酒井順子のレビュー一覧

  • 家族終了

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    ネタバレ

    2019/04/11予約
    例え方が一つ一つおもしろい。
    ユニクロの墓、無印良品の葬式、本当にそのうち出てきそう。

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    2019年09月13日
  • 地震と独身

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    独身者にスポットライトを当ててくださったことが嬉しい。

    独身者とは、「無常」を生きる者である、

    なるほど。

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    2019年04月02日
  • 男尊女子

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    なかなか興味深い内容でしたねぇ…! 酒井さんの本を読むのは久しぶりですけれども、相も変わらずリズム感のある文章で…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    男を立てておいた方がラクというね、そういう思考回路があるみたいなんですなぁ…女性には…!

    僕はどうかなぁ…「あたしが引っ張ってってやる!」的な女性も決して嫌いではないですけれども、まだまだ少数派なんでしょうか…それとあまりにも理屈っぽいのはアレですけれども、カマトトぶった女性っていうのもあまり…少なくとも僕は興味ない、かな…昨今の若い男性も以前の男性より鋭くなっていると思いますから…そういうの、見破られるような気がしてなりませんねぇ…さよ

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    2019年03月29日
  • 都と京(新潮文庫)

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    いつまでたっても夢と憧れと謎の土地、京都。

    京都の人じゃない人が書く、京都案内。衣食住のことだけでなく、歴史や文学についてもちらりと。そう、綿矢りさは京都出身だけど、『インストール』も『蹴りたい背中』も京都の話ではない。収録された内容はやや古く、インバウンドの大波が押し寄せている京都では、ちょっと状況が変わってきているところもあるけれど、またこの大波さえ、一時のことと流して平然としている真の京都人がいることを信じて。

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    2018年12月26日
  • 中年だって生きている

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    中年だけど、おばさんではないんだよ〜ん!! 読み進めながら、「うん、うん、その通り」とほくそ笑んでしまいました。

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    2018年11月18日
  • 負け犬の遠吠え

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    解説にあるように、2000年代の女性についてリアルに叙述されている。ユーモアのセンスが高い。読んでいて嫌味もなかった。歯切れがよく、どんどん読めてしまった。表現方法についても勉強になった。

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    2021年08月08日
  • ほのエロ記

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    3歩引いて、おかあさんのような目線でエロを眺めたような本。はっとするするどい表現はないけれど、ほっとする文体で、これはこれで技巧の極致にある文体なのだろうなあと思う。

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    2018年06月17日
  • 徒然草REMIX

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    徒然草リミックス
    「あはれ」…「哀れ」悲しさ、寂しさ、憐憫
    「天晴れ」         同じ語源
    【三省堂】新明解古語辞典
    上代・中古にはその表現領域がかなり広く、後世、悲哀感に傾いていく。それに合わせるように、力強い感嘆や賞賛には、促音化した「あっぱれ(天晴れ)」が用いられるようになった。

    兼好と清少納言の仮想対談という発想は面白かった。欲を言うなら、鴨長明も交えて三者の仮想鼎談が見てみたかった。兼好と長明は、それぞれ、ようきゃ、いんきゃというキャラで差別化する。

    「ではなかったか」おばさん
    「をかし」と上矢印、「あはれなり」を下やS印と定義している点は面白かった。

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    2018年05月13日
  • 男尊女子

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    男尊女卑な女子を男尊女子と命名。世の中に対する洞察というか、もやもやっとしたものを明瞭に言語化するあたりがスゴイと感じた。少々きわどいネタもあって意外な一面も。

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    2018年02月20日
  • 男尊女子

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    「男尊女卑」ならぬ「男尊女子」ね。あるある~って感じで読めました。結局、男子を立てる「男尊女子」の方が、賢く世の中を渡っている感じ。

    酒井さんの「男尊女子」を冷めた目で見つつも、女子扱いされて少しうれしい気持ちも、うまく書いているな~っておもしろく読みました。

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    2018年02月05日
  • 煩悩カフェ

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    人間の持つ煩悩(欲求)について作者なりの見解をエッセイ風に仕上げてある。共感できる煩悩が多いので頷きながら読める一冊。

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    2018年01月30日
  • 男尊女子

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    いるなー、確かに男尊女子σ^_^; 旦那や息子に何もさせないのがむしろ自慢♪( ´θ`)ノって人。

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    2018年01月03日
  • 泡沫日記

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    四十路半ばで体験する初めての物事を綴ったエッセイ。スマホを持つようになったり、老化のきざしのようなこともあり。そして東日本大震災があり。わりと淡々とした日々のなかの初めての出来事を淡々とした筆で描く酒井さんの安定感。
    こうしてあらためて考えると、いくつになっても初めてのことはあるもので、そのことをそう感じられなくなるのが年をとるということなのかな。初めてのことに敏感になってみると、意外と日々を過ごす心持ちも変わりそう。
    そういえば、あとがき(文庫版)で酒井さんが「年をとる」「年を重ねる」という表現についてわりと力説していた。「重ねる」という耳ざわりのよい言葉より、しっかり年をとることと向き合う

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    2017年12月23日
  • 男尊女子

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    ネタバレ

    主人?夫?
    夫婦別姓?
    など、自分自身気になることがたくさん載っていて面白い。
    私は、オットと呼んでいました(過去形)。
    主人と言いたくなかった。

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    2017年12月11日
  • 男尊女子

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    作者より少し下の世代だけど、同じ昭和に生まれて平成に生きる女の一人として、この男尊女子の感覚はよくわかる。それを否定せず、矛盾をわかって生きていこうとするこの本の姿勢には共感がもてた。

    酒井さんは女性特有のモヤっとした感情を言葉で表すのがうまいですね。

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    2017年12月09日
  • ギャルに小判

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    初めて読んだ著者さんの本です。
    お金に関する話を、「かせぐ・つかう・けちる・ふやす」という4方向で章立てしています。
    これ、初版が1997年なんですよね。つまり、今からちょうど20年前。
    バブルの時の話は、さすがに時代を感じるところがありますが、著者の考え方としては、なかなかどうして。今の時代の人たちとの考え方と共通してるところが多分にあるという印象でした。

    「将来的に、レジが無人化するかも」の著者の予想は、現代、少しずつではありますが、部分的に浸透してきていますし。
    「三高」の件も、本来はそういう意味だったんだと分かると、見方が変わりました。
    ただ、ハンカチで鼻をかむところは、眉をひそめて

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    2017年11月09日
  • 男尊女子

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    これはもうエッセイを超えて女性学の本。いつもの鋭い社会分析に加えて、自己分析も鋭い。
    世の中いろいろ不愉快だけど、もういちいち、ここが不愉快だとかここが気に障るだとか言うのも面倒だよ。いいかげん気がつきなよ。

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    2017年08月21日
  • ユーミンの罪

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    『昨晩お会いしましょう』から『DAWN PURPLE』まで毎回発売を楽しみにアルバムを買っていた者としては、読まないわけにはいかないでしょうと、この本の発売時に思っていましたが、それっきり忘れていましたね。今更ですが一応読んでおこうかと。
    もともと雑誌の連載とはいえ、全体的に雑誌向けのネタ感が強いです。「助手席性」「軍歌」はなるほどと思いましたし、歌詞の解説、解読はそのとおりかもしれないけど、改めてそれを書かれても、だから何?みたいな。いわゆる同人誌的な、おもしろいと思えない消化不良な感じだけが残りました。
    言葉には刷り込みの力があって、深く考えずに聴いていても影響を受けることはあると思う。し

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    2017年08月01日
  • ユーミンの罪

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    S47・1972デビュー、高度成長・バブル・均等法、ライフスタイルが大きく変化する時代の伴奏曲として女性の様々な生き方を肯定してくれた。大きな罪は、キラキラと輝く世界を追って、ずっとこのまま走り続けていられるに違いないと私たちに思わせたこと。

    こうしてリストアップするとすごい時代感覚だったのだなと。渦中の経験もリアル。

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    2017年07月16日
  • オリーブの罠

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    1982-2003に発行された雑誌、異性のためでなく自分のために装い、同性のライバルに勝つ。センスという新しい評価基準、昭和末期から平成ひとけたにかけての少女たちを、モテからもヤンキーからも偏差値からも解放してくれた。

    雑誌が世の中の意識を作っていた時代もあったのだなあと。

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    2017年07月16日