酒井順子のレビュー一覧
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なかなか興味深い内容でしたねぇ…! 酒井さんの本を読むのは久しぶりですけれども、相も変わらずリズム感のある文章で…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
男を立てておいた方がラクというね、そういう思考回路があるみたいなんですなぁ…女性には…!
僕はどうかなぁ…「あたしが引っ張ってってやる!」的な女性も決して嫌いではないですけれども、まだまだ少数派なんでしょうか…それとあまりにも理屈っぽいのはアレですけれども、カマトトぶった女性っていうのもあまり…少なくとも僕は興味ない、かな…昨今の若い男性も以前の男性より鋭くなっていると思いますから…そういうの、見破られるような気がしてなりませんねぇ…さよ -
Posted by ブクログ
徒然草リミックス
「あはれ」…「哀れ」悲しさ、寂しさ、憐憫
「天晴れ」 同じ語源
【三省堂】新明解古語辞典
上代・中古にはその表現領域がかなり広く、後世、悲哀感に傾いていく。それに合わせるように、力強い感嘆や賞賛には、促音化した「あっぱれ(天晴れ)」が用いられるようになった。
兼好と清少納言の仮想対談という発想は面白かった。欲を言うなら、鴨長明も交えて三者の仮想鼎談が見てみたかった。兼好と長明は、それぞれ、ようきゃ、いんきゃというキャラで差別化する。
「ではなかったか」おばさん
「をかし」と上矢印、「あはれなり」を下やS印と定義している点は面白かった。 -
Posted by ブクログ
四十路半ばで体験する初めての物事を綴ったエッセイ。スマホを持つようになったり、老化のきざしのようなこともあり。そして東日本大震災があり。わりと淡々とした日々のなかの初めての出来事を淡々とした筆で描く酒井さんの安定感。
こうしてあらためて考えると、いくつになっても初めてのことはあるもので、そのことをそう感じられなくなるのが年をとるということなのかな。初めてのことに敏感になってみると、意外と日々を過ごす心持ちも変わりそう。
そういえば、あとがき(文庫版)で酒井さんが「年をとる」「年を重ねる」という表現についてわりと力説していた。「重ねる」という耳ざわりのよい言葉より、しっかり年をとることと向き合う -
Posted by ブクログ
初めて読んだ著者さんの本です。
お金に関する話を、「かせぐ・つかう・けちる・ふやす」という4方向で章立てしています。
これ、初版が1997年なんですよね。つまり、今からちょうど20年前。
バブルの時の話は、さすがに時代を感じるところがありますが、著者の考え方としては、なかなかどうして。今の時代の人たちとの考え方と共通してるところが多分にあるという印象でした。
「将来的に、レジが無人化するかも」の著者の予想は、現代、少しずつではありますが、部分的に浸透してきていますし。
「三高」の件も、本来はそういう意味だったんだと分かると、見方が変わりました。
ただ、ハンカチで鼻をかむところは、眉をひそめて -
Posted by ブクログ
『昨晩お会いしましょう』から『DAWN PURPLE』まで毎回発売を楽しみにアルバムを買っていた者としては、読まないわけにはいかないでしょうと、この本の発売時に思っていましたが、それっきり忘れていましたね。今更ですが一応読んでおこうかと。
もともと雑誌の連載とはいえ、全体的に雑誌向けのネタ感が強いです。「助手席性」「軍歌」はなるほどと思いましたし、歌詞の解説、解読はそのとおりかもしれないけど、改めてそれを書かれても、だから何?みたいな。いわゆる同人誌的な、おもしろいと思えない消化不良な感じだけが残りました。
言葉には刷り込みの力があって、深く考えずに聴いていても影響を受けることはあると思う。し