等伯(下)
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等伯(下)

1,571円 (税込)

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大事なのは理想の絵に近づくこと――信長の世から秀吉の世へ。
絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、
そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。
「松林図屏風」誕生の真相。

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1~2件目 / 2件
  • 等伯(上)
    1,571円 (税込)
    都に出て本物の絵師になる――武家から養家に出された能登の 絵仏師・長谷川信春の強い想いが、戦国の世にあって次々と悲劇を呼ぶ。 身近な者の死、戦乱の殺戮……それでも真実を見るのが絵師。 その焦熱の道はどこへ。
  • 等伯(下)
    1,571円 (税込)
    大事なのは理想の絵に近づくこと――信長の世から秀吉の世へ。 絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、 そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。 「松林図屏風」誕生の真相。

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等伯(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高!直木賞獲っただけのことはある!
    ふ〜。あっという間に読んでしまった。もしかしたら映画化されるのでは?とひそかに思っている。

    0
    2018年04月04日

    Posted by ブクログ

    狩野永徳と、この長谷川等伯を比較すると、やはり等伯に肩入れしてしまいますね。
    「花鳥の夢」と続けて読んで、とても楽しめました。

    絵の上手さだけではなく、政治力もないと名を残せない、違った面での戦国時代が勉強できました。

    安部さんの別の作品を読んでみようと思いました。

    映画化したら、面白そう。(

    0
    2015年07月30日

    Posted by ブクログ

    日経新聞に連載された歴史小説。秀吉が権力を握った激動の時代の中で、長谷川「等伯」が画家の高みを目指す姿が描かれている。狩野派との確執や石田三成の思惑に翻弄される多くの登場人物の行動が興味深い。歴史小説の醍醐味を味わう事ができた。新聞の連載を読むのとまた違う面白さも知った。

    0
    2015年03月12日

    Posted by ブクログ

    かるい読み物や短編ばかり読んでいると、どっしりとした歴史の物語を、読みたくなる。満を持して(?)読み始めた。正直、上巻は退屈なところもあったが、下巻に入ると一気に読み進んでしまった。
    狩野永徳、千利休、といった文化人の描き方には引き込まれた。一方、残虐の限りを尽くす信長や、謀略をめぐらせる石田三成、

    0
    2016年03月18日

    Posted by ブクログ

    昨秋、仙台博物館で『松林図屏風』を観て、吸い込まれるような衝撃を覚え、この本に出会ったときはすぐさま手にとり一気読みした。(新聞に掲載されていたことや、恥ずかしながら直木賞は知らなかった)
    時代の波に流され、大切な人たちを次々失い、それでも人生をかけて絵に精魂込める姿。根本に日蓮宗への信仰があったか

    0
    2015年01月12日

    Posted by ブクログ

    「すみません。業が深くて」--なんとすさまじい生涯であろうか。松林図の描写も迫真だ。仏道を求める、真の人生を求める激しさが芸術へと結実する。名場面、名台詞の数々が今も脳裏に焼き付いて離れない。このような小説に出会えて、幸福だ。

    0
    2014年11月27日

    Posted by ブクログ

    絵仏師であった長谷川等伯が国宝「松林図屏風」を描く境地に至るまでの生涯を綴った時代小説。第148回直木賞受賞作。織田信長、豊臣秀吉、狩野永徳など、多くの偉人に翻弄され続けた等伯の生涯に焦点を当て、日蓮宗法華宗など当時の宗教による教えも丁寧にわかりやすく書き記されている。確かに当時の文化は宗教と密接に

    0
    2014年08月13日

    Posted by ブクログ

    戦国時代を生き抜き、時代を代表する狩野永徳と競い合った絵師、長谷川等伯(信春)の物語、いよいよ下巻です。上巻少しのんびりしていた物語が、時代の流れと共に一気に加速します。ここでは、永徳に弟子入りすることになった等伯の息子久蔵の成長ぶりが目を引きます。久蔵のたぐいまれな絵の才能を見抜き、狩野派を継がせ

    0
    2017年11月09日

    Posted by ブクログ

    絵師の物語だが、戦国武将の物語、また、同時代に生きた女性の物語でもある。大河ドラマと同時代で時代の雰囲気を共有して読むことができた。

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    絵画界の支配者である狩野派に対し、等伯は技法や知識に基づいて表現するのではなく、裸の目でみた真ね姿を写しとろうと精進を重ねて、第一人者へと成長していく。
    愛と鎮魂の松林図完成の場面では、思わず涙が出てしまいました。素晴らしい。

    0
    2019年11月21日

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