白石一文のレビュー一覧

  • プラスチックの祈り

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    うーん。
    長文だった。早く終わらないかなぁ?と読み進めると、え?え?え?の展開へ。
    なんだかメビウスの輪みたいな話。
    ちょっと苦手。

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    2019年03月18日
  • 愛なんて嘘(新潮文庫)

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    最初の短編が良かった。
    あらゆるものには、みんなが知っている『昼の時間』と誰にも見られない『夜の時間』がある。人も同じで我々はその人の片面しか見ることが出来ない。

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    2019年02月27日
  • 記憶の渚にて

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    これは、通勤時間に細切れで読む本ではなかった。まず登場人物の関係が複雑で、メモでもしなきゃついていけないほどなのと、じっくり読んで理解したい文章が何箇所かに出てくるのと…。白石ワールド炸裂というか、これまでの作品のなかで最も難解かも。再読するかな。

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    2019年02月12日
  • 光のない海

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    机や椅子といった什器の類の入れ替えを行なっている 鬱々とした気分も軽くなっていった 水瓶ボトル 厳しい淘汰の波をもろに被る立場だから 胃に穴が空くほどの呻吟を持つ繰り返している 「ハチノスって分かりますか。牛の胃袋なんですが、その煮込みをトリッパって言うんです」白山通り 御崎町 海蛇の水入れ 昌平橋、万世橋、秋葉原駅前を経て道なりに神田川沿いを走れば、じきに浅草橋だった。昭和通り改札 電気街に立ち並んでいた各店舗は軒並み客足を奪われていったのだ どん底には底があること、峠には折り返しがあること、逆境とは一つの境地に過ぎないということを、私は心のどこかで察知していた気がする… 家計は逼迫し 蛍烏

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    2019年01月11日
  • 翼

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    価値観の違いなんだろうけど、こんな感じに自己の感情に正直に恋愛や人付き合いをできる人って・・・苦手。自由を勘違いしているように思える。なりたくもないし、近くにそんな人がいたとしたら巻き込まれたくないから離れたい。
    いまいち、感情移入し辛い話でした。
    ただ、自分のことを知っている人がいなくなったら本当の死って部分だけは『なるほどね』と思った。家族は大事にしよう。

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    2018年11月11日
  • 翼

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    面白かった。死生観、生きる意味、男女、、とても深い。

    思わず納得、同感した文
    「子供や孫に目がない連中ほど、他の生き物には冷淡だな」
    「当時は、美人ほど男性的に振る舞うものだと言う“常識”を私はまだ知らなかったのだ」
    「人間はどんな人生を送ったとしても、最後にはちゃんと死ねるんだ。」
    「真実の人生を手に入れさえすれば、こんな嘘だらけの人生ときれいさっぱり縁を切ることができる」

    多少の前後があり、最後はあっという間に衝撃の結末があって、そこまでグイグイ引きこまれる。

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    2018年09月11日
  • 永遠のとなり

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    ネタバレ

    博多弁と福岡ののどかな風景の描写が良かった。再生の物語という事で鬱と癌という重い病を抱えながら一生懸命もがいている姿が印象的だった。正直最後あっちゃんが死ぬと思ったけどあの終わり方で良かったと思う。特に15章での病室での今までの本音の掛け合いに少しうるっときました。終盤ですがその辺りから物語が素直にすすんでいきより友情を深めた場面であった事は言うまでもない。2人の年齢になっても昔の友達とこういう関係でいられたらいいなと強く思いました。

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    2018年09月05日
  • この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下

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    先の読めない展開が読んでいる間ずっと楽しめた。引用も多くて社会やら人間やらについて考えさせられる仕掛けにもなっている。ただ個人的は突き刺さる矢はなかったかな。

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    2018年03月24日
  • 幻影の星

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    東日本大震災を経て変化した人生観を描いた作品だと思うのですが、あまり関係ないと思える描写が多く、かつパラレルワールドでもない不思議な要素も加わって、何がポイントなのか理解できなかった。
    相変わらず白石作品は難解で、なのについ読んでしまうところが魅力なのか。

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    2018年03月14日
  • 翼

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    「僕たちの人生は誰かを不幸にしないためにあるわけじゃないよ。愛する人を幸せにするためにあるのだし、そして、何よりも自分自身が幸福になるためにあるんだ」

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    2018年03月06日
  • どれくらいの愛情

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    あとがきで「世界の完全性」ということに言及している。小説の中ではある意味わかりやすい象徴的な人物が出てきているが、確かに「世界の完全性」なるものはあるのかもしれない。あると信じて、探求していきたいとも思うし。そんなあとがきを読んでいて思い出したのは「一般意思2.0」。いろいろなものが自分の中でつながっていく小説だった。

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    2018年03月02日
  • どれくらいの愛情

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    『二十年後の私さん。心がくたびれて、なにもしたくなくなったり、誰のことも好きになれないような気がしたら、どうか、この私のことを思い出して下さい。私はいま、あなたのことを心から応援しています。そしてあなたが素敵な人と出会い、幸福な人生をこれからも送っていくことを心から願っています。父や母、いやそれ以上の強い気持ちで、私はあなたの幸せを祈っています。あなたは決して一人ではありません。こうして今も一生懸命に生きている私がいます。これからも一生懸命に生きていく私がいます。そういうたくさんの私が積み重なって、いまのあなたがいるのです。だから、あなたは決して一人ではありません。一人だと思ったときは、二十年

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    2017年10月30日
  • 砂の上のあなた(新潮文庫)

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    愛護センターという名の処分施設 癇癪持ち 剥奪 排卵日 猟犬ミニチュアダックスのハリー 荒唐無稽な 浅草界隈の雑踏 杉並区久我山 不憫 贔屓 カヌー 鎌田浩之 東西線門前仲町 福生 急逝 一筆認めて 湯島 清澄 東条紘子 牛寺周一郎 人間の容姿の嗜好 相好を崩して 川越 次元大介 大腿骨 一瞥 京葉線 血縁の絶対化 日光白根山 伊香保温泉 愕然たる思い 妊娠の可能性は35歳を境にして急降下 瀕死なオタマジャクシ ソニーを退職 死という絶対現象 際限なく再生産 下卑た欲望 桃源郷 人生は一回きりの死と無限回数の誕生によって織り成された実に奇妙な生成物 彼等は生殖・繁殖活動は行っても、それを死と結

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    2017年09月25日
  • 幻影の星

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    死生観、生きている今と死んだ世界
    この世界観がずっと漂ったお話
    何となくこの世界観の中にいることは
    心地よく感じた

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    2017年09月09日
  • 翼

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    ネタバレ

    主人公と岳志の恋愛ものかと思ったら恋を超えた運命(岳志の一方的なものだが)の話だった。
    人生に関する哲学めいた言葉は安定の白石一文流。
    「僕たちの人生は誰かを不幸にしないためにあるんじゃない(中略)自分自身が幸福になるためにあるんだ」
    元夫の伸也との子どもを身ごもった朝子も印象に残った。

    みな生きること、愛することに全力だ。愛する人は必ずしも今隣にいる人ではないかもしれない、それでもその人を愛することを諦めない、自分に嘘をつかないことが自分の幸福につながるのではないかと思わされた。

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    2017年08月26日
  • 彼が通る不思議なコースを私も

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    ムンバイ 愁嘆場しゅうたんば 面貌めんぼう 細面ほそおもて ひが彼我の力の差は歴然としている 椿林太郎 都営三田線の志村坂上駅 中野サンモール商店街 リスカ少女よろしく手首に模様を描いただけでもない 画一的な教育 早稲田鶴巻町 両国の江戸東京博物館 綱島の学生マンション 佐賀の嬉野温泉 早世そうせい 一体どうやって収拾をつけたのか 窓の向こうには上智大学のキャンパスが広がっていた 僕はどんな処分でも甘んじて受ける覚悟ですから 目黒区の鷹番 最寄駅は東急東横線の「学芸大学」だ ふし父子家庭 雲散霧消 強烈な興奮 快哉を叫ぶ 訃報 マザー・テレサ 覚醒後 アル中は病気なんだからさ 義兄ぎけい 至極

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    2017年07月28日
  • 火口のふたり

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    ネタバレ

    いまやりたいことをやっていると、
    人間は未来を失い、過去に何も残せない。
    明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、
    初めて立派な昨日が生まれる。


    白石一文さん読むの久しぶりな。
    つか、
    この人の小説って純文なんですかね?
    普通に恋愛小説なんですかね?
    村上春樹さんも純文でしょう?
    よく言われるのは2人ともSEXシーンが多い!
    でも、
    「生きる」ことを書くということは恋愛が必要だし、
    恋愛にSEXがなかったらそれは恋愛なのでしょうか?


    1年ほど前にかぐりん、
    実はアメリカに移住を考えていました!
    英語も話せないし、
    東京埼玉からも出てことが少ないやつが何を言ってるのか!
    と、
    自分

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    2017年06月18日
  • 不自由な心

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    すこぶる胸糞悪い小説だった。次から次にろくでもない男ばかりでてくる。ちなみにすべて不倫。
    身勝手で独善的で、ばっかじゃないの?と思わず吐き捨てたくなるような愚かさのオンパレード。
    でも、それを知っていてもなお、そんなろくでもない生物をどこか愛おしく思えてしまうのは何故だろう。
    既婚男性と尻軽独身女性の組み合わせばかりだからありきたりでチープに感じてしまうけれど、男も女も似たようなものかもしれない。
    誰だって自由に生きたい。誰がどう思おうが誰がどうなろうがどうでもいい。愛する人と一緒にいたい。でも愛する人はころころ変わる。
    そんなもんでしょ。所詮みんなゲスなんですよ。
    と私はこの本を読んで思いま

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    2017年06月04日
  • 彼が通る不思議なコースを私も

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    林太郎の言動にイライラ。その理由が分かるとイライラは解消されたのだが、別のモヤモヤが・・・。そして不思議にそのモヤモヤは不快ではない。面白かったが、なんともつかみどころのない作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    友人の生死を決める衝撃的な現場で霧子が出会った黒ずくめの男。彼は修羅場をよそに、消えるようにいなくなってしまった。後日、霧子は男に再会し、徐々に魅かれていく。彼の名は椿林太郎。学習障害児の教育に才能を発揮し、本気で世界を変えようと目論む、抜群に優秀な小学校教師。人は彼のことを「神の子」と呼ぶ。しかし、彼にはある大きな秘密があって…。生への根源的な問いを放つ傑作長編。

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    2017年01月28日
  • 彼が通る不思議なコースを私も

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    なんだろ。なんとも言えない読後感。
    え?あ、そうなんだ…は?ってなった。

    でも著者の生への訴えはわかった。受け取った。

    しかし霧子さんと林太郎さんの「答え」がよくわからんのだよなあ。バカなのかなわたし。

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    2017年01月22日