橘玲のレビュー一覧
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相変らず橘節炸裂で面白い。
特に最後の特別ステージの内容がよい。
自分も社会人になって立場が変遷するにつれて付き合う人達は変わっている。全員と付き合い続ける事は時間制約があり出来ない。そんなに全ての事にエネルギーを注ぎ続ける事は出来ない。合理性というのはそう言う事だ。そして最初から恵まれて金持ちからスタートするより、「成り上がり」の方が面白いのもその通り。
子供に理解出来るかどうかは分からないが、おじさんが読んでも面白い。
特別ステージ 人生で役に立つ7つの法則
☑これを知っているだけで人生は楽しくなる【レベル∞】
1 100倍の法則
2「奇跡(きせき)は起きない」の法則
3「君は友だ -
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行動遺伝学の専門家の対談形式で話が進んでおり、かみ砕いて説明しているにしても頻出する専門用語と科学的なロジックを理解しながら読み進めるのに、かなりの労力を要する本であった。
知能やパーソナリティのかなりの部分は遺伝によって決するということや、遺伝子解析から個人の将来をある程度予測できるだろうという衝撃的な見解を、エビデンスを示して説明している。キリスト教が地動説を感情的に否定したように、行動遺伝学を感情論だけで否定や批判することの社会損失についても、合理的な説明がなされている。
結局は、人間の自由意志も遺伝の支配から脱却できないといわれると寂しくも感じるが、人間である以上その事実も含めて -
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「本当の自分とは何か」。この問いに答えを求め自己啓発やスピリチュアルに惹かれる人は多い。そんな「自分探し」の旅を現代心理学の視点から読み解く。
人はなぜ自己を探し求めるのか。心理学が明かすのは私たちの「自分」という感覚が脳の働きによって生み出されたものであり揺らぎやすい存在だということだ。
しかし不確かだからこそ人は意味を求める。宗教、神秘体験、自己啓発——そこには科学では説明しきれない「生きる意味」を見出そうとする人間の本能がある。
自分とは何者か。科学とスピリチュアルの狭間で揺れる私たちは8つの要素の組み合わせで決まる。人間理解に新たな視点をもたらしてくれる。 -
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◯感想
人的資本に関する考え方は非常に実践的で、特に若年期に自分の強みを極め、一極集中する重要性が説かれており、キャリア形成において有益な視点を得ることができた。
全体的に有益な情報が多いが、時折冗長な表現が目立ち、その結果重要な内容がやや曖昧になる印象を受けた。もっと簡潔に表現されていれば、より深い理解と洞察が得られるだろう。
◯幸福の土台の3つの資本
1.金融資本
•資産運用は「ほったらかし投資」で簡素化。
2.人的資本
•若いときは体験に投資し、経験を重ねる。
•好きなこと・得意なことに集中し、自分の強みを極めるエッセンシャル思考が鍵。一極集中でライバルに勝てる。
•高度化した知識社会 -
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ネタバレ【読書の動機】
・現状の働き方や社会構造を客観視し、幸福度を最大化する人生戦略の参考にするため。
【感想】
・現代の労働環境や社会について独自の視点で分析されており、多くの参考になる考えがあった。
・高度な知的社会ではプロフェッショナルになることの重要性を再認識できた。
・一方で、著者の他の作品同様、トピックが多岐にわたり、構造的に整理されていない点が少し読みづらく感じた。
【行動変容】
・人生100年時代を見据え、好きなことや得意なことを再定義し、尖った人材を目指す戦略を立てる。
・その過程で、戦略的に適度な転職を行う可能性も視野に入れる。
【印象に残った内容】
◯今後の人生戦略におい -
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対処不可能な問題は問題ではなく 状況、環境、現実。
コスパ と リスパ=リスクは小さいほうがいい。
関心経済 コンテンツの氾濫。
サティスファイサー戦略
満足度人間=まずまずでよしとして、それ以上は考えない。後悔を最小化する。
適度なリスクを取り、一歩ずつ成功に近づく。
限界効用の逓減 良いことも悪いことも慣れていく=幸福度の限界
上手な予測 総合的、柔軟、自己批判的、複雑さを受け入れる、用心深い、経験的
脳は物語として私を生み出す
幸福=良い物語 不幸=物語の破綻 成功=良い物語を作れる人生の設計
長期的な物語=日々の物語の累積 終わり良ければすべて良し
人的資 -
Posted by ブクログ
「シンプルライフ」「FIRE(投資術)」「仕事術」などあらゆるテーマに通じつつ、かといって上辺だけの内容ではない、データや論文に基づいた論が展開されていて、非常に読みごたえがあった。多岐に渡る内容ではあるが、話の軸はタイトルにある「シンプルで合理的に」生きることであり、限られた時間の中で選択コストを最小化して資源を集中し、複数の選択肢を用意しながらトライアンドエラーを繰り返して成功に近づくという論は、腑に落ちるものだった。冒頭のキーワードに感心があって既に色々と読んでいるような人でも(むしろそういった人こそ)、頭が整理されて得るものが大きい本だと感じた。