酒井順子のレビュー一覧

  • 都と京(新潮文庫)

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     文庫化されたときにすぐに買ったのに、ちょっとずつ
    読んでいて、ようやく一昨日読み終えました。
    遅い・・・。我ながら、遅い。半年もかかってる。
    なので、もう最初のほうの話の内容が頭の中で
    ボケボケになってます。←読んだといえない・・・

     でも、面白かったです。
    私は京都で育ったけれど、生粋の京都人ではない。
    両親は島根の出だし、修学旅行の印象が良かったから
    結婚を機に京都に住んだという両親のおかげで、私は京都で
    育つことができたけれど、ずっと先祖代々京都に住んではる
    方とは、やっぱりどこか違うことを長年感じていました。
    そして、京都を愛して止まない酒井さんの京都・東京比較論にある京都は、外か

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    2022年08月28日
  • 枕草子REMIX(新潮文庫)

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    酒井順子の中では、一番しみじみと面白かった。かねがね清少納言と酒井は似ていると僕も思っていたが、酒井本人も当然気がついていたわけか。

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    2018年10月14日
  • 都と京(新潮文庫)

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    京都に住んでいる若者には若干、ほんとにそうかなーっていう話もある。
    ただ、京都に住んでても気付きにくい他府県の方の視点を得ることが出来る。

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    2009年10月04日
  • ひとくちの甘能

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    さすが。
    私と同じで(笑)あまいものを「スイーツ」と言いたくない、言いにくいという
    酒井順子さんによる、甘味にまつわるエトセトラ。

    甘いものは幸せ♪ そうそう、とうなずきつつ
    軽く読めます。
    解説が芝田山親方なのもgood。

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    2009年10月07日
  • 自意識過剰!

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    これ、おもしろい!!
    長年自分が思っていた悩みが解決された!!!
    人間って周りとの関係で自意識を非常に気にする動物であると思う。
    自分がどこに所属するかによってその「普通」という基準も変わってくる。
    本当の普通であることが何かわからない時代に、すごく面白いし、興味深かった。



    ただ、本を買ったことによって酒井さんの思うつぼだと思ってしまう自分もいた。笑

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    2009年10月04日
  • 制服概論

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    アンチ制服な私ですが、自分が着るのではなく、見る方としてならば、私も制服好きです。

    「自由を捨て、拘束を受け入れる」ということをしている制服。
    そんな人たちに対して、なんだかすがすがしさとか、反対に不自由さの中の美しさとか、苦しさの中のエロさとか、なんか、いいよねーとよだれを出す気持ち、わかります。


    でも、私は遊びでしか着たくないです。
    イベント的には、ぜひ着てみたい。着てみたい。

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    2009年10月04日
  • 都と京(新潮文庫)

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    京都がすきになります。
    東京から 四六時中京都を想っている人にはうってつけ。
    ただ、読んでる途中で京都に住もうという意欲が少し減ります。
    地方出身者は 東京の人から見た京都 だけでなく 東京の人から見た田舎 はこんなふうなんだ、と確認することもできます。

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    2009年10月04日
  • 都と京(新潮文庫)

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    彼女のエッセーはすきだし、うまいなあとおもう。なんだけど、京都在住としては、彼女にとっての京都は現代=東京の逆でしかなく、同時代的な京都が見えてないように思えてしまうのがちょっとざんねん。

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    2009年10月04日
  • 都と京(新潮文庫)

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    京都と東京の比較エッセイ。酒井さんらしい軽い感じで書かれていて楽しく読めるけれど、かなりしっかりと地理的にも歴史的にも文学的にも調べたうえ、京都の人のナマの声?も取材しているようで、すごいなーと思った。観光案内や旅行エッセイ風にとどまらない、深いものがある感じ。酒井さん、どれだけ京都に詳しいんでしょう?たまに、「三越さん」とかお店や会社にさんづけする人がいて、不思議な感じだったのだけれど、京都の人だったか。そのへんの事情?(考察?)がおもしろく、へえーと思った。ほかにもいろいろ、へえーと興味深く思うことが多かった。そして、観光案内や旅行エッセイじゃないのに、やっぱり京都に行きたくなる。

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    2011年09月18日
  • 都と京(新潮文庫)

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    こういうタイプの本は、褒めすぎだったり、けなしすぎだったりしすぎて嫌になるものが多いが、
    これはなんとも軽く、ただ「好き」ということが爽やかに書いてあるので、すんなり納得して読める。

    なかなか面白い。

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    2009年10月04日
  • 都と京(新潮文庫)

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    3/14 京都に行く前に、と思って読んでました。いつも独自の視点をもつことと自分の好きなことの交差する感じがおもしろい。飽きないってすごい。ふむふむ、と思って読んじゃう。「かゆいと思う前にかいてくれる」という京都人の接客の描写に超納得!

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    2009年10月04日
  • 都と京(新潮文庫)

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    京都旅行目前に、本屋さんで発見.....
    本を片手に飛行機に乗り込み、じわじわと京モードに切り変えよう!
    と思って買った一冊....
    読み始めます。出発は明日の朝。

    京都旅行の前に是非読まれたし!お勧め本です。「カウンター席の事」「いけずのこと」「モッサイの事」
    色々事前情報があって助かりました。
    東京都と京都を見事に比較分析、か〜くる読めて良かったです。

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    2010年02月23日
  • 制服概論

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    私の指導教官が著者女史の愛読者なので、最初はその程度のノリで買った本。
    しかし、この人は面白い。所謂「制服萌え」として単純に読むことももちろんできるのだが、
    もしかしてこの人は芥川『地獄変』の語り手と同じような心境なんじゃないか、と思ってしまう。
    その辺が、同じ萌え系時評でも『らき☆すた」との違いか(youtubeで全部見ちゃった)。

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    2009年10月07日
  • アナタとわたしは違う人

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    世の中の女をいろんな角度から二分化し、
    作者の目線で分析している。
    育ち・肉体・センス・人格を、
    さらに細かくカテゴライズしながら、
    面白くまとめている。
    誰もがかならずどちらかに属すとは限らないが、
    着眼点が素晴らしい。

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    2009年10月04日
  • 煩悩カフェ

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    酒井さんの作品は、切り口サッパリで読んでいてスッキリすることがたくさんです。
    そんなデトックス効果のある酒井文庫。

    この煩悩カフェも、「あるある」とドキリとさせられるするどい視点のオンパレード。
    よくぞココに触れてくれました。ってな感じの「私だけじゃなかったのね」がたくさんあります。


    煩悩の数だけドキリとさせられる1冊ですぞ。

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    2009年10月04日
  • 快楽は重箱のスミに

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    特別ではない日常のあちこちに、
    快楽を覚える行為や物は転がっている。
    というような事柄を、
    項目別に面白く力説している作者。
    案外マニアックで変態チック。(笑)
    「私と同じ〜!」
    と何度も大きく頷きながら読んだ。

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    2009年10月04日
  • 容姿の時代

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    作者は社会に埋もれながらも、
    非常に鋭く人間観察のできる人。
    彼女の指摘の数々を、
    妬みと感じるか納得と感じるかは、
    読み手の容姿によるのかも。(笑)

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    2009年10月04日
  • 自意識過剰!

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    10/10 相変わらずのおもしろさ。もはや一種の形とすらおもえるもの。自意識過剰、あたしもですぅって告白したくなりました。

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    2009年10月04日
  • 入れたり出したり

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    相対する2つの事柄を、
    作者なりの解釈で分析しているエッセイ。
    どうってことはない事柄なんだけど、
    文章のアチコチに感じられる「なるほど」感。
    ・入れたり出したり
    ・少女と老女
    ・馬鹿女と女馬鹿
    ・すみっこと真ん中
    ・清潔と不潔
    など、様々な対比を軽快に綴っている。
    大抵の人間は、
    二分化されたもののうちのどちらかに属するものである。
    そんな簡単なことを楽しみながら再確認した一冊。

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    2009年10月04日
  • 少子

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    ネタバレ

    実におもしろく読めましたなぁ!

    初めは、このタイトルと、酒井さんが結婚・出産されていないというところから見て、たまにある経産婦に対しての「結婚、出産したからっていい気になるな」的な話かと思ってましたが、全然そうではありませんでした。
    日本の少子化について語ったエッセイです。

    「このままいくと西暦3500年には、日本の人口は約一人」なんだそうですよ。
    一人か…。
    少子化が進んでいるその「理由」を、自分自身のことも含めて書いてあり、その後「対策」として「こうしたら出生率上がるんじゃない?」ということが書いてある。
    それがまた極論なんだけど…(笑)
    最初は、「痛いから」とか「うらやましくないから

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    2011年08月12日