酒井順子のレビュー一覧

  • ひのえうまに生まれて―300年の呪いを解く―

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    60年前出生率が下がったのを知ったときは、変な迷信信じてしょーもないな、と思っていた。でも、なぜそんな変な迷信が広まったのかを知ると、興味深い。変な迷信がなくなりますように

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    2026年03月25日
  • 金閣寺の燃やし方

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    三島由紀夫も水上勉も著者の酒井順子さんの他の本も読みたくなった。
    なんだったら小林秀雄も。

    "金閣寺に火を放って全焼させたというニュースを目にした時、「林養賢は私だ」と思った人は、確実に存在したのだと思います。"

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    2026年03月24日
  • この年齢だった!

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    ネタバレ

    女性著名人のプチ伝記集といったところ。名前さえも初見の人やそれなりに知っている人と、様々な女性の生きざまが酒井さんによって生き生きと語られています。特に印象に残っているのが、松田聖子、金子みすゞ、ダイアナ元イギリス皇太子妃、ジェイン・オースティン、向田邦子。金子みすゞさんは詩人とのことですが、才能に嫉妬した夫によって詩を書くことを禁止され、子どもを守って若くして自死。胸につーんときました。向田邦子さんの独身の遺言は興味深く、読んでみたい作品の一つに。本当に色々な生き方に触れられました。おもしろかったです。

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    2026年03月23日
  • 消費される階級

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    著者の酒井さんは存じませんが、どこかで目にして面白そうと手に取りました。
    実は日本にあるアレコレの格差、階級の話をエッセイにしています。
    かるーく読めるんですが、なるほどと思えることもあり面白かった。

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    2026年03月17日
  • 紫式部の欲望

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    紫式部、と言えば、
    平安時代の優雅な貴族で、
    当時の宮中を虜にしたベストセラーの女流作家にして
    自身の才覚で夢を叶えた、皆が憧れるキャリアウーマン的な、
    そんなキラキラした女性なのかと想像していたけれど......
    ....どうやらそうではないかもしれない、という新たな想像を膨らませてくれる本書。

    目次を開いてびっくり。ズラリと並ぶ20の欲望。

    ブスを笑いたい。プロデュースされたい。頭がいいと思われたい。モテ男を不幸にしたい。都会に住みたい。待っていてほしい。正妻に復讐したい。等々。
    ...むしろ欲望まみれだし。
    連れ去られたい。乱暴に迫られたい。
    ...なんてちょっとはれんちなの

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    2026年03月15日
  • ひのえうまに生まれて―300年の呪いを解く―

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    丙午(ひのえうま)の迷信。丙午の年に生まれた女性は「男を食い殺し、家を滅ぼす」と言われてきたので、60年前の丙午の出生率は前年より25%少なくなりました。
    江戸時代に起きた「八百屋お七」の物語が、この噂を広めた原因になっているそうです。
    理解が深まりました。

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    2026年02月23日
  • 携帯の無い青春

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    今読むと恥ずかしい〜となる過去を公に暴露されています。同世代として時代を感じ、共感せざるを得ませんでした。

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    2026年02月02日
  • 消費される階級

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    はじめに…に書かれていた。

    「差」はあってはいけないもの。
    「違い」は当たり前。

    という考察がとても面白かった。

    たまにはこういう、自分の生活と無関係なエッセイが必要!

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    2026年01月20日
  • うまれることば、しぬことば

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    こういう日本語の衰退みたいなテーマも割と好きなのでナツイチで購入。なかなか面白かった!
    コロナを機に生まれた言葉であったり、最近の生活とか考え方によってそぐわなくなってきた言葉であったりを掘り下げていく。
    特になるほどと思ったものはメモやフレーズに残したけど、「気づきをもらった」の章はとくになるほどなー!となった。最近は当たり前に使う表現だけど確かに「気づいた」でいいのに、何故?という掘り下げ。
    手元には残さないけど読んでよかった本だと思う。

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    2026年01月18日
  • 老いを読む 老いを書く

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    「酒井順子」と「老い」が目にとまり読んでみた。

    「老い」関連本って、「老い本」っていうんだ⁉

    それにしても、よくこれだけの「老い本」を分析したなぁと思う。

    「老い」って、時代で感じ方が変わるんだね。

    高齢化の日本、「老い本」ますます増えそう。

    「よく老いる」ヒントになるといいな。

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    2026年01月09日
  • 消費される階級

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    身近なことについて触れていたのでわかりやすかった。思えば時代によって表現や感覚、価値観が変わっているなと。

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    2025年11月23日
  • 負け犬の遠吠え

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    ネタバレ

    2002年~2003年に連載されていたものを2006年に文庫化された作品でした。

    このテーマで一冊の本になるほどかけるのはすごいなーと感心しました。

    そして、エッセイストの技にかかると負け犬の遠吠えも、ユーモア溢れる作品になっていました。

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    2025年11月21日
  • ガラスの50代

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    ネタバレ

    「身体の不調は、『乗り越える』ものから『付き合う』ものになってきたのです」

    「そうなんだ…」としみじみ暗い気持ちにもなりましたが、発想を転換して、どう付き合うか考え、工夫するのは案外楽しめるかもと思いました。

    50代を生き抜くには、変化、老化を静かに受け止めて、どう進んでいくかよく考えて過ごしていくことが大切なのだと思いました。

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    2025年11月06日
  • うまれることば、しぬことば

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    そうですね。「負け犬」で一世を風靡したエッセイストが「ことば」の栄枯盛衰をじっくり考察。穂村弘による解説含め、唸らされっぱなしでした。

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    2025年10月25日
  • 「来ちゃった」

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    2025.10.19

    旅エッセイ2連続。かなりページ数が多くて読むのを怯んでいたけど売れてしまったので仕方なく(?)読んだ。
    エッセイなのでひとつの旅のページ数は少なくても旅の数が多く、その多くが地味な旅(笑)なので、興味ないところは読むのがしんどかったりで中弛みして読むのに時間がかかったけど読後は「旅に行きたーい!」という気持ちに。
    私も旅は飛行機や鉄道の「何もできない移動時間」が好きで、始点から終点までのんびり鉄道に揺られながらおやつを食べつつ本を読み、飽きたら窓の外を眺める旅をしてみたい。

    文庫版の注釈では2011年の東日本大震災がいろんなもの、ことの境目になっているような気がした。

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    2025年10月19日
  • 消費される階級

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    集英社ウェブサイト「よみタイ」2022-2024連載のエッセイ集。2010年代半ば以降、女性・容姿・年齢など様々な差別がタブーとされ、水面下に潜った。上下差をつけたい人間という生きものが、すべて横並びという難題に挑戦している状況。

    面白そうながらもよくわからないタイトルだったのですが、少なくともタテマエ上は格差が許されなくなった時代、というのはわかりました。

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    2025年10月06日
  • ユーミンの罪

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    刹那の快楽を積み重ねることによって永遠を手に入れることが出来るかもしれないと夢想するようにさせたい罪。

    ユーミンの歌詞からその世界観、世界の切り取り方をこれでもかと説明する。

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    2025年09月28日
  • うまれることば、しぬことば

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    「『発達障害』や『性同一性障害』など様々な状態に名付けが行われるようになり「『私は発達障害』です」という感じで手をあげる人が次々に出てきた」

    最近読んだ『わたしのいないテーブルで』(丸山正樹 著)にも同じような記述がありました。

    症状や状態をひとつの言葉で定義することは、その渦中で苦しんで、ずっともやもやしてきた人々が手をあげるのに強い効力を発揮するのだとわかりました。

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    2025年08月08日
  • うまれることば、しぬことば

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    時代とともに言葉の解釈や価値観が変わり淘汰されていく言葉や新たに時代のうねりとともに誕生する言葉を考えることは、社会の変化や人間の営みが見えてくると思いました。言葉の誕生が概念を生み出してそこに色々な付加価値が生まれていく過程を観察しながら、現代に適応した言葉を選びとって日々の生活で使っていきたいとこの本を読んで考えました。

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    2025年07月18日
  • 消費される階級

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    2010年代以降、ポリコレやSDGsなどの潮流の中、「差別や格差を無くして、様々な違いを持つ人々が全て横並びで生きていきましょう」という世の中になりつつあるが、そんな世においても、様々な格差や上下差への欲求は残り続け、水面下で傍聴しているのではないかという問題意識から、様々な「格差」や「差別」、「階級」に関するテーマを考察。
    本書を貫く問題意識には共感するし、はっとさせられる観点もあったりするのだが、タイトルから期待していた格差や階級をめぐる骨太の議論とはかなり違い、「格差」「差別」「階級」に関する毒にも薬にもならない、ぬるいエッセイ集という感じで、正直、肩透かしな内容だった。「まぶた差別と日

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    2025年07月10日