酒井順子のレビュー一覧

  • 負け犬の遠吠え

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    自虐ネタ というべき 新しいジャンルの読み物だ。
    30代 子ナシ独身女性 をとことん 追求する。

    30代 子ナシ独身女性が 発生する社会的な背景の分析。
    さまざまな 現象について 考察する。
    なんで 30歳代になっても 独身なんだろと自問しながら
    若いときには 気持ち悪いと思っていたが 
    自然とそうなっていて 自分でも 気持ち悪い 存在だと思うが、
    なんとなく なったんだよね と言う話。

    読みながら 笑える部分もあり
    笑っちゃいけないなぁ という部分もある。
    まじめに 30代 独身女性の 文化論的考察 なのだ。

    負け犬が 負けを認めることで 新しい関係が生まれる。

    おいぼれが 老いぼれたことを認めるようなものだ。
    老いぼれの横着 というのは 意地悪じいさんみたいなものだね。

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    2012年11月05日
  • 結婚疲労宴

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    鷺沢さんのエッセイを読んでいたら酒井順子さんが登場したので、
    久しぶりに彼女のエッセイを手にしました。

    背表紙に「必読爆笑ブライダルコラム」と書いてある、
    まさにその通りのエッセイ。

    酒井さんって本当に観察眼が鋭くて
    とても面白くかつ「ふむふむ」と頷かされるような文章を書く天才。

    と改めて思いました。
    本当に頭のいい方なんだろうなぁと思う。

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    2012年10月12日
  • 制服概論

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    著者は私服の高校に通ってたため制服に憧れがあったとのことですが、自分はとにかく制服が嫌で嫌で堪らなかったことを思い出した。
    ただ見る側に回るのは楽しくて好き。
    あと、寿司屋の「ネクタイ板さん」反対に一票。

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    2012年10月08日
  • 女流阿房列車(新潮文庫)

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    なんとなく都会派の代表のような酒井順子さんと、ベタな(あっごめんなさい、賛辞です)鉄道、という取り合わせが不思議な気もする、このコラボ。
    バリバリ鉄道マニアの編集者の立てたプランに基づき、酒井さんと女性編集者がただひたすらその行程をこなすという、楽園的なお仕事をまとめた本です。

    なあんて、言ってしまうとそんな風に聞こえるけれど、これがなかなか壮絶。東京の地下鉄全線完乗(16時間乗りっぱなし・・・)に始まり、東海道を53回乗り継ぐ、現代版膝栗毛、灼熱の廃線跡をたどって歩く旅・・・などなど、「なぜそんな必要性が?」とわきたつ素直な疑問。
    そう。それはこの本が「阿房列車」だからなのです。

    阿房列車というのは、内田百閒先生による「元祖・テツ本」シリーズのタイトル。内田先生は終戦後「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」というなんとも適当な名言が有名な、全国各地を鉄道でふらふらと旅をしたという、いわば乗り鉄の始祖鳥みたいな方。

    その内田先生へのオマージュとして実行されたのがこの企画。はじめは単発で雑誌に掲載されたものが、いつしかシリーズになっていったようで・・・きっと、第一回を読んで全国のテツ分多めな方々から「生ぬるい」とか「よくやった」の声に紛れて、「次はこのコースを」「ここを外すなんて有り得ぬ」となどいうお便りが編集部に押し寄せ、あっさりとシリーズ化が決定したのでは・・・なんて想像してしまいます。

    ところで旅人の酒井さんは、これまでにもかなりテツ的な要所要所を一人旅で押さえておられる。最近増えている「鉄道って、なんかレトロでかわいい」系の女子鉄ではなく、どこかおっさんなタイプ(すみません、これも賛辞です)の乗りびと。
    かと言って、必死で駅スタンプを集めたり、駅舎や乗車中、落ち着きなくウロウロして写真撮りまくり(どっちも自分だった)、という鼻息の荒いジャンルでもなく、眠いときは素直にあらがわず沈没、結果、テツ的必須重要ポイントをあろうことか寝て通過・・・・という実に自然体の乗り方をしておられます。

    そういう、女子以上男子未満なテツ分含有率において、非常に親しみを感じさせていただきました。
    それでいて、いつもの酒井節で「ようそこまで見てますね・・・」的するどいツッコミも随所に楽しめる一冊でございました。

    テツの道は線路と同じく限りなく続き、そしてたしなみ方も味わいも、濃度もひとそれぞれで良いはず。
    酒井さんがされたように、テツのセミプロ(?)にコーディネイトされてマニアックに進む行程も悪くないなあ、と思うものの、ま、そないにがつがつせず、のんびりいきゃいいじゃん~とゆるく楽しみたくもなることもあり。
    でもいくつかのコースは、今度さっそく真似させてもらおう!とデスノートならぬ「テツノート」に、しっかり書き込みをしたのでした。

    それにしても「女流」っていう言葉の醸し出す空気、なんだかとってもかっこいい。女流作家、女流カメラマン、女流切手収集家・・・
    「女子鉄」や「山ガール」というふあふあした肩書きよりも、「女流鉄道愛好家」や「女流山岳訪問者」のほうが、どこかカタギで真摯な感じがするのではないか。そうだ、これから、自己紹介のときには「女流なにがし」と名乗ることにしよう。
    ・・・とかどうでもいいことを考えながら電車に揺られる時間。車窓の外、流れ去る風景にぼんやりと目をやりながら、ぼーっと時間を過ごすのも、これまた鉄道での移動に似合ってしまったりするのです。

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    2012年09月02日
  • おばさん未満

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    いっときハマってすごく読んでいた酒井順子さんの本、久しぶりに手に取りました。その昔、まさに酒井さんの著書で『29歳と30歳のあいだには』て本を読んだものでしたが、いやぁ…時の流れは早いものです。

    表4のあらすじによれば、「若いのか、若くないのか。シミなのか、クスミなのか。あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代」てことで、まぁざっくりアラフォーだから読んでもいいだろ、と。店頭でパラ読みしたら、ちょうど「木綿が似合わなくなる話」で、日ごろ「どうも最近また似合う服がかわってきた。色や形ではなく、なんだろう…質感? 顔がすっごい疲れて見える服がある…」と思ってたところに、「そうか、木綿か!!」と答えが差し出された感があり。

    そうなの、重箱の隅をつついて、もやっと感じている気持ちを明文化してくれる小気味よさが好きだったの!とレジに運んだのでした。なんとなーく、明らかに20代前半の店員さんに「いやあの、別に私“未満”だって言い張りたいわけじゃないんですよ、年齢的にはじゅうぶんおばさんだってわかってますから、ええ、じたばたしてるわけじゃないんです」と心の中で弁明しながら。(もうこの時点でじたばたしている。)

    文庫版あとがきにもあるように、「限りなくおばさんに近い存在ではある。でもまだ、本物のおばさんではないのではないの? ……というふんぎりの悪い気持ちを抱きつつ書いた本である」。なんでふんぎりがつかないのか、「一つには『子供がいない』ということがあろうかと思います。人は、子を生すことによって自らが子供であることをやめ、大人へと移行するのだと言います」てあたりにも、深く頷ける方にはおすすめです。

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    2012年07月30日
  • 儒教と負け犬

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    負け犬と言うカテゴリーで、結婚しない女性のカテゴリーをブランディングした筆者が、同じ儒教文化圏の女性達を調査分析した内容。上海、ソウル、東京とそれぞれの文化的背景に流れる儒教の教えは同じだが、現代に生きる女性としての有り様は様々。上海のたくましさ、ソウルの賢さ、それに比べると東京の負け犬達は余りにフワフワとしていないか。

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    2012年07月28日
  • 女流阿房列車(新潮文庫)

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    好きなことを肩肘張らず、淡々と。
    でも、酒井さんの目には、ちゃんと大事なところは見えている。
    酒井さんが高校生の頃のエッセイも読んでいるけど、昔から冷静な視線が変わらない。そういうところがいい。

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    2012年07月14日
  • かわいい顔して……

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    高校生のときからエッセイストしてたなんて、まさに物書き業におけるエリートコースまっしぐらの酒井さん。

    野球選手にビールをかけられて喜ぶ女子アナに「犯され願望」を見出だし、ミスコン受賞者の「驚くフリ」、AVを借りる際の男性の「今日はたまたま…という言い訳顔」…

    一番身近なのは「新婦の友人顔」かな~。こんな観察眼鋭い人がいたらいろいろ見抜かれちゃいそう。

    物凄い妄想癖にちょっとだけシンパシー。。。

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    2012年06月25日
  • 女流阿房列車(新潮文庫)

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    どれも過酷な企画でもちろん面白く読みました。
    しかし、地下鉄でものを食べる女子と著者は結びつきません。見かけていたら引いてしまうかも。
    でもどこか冷静な視線が有るのは著者の特徴?

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    2012年06月10日
  • 女流阿房列車(新潮文庫)

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    ネタバレ

    内容としては、題から想起される百閒よりも、宮脇俊三さんへのオマージュである。趣味とは、興味のない人からは無意味に見える行為であることをまさに実践しているところが心地よい。しかも、女性ゆえの几帳面さがまたいいと思う。最後の原武史との対談が面白かった。

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    2012年05月19日
  • 結婚疲労宴

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    それでも人は結婚するのだ。


    酒井さんの視点は意地悪なようでなかなか的を得ていると思う。面白いけど実際身近にいたら怖い人だなぁ。

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    2012年04月30日
  • 女も、不況?

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    負け犬の遠吠えの酒井さんのエッセイ、同じ世代で子ナシ仕事アリなので共感するところが多い。というか、日頃感じてることを代弁してくれてるみたいで、そうそうとうなづいたり、プッと吹き出しながら、あっという間に読んでしまった。

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    2012年04月15日
  • おばさん未満

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    20代の頃は、30になると肩の力が抜けて楽になると聞いていた。
    確かに、20代の頃の背伸びをしてます!という余分な力は抜けたけど、その分責任も悩みも増えた。

    40代になったら人目を気にしなくなって楽になると言われているけど、それは真実でもあり、嘘でもあるんだろう。

    女は灰になるまで女。
    つらいけど、楽しみ。

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    2012年03月31日
  • ホメるが勝ち!

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    なんて、面白くて、ある意味ヤバいエッセイなんでしょう・・・
    笑顔の裏で、こんなことを思っているというのが赤裸々に暴露されていて、ある意味発禁ものです~
    日本でしかこういう形のホメ文化って無い気がします。実はすっごく高度なテクニックですよね・・ツラが割れそうになるもの(笑)

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    2012年02月14日
  • トイレは小説より奇なり

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    相変わらず目の付け所が面白い。
    …が他のテーマのエッセイとの混合本で主テーマの内容が1/3とは…少し残念。

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    2012年01月04日
  • ほのエロ記

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    「このひと男?」と思うくらい、男性のエロのツボを分かっている!というか、俺のエロのツボがわかっている(笑)
    しかし、相当エロに対する探究心が強い人ですね(^^)

    時代背景も私自身と重なり、読みながら何度も笑ってしまいました。(鶴光さんも、山本リンダも、11PMも・・・)

    でも一方では意外と社会的?で、「アダルト・トレジャー・エキスポ」なるイベントの話は、現代日本人の性的嗜好の傾向(SEXよりオナニー)をあぶり出し、最近の『草食系男子』増加要因を浮き彫りにしてました。
    少子化対策は『子供手当』より、『エロ教育』が重要かも(笑)

    最後にこれを読んで思ったこと「俺も相当エロい」^_^;
    「エロおやじ、万歳」\(^o^)/

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    2011年11月26日
  • 携帯の無い青春

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    あ~面白かった
    ピンクレディーだの口裂け女だのドリフだの金八先生だの
    どまんなかのツボ話ばかりでした。
    サンリオのキティちゃんに関しては
    読みながら声を出して笑ってしまった^^

    ただ、酒井さんは都会で育ったちょっとハイソな女子高生(のちの負け犬)、かたや田舎の女子高生だった私にとっては、話がバブル期のことに及ぶと、テレビドラマの中の世界を覗いてるような気分でもありました。

    携帯のない時代に青春を送った方にとっては
    懐かしくて涙できる(?)作品だとおもいます。

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    2011年11月11日
  • 黒いマナー

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    マナー本は何冊か持っているが 実際ここまでする人いる?!というのが現実だったりするし、マナー力以上に“空気を読む力”が今の時代必要なのかなと思う時がよくある。著者が言う様に、現代はカジュアル化している。こういった日常におけるマナー本の方が生きていく糧になるのでは…?これを読んで、丁寧すぎるマナーは時にマナー違反にもなりうるということを学んだ。

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    2011年10月25日
  • 結婚疲労宴

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    何となく皆感じながら言えない結婚のしがらみ。これを経て大人になるのかなー。久々のエッセイで楽しめた。

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    2011年10月07日
  • 自意識過剰!

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    ネタバレ

    屈折した見方とも言えるかもしれないですが、共感できる部分が沢山ある。
    自分をかえりみて恥ずかしくなる部分もありますが、面白い。

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    2011年10月05日