酒井順子のレビュー一覧

  • 少子

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    「負け犬の遠吠え」で話題になった著者の、「負け犬」より前に発表した作品。「負け犬」より、もうちょっと「結婚しない」「子どもを生まない」理由に力を入れて解説し、それゆえにまわりくどいところもあるけれども、言っていることはすごく率直で正直でストレート。


    「なぜ子どもを生まないのか?」といった問いに、「痛いから」「面倒くさいから」「シャクだから」「男が情けないから」等々の理由をあげて論じるところが、はっきりいって「ステキ」としかいえません。少子化が女側だけの問題ではないことに、そろそろ少子化対策担当者たちは気づいてほしいところだけど、そのあたり、どういう状況なんだろうか。


    老人介護については

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    2011年07月17日
  • たのしい・わるくち

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    自分を同時にけなすことによって、読者の反感を買わないようにしつつ、悪口が沢山書いてある。
    自分のなんとなーく、な感情が、細かく鮮明な描写されて、私って実はこんなに悪いことを考えていたのか…と冷汗ものである。

    巻末の対談で、一茂が、女性の観察力ってすごいですね。と言っているが、すごいのは女性ではなくて酒井順子である。
    なぜ女性で一括りにしてしまうのか。普通の女性はこんなこと考えてない。
    酒井さんは一茂にイラっとしなかっただろうか。

    不潔 の項で、酒井さんは鼻をかんだティッシュを放置して乾いたらまた使う と暴露していたのには驚いた。
    ここまで自分を落とさなくても…笑

    あと、O型の男性はお

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    2011年07月10日
  • 黒いマナー

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    井上ひさしのエッセイの一文「エッセイとはすなわち、自慢話である」を読んで、赤面し、身悶えする箇所が、ちょっと好き。

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    2011年07月04日
  • 鉄道旅へ行ってきます

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    鉄道に関する著作をもつ三人が、鼎談をしながらの鉄道旅紀行。スケジュールの都合なのかもしれないけれど、もっとこの連載、続けてほしい。原さんの「駅そば」に関する考察、八高線の分岐など、実に楽しく読みました。

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    2011年08月03日
  • いつから、中年?

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    アラフォーの日常から感じることを巧みな言葉で酒井さん流のメッセージを送ってくる。私はアラフォー+10だけど、面白かった。

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    2011年03月29日
  • おばさん未満

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    「負け犬の遠吠え」の著者の本。
    アラフォーの世代にとってはドキっとするタイトル。

    若いとは決して言えないけれど、おばさんというほどにも老けてはいない、そんな狭間の年齢の女性の気持ちを代弁する、軽快な文体のエッセイです。

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    2011年03月24日
  • いつから、中年?

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    私は酒井さんよりちょっと年下です。
    酒井さんのエッセーでたびたび取り上げられる、ちょっと年下の女の子たちに入るのかな。
    「負け犬の遠吠え」のときは、酒井さんの言うことはぴんとこないと思ってました。あれから10年もたっていないことはちょっとした驚きです。
    だんだん、酒井さんの言うことに共感できるようになってきました。

    一人はいやだ、とじたばたしながら、きっとこのまま40代を迎えてしまうんだろうなあ・・・

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    2011年03月22日
  • 黒いマナー

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    こっちは面白い。
    つーことは、『週刊現代』に連載されている一連のヤツとの波長が合わなくなってきただけか?
    だったらいいんだが(なにがいいんだ)。

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    2011年03月20日
  • 鉄道旅へ行ってきます

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    面白い。
    おじさん二人と酒井さんが列車でテーマに沿って旅をする企画が
    本になりました。
    この通りに旅行してみたいと思ってしまいました。
    酒井さんがいつも旅行で使っているリュックも欲しい・・・。

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    2011年02月27日
  • 都と京(新潮文庫)

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     著者、頭がいい人だなぁ、とつくづく思う。 「文学」の綿矢りさと金原ひとみの比較も面白かったけれども、「敬語」の「いーひん」→「いはらへん」→「いたはらへん」→「いやはらへん」→「いはあらしまへん」の下りには、思わず膝を打ったのでした。 全部で19項立てて、いずれも面白うございましたが、最後「京女と東女」で締めているのが、興深い。 何よりも、肩の凝らないエッセイでありながら、最後にきちんと参考書籍を挙げているのが、素晴らしいと思うのでした。 

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    2011年08月19日
  • 都と京(新潮文庫)

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    「う~ん、東京の人って、やっぱり京都に対してこういう捉え方をするのかなぁ」と、京都(市)のすぐ近くで育った人間としては思ってしまうのでありました。(^^ゞ
    ところどころ鋭いなぁと感じるところもありましたが、そんなに「京都はこう」「東京はこう」と定形化・類型化できるもんでもないし…。
    例えば「はんなり」という言葉は、京都の人なら感覚的にわかるけど外部の人には説明できないし、外部の人は本当のところは理解できないというのと同じかもしれない。
    まぁ、逆も同じで、どこの地域もヨソの人にはわからない所というのは必ずあるので、比較して優劣を論じること自体がナンセンスなのですが。

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    2011年02月12日
  • 制服概論

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     著者の作品、いちいち好きです。 まぁ、言ってしまえば、「オタク」なのだろうけれども、何よりも、作者の容姿が色々とオカシナことを語ることを、許しているのでありましょうな。あら、まぁ、身も蓋もない。 しかし、前半、小学生〜高校生の制服を語っている著者、鼻の穴を膨らませて、「むっは〜。」鼻息荒くすごい勢いで語っている様子が想像されて、笑ってしまいました。 嶽本野ばらの、解説も面白い。 ワタクシ自身の、制服に対する思いは、ここでは述べないことに致します。 先に、「著者の容姿云々」と言いましたが、リースマンあるいは、オルテガを彷彿させる論調(大げさ)、単に、にやりと笑って読み終わるだけの作品ではないの

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    2011年08月19日
  • ひとくちの甘能

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    おなかが空く。
    甘いものがだいすきな自分のような人間には、とても楽しい本。ひとつの甘味から、ここまで話を膨らませるのかとある種、感動を覚える。
    自分は関東在住ではないため、載っているお店にはあまり行くことができない。しかし、月一ほどの東京行きのたびに、載っているお店に行って、おいしいものを食べながらすこし笑いをこらえるのが楽しくて仕方ない。
    甘いものがだいすき、甘いものを眺めているだけでしあわせ、と言う人にはおすすめの一冊。

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    2010年11月16日
  • たのしい・わるくち

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    ヒヒヒと心の中で笑いながら読みました。

    本編とは関係ありませんが、巻末の著者と長嶋一茂の対談を読むと、「一茂って、意外と器大きい人なんだなぁ。」とウッカリ感心してしまいます。

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    2010年10月30日
  • たのしい・わるくち

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    帯の通り・・「性格が悪いのは私だけじゃないんだ!」なんて、ちょっと胸を撫で下ろせました。
    他人に対して思う処は色々在る訳で・・。
    でも、この本の“わるくち”は至極もっとも。時には「はっ・・!この“わるくち”の対象って・・、もしかして私かも~;」なんて青ざめてみたりしちゃいます。
    “わるくち”もたまには、我が身を省みる材料として嗜んでみるのも、良いのではないでしょうか。

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    2010年10月21日
  • 入れたり出したり

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    酒井さんの本を読んでいつも思うのは、「あ~、上手いな。」って事です。
    例えが上手い、表現が上手い、褒めるも批判するも上手い、そして兎に角“一歩退くのが上手い”です。一歩退いた立場、当事者であるはずなのに心の中で“浮いてる”酒井さん。そこに妙な感心と共感を抱くのは、私が元々負け犬気質だからなんでしょうか…(笑)
    斜め後ろから見る世の中も、中々イカした(古くて失礼)もんだと思わせてくれる、再確認出来る、そんな本です。

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    2010年10月21日
  • トイレは小説より奇なり

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    一章は、「公」と「素」が交ざり合うトイレで、日夜繰り広げられる女子の葛藤を描く。女子トイレっていう非日常が面白かったし、読んでるとトイレが小さな日本のような気さえしてくる。

    二章は、若者言葉の根元にある心理や成立ちの考察。
    「バリバリ」のキャリアウーマンも「バリバリ」のヤンキーも、「バリバリ」とは、既成の概念や制度に対抗し反発しつっぱって生きるさまを表しているというのは目からウロコ。

    あと「なんか」や「すごい」は自分自身なんかすごい使ってるからなんかすごい共感できた。すごいなんか。

    総評:読みやすい。わかりやすい。(文書が)面白い。

    日本語に対する疑問系の本がなぜか好きっぽい。

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    2010年10月16日
  • 枕草子REMIX(新潮文庫)

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    かの名作『枕草子』を酒井順子さんが解説&意訳と聞いてぜったいおもしろうだろう…と思い手にとった。
    清少納言とは千年も時代がちがえど、感覚は同じところもあった、自覚のないブスはきらいだったなど、今まで見えてこなかった清少納言を見せてくれます。酒井さん節がおもしろいし、『枕草子』の品格は下げたかもしれないけど、ファンはふえたのでは。

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    2010年10月04日
  • 黒いマナー

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    独特の文体に魅かれました。
    ”~というもの。”と体言止めしたり、”~なのです"と、現在形で表現すると思しきところを、”~なるのでした。”と表現するのが特徴的です。
    2007年当時の過去形=丁寧語表現から派生しているのなら納得するというもの。内容としては親孝行の相互扶助が、ぐっとくるのでした。・・・あれ?

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    2010年09月08日
  • たのしい・わるくち

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    2010.07.05 (53) それを言っちゃおしまいだよ、というような内容が知性的にかかれており、面白い。しかしR15指定ぐらいはして欲しい。あまり中学生の娘に読ませたくない。変にませるというかひねくれた性格になりそうで怖い。

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    2010年07月05日