〇〇港が九州地方サイドか中国地方サイドか分かりません。ですが分かったほうが断然、話が頭に入るので、地図が必要です。

    大友宗麟のピュアな一面が良かった。

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    2021年10月03日
  • 等伯(下)

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    なかなかの大作。
    狩野派との確執が高まり、久蔵の死を迎え、松林図へと向かう様子が描かれる。
    ちょっと重く感じた。

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    2021年08月01日
  • 生きて候 下

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    関ヶ原の戦いの後宇喜多秀家の助命の為に奔走する正重。関ヶ原の戦いの時秀頼や毛利輝元が大坂城から動かなかったのは豊臣家の中での三成と家康の内紛と朝廷が位置付け豊臣家に類が及ぶのを恐れ援軍が送れなかった。

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    2021年08月01日
  • 生きて候 上

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    本多正信の次男正重を主人公にした作品。故あって敵討ちに手を貸し徳川家を出奔。前田利家に見込まれ朝鮮の役の現地調査に派遣される。帰国後は宇喜多家の内紛、徳川家復帰への吟味など徳川家、兄正純の陰謀などに巻き込まれる。

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    2021年07月24日
  • 信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺

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    ネタバレ

    本能寺の変の真実?に迫る内容。この前、光秀は本能寺には行っていなかったという説が発表されたけど、それも納得できるね。

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    2021年01月15日
  • 家康(一) 信長との同盟

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    安部龍太郎ファンなので期待して購入。それぞれの登場人物の描写に無理がなく、スムーズに理解できて好感触。まだ序盤なので今後に期待。ただ、この文庫本は活字が大きすぎて、読書しているという感じがしない。

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    2020年12月02日
  • 天馬、翔ける 源義経 下

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    一気に読み終えた。
    物語としてはそれなりに面白かったけれど、男性陣の描写に魅了が欠けるので、武将たちの生き様に心が熱くなるような時代小説ではなかった。

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    2020年06月14日
  • 信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変

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    信長は朝廷とキリシタンとの関係において、必然的に、うたれるべくしてうたれた。その真偽はともかく、歴史が動く時は新旧権力者と朝廷との関係を、そして戦国時代は世界地図の中での日本を見てみないと到底理解できないことはわかった。
    また、茶道とキリシタンとの作法の共通性の指摘、ひいては茶道家=キリシタン大名の多さと、そのことがもたらした結果の仮説についての興味は尽きない。

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    2020年06月07日
  • 信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変

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    チョット難しかった。しかし、麒麟がくるを見るにあたって明智光秀と信長だけの話では無いって事はよくわかった。改めて戦国時代はすげーなぁ、と思える一冊でした。

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    2020年04月24日
  • 風の如く 水の如く

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    関ヶ原の前後に繰り広げられる陰謀の数々を解き明かす物語。
    もし少しでも誰かの思惑が違っていれば歴史が変わったかもしれない微妙な駆引きというところまでは面白いが、頻繁に時間が変わるので読んでいて混乱する。もう少し章立てを工夫するともっと読み易かったのにと思う。

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    2020年03月28日
  • 関ヶ原連判状 下巻

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    未だ謎が多い本能寺の変前後を脇役の視点から観るのは興味深いけれど、古今伝授を中心とした駆引きの占める割合が多いところは今の時代と価値観の差が大き過ぎるだけに、何となくモヤモヤしたまま終わってしまった印象です。

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    2020年02月22日
  • 戦国秘譚 神々に告ぐ(上)

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    足利義輝、三好長慶の話はあまり知らなかったので面白かった。飯盛山に登ったとき、三好長慶を大河にというポスターがあったことを思い出した。

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    2020年02月12日
  • 戦国秘譚 神々に告ぐ(下)

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    前嗣のような人がいることは全く知らなかった。
    行動力のある公家。目の付け所がおもしろい。これからの
    前嗣がどうなるか知りたくてWikipediaを見たがよくわからない人でした。

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    2020年02月12日
  • 天下布武 下 夢どの与一郎

    ネタバレ 購入済み

    主人公のはずなのに相変わらず与一郎殿が出てこない。脱線がすごい。なんかもう小説じゃないみたいだ。この人曰く朝廷が明智に信長討たせたらしい。でも明智も一旦足利義昭見限って自分から信長のとこ行ったくせに、大名にもしてもらったくせに、また義昭側に寝返るとか卑怯モンじゃん。人として信用できんな。忠興の母ちゃんも馬鹿だし。変の黒幕とか真相とか分からんけど、最後は無理やりまとめたような感じがした。知識はすごいあると思うけど、それと面白い小説が書けるのは別のような気がします。小説より新書出した方がいいんじゃないかな?

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    2019年11月20日
  • 等伯(上)

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    長谷川等伯。能登の大名畠山氏に仕える奥村氏の末っ子として生まれ、11歳の時に染物屋の長谷川家に養子として出される。養家が熱心な日蓮宗信者のため、法華関係の仏画や肖像画などを描き始める。
    上洛した等伯は、信長による日蓮宗弾圧下、近衛前久や前田玄以との交流を重ね、激動する時代に翻弄されながらも、絵画の技法を学び、道を極めていく。
    上巻では、信長亡き後、新しい時代へと動いていく。

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    2019年11月19日
  • 士道太平記 義貞の旗

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    群馬県太田市に縁があったので、その出身者である新田義貞について読んでみた。
    太平記物では、主要な登場人物だが、楠木正成や足利尊氏とは違って主人公にはならない人物。それを主人公に据えた作品とあってどのような内容かと読み進めていったが、やはり新田義貞を主人公にストーリーを進めるのは、やや展開に物足りなさを感じてしまう。
    解説にあるような快男児として描くより、悲劇のヒーローとして描く方が小説的には面白くなるのかもしれない。

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    2019年11月08日
  • 宗麟の海

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    南蛮貿易により国力を増強し、宿敵毛利元就との戦いを制し、九州六カ国の太守となった大友宗麟。斎藤左馬助鎮実、戸次鑑連らの豪傑とともに、戦国の世を駆け抜ける。

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    2019年11月07日