酒井順子のレビュー一覧

  • おばさん未満

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    20代の頃は、30になると肩の力が抜けて楽になると聞いていた。
    確かに、20代の頃の背伸びをしてます!という余分な力は抜けたけど、その分責任も悩みも増えた。

    40代になったら人目を気にしなくなって楽になると言われているけど、それは真実でもあり、嘘でもあるんだろう。

    女は灰になるまで女。
    つらいけど、楽しみ。

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    2012年03月31日
  • ホメるが勝ち!

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    なんて、面白くて、ある意味ヤバいエッセイなんでしょう・・・
    笑顔の裏で、こんなことを思っているというのが赤裸々に暴露されていて、ある意味発禁ものです~
    日本でしかこういう形のホメ文化って無い気がします。実はすっごく高度なテクニックですよね・・ツラが割れそうになるもの(笑)

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    2012年02月14日
  • トイレは小説より奇なり

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    相変わらず目の付け所が面白い。
    …が他のテーマのエッセイとの混合本で主テーマの内容が1/3とは…少し残念。

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    2012年01月04日
  • ほのエロ記

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    「このひと男?」と思うくらい、男性のエロのツボを分かっている!というか、俺のエロのツボがわかっている(笑)
    しかし、相当エロに対する探究心が強い人ですね(^^)

    時代背景も私自身と重なり、読みながら何度も笑ってしまいました。(鶴光さんも、山本リンダも、11PMも・・・)

    でも一方では意外と社会的?で、「アダルト・トレジャー・エキスポ」なるイベントの話は、現代日本人の性的嗜好の傾向(SEXよりオナニー)をあぶり出し、最近の『草食系男子』増加要因を浮き彫りにしてました。
    少子化対策は『子供手当』より、『エロ教育』が重要かも(笑)

    最後にこれを読んで思ったこと「俺も相当エロい」^_^;
    「エロ

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    2011年11月26日
  • 携帯の無い青春

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    あ~面白かった
    ピンクレディーだの口裂け女だのドリフだの金八先生だの
    どまんなかのツボ話ばかりでした。
    サンリオのキティちゃんに関しては
    読みながら声を出して笑ってしまった^^

    ただ、酒井さんは都会で育ったちょっとハイソな女子高生(のちの負け犬)、かたや田舎の女子高生だった私にとっては、話がバブル期のことに及ぶと、テレビドラマの中の世界を覗いてるような気分でもありました。

    携帯のない時代に青春を送った方にとっては
    懐かしくて涙できる(?)作品だとおもいます。

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    2011年11月11日
  • 黒いマナー

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    マナー本は何冊か持っているが 実際ここまでする人いる?!というのが現実だったりするし、マナー力以上に“空気を読む力”が今の時代必要なのかなと思う時がよくある。著者が言う様に、現代はカジュアル化している。こういった日常におけるマナー本の方が生きていく糧になるのでは…?これを読んで、丁寧すぎるマナーは時にマナー違反にもなりうるということを学んだ。

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    2011年10月25日
  • 結婚疲労宴

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    何となく皆感じながら言えない結婚のしがらみ。これを経て大人になるのかなー。久々のエッセイで楽しめた。

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    2011年10月07日
  • 自意識過剰!

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    ネタバレ

    屈折した見方とも言えるかもしれないですが、共感できる部分が沢山ある。
    自分をかえりみて恥ずかしくなる部分もありますが、面白い。

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    2011年10月05日
  • ホメるが勝ち!

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    私はこんなに色々考えながら暮らしてないので、
    もっと気を遣って生きるべきなのか?と考えてしまった。

    共感したのは、
    ・本人ではなくその友人等に褒め言葉を伝えて、本人に伝えてくれることを願うホメ
    ・こんなの初めて!のホメ

    くらいかな。

    一番面白かったのは、

    「天然ボケ」という女性は、実はこの世に一人もいません。

    と断言しちゃってること 笑
    少しくらいは実在する気がするんだけど、私も騙されてるのかなー 笑

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    2011年09月25日
  • 負け犬の遠吠え

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    イヤ汁!汁って!もはや、漂うものではなく滴っている、その垂らしてる感がとっても象徴的。小気味よい言葉のテンポで楽しませながら、鋭い分析が痛いです。男負け犬との座談会をもっと見たかったな。

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    2014年04月15日
  • 制服概論

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    老若男女、どんなスタイルの制服好きも共感、感心する一冊。ここまで制服好きの心情を掘り下げた本はないだろう。作者の制服への愛が溢れている。

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    2011年09月20日
  • 枕草子REMIX(新潮文庫)

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    枕草子を酒井順子流に読み解いたもの。
    現代なら、と言い換えた部分が傑作で、わかりやすい。

    清少納言は平安時代のキャリアウーマン。
    なんか~清少納言と気が合いそうな感じはしますよね。
    さばさばしていて、仕事を楽しみ、知的だけどあまり得な生き方は出来ていない~負け犬的個性というのか。
    でも結婚もして子供もいたんだっけ?

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    2011年08月18日
  • おばさん未満

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    面白かった!30代後半の私にとって共感できる部分が多く、わかるわかるとうなずき、吹き出し、一気に読んでしまいました。もう若者ではない、でもまだおばさんになる気がしない、どっちつかずで中途半端なお年頃の女性の気持ちにぴったりくる感じ。自分がどんな40代になるのか考えさせられる作品でもありました。“痛い”女にならないように気を付けよーっと。

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    2011年08月03日
  • トイレは小説より奇なり

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    女性はトイレのリアリティをもたせないためにゆっくりしないといけない、などお勉強させてもらいました。トイレの話に限らず言葉の表現、使い方など色々書かれていて面白いです。短いエッセイなのでちょっとした時間に読みやすい作品です。



    負け犬の遠吠えの作者だと、読んだ後にプロフィール見て気付きました。

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    2011年07月26日
  • 鉄道旅へ行ってきます

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    2011/07/20 米原駅の駅そば、西枇杷島三日月型ホーム。関東は地理関係がつかめないけど、知ってる駅の回はメモしたい項目が多い。

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    2011年07月23日
  • 少子

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    「負け犬の遠吠え」で話題になった著者の、「負け犬」より前に発表した作品。「負け犬」より、もうちょっと「結婚しない」「子どもを生まない」理由に力を入れて解説し、それゆえにまわりくどいところもあるけれども、言っていることはすごく率直で正直でストレート。


    「なぜ子どもを生まないのか?」といった問いに、「痛いから」「面倒くさいから」「シャクだから」「男が情けないから」等々の理由をあげて論じるところが、はっきりいって「ステキ」としかいえません。少子化が女側だけの問題ではないことに、そろそろ少子化対策担当者たちは気づいてほしいところだけど、そのあたり、どういう状況なんだろうか。


    老人介護については

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    2011年07月17日
  • たのしい・わるくち

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    自分を同時にけなすことによって、読者の反感を買わないようにしつつ、悪口が沢山書いてある。
    自分のなんとなーく、な感情が、細かく鮮明な描写されて、私って実はこんなに悪いことを考えていたのか…と冷汗ものである。

    巻末の対談で、一茂が、女性の観察力ってすごいですね。と言っているが、すごいのは女性ではなくて酒井順子である。
    なぜ女性で一括りにしてしまうのか。普通の女性はこんなこと考えてない。
    酒井さんは一茂にイラっとしなかっただろうか。

    不潔 の項で、酒井さんは鼻をかんだティッシュを放置して乾いたらまた使う と暴露していたのには驚いた。
    ここまで自分を落とさなくても…笑

    あと、O型の男性はお

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    2011年07月10日
  • 黒いマナー

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    井上ひさしのエッセイの一文「エッセイとはすなわち、自慢話である」を読んで、赤面し、身悶えする箇所が、ちょっと好き。

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    2011年07月04日
  • 鉄道旅へ行ってきます

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    鉄道に関する著作をもつ三人が、鼎談をしながらの鉄道旅紀行。スケジュールの都合なのかもしれないけれど、もっとこの連載、続けてほしい。原さんの「駅そば」に関する考察、八高線の分岐など、実に楽しく読みました。

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    2011年08月03日
  • いつから、中年?

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    アラフォーの日常から感じることを巧みな言葉で酒井さん流のメッセージを送ってくる。私はアラフォー+10だけど、面白かった。

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    2011年03月29日