酒井順子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自虐ネタ というべき 新しいジャンルの読み物だ。
30代 子ナシ独身女性 をとことん 追求する。
30代 子ナシ独身女性が 発生する社会的な背景の分析。
さまざまな 現象について 考察する。
なんで 30歳代になっても 独身なんだろと自問しながら
若いときには 気持ち悪いと思っていたが
自然とそうなっていて 自分でも 気持ち悪い 存在だと思うが、
なんとなく なったんだよね と言う話。
読みながら 笑える部分もあり
笑っちゃいけないなぁ という部分もある。
まじめに 30代 独身女性の 文化論的考察 なのだ。
負け犬が 負けを認めることで 新しい関係が生まれる。
おいぼれが 老いぼれたことを認めるようなものだ。
老いぼれの横着 というのは 意地悪じいさんみたいなものだね。 -
Posted by ブクログ
なんとなく都会派の代表のような酒井順子さんと、ベタな(あっごめんなさい、賛辞です)鉄道、という取り合わせが不思議な気もする、このコラボ。
バリバリ鉄道マニアの編集者の立てたプランに基づき、酒井さんと女性編集者がただひたすらその行程をこなすという、楽園的なお仕事をまとめた本です。
なあんて、言ってしまうとそんな風に聞こえるけれど、これがなかなか壮絶。東京の地下鉄全線完乗(16時間乗りっぱなし・・・)に始まり、東海道を53回乗り継ぐ、現代版膝栗毛、灼熱の廃線跡をたどって歩く旅・・・などなど、「なぜそんな必要性が?」とわきたつ素直な疑問。
そう。それはこの本が「阿房列車」だからなのです。
阿房列車というのは、内田百閒先生による「元祖・テツ本」シリーズのタイトル。内田先生は終戦後「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」というなんとも適当な名言が有名な、全国各地を鉄道でふらふらと旅をしたという、いわば乗り鉄の始祖鳥みたいな方。
その内田先生へのオマージュとして実行されたのがこの企画。はじめは単発で雑誌に掲載されたものが、いつしかシリーズになっていったようで・・・きっと、第一回を読んで全国のテツ分多めな方々から「生ぬるい」とか「よくやった」の声に紛れて、「次はこのコースを」「ここを外すなんて有り得ぬ」となどいうお便りが編集部に押し寄せ、あっさりとシリーズ化が決定したのでは・・・なんて想像してしまいます。
ところで旅人の酒井さんは、これまでにもかなりテツ的な要所要所を一人旅で押さえておられる。最近増えている「鉄道って、なんかレトロでかわいい」系の女子鉄ではなく、どこかおっさんなタイプ(すみません、これも賛辞です)の乗りびと。
かと言って、必死で駅スタンプを集めたり、駅舎や乗車中、落ち着きなくウロウロして写真撮りまくり(どっちも自分だった)、という鼻息の荒いジャンルでもなく、眠いときは素直にあらがわず沈没、結果、テツ的必須重要ポイントをあろうことか寝て通過・・・・という実に自然体の乗り方をしておられます。
そういう、女子以上男子未満なテツ分含有率において、非常に親しみを感じさせていただきました。
それでいて、いつもの酒井節で「ようそこまで見てますね・・・」的するどいツッコミも随所に楽しめる一冊でございました。
テツの道は線路と同じく限りなく続き、そしてたしなみ方も味わいも、濃度もひとそれぞれで良いはず。
酒井さんがされたように、テツのセミプロ(?)にコーディネイトされてマニアックに進む行程も悪くないなあ、と思うものの、ま、そないにがつがつせず、のんびりいきゃいいじゃん~とゆるく楽しみたくもなることもあり。
でもいくつかのコースは、今度さっそく真似させてもらおう!とデスノートならぬ「テツノート」に、しっかり書き込みをしたのでした。
それにしても「女流」っていう言葉の醸し出す空気、なんだかとってもかっこいい。女流作家、女流カメラマン、女流切手収集家・・・
「女子鉄」や「山ガール」というふあふあした肩書きよりも、「女流鉄道愛好家」や「女流山岳訪問者」のほうが、どこかカタギで真摯な感じがするのではないか。そうだ、これから、自己紹介のときには「女流なにがし」と名乗ることにしよう。
・・・とかどうでもいいことを考えながら電車に揺られる時間。車窓の外、流れ去る風景にぼんやりと目をやりながら、ぼーっと時間を過ごすのも、これまた鉄道での移動に似合ってしまったりするのです。 -
Posted by ブクログ
いっときハマってすごく読んでいた酒井順子さんの本、久しぶりに手に取りました。その昔、まさに酒井さんの著書で『29歳と30歳のあいだには』て本を読んだものでしたが、いやぁ…時の流れは早いものです。
表4のあらすじによれば、「若いのか、若くないのか。シミなのか、クスミなのか。あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代」てことで、まぁざっくりアラフォーだから読んでもいいだろ、と。店頭でパラ読みしたら、ちょうど「木綿が似合わなくなる話」で、日ごろ「どうも最近また似合う服がかわってきた。色や形ではなく、なんだろう…質感? 顔がすっごい疲れて見える服がある…」と思ってたところに、「そうか、木綿か!!」と答えが差し出された感があり。
そうなの、重箱の隅をつついて、もやっと感じている気持ちを明文化してくれる小気味よさが好きだったの!とレジに運んだのでした。なんとなーく、明らかに20代前半の店員さんに「いやあの、別に私“未満”だって言い張りたいわけじゃないんですよ、年齢的にはじゅうぶんおばさんだってわかってますから、ええ、じたばたしてるわけじゃないんです」と心の中で弁明しながら。(もうこの時点でじたばたしている。)
文庫版あとがきにもあるように、「限りなくおばさんに近い存在ではある。でもまだ、本物のおばさんではないのではないの? ……というふんぎりの悪い気持ちを抱きつつ書いた本である」。なんでふんぎりがつかないのか、「一つには『子供がいない』ということがあろうかと思います。人は、子を生すことによって自らが子供であることをやめ、大人へと移行するのだと言います」てあたりにも、深く頷ける方にはおすすめです。 -
Posted by ブクログ
「このひと男?」と思うくらい、男性のエロのツボを分かっている!というか、俺のエロのツボがわかっている(笑)
しかし、相当エロに対する探究心が強い人ですね(^^)
時代背景も私自身と重なり、読みながら何度も笑ってしまいました。(鶴光さんも、山本リンダも、11PMも・・・)
でも一方では意外と社会的?で、「アダルト・トレジャー・エキスポ」なるイベントの話は、現代日本人の性的嗜好の傾向(SEXよりオナニー)をあぶり出し、最近の『草食系男子』増加要因を浮き彫りにしてました。
少子化対策は『子供手当』より、『エロ教育』が重要かも(笑)
最後にこれを読んで思ったこと「俺も相当エロい」^_^;
「エロおやじ、万歳」\(^o^)/