酒井順子のレビュー一覧
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エロの探求記みたいなものですね。今ではもうエロなんてインターネッツの世界でたくさん見られるというのに、あえてストリップ・ピンク映画などを見に行ってらっしゃる。まあ、なんというか…ボキも著者同様、エロって多少隠されている部分があるから、余計にエロい、みたいなところがある、と思っているのであるからして、昨今のインターネッツの過激なエロを見られる状況にある小中学生、および高校生は今後どうすんだろ? って思わずにはいられないですよねー。 ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
なんというか、女体とかもインターネッツでなら無修正で見ることができまくりですから、そんな状況下だから、昨今の若人の -
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結構古い本だったりしましたけれども、面白かったですねぇ…皆、しかめっ面をしながら働いていもやっぱしトイレの話題には敏感! というか、まあ、働いてヘトヘトな毎日では気詰まりになってしまいますから、たまにはこういったエッセイも必要でせう! ということなんでしょう、きっと…。
ヽ(・ω・)/ズコー
トイレにまつわる話が多々掲載されていますね。著者は女性ですけれども、女性も女性で下ネタとか好きだったりするんですねぇ…みたいなことが分かる感じですかね。小説でも摩訶不思議というか過激というか、とにかく現実から逸脱した時間を味わうことができますけれども、それよりもトイレとか、そういったちょっと個人的・ -
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読むの二度目ですけれども、楽しめましたね。てか、この頃のサカジュン、まだ三十代ということもあって文章が若い…ものすげくトゲトゲしている感じがあるのであって、最近の、四十代後半になったサカジュンの文章を読んでいる身としては非常に違和感というか、勢いあんなぁ…という感じ。
まあ、未婚の女子が出産したくない理由などが列挙してありますけれども、まあ、男のボキでもわからんでもないなー、という感じでありますね。ってか、サカジュンってなんというか男性的な感性をお持ちですよね!
とこの本を読んで思いました…。この本の初版は2003年頃ですけれども、あの頃と比べて今は…さらに少子化、サカジュンの予想通りにな -
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ネタバレ一時期、話題になった『負け犬の遠吠え』の著者が書いたエッセイ。
“分けると混ざる”に始まり、“若さと若々しさ”、“馬鹿女と女馬鹿”、“清潔と不潔”など、全編にわたり世界の現象を二つに分けて捉えて考察している。
・「元気をもらう」とか、「勇気をもらう」といった言い方が、私は嫌いです。(もらう、あげる)
・大人になる前は、誰もが自分のように、他人のことを「見て」いるのだろうと思っていたのです。(見ることと見られること)
といった記述を読んでいて、著者は自分と割と似た性格・感性の持ち主のような気がした。
個人的に印象に残った部分は
・私はその友達と既に十年来の付き合いだったのだけれど、相手の方 -
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自虐ネタ というべき 新しいジャンルの読み物だ。
30代 子ナシ独身女性 をとことん 追求する。
30代 子ナシ独身女性が 発生する社会的な背景の分析。
さまざまな 現象について 考察する。
なんで 30歳代になっても 独身なんだろと自問しながら
若いときには 気持ち悪いと思っていたが
自然とそうなっていて 自分でも 気持ち悪い 存在だと思うが、
なんとなく なったんだよね と言う話。
読みながら 笑える部分もあり
笑っちゃいけないなぁ という部分もある。
まじめに 30代 独身女性の 文化論的考察 なのだ。
負け犬が 負けを認めることで 新しい関係が生まれる。
おいぼれが 老いぼれ -
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なんとなく都会派の代表のような酒井順子さんと、ベタな(あっごめんなさい、賛辞です)鉄道、という取り合わせが不思議な気もする、このコラボ。
バリバリ鉄道マニアの編集者の立てたプランに基づき、酒井さんと女性編集者がただひたすらその行程をこなすという、楽園的なお仕事をまとめた本です。
なあんて、言ってしまうとそんな風に聞こえるけれど、これがなかなか壮絶。東京の地下鉄全線完乗(16時間乗りっぱなし・・・)に始まり、東海道を53回乗り継ぐ、現代版膝栗毛、灼熱の廃線跡をたどって歩く旅・・・などなど、「なぜそんな必要性が?」とわきたつ素直な疑問。
そう。それはこの本が「阿房列車」だからなのです。
阿房列 -
Posted by ブクログ
いっときハマってすごく読んでいた酒井順子さんの本、久しぶりに手に取りました。その昔、まさに酒井さんの著書で『29歳と30歳のあいだには』て本を読んだものでしたが、いやぁ…時の流れは早いものです。
表4のあらすじによれば、「若いのか、若くないのか。シミなのか、クスミなのか。あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代」てことで、まぁざっくりアラフォーだから読んでもいいだろ、と。店頭でパラ読みしたら、ちょうど「木綿が似合わなくなる話」で、日ごろ「どうも最近また似合う服がかわってきた。色や形ではなく、なんだろう…質感? 顔がすっごい疲れて見える服がある…」と思ってたところに、「そうか、木綿か!