天馬、翔ける 源義経 下
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天馬、翔ける 源義経 下

715円 (税込)

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【第11回中山義秀文学賞受賞作】壇ノ浦で平家滅亡の宿願を果たした源義経だったが、かえって政局は緊迫の度を増す。天下創建へと一気に傾く時流を掴んだ頼朝。これに対抗して新たな手を打つ後白河法皇。自らを法皇の落とし胤と思い、朝廷へと心を寄せる義経。源平対立を越えた第三極の首魁に義経が担がれ、ついに兄弟の決裂は抜き差しならぬ局面を迎え……。安部歴史小説の集大成、燦爛たる最終巻。

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天馬、翔ける 源義経 のシリーズ作品

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  • 天馬、翔ける 源義経 上
    715円 (税込)
    【第11回中山義秀文学賞受賞作】平安末期。平氏追討の決起を促す以仁王の令旨が兄弟の運命を変えた。奥州藤原氏の下に逼塞していた弟・義経、そして伊豆に流罪となっていた兄・頼朝。黄瀬川で対面を果たし、力を合わせて源氏再興を図る二人だったが、かたや類いまれな政略家、かたや知勇並びなき天才武人。兄弟の溝は深まる一方だった。源平合戦の固定観念を打ち破った歴史大作。風雲急を告げる波瀾の第1巻。
  • 天馬、翔ける 源義経 中
    715円 (税込)
    【第11回中山義秀文学賞受賞作】公家から武家へ。新時代到来を告げる源平合戦。兄・源頼朝は、関東武士団の抱えた特殊性に悩まされながらも、天下創建への歩みを着実に進める。弟・義経は、都にあって大天狗・後白河法皇から格別の厚遇を受け、幼き先帝と三種の神器を取り戻すべく征西の途につく。鵯越、屋島、そして壇ノ浦。天性の戦上手は、ついに平家一門を追い詰める。新たな義経伝説、怒涛の中巻。
  • 天馬、翔ける 源義経 下
    715円 (税込)
    【第11回中山義秀文学賞受賞作】壇ノ浦で平家滅亡の宿願を果たした源義経だったが、かえって政局は緊迫の度を増す。天下創建へと一気に傾く時流を掴んだ頼朝。これに対抗して新たな手を打つ後白河法皇。自らを法皇の落とし胤と思い、朝廷へと心を寄せる義経。源平対立を越えた第三極の首魁に義経が担がれ、ついに兄弟の決裂は抜き差しならぬ局面を迎え……。安部歴史小説の集大成、燦爛たる最終巻。

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天馬、翔ける 源義経 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    俗に「判官贔屓」と言う。義経は、力を尽くして働いたにも拘らず、「余りにも正しく努力や成果が評価されない?!」という状況に陥ってしまう。その辺に理解を示す人達は、力を尽くして彼を助けるのだが、その限りでもない人達も多い。
    対して、君臨しようとする最高指導者には「トップの孤独」がある。頼朝は、本拠地にし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月27日

    絢爛豪華な源平絵巻もの、圧倒的な情景再現力。既知の義経物語を当時の朝廷の動きに着目して描いた作品。律令制度が崩れ、御恩と奉公という新たなる武家制度の規範を目指す時代。類まれな政略家だが小心者の頼朝。義を重んじる知勇優れた天才武人だが空気を読めない義経そして智謀優れた政略家だが自分勝手で人をかき混ぜる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月17日

    終盤では、鎌倉から都に返された静御前を、義経らが奪還して共に奥州に逃げるというストーリーに描かれている。この辺りは確かな資料が残っていないだろうから、このような解釈もよいと思う。そして義経の物語をハッピーエンドで締めくくるというスタイルはとても斬新に思えた。
    義経の妻としては静御前のほか河越重頼の娘...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月01日

    中山義秀文学賞受賞作。
    大昔読んだ山岡宗八「源頼朝」以来の「頼朝・義経伝」。
    平家打倒後、兄「源頼朝」は武士中心の天下創建へ、弟「義経」は後白河法皇・朝廷中心の国へ。この国を治めるのは朝廷か武家の棟梁か。
    頼朝はよく言われている猜疑心の強い性格に描かれているが、主人公の義経は天才的武将ではあるが自分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月14日

    一気に読み終えた。
    物語としてはそれなりに面白かったけれど、男性陣の描写に魅了が欠けるので、武将たちの生き様に心が熱くなるような時代小説ではなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月09日

    義経が奥州に帰るところで話は終了。
    義経の首を見て、頼朝がどう感じるかまで読んでみたかったので、少し物足りない気がした。

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