安部龍太郎のレビュー一覧

  • 等伯(下)

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    下巻。上巻からのずしんとくる感じが残っていて、なかなか手を付けられなかったが、読み始めるとやはり面白い。絵だけを見ていたらイメージができなかった長谷川等伯の人間らしさが見えてきた。
    2014/12/31

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    2015年01月14日
  • 等伯(下)

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    ★3.5。
    作者があとがきで書いているように、確かにこの作品には発表された時の無力感とそれでも尚立ち向かう決意が下敷きとなっていることがよく分かる。題材も戦国武将でなく、一人の画家を選択したことも功を奏している気がする。
    それにしても石田三成の描写が容赦なき辛辣さに満ちとります。狩野永徳らへの描写には慈愛が感じられるのだが、これもこの作品発表時の政権・官僚どもへの作家の怒りの現れかもしれないですな。

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    2014年12月28日
  • 下天を謀る(上)

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    最初は内容に引き込まれず、一旦読むのをやめてしまったが、この時代の歴史に関する情報を得たので再度チャレンジをした所、主人公の高虎ではなく、高虎の主である豊臣秀長の藩主としての心構えや部下への深い心情に対して、人の上に立つ者の心構えに感銘を受けた。

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    2014年11月26日
  • 等伯(下)

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    おそらく日本史の教科書では1ページも満たないであろう,安土桃山時代の絵師 長谷川等伯の伝記らしきもの.
    なかなか今まで知らなかったことが多く知れたし,いろいろなことを感じることができた.
    屏風絵も図説等で見てみたい.

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    2014年11月11日
  • 下天を謀る(下)

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    藤堂高虎を通して、関ヶ原や大阪冬の陣、夏の陣を描いた作品。司馬遼太郎だと譜代以上の家康の犬のような印象だったが、こちらの藤堂高虎は私心なく領民のためを思う大名として書かれている。しかもそれは秀吉の弟、秀長の教えを受けたかららしい。いろいろな作家の同時代の小説を読むといろいろな側面から見れるから面白い。まだまだ歴史小説を読み続けることになりそうだ。

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    2014年10月01日
  • レオン氏郷

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    信長に気に入られて出世街道まっしぐら。信長の次女をめとるほどの戦国時代のサラブレッド。でも信長の死後、秀吉の家臣となるが遠ざけられる。あげく会津若松に転封され伊達正宗の謀略策略にはめられ、毒を盛られやられ放題。背後には秀吉の指示があったらしい。どうもキリシタン大名はそんな役回りが多いな。

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    2014年09月21日
  • 風の如く 水の如く

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    関ヶ原後に家康の近習である本多正忠が、黒田官兵衛の謀反の疑いを調査する話。家康が天下を取ったらキリシタンを認めないであろうと思い、ならば西軍と東軍が争い疲弊した勝者を滅ぼし天下を取ろうとしたキリシタン大名黒田官兵衛の最後の野心は、わずか一日で東軍圧勝に終わり不発に終わる。そこまでの水面下の謀略策略は凄まじい。なぜ軍師はそこまで先見の明を持っているのか凡人には理解できないな。

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    2014年09月21日
  • 信長燃ゆ(下)

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    明智光秀の謀反で滅びたの信長だが、イエズス会とポルトガルから支援を受けていた信長をよく思っていなかった朝廷が明智謀反の黒幕だっという説を支持した信長史

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    2014年09月21日
  • 戦国秘譚 神々に告ぐ(下)

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    歴史フィクションエンターテイメントの真骨頂的な作品。関白近衛前久と京を掌握した三好家で台頭する松永弾正久秀の対決。政治的な対決でもあり、天皇の娘を争う恋敵でもある。しかも天皇の娘と関係すると例の霊感テレパシーが身に付いてしまい、かつ、天皇の娘には怨霊が付いていて、三つ巴か四つ巴かもう訳がわからない。
    「等伯」とは作風が全く違う完全にエンターテイメント。それにしてもどの歴史小説でも織田信長の家臣にして謀反を起こし滅びた脇役の松永久秀が、ここでは憎らしいほど強い悪役でキャラが立っていた。ある意味カッコいい!

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    2014年09月21日
  • 浄土の帝

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    後白河法王の話。朝家(天皇家)の方々は御霊感がお強く、御兄弟同士がおテレパシーを用いられ、会話ができてしまわれるらしいッス。これを読んでから作家は膨大な資料から史実に基づきつつ想像(妄想)を膨らましているので歴史小説はあくまでもなんとなく史実っぽいフィクションエンターテイメントと思うことにしている。
    そう思うと堅苦しさが抜けて格段に面白くなる。

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    2014年09月21日
  • 等伯(上)

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    長谷川等伯を主人公に描いた物語。等伯(信春)がとても人間味溢れてていて、一緒に苦しくなったり嬉しくなったりする。等伯の絵を見たくなる。
    2014/9/12

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    2014年09月13日
  • 風の如く 水の如く

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    映画化したら玄人好みの話になりそう。本多正純を主人公として、関が原を巡る如水と家康の伏線の張り合いを、戦後の論功行賞のための尋問を通して解く。如水ならさもありなん...と後世まで思わせるのがすごい。

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    2014年09月03日
  • 等伯(上)

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    水墨画の最高峰と言われる松林図屏風を書いた長谷川等伯の話。文章は読みやすいし心理描写が上手だなと感じた。願望と罪悪感と悲しみに取り囲まれて、そこからどうなっていくのだろうという歴史小説的な構成。

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    2014年09月03日
  • 等伯(下)

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    都に出て天下一の絵師になる-から巻き込まれる(巻き起こす)悲喜交々。思いが人生を象るのだなと改めて感じます。人生の投影が絵、という視点で何かのために何かを犠牲にすることに色々感じる。

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    2014年09月03日
  • 天下布武 下 夢どの与一郎

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    ネタバレ

    本能寺の変の謎に迫る作品は数々あれど、イエズス会とスペインの陰謀と紐解いた作品はあまりないかな。ただ、信長が自分を現人神としてあがめる事を推し進める事により、周囲との軋轢を生んだ事がきっかけはあたりの気はする。

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    2014年07月20日
  • 等伯(上)

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    ネタバレ

    長谷川等伯は好きな作家でその生涯も大まかに知っていた。直木賞受賞作とも言うことで期待したのだが、うーむ、肩透かし。まだ下巻を読んでないので評価は下せまいが。

    題材としては稀少性はあるが、表現がイマイチ。この作家さんは絵をあまり見ずに、剣客もののほうが好きな気がする。美術家の伝記ものではなく、奥さんを不幸にして夢を追いかけた男の一代記ぐらいのつもりで読むといい。

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    2014年04月29日
  • 等伯(上)

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    ネタバレ

    戦国末の絵師、長谷川等伯の伝記的小説。

    とはいっても、養父母の死などのプライベート部分は物語になっていて絵師として成長していくバックボーンとしています。
    上巻は信長の死で、いよいよ中央デビューというところまでです。
    歴史の教科書では文化面は時代の作風と作者と作品しか出てこないので、物語となると時間はかかるが記憶に残りますね。

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    2014年02月02日
  • 風の如く 水の如く

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    ネタバレ

    設定自体は面白いけど、官兵衛の策が明らかになる過程がややだらだらとして新鮮な驚きみたいなものはあまりなかった。



    主人公は本多正純で、結局官兵衛の策を見抜いた上、西軍+東軍のほとんどが味方じゃない状況で戦を一日で制した家康すごすぎるだろという話だったので、すごく徳川寄りな話なんじゃないか、という気がしました。

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    2014年01月18日
  • 下天を謀る(下)

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    ネタバレ

    藤堂高虎の生涯のうち、
    関ヶ原から大坂の陣まで豊臣家の滅亡につきそった巻ともいえる。

    高虎と家康の深い絆、豊臣家を滅ぼしたくないという思いが読み取れる。

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    2013年12月29日
  • 風の如く 水の如く

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    関ヶ原の戦いで東軍・西軍の他に第3局があったとの仮説。確かに戦後の領地分配に偏りがあることは、気になっていたが・・・。

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    2013年11月28日