酒井順子のレビュー一覧
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どうして今の日本は少子化が進んでいるの?それは女性にとって産み・育てることが困難だから。そして、現代社会で育った私たちは困難にガマンできないんです。作者の少子化への考察が(ちょっとワガママかつイジワルに)鋭い視点で書かれています。子なし国と子持ち国の間には暗くて大きな川がある……Posted by ブクログ
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ブックガイドになることを期待して買った。
全体的な読み味としてはまぁまぁ。よく調べておられるのだと思うし卒なく纏まってる感じがするんだけど、なんかあんまり印象に残りづらくて、テーマはいいけどこのエッセイストは私の好みでないんだなと思った。Posted by ブクログ -
平安時代から現在までの随筆からエッセイ・コラムについてまとめた読み物。途中で酒井順子節が出てくるかな…と思ったけど、最後まで真面目なままで終わった。ちょっと寂しい。Posted by ブクログ
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ホメるが勝ち!
文章がユーモアを織り交ぜた口語体で面白い!
でも学べることはなかったかも、、
若者は変わってると言われるのが好き、
という章があった。
私は自分のことを話すのが苦手だ。
特にオジの前では。
どうして自分がそう思うのかずっとわからなかった。
変わってる、と思われなければならないという...続きを読むPosted by ブクログ -
2大鉄道紀行家とされる内田百聞と宮脇俊三。この両巨頭を同時に語るのは凄いことである。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」という内田百閒の代表作『阿房列車』や宮脇俊三のヒット作『時刻表2万キロ』を読み解きながら、読者を鉄道旅行へと誘ってくれる。東海道本線ではなくなった御...続きを読むPosted by ブクログ
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百閒先生と宮脇さんの
鉄道に関する著作を並行に語って
それぞれの時代背景や
思い入れの部分の違いを楽しみ
鉄道紀行を味わう本…かな。
百閒先生自身の書いた鉄文も大好き。
でも、こうして他の人のチョイスで
取り上げられた文を読んでも
なんだかとても愛しさを感じるのです。
文庫化されたので、再読。
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鉄に非ぬ者だが百閒本と聞いて。
浅学にして宮脇俊三は初めて知ったくらい。
だがこれはすでに人生折り返した者のための本でもあった。
百閒を知った四半世紀前に読んでも届かなかっただろう。
「曾遊、その喜びと悲しみ」にて極まる、ペーソス。
一言で言い換えれば「時は変改す」。
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「なんにも用事がないけ...続きを読むPosted by ブクログ -
鉄道本で有名な内田百閒と宮脇俊三についてのエッセイ。
筆者の本が好きなので読んでみた。金閣寺にまつわる二人のことを書いた本とも同じで、常体で書かれている。
私は特に鉄道には興味はないんだけど、旅行には憧れがあるし、状況さえ許せば電車に乗ってじっくり本読みたいと思う。だから、鉄道に真剣に乗ってた二人...続きを読むPosted by ブクログ -
3.5
実にくだらないけど、うまく言語化されてて面白かった。
解説の中の「静かな自己肯定」っていうのが本当にうまくこの本を表してるなあと思った。
「女性誌というのは、読みすぎるとバカになりますが、読まなさすぎるとブスになるのです。」Posted by ブクログ -
MOREで連載してたというコメントを読んで、なるほどと思った。合間になんとなしに読むには非常に簡易な文章で、とっつきやすい。大きな動きはないが、それがまた雑誌の中のコラムとしてはちょうど良い塩梅なのだろう。Posted by ブクログ
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随筆からエッセイへの変遷や
(そもそもどう違うのかも含め)
時代を彩った作品たちの紹介
「旅とエッセイ」「食とエッセイ」など
何かに特化したエッセイの考察。
未読のものもたくさんあって
読んでみたいリストがまた増えてしまう〜。Posted by ブクログ -
まさにわたしも中年後期
痛快なところとへぇそう?ってところが混在
価値観の差かな。
おもしろおかしく時々卑下しながらもプライド持って生きてます感が鼻につかないならとても楽しい本。Posted by ブクログ