白石一文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家庭の事情である時期(学生時代)きょうだいのように育ったいとこ同士の賢治(41歳)と直子(36歳)。ある時から一線を越えた関係となる。
月日は流れた。順風満帆の出だしだった賢治だったが、仕事に結婚に挫折し生きる意味を見出せなくなっていた。
従妹である直子の結婚式に参加するため東京から故郷の福岡に帰ってくる。
再び二人は結ばれ(それは直子が図ったことだった)、結婚までの5日間、本能のままに美味しい食事をする、睡眠をとる、体を重ねる。
これでもかという、過激な描写。だけど、それほどいやらしさをかんじない(嫌になるほど露骨なのだが)。なぜなら二人に恋愛感情は感じない動物的な関りにみえる。やけくそな -
購入済み
テレビとの違い…
今回はテレビが先で、その後本を購入。全くと言っていい程内容は違ってましたが、テレビは安田成美さんって事で見られた。内容としては「一億円のさよなら」の題名に興味を持ったがどちらも意外な感じで終わった…でもお金って人を狂わせるって事は感じた。普通って幸せなんだと…やはり本の方が想像が掻き立てられるから好き。