安部龍太郎のレビュー一覧
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以前買った雑誌サライに「半島に行く」の連載を見付けた。二度行ったことのある丹後半島だったので、興味を持った。
さて、その連載が一冊の本となって上梓されたのを新聞広告で知り、購入、
気楽な歴史紀行と思ってたら、どうしてどうして、面白くて、久しぶりにページを捲る手が止まらない読書となった。
歴史作家と歴史学者と画家の三人が、司馬遼太郎氏の「街道を行く」のようなことをと考え、街道が整備されたのは江戸時代、むしろ昔は海こそが遠方との交通手段で、半島はその結節点と見込んで始まる企画。
六つの半島に旅して、語られる事物の豊かなこと。
奥能登の大屋敷。若しやと思ったら、網野義彦氏「日本の歴史を読みなおす」 -
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ネタバレ詳しくはないけど、等伯の画、好み。
華々しい狩野派と同時代のお話。
義父母の死、能登七尾から京の都へと。
「あなたは信長に勝ちたいとは思いませんか」
〜人は理不尽な暴挙に屈することのない気高さを持っていると、自分の生きざまによって知らしめたいのです。〜[日堯の肖像画]
近衛前久との出会い
〜死と向き合う不安と恐怖、それに打ち克とうとする信念と覚悟。〜[教如の肖像画]
『心に分別して思い言い顕す言語なれば、心の外には分別も無分別もなし』
〜言葉というは心の思いを響かして声を顕すという。〜神通というものは、魂の一切の法に通じてさわりのないものじゃ。〜すべての心の動きは悟りに通じておる。 -
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戦国時代の武将、藤堂高虎。
個人的には加藤清正が好きなのだけども、まぁとにもかくにも
藤堂高虎のことなんとなーくしか知らないし
まぁ読んでみようかな、と。
最初の方の小牧長久手の戦いらへんとか
というか、前半がとにかくダラダラしてて
これ進むのか?と思いきや半ばに差し掛かったくらいから読むスピードが急激に上がった。
藤堂高虎、とにかくコロコロ仕える武将を変えまくるので
あまり好きではなかったけど、あぁこうゆうことねー!みたいな。
羽柴長秀との主従関係がなんともグッとくる。
まぁ家康はやたらいい人だし、三成はやたら悪いやつでっていう流れ。
上巻の最後の方はほぼ徳川家康の関ヶ原の戦い前。
まぁそこ -
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後白河法皇になる以前の、丁度鳥羽法皇が崩御されて、後白河天皇~後白河上皇時代の保元の乱、平治の乱前後の物語。
昨今平清盛の評価が昔の悪役のイメージから変わっていく中で、清盛と関係の深かった後白河天皇に興味があったので、この本を読み始めましたが、結構面白いので一気に読めました。
後白河天皇は歴代天皇の中では、権謀術策に長けた悪役のイメージが強いが、恐らく鎌倉幕府側から見たイメージだろうと思う。直木賞作家の安倍龍太郎によって、新しい後白河天皇(上皇)が誕生した。
この本を読んで、藤原不比等が祭政を分離、つまり神事は天皇家、政は藤原家が司る仕来りを作ったのを知った。
そのような時代の流れから、悪